Minecraftシェーダー(影MOD)は、ゲームの映像を劇的に美しくするMODです。2025年11月現在、最新バージョン1.21.10対応のシェーダーが多数リリースされており、OptiFineまたはIris + Sodiumの組み合わせで簡単に導入できます。
要点
- シェーダー導入には前提MOD(OptiFineまたはIris)が必要
- 2025年推奨は軽量化に優れるIris + Sodiumの組み合わせ
- 人気シェーダーはComplementary Reimagined、BSL Shaders、Photon Shaderなど
- PCスペックに応じて軽量版から高品質版まで選択可能
- 統合版では公式シェーダー「Vibrant Visuals」が2025年6月に実装済み

シェーダーとは?影MODの基礎知識
Minecraftシェーダー(影MOD)は、ゲームの光源処理や影の描画を大幅に改善し、よりリアルで美しい映像表現を実現するMODです。水面の反射、雲の立体感、光の表現などが劇的に向上し、まるで別のゲームのような美しさを体験できます。
シェーダー導入の前提条件
Java版の場合
- Minecraft Java Edition(バージョン1.21以降推奨)
- 前提MOD:OptiFineまたはIris Shaders + Sodium
- 推奨PCスペック:グラフィックボード搭載、RAM 8GB以上
統合版の場合
- 公式シェーダー「Vibrant Visuals」を使用(2025年6月実装)
- RTX対応グラフィックボード(RTXシェーダー使用時のみ)
- または一般的なPCスペック(アドオン版シェーダー使用時)
Java版シェーダー導入方法【OptiFine編】
Step1: OptiFineのダウンロードとインストール
OptiFineは最も人気の高いシェーダー対応MODです。
- OptiFine公式サイトにアクセス
- 使用するMinecraftバージョンに対応したOptiFineをダウンロード(2025年11月現在、1.21.10対応版が最新)
- ダウンロードした.jarファイルをダブルクリックしてインストール
- Minecraftランチャーで「OptiFine」プロファイルを選択して起動
Step2: シェーダーパックのダウンロード
人気シェーダーパック(2025年11月版)
- Complementary Reimagined r5.6.1 – 2025年最高品質のシェーダー(2025年10月更新)
- BSL Shaders v8.2 – バランスの取れた定番シェーダー
- Photon Shader – 軽量で高品質の新世代シェーダー
- Sildur’s Vibrant Shaders – 軽量で初心者向け
Step3: シェーダーの適用方法
- Minecraftを起動し「設定」から「ビデオ設定」を開く
- 「シェーダーの詳細設定」をクリック
- 「シェーダーフォルダーを開く」をクリック
- ダウンロードしたシェーダーパックを.zipのままフォルダに配置
- ゲームに戻り、シェーダー一覧から使用したいシェーダーを選択
Java版シェーダー導入方法【Iris編】
なぜIrisが推奨されるのか
2025年現在、Iris + Sodiumの組み合わせがOptiFineより軽量で高FPSを実現できるため推奨されています。Iris Shaders 1.9.6(2025年11月7日リリース)は1.21.10に完全対応しており、安定性が向上しています。
Step1: Fabric Loaderのインストール
- Fabric公式サイトからインストーラーをダウンロード
- 対象のMinecraftバージョン(1.21.10推奨)を選択してインストール
Step2: 必須MODのダウンロードと配置
必要なMOD:
- Iris Shaders 1.9.6 – シェーダー対応MOD
- Sodium – 軽量化MOD(必須)
- Fabric API – MOD動作の基盤
これらのMODを.minecraft/modsフォルダに配置します。
Step3: シェーダーの適用
OptiFineと同様の手順でシェーダーフォルダに配置し、ゲーム内で選択できます。
2025年11月おすすめシェーダーパック比較
| シェーダー名 | 特徴 | 軽さ | 対応バージョン |
|---|---|---|---|
| Complementary Reimagined r5.6.1 | 2025年最高品質、最新技術 | 重い | 1.21.10対応 |
| BSL Shaders v8.2 | バランス型、定番 | 中程度 | 1.21.10対応 |
| Photon Shader | 軽量ながら高品質 | 軽い | 1.21.10対応 |
| Sildur’s Vibrant Shaders | 軽量、初心者向け | 非常に軽い | 1.21.10対応 |
| AstraLex Shader | 新進気鋭の高品質 | 重い | 1.21.10対応 |
統合版シェーダー導入方法
公式シェーダー「Vibrant Visuals」の使い方
2025年6月18日に実装された公式シェーダー「Vibrant Visuals」は、追加ダウンロード不要で使用できる最も手軽な方法です。
有効化方法
- Minecraftを起動し「設定」を開く
- 「ビデオ」タブを選択
- 「グラフィックモード」から「Vibrant Visuals」を選択
注意: 端末のスペックが要求を満たしていない場合、選択肢に表示されない場合があります。
RTXシェーダー(Windows 10/11版)
必要な環境
- Windows 10/11版Minecraft
- RTX対応グラフィックボード(RTX 3060以上推奨)
- 最新のグラフィックドライバー
導入手順
- Minecraft公式ストアからRTX対応ワールドをダウンロード
- 「設定」から「ビデオ」で「光線追跡」を有効化
- RTX対応リソースパックを適用
アドオン版シェーダー(全プラットフォーム対応)
人気のアドオンシェーダー
- ESBE 2G – 軽量で美しい定番シェーダー
- Bicubic Shaders – リアル志向のアドオン
- Prelude Vanilla – RTXを通常ワールドで使えるリソースパック
- Vibrant Visuals強化アドオン – 公式シェーダーをさらに美しくするアドオン
導入方法
- MCPEDL等のサイトからアドオンをダウンロード
- ファイルをMinecraftで開く
- リソースパックまたはビヘイビアパックとして有効化
PCスペック別おすすめシェーダー選び
低スペックPC(グラボなし、RAM4-8GB)
- Sildur’s Vibrant Shaders
- Photon Shader Lite
- KUDA Shaders Lite
中スペックPC(GTX1060/RTX3050相当、RAM8-16GB)
- BSL Shaders
- Photon Shader
- Nostalgia Shader
高スペックPC(RTX3070以上、RAM16GB以上)
- Complementary Reimagined
- SEUS PTGI
- Continuum RT
マインクラフトサーバー運営におすすめVPSサービス
シェーダーを使ったマルチプレイを楽しむために、安定したサーバー環境が重要です。以下に主要なVPSサービスを比較紹介します。
ConoHa for GAME
ConoHa for GAMEは、Minecraftサーバーに特化した機能が充実している初心者向けVPSです。
特徴
- Minecraft専用管理パネル「Minecraft Manager」搭載
- テンプレートを使用した自動サーバー構築
- MODサーバー対応(Forge、Fabric、Spigot、Paper)
- 時間課金制で無駄のない料金体系
2025年11月現在の推奨プラン
- 4人まで:2GB(月額1,065円から)
- 10人まで:4GB(月額2,901円から)
- 20人以上:8GB(月額6,237円から)
XServer VPS for Game
XServer VPS for Gameは、国内最大級のレンタルサーバー会社が提供する安定性重視のゲーム専用VPSです。2025年11月26日17時まで最大20%オフキャンペーンを実施中です。
特徴
- 高性能CPU(第4世代AMD EPYC)搭載
- 専用マインクラフトマネージャー
- 自動バックアップ機能
- 24時間365日サポート体制
- Minecraft Forge 1.21.4対応(2025年3月5日提供開始)
2025年11月現在の推奨プラン
- 少人数:2GB(月額830円から)
- 中規模:4GB(月額1,700円から)
- 大規模:8GB(月額3,400円から)
さくらVPS
さくらVPSは老舗プロバイダーが提供する信頼性の高いVPSサービスで、スタートアップスクリプトによるMinecraftサーバー自動構築に対応しています。
特徴
- Minecraftスタートアップスクリプト提供
- Java版・統合版両対応の自動セットアップ
- 高い安定性とセキュリティ
- 豊富な技術情報とコミュニティサポート
2025年11月現在の推奨プラン
- 1GB:月額880円から(小規模向け)
- 2GB:月額1,738円から(標準的な利用)
- 4GB:月額3,520円から(多人数プレイ)
よくある質問(FAQ)
Q1. シェーダーを入れるとマインクラフトが重くなりますか?
シェーダーは確実にPCへの負荷が増加します。しかし、軽量版シェーダー(Sildur’s Vibrant Shaders、Photon Shaderなど)を選択し、Iris + Sodiumの組み合わせを使用することで、負荷を最小限に抑えながら美しい映像を楽しめます。設定で描画距離やシャドウ品質を調整することも重要です。
Q2. 統合版でJava版と同じシェーダーは使えますか?
統合版とJava版では異なるシェーダーシステムを使用しているため、同じシェーダーファイルは使用できません。統合版では公式シェーダー「Vibrant Visuals」、RTXシェーダー(Windows 10/11版のみ)、またはアドオン形式のシェーダーを使用する必要があります。ただし、見た目の美しさでは遜色ない品質のものが多数提供されています。
Q3. シェーダーが正常に動作しない場合の対処法は?
まず、使用しているMinecraftバージョンとシェーダーの対応バージョンを確認してください。OptiFineやIrisが最新版でない場合も問題の原因となります(2025年11月現在、Iris 1.9.6が最新)。また、グラフィックドライバーの更新、Javaの最新版インストール、シェーダー設定の見直し(特にシャドウ品質の調整)を試してみてください。
Q4. MODサーバーでもシェーダーは使用できますか?
はい、クライアント側にシェーダーを導入することで、MODサーバーでもシェーダーの美しい映像効果を楽しめます。サーバー側にはシェーダーをインストールする必要はありません。ただし、一部のMODとシェーダーの組み合わせで表示不具合が発生する場合があるため、使用前にテストプレイを推奨します。
Q5. 最も軽くて美しいシェーダーは何ですか?
2025年11月現在、Photon Shaderが軽量性と美しさのバランスに最も優れています。新しいアルゴリズムにより軽量ながら高品質な映像を実現し、低スペックPCでも安定して動作します。設定でさらに軽量化も可能で、Distant Horizons MODとの互換性も高いのが特徴です。
まとめ
Minecraftシェーダーは、2025年11月現在Iris + Sodiumの組み合わせが最も推奨される導入方法です。初心者の方はSildur’s Vibrant ShadersやPhoton Shaderから始め、PCスペックに応じてComplementary ReimagindedやSEUS PTGIなどの高品質シェーダーに挑戦してみてください。統合版ユーザーは2025年6月に実装された公式シェーダー「Vibrant Visuals」を活用することで、追加ダウンロード不要で美しいマインクラフトライフを楽しめます。
マルチプレイでシェーダーを楽しむ際は、紹介したVPSサービスを活用して安定したサーバー環境を構築し、友達と一緒に美しいマインクラフトの世界を共有しましょう。

