格安サーバーの選び方
レンタルサーバーを利用する際に、コストはチェックするポイントの一つです。
格安サーバーのメリットは確かに「安いこと」ですが、全体的なスペックが低かったり、機能が制限されていたりすることも。
ですが、用途によっては低価格でも十分なスペックが提供されているサービスもあります。
例えば、WordPressを使った小規模のブログサイトであれば、少ないディスク容量でも問題ありません。
また、初期費用がかかっても、月額費用が非常に安ければ、年間の総額で安くつくことも。
初期費用無料であれば、最初にかかるコストは抑えられますが、長く使うと月額費用の方でコストが高くなることもあります。
どのように使うのか、どれくらいの期間使うのか、価格に対するコストパフォーマンスを考えて選ぶようにしましょう。
- コストパフォーマンス ⇒ スペックが用途を満たすかどうか、など
- 初期費用と月額費用 ⇒ 利用期間に対して、初期費用を払っても安くつくか
- 無料期間の条件 ⇒ 長期契約が必要だと総額で見れば高くつくことも
- 機能の有無 ⇒ WordPress利用予定ならMySQLが利用できるかどうか

格安サーバーのスペック
レンタルサーバーを利用する際、月々の料金に対してどれくらいのスペックが提供されるのか、料金とスペックを比較するのは重要です。
主にチェックされるスペックは次のようになっています。
- 容量
- メモリ
- 通信量
- マルチドメイン利用
- MySQL数
- メールアカウントの数
特にメモリや容量に関しては、サーバーの機能性に直結しています。
容量が少ないと大量のデータを格納できなかったり、メモリが少ないとサーバーのレスポンスが遅かったりします。
マルチドメインとMySQLの数は、複数のサイトを作成するときに関わる点です。
安いサーバーの場合は制限があることもありますが、初心者の場合は「まず1サイト運用」から始めるなら重要度は下がります。
基本的に値段に比例して、スペックも変化していくので、安いほど制限が増える可能性がある点は押さえておきましょう。
また、使い方によってはスペック不足となることもあります。
ブログなどの自身のサイトを開設するのか、それともデータを保管するサーバーとして利用するのか、目的に合わせてコスパの良いサーバーを選ぶことをおススメします。
なお、「無料サーバー」というものもありますが、スペック面の制約が大きいケースが多く、サービス都合で提供内容が変更されるリスクもあります。大事なサイト用途では、バックアップや移行手段まで含めて検討しましょう。
長期契約なら初期費用無料や月額ワンコインに
月額料金が安いサーバーの場合、初期費用がかかることが多いです。
ただし、長期契約の場合、初期費用が無料となることもあります(または初期費用が設定されていないサービスもあります)。
ほか、年間契約であれば、月額費用がさらに割引となることもしばしば。
条件を比較するとこのように変わります。
①:6ヶ月利用として、初期費用2,000円・月額500円のレンタルサーバーを契約
→2,000 + 500×6 = 総額5,000円
②:1年利用として、初期費用0円・月額400円のレンタルサーバーを契約
→0 + 400×12 = 総額4,800円
「いつまで使うかわからないから、まずは1ヶ月契約から…」と考えるのではなく、初期費用の有無と長期契約による割引(または月額換算)を踏まえて、契約期間を判断しましょう。
また、期間限定になりますが、格安のレンタルサーバーでも初期費用が無料となるキャンペーンが開催されるときもあります。 そのときは利用してみる大チャンスです!
お試し期間もありますので、初期費用が無料のうちに合わせて使ってみるのも良いかもしれませんね。
格安レンタルサーバー比較早見表
月額使用料がワンコイン以内(500円)で収まる格安レンタルサーバーをピックアップして、注目要素別に比較してみました。
※表の「月額費用」は“長期契約の月額換算”が含まれます。実際の支払い(前払い/契約期間)により初年度の支払額が一致しない場合があるため、目安としてご利用ください。
価格と無料お試し期間で比較
| レンタルサーバー | 初期費用 | 月額費用 | お試し期間 | 初年度総額(目安) |
|---|---|---|---|---|
| ロリポップ! (エコノミー) | 無料 | 121円~ | 10日間 | 1,452円~ |
| ロリポップ! (ライト) | 無料 | 264円~ | 10日間 | 3,168円 |
| ロリポップ! (スタンダード) | 無料 | 495円~ | 10日間 | 5,940円 |
| ラッコサーバー (RK1プラン) | 無料 | 330円~ | 30日間 | 3,960円~ |
| カゴヤ・ジャパン (WP専用サーバーグレード1) | 無料 | 440円 | 無し | 5,280円 |
| クイッカ・プラス (エントリープラン) | 無料 | 198円 | 5日間 | 2,376円 |
| クイッカ・プラス (ライトプラン) | 無料 | 495円 | 5日間 | 5,940円 |
| さくらのレンタルサーバ (ライト) | 無料 | 121円(月額換算) | 2週間 | 1,452円 |
| さくらのレンタルサーバ (スタンダード) | 無料 | 550円(月額換算) | 2週間 | 6,600円 |
| バリューサーバ (まるっとプラン) | 無料 | 137円~ | 無し | 1,644円~ |
| バリューサーバ (エコ) | 1,100円 | 183円~ | 10日間 | 3,296円 |
| バリューサーバ (スタンダード) | 2,200円 | 366円~ | 10日間 | 6,592円 |
各スペックで比較
| レンタルサーバー | ディスク容量 | 転送量 | マルチドメイン | MySQL | WP自動 インストール |
|---|---|---|---|---|---|
| ロリポップ! (エコノミー) | 10GB | 公式で要確認(プラン/運用条件で変動) | 公式で要確認 | 公式で要確認 | – |
| ロリポップ! (ライト) | 50GB | 公式で要確認(プラン/運用条件で変動) | 公式で要確認 | 公式で要確認 | ○ |
| ロリポップ! (スタンダード) | 120GB | 公式で要確認(プラン/運用条件で変動) | 公式で要確認 | 公式で要確認 | ○ |
| ラッコサーバー (RK1プラン) | 100GB | 公式で要確認(契約・利用状況で変動) | 公式で要確認 | 公式で要確認 | ○ |
| カゴヤ・ジャパン (WP専用サーバーグレード1) | SSD 20GB | 制限なし(公式案内) | 1個 | 1個 | ○ |
| クイッカ・プラス (エントリープラン) | 5GB | 公式で要確認(プラン/運用条件で変動) | 1個 | 1個 | ○ |
| クイッカ・プラス (ライトプラン) | 10GB | 公式で要確認(プラン/運用条件で変動) | 3個 | 3個 | ○ |
| さくらのレンタルサーバ (ライト) | 100GB | 公式で要確認(プラン/運用条件で変動) | 公式で要確認 | – | – |
| さくらのレンタルサーバ (スタンダード) | 300GB | 公式で要確認(プラン/運用条件で変動) | 公式で要確認 | 公式で要確認 | ○ |
| バリューサーバ (まるっとプラン) | 25GB | 公式で要確認(プラン/運用条件で変動) | 合わせて5 | 公式で要確認 | ○ |
| バリューサーバ (エコ) | 200GB | 公式で要確認(プラン/運用条件で変動) | 合わせて25 | 公式で要確認 | ○ |
| バリューサーバ (スタンダード) | 400GB | 公式で要確認(プラン/運用条件で変動) | 無制限(注記あり) | 公式で要確認 | ○ |
格安レンタルサーバー3選
webサイトを作成・運用する人によってレンタルサーバーに関する知識やサイトの規模など、様々な条件で選ぶレンタルサーバーは変わってくると思います。
そこで、当サイトが特にオススメだと思うレンタルサーバーをいくつかご紹介します。

| 初期費用 | 月額費用 | SSD容量 |
| 無料 | 330円~ | 最大1,000GB(プランにより変動) |
低価格帯でも拡張性が高く、サイト運用の選択肢が広い
最小の「RK1プラン」だとドメイン利用などに制限がある一方、用途を絞れば十分運用できる価格帯です。
また、WordPress簡単インストールなど、初心者向けの導線も用意されているため、初めての運用でも始めやすい部類です。
この価格帯ではコスパを重視した選択肢として検討できます。
格安サーバーを選ぶときはコスパの良さで考えよう
初期費用無料でも、月額が1,000円以上であれば、こちらの記事で取り上げたサーバーよりもコストで大きくかかることになります。
そのため、コストを考えるのであれば、初期費用と月額費用を合わせて、年間でいくらの出費になるかを考える必要があります。
ただし、値段が安いだけで選ぶと、例えばWordPressが使えなかったり容量が全然なかったりというデメリットも多くなります。
機能面では月額費用が高い方がやはり充実はしていますが、そこまでの機能が必要ない場合もあるでしょう。
費用に対して、どれだけの機能がついているのか、自分の要望通りの使い方ができるのかを踏まえて選ぶことをオススメします。



