ARK Server Manager 完全ガイド|初心者でも簡単にサーバー構築・管理できる方法

目次

冒頭の直接回答

ARK Server Managerは、ARK: Survival Evolvedの専用サーバーを簡単に構築・管理できる無料のWindowsツールです。GUI(グラフィカルユーザーインターフェース)により、コマンド入力不要で設定変更やアップデート、MOD管理が可能で、初心者でも直感的に操作できます。公式サポートは終了していますが、コミュニティによる継続的な更新が行われており、2026年1月現在も多くのサーバー管理者に利用されています。

要点

  • ARK Server Managerは無料でダウンロードでき、WindowsベースのVPSやサーバーで動作する
  • 設定変更、自動バックアップ、MOD管理、マルチサーバー対応などの機能を標準搭載
  • 公式サーバーとは異なり、テイム速度や経験値倍率など細かいカスタマイズが可能
  • 定期的なアップデートとバックアップ設定により、安定したサーバー運用を実現
  • レンタルVPSを利用すれば、自宅PCを起動し続ける必要がなく24時間稼働が可能

ARK Server Managerとは?基本情報と最新バージョン

ARK Server Manager(通称ASM)は、ARK: Survival Evolvedの専用サーバーを管理するための無料ツールです。本来であればコマンドラインでの複雑な設定が必要なARKサーバーを、視覚的に分かりやすいGUI画面で操作できるため、初心者から上級者まで幅広く利用されています。

2026年1月時点の最新情報

最新バージョンはv1.1.447で、ARK: Survival Evolved(ASE)に対応しています。一方、ARK: Survival Ascended(ASA)には別の専用ツール「ASA Server Manager(ASASM)」が提供されています(ASA側は更新頻度が高いため、導入時は配布ページの最新表記を確認してください)。

主な機能

  • サーバーの起動・停止・再起動をワンクリックで実行
  • MODの自動ダウンロードと更新機能
  • 自動バックアップと復元機能(6時間ごと、7日分保持)
  • クラスター設定による複数マップの連携
  • プレイヤー管理とRCONコマンド機能
  • 日本語を含む多言語対応

公式ダウンロードサイト:ARK Server Manager Downloads


ARK Server Managerのダウンロードとインストール方法

必要なシステム要件

ARK Server Managerを利用する前に、以下の環境が必要です。

最低要件

  • OS:Windows 10/11(64bit)
  • メモリ:8GB以上推奨(4GBでも可能だが動作が重い)
  • ストレージ:50GB以上の空き容量
  • 必須ソフト:Microsoft Visual C++ 2019 Redistributable

推奨環境

  • メモリ:16GB以上
  • ストレージ:SSD 100GB以上
  • ネットワーク:安定した高速回線

ダウンロード手順

  1. 公式サイトにアクセス
    ARK Server Manager公式フォーラムにアクセスします。
  2. 最新版をダウンロード
    • インストーラー版:「Latest.exe」を選択
    • ZIP版:「Latest.zip」を選択(インストール不要で使用可能)
  3. インストール実行
    • インストーラー版の場合は、ダウンロードしたexeファイルを右クリックし「管理者として実行」を選択
    • ZIP版の場合は、任意のフォルダに解凍
  4. 初回起動
    • 「ARK Server Manager.exe」をダブルクリック
    • 管理者権限を求められたら「はい」を選択
    • 初回起動時にSteamCMDが自動的にダウンロードされます

ARK Server Managerの基本設定と使い方

サーバープロファイルの作成

初回起動後、以下の手順でサーバーを作成します。

  1. 新規プロファイル作成
    • メイン画面左上の「+」ボタンをクリック
    • プロファイル名を入力(例:「MyARKServer」)
  2. サーバー詳細設定
    • サーバー名:Steam検索で表示される名前
    • 管理者パスワード:サーバー管理用パスワード
    • サーバーパスワード:プレイヤーの接続パスワード(任意)
    • 最大プレイヤー数:同時接続可能な人数(推奨:10~20人)
  3. マップ選択
    • ドロップダウンから使用するマップを選択
    • 主要マップ:The Island、Ragnarok、Valguero、Fjordur、Lost Island など
  4. ポート設定
    • サーバーポート:7777(デフォルト)
    • クエリポート:27015(デフォルト)

    ※ルーターでポート開放が必要です

ゲームルールのカスタマイズ

「ルール」タブから、プレイスタイルに合わせた設定が可能です。

初心者向け推奨設定

  • 経験値倍率:3.0倍(レベル上げが楽になる)
  • テイム速度:3.0倍(恐竜テイムが早くなる)
  • 採取量倍率:2.0~4.0倍(資源集めが効率化)
  • 夜間時間の長さ:0.5倍(夜が短くなる)

これらの設定により、バニラ(公式)よりも快適にプレイできます。


MODの導入方法

ARK Server ManagerではMODの導入も簡単です。

MOD導入手順

  1. Steam WorkshopでMODを検索
    ARK Steam Workshopにアクセスし、導入したいMODを探します。
  2. MOD IDを取得
    • MODページのURLから数字の部分をコピー
    • 例:https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=731604991
    • この場合のMOD IDは「731604991」
  3. ASMでMODを設定
    • 「管理者」タブを開く
    • 「MOD ID(カンマ区切り)」欄にMOD IDを入力
    • 複数MODの場合はカンマで区切る(例:731604991,895711211
    • 「保存」をクリック
  4. MODのダウンロード
    • サーバーを起動すると自動的にMODがダウンロードされます
    • 初回は時間がかかる場合があります

人気MODの例

  • Structures Plus(S+):建築の利便性向上
  • Awesome SpyGlass:生物のステータス確認
  • Super Structures:追加建築物

自動バックアップとアップデート設定

自動バックアップの設定

データ損失を防ぐため、定期的なバックアップは必須です。

  1. 自動管理タブを開く
    • 「自動バックアップを有効にする」にチェック
    • バックアップ間隔:6時間ごと(推奨)
    • 保持数:7日分(デフォルト)
  2. バックアップ先の指定
    • グローバル設定からバックアップフォルダを指定可能
    • 別ドライブへの保存を推奨

手動バックアップ

緊急時やメンテナンス前には手動バックアップを実施します。

  • 「管理者」タブ→「サーバー保存」→「バックアップ」ボタンをクリック

自動アップデート設定

  1. 自動管理タブで設定
    • 「サーバーの自動アップデートを有効にする」にチェック
    • アップデートチェック:1日1回(推奨)
    • 「アップデート前にバックアップ」を有効化
  2. アップデート時刻の指定
    • プレイヤーが少ない時間帯(深夜など)に設定

ポート開放とファイアウォール設定

外部からサーバーに接続するには、ポート開放が必要です。

必要なポート番号

  • サーバーポート(UDP):7777
  • クエリポート(UDP):27015
  • RCONポート(TCP):27020(任意)

Windows ファイアウォール設定

  1. コントロールパネル→Windows Defender ファイアウォールを開く
  2. 「詳細設定」をクリック
  3. 「受信の規則」→「新しい規則」を選択
  4. 「ポート」を選択し、UDPで7777と27015を許可
  5. ルール名を「ARK Server」として保存

ルーターでのポート開放

お使いのルーター管理画面から、上記ポートをサーバーPCのローカルIPアドレスに転送設定します。設定方法はルーターメーカーにより異なるため、ポート開放の詳細はこちらを参照してください。


クラスター設定で複数マップを連携

クラスター機能を使えば、複数のマップ間でキャラクターや恐竜を転送できます。

クラスター設定手順

  1. 各サーバーで同じCluster IDを設定
    • 「管理者」タブ→「Cluster ID」に同じ文字列を入力(例:「MyCluster」)
  2. 転送設定の有効化
    • 「ルール」タブで以下を確認
    • 「NoTributeCharacter」:OFF(キャラ転送を許可)
    • 「NoTributeDino」:OFF(恐竜転送を許可)
    • 「NoTributeItem」:OFF(アイテム転送を許可)
  3. クラスターディレクトリの共有
    • 全サーバーが同じクラスターフォルダを参照するよう設定

これにより、オベリスクやビーコンからマップ間を自由に移動できるようになります。


解説動画:ARK Server Managerの使い方

実際の操作手順を動画で確認したい方は、以下の日本語解説動画が参考になります。

ARK Server Managerが入らない人向け!実際にASMサーバーを開くまでを動画にしました
だんぱん – 29,566回視聴

この動画では、インストールから初期設定、サーバー起動までを16分で解説しています。


ARKサーバー運用におすすめのVPS比較

自宅PCでサーバーを稼働させ続けるのは電気代や安定性の面で課題があります。レンタルVPSを利用すれば、24時間365日安定した環境でARKサーバーを運用できます。

ARKサーバーに最適なVPSの選び方

必要なスペック

  • メモリ:8GB以上(推奨16GB)
  • CPU:4コア以上
  • ストレージ:SSD 50GB以上
  • 転送量:無制限または大容量

おすすめVPSサービス詳細比較

各社の特徴と料金を詳しく比較します(料金はキャンペーン・契約期間・リージョン等で変動するため、最終的には各公式サイトの表示をご確認ください)。

ConoHa for GAME(コノハ for GAME)

ConoHa for GAMEは、ゲーム専用に最適化されたVPSサービスです。

特徴

  • ARKテンプレート搭載で最短5分でサーバー構築可能
  • 初期費用無料、時間課金と月額プランから選択可能
  • 2026年1月時点でキャンペーンが実施されている場合があります(例:2026年1月16日(金) 17:00まで等。最新の終了日時は公式表示を確認してください)
  • 東京・シンガポールリージョンから選択可能

料金プラン(ARK推奨8GBプラン)

  • 月額:キャンペーン・契約期間により変動(例:割引表示で月額2,239円などの案内が出る場合あり)
  • 時間課金:対応(時間単価・月上限は契約条件により変動)

メモリ・CPU構成

  • 8GB:構成は提供状況により変動(最新は公式のプラン表を確認)
  • 16GB:構成は提供状況により変動(最新は公式のプラン表を確認)

向いている人

  • すぐにARKサーバーを立ち上げたい初心者
  • 短期間だけ試したい方(時間課金対応)
  • コスパ重視で長期利用する方

ConoHa for GAMEの詳細はこちら


Xserver VPS for Game(エックスサーバー VPS for Game)

Xserverブランドの高性能ゲーム専用VPSです。

特徴

  • 国内最高クラスのCPU処理性能(他社比4.2倍)
  • NVMe SSD全プラン標準搭載(従来SSDの5.7倍高速)
  • ARKマネージャー標準搭載でGUI管理が可能
  • 自動バックアップ機能(7日間分無料)

料金プラン(ARK推奨8GBプラン)

  • 月額:4,400円〜(契約期間・キャンペーン等で変動)

キャンペーン情報
2026年1月時点:割引キャンペーンは時期により内容が変わるため、公式の最新表示を確認してください

メモリ・CPU構成

  • 8GB:構成は提供状況により変動(最新は公式のプラン表を確認)
  • 16GB:構成は提供状況により変動(最新は公式のプラン表を確認)

向いている人

  • 高性能・高速処理を求める方
  • 安定性と信頼性を重視する方
  • 複数のMODを導入したい方

Xserver VPS for Gameの詳細はこちら


シンVPS(Shin VPS)

超高速処理を実現する最新世代のVPSです。

特徴

  • CPU処理速度が他社の約4.2倍
  • 全プランNVMe SSD標準搭載
  • 初期費用無料
  • 東京・大阪のデータセンターから選択可能

料金プラン(ARK推奨8GBプラン)

  • 月額:1,900円〜(契約期間・キャンペーン等で変動)

メモリ・CPU構成

  • 8GB:構成は提供状況により変動(最新は公式のプラン表を確認)
  • 16GB:構成は提供状況により変動(最新は公式のプラン表を確認)

向いている人

  • とにかく高速なサーバーが欲しい方
  • 長期契約で大幅割引を受けたい方
  • 最新技術を試したい方

シンVPSの詳細はこちら


さくらのVPS(Sakura VPS)

老舗ならではの安定性と実績を誇るVPSです。

特徴

  • 20年以上の運用実績による高い信頼性
  • 2週間の無料お試し期間あり
  • 石狩・東京・大阪の3リージョンから選択
  • 24時間365日の有人監視体制

料金プラン(ARK推奨8GBプラン)

  • 月額:7,040円〜7,920円(リージョン・契約条件等により変動)

メモリ・CPU構成

  • 8GB:構成は提供状況により変動(最新は公式のプラン表を確認)
  • 16GB:構成は提供状況により変動(最新は公式のプラン表を確認)

向いている人

  • 実績と安定性を最重視する方
  • まずは無料で試してから決めたい方
  • ストレージ容量を多く確保したい方

さくらのVPSの詳細はこちら


KAGOYA CLOUD VPS(カゴヤ CLOUD VPS)

低価格と高品質を両立したVPSサービスです。

特徴

  • 初期費用無料、日額課金対応
  • 14日間の無料トライアル期間
  • 電話サポート対応(平日10時~22時)
  • 自動バックアップオプションあり

料金プラン(ARK推奨8GBプラン)

  • 日額課金:122円/日(例)
  • 月額上限:3,410円(例。プラン・条件により変動)

メモリ・CPU構成

  • 8GB:構成は提供状況により変動(最新は公式のプラン表を確認)
  • 16GB:構成は提供状況により変動(最新は公式のプラン表を確認)

向いている人

  • 初めてVPSを使う方(無料期間+電話サポート)
  • 短期間だけ利用したい方(日額対応)
  • サポート体制を重視する方

KAGOYA CLOUD VPSの詳細はこちら


VPS料金比較表(8GBプラン)

サービス名 月額料金(目安) 課金形態 CPU SSD 初期費用
ConoHa for GAME 変動(キャンペーン・契約期間により変動) 時間課金/月額 プランにより変動 プランにより変動 無料
Xserver VPS for Game 4,400円〜(契約条件で変動) 月額 プランにより変動 NVMe 無料
シンVPS 1,900円〜(契約条件で変動) 月額 プランにより変動 NVMe 無料
さくらのVPS 7,040円〜7,920円(リージョン等で変動) 月額 プランにより変動 プランにより変動 無料
KAGOYA CLOUD VPS 月額上限 3,410円(例。条件で変動) 日額(上限あり) プランにより変動 NVMe 無料

※各社とも料金はキャンペーン・契約期間・リージョン・プラン改定等で変動します。必ず公式サイトの最新表示をご確認ください。

どのVPSを選ぶべきか?

コスパ重視なら:ConoHa for GAME(キャンペーンや長期契約で割引が出ることがある)
性能重視なら:Xserver VPS for Game(処理性能とNVMeで安定)
超高速処理なら:シンVPS(高性能CPU+NVMeの構成)
安定性重視なら:さくらのVPS(運用実績とリージョン選択肢)
サポート重視なら:KAGOYA CLOUD VPS(無料期間やサポートを重視)


サーバー選びに迷ったら診断サイトを活用

どのVPSが自分に最適か迷った場合は、サーバー診断サイトを活用すると便利です。

**サーバー比較診断サイト**では、以下の質問に答えるだけで最適なサーバーが見つかります。

  • プレイ人数は何人か?
  • 予算はどれくらいか?
  • MODをたくさん入れたいか?
  • サポート体制を重視するか?

診断結果に基づいて、あなたに最適なVPSプランを提案してくれます。


よくある質問(FAQ)

Q1. ARK Server Managerは無料で使えますか?

はい、ARK Server Manager自体は完全無料です。ただし、24時間サーバーを稼働させたい場合はVPSレンタルサーバーの契約が必要です。自宅PCで運用する場合は電気代がかかりますが、ツール自体に料金は発生しません。

Q2. 自宅PCでARKサーバーを立てる場合、どれくらいのスペックが必要ですか?

最低でもメモリ8GB、CPUは4コア以上、ストレージはSSD 50GB以上が必要です。ただし快適に運用するには16GB以上のメモリを推奨します。また、サーバー稼働中はPCを起動し続ける必要があるため、電気代やPCへの負荷も考慮してください。

Q3. ポート開放ができない場合はどうすればいいですか?

ルーターの設定でポート開放が難しい場合、VPN接続ツール(Hamachi、Radminなど)を使う方法があります。また、レンタルVPSを利用すればポート開放の心配がなく、初心者でも簡単にサーバーを公開できます。IPv6環境の場合は「IPv4 over IPv6」設定の確認も必要です。

Q4. MODを入れすぎるとサーバーが重くなりますか?

はい、MODの数や種類によってサーバー負荷は大きく変わります。特に大規模なMOD(恐竜追加、マップ拡張など)を複数導入すると、メモリ消費が増加します。快適に動作させるには、MOD導入時は16GB以上のメモリ環境を推奨します。

Q5. ARK Server Managerの自動アップデート機能は信頼できますか?

基本的には信頼できますが、まれにアップデート失敗やMOD競合が発生する可能性があります。そのため、自動アップデート前に必ず自動バックアップを有効化し、万が一に備えることをおすすめします。また、大型アップデート時は手動で確認してから適用するのが安全です。


まとめ

ARK Server Managerは、初心者でも簡単にARKサーバーを構築・管理できる強力なツールです。GUIによる直感的な操作、MODの自動管理、バックアップ機能などにより、快適なマルチプレイ環境を実現できます。

自宅PCでの運用も可能ですが、24時間安定稼働やメンテナンスの手間を考えると、VPSレンタルサーバーの利用がおすすめです。ConoHa for GAME、Xserver VPS for Game、シンVPSなど各社が提供するゲーム特化型VPSを活用すれば、初期設定も簡単で、快適なARKサーバー環境を構築できます。

まずは公式サイトからARK Server Managerをダウンロードし、VPSの無料お試し期間を活用して、自分に最適なサーバー環境を見つけてください。


出典

目次