【2026年1月最新】動画や音声配信に向いているストリーミングサーバーを比較

最近、動画や音声を自分で配信する方が増えています。
YouTubeやTwitch、ツイキャスのような配信プラットフォームが人気ですが、レンタルサーバーを利用すれば、自分のWebサイトのみで配信することも可能です。

とはいえ、これまでYouTubeでの配信しか経験がない方にとっては、どんなストリーミングサーバー(配信用に負荷を想定して選んだサーバー)を使えばよいのか分からない部分も多いでしょう。

そこで今回は、動画や音声配信に向いているストリーミングサーバーの選び方(転送量・容量・運用の注意点)と、用途別のおすすめレンタルサーバーを紹介します。

目次

ストリーミングサーバーの基礎知識

ストリーミングとは、ユーザーがファイルを“すべてダウンロードし終える前”から再生を開始できる配信方式のことです。動画・音声ファイルをWeb上で公開する場合、一般的には再生に必要なデータを順次届けるため、視聴者側は待ち時間が短く、配信者側は回線・サーバー負荷を想定した設計が重要になります。

ここでいう「ストリーミングサーバー」は、必ずしも専用機器や特別なサーバーだけを指すわけではなく、配信でボトルネックになりやすいポイント(転送量・同時アクセス・容量・帯域・安定性)に余裕を持った構成で選んだサーバーという意味合いで捉えると分かりやすいです。

通常のサーバーでも動画・音声の配信は可能ですが、配信を始めると「同時視聴が増えた瞬間に急に重くなる」「途中で止まる」「アクセス集中でサイト自体が落ちる」といったトラブルが起きやすくなります。これは、Webサイト表示よりも連続的なデータ送信が長時間続き、サーバーや回線に一定の負荷がかかり続けるためです。

そのため、YouTubeなどの外部プラットフォームを使わずに、自分のサイト内で配信する場合は、最初から配信向けの負荷を前提にサーバーを選ぶことが大切です。

ストリーミングサーバーを使うメリット

配信を行う目的として、認知度をアップしたいなどがあると思います。
人気のジャンルであれば、数万回再生されるかもしれません。
また、TwitterなどのSNSとの連携もされているので、高い拡散力も持っています。

しかし、それだけユーザー数も多く、せっかくアップロードした動画も埋もれてしまうことだってあります。
他にも、気づかないうちにプライバシーポリシーに違反して、見られなくなってしまうかもしれません。
これに対し、ストリーミングサーバーを使う利点としては、自分のサイトに来てくれた特に興味の高い人たちに向けて、専用での動画配信を自由に行えるといった点です。

また、ファイルサイズが大きいほど、YouTubeへの動画アップロードには時間がかかります。
時間が長く、また高画質にするほどファイルのサイズは比例して大きくなっていきますが、ストリーミングサーバーを利用している場合には自分で管理しているサーバーにアップするだけです。

こういった利点は個人より法人や自営業に対して強く、専用ストリーミングサーバーを用いて配信する企業も少なくありません。

動画や音声配信サイトに向いているストリーミングサーバーは?

YouTubeを利用せずに動画や音声を自サイトで配信する場合、ストリーミングサーバー選びで特に重要なのは「転送量(帯域・データ送信の余裕)」「ディスク容量(保存できる量)」です。ここを外すと、配信以前に運用が破綻しやすくなります。

まず、動画・音声を公開してユーザーが再生すると、サーバーから継続的にデータが送られます。視聴者が増えるほど送信量は増えるため、転送量に余裕がないと再生が止まる・画質が落ちる・サイトが重くなるといった問題が起きます。

目安として、必要な回線/帯域は「ビットレート × 同時視聴者数」で増えていきます。たとえば 3Mbps の動画を同時に100人が視聴すると、それだけで 300Mbps 相当の送信が発生し得ます。実際にはキャッシュや視聴のばらつきもありますが、“配信はアクセスが集中しやすい”ため、余裕を持った設計が必要です。

次にディスク容量です。動画や音声はファイルサイズが大きくなりやすく、保存先がすぐに埋まります。
10GB程度では長い動画を複数本置く運用は厳しいため、最低でも100GB以上、できれば数百GBクラスが安心です。加えて、バックアップ領域や一時ファイル(変換/編集時の中間ファイル)も考慮すると、余裕があるほど運用がラクになります。

以上より、レンタルサーバーを借りる際は、まず転送量とディスク容量を重視して選びましょう。そのうえで、WordPress運用(会員サイト化、記事との連携)を考えるなら、安定性やバックアップ、サポートの質も重要です。

「転送量無制限」で気を付けるべき点

レンタルサーバーの中には「転送量無制限」をうたう事業者があります。動画・音声配信では魅力的に見えますが、“何をしても完全に無制限”という意味ではない点に注意が必要です。

一般的には、多くのユーザーが常識的な範囲で利用する前提で「無制限」と表記されており、短時間に過大な負荷がかかる使い方(極端な同時アクセス、長時間の高ビットレート配信、継続的な大容量配信など)では、制限・注意喚起・プラン変更の案内が入る可能性があります。

また、配信は転送量だけでなく、サーバー側の処理(接続数、プロセス、I/O)も負荷になります。転送量表記だけで判断せず、利用規約・注意事項・目安を事前に確認し、運用規模に合うプランを選ぶのが安全です。

動画配信向けおすすめサーバーの特徴やポイント

ここまで、動画配信用のストリーミングサーバーでチェックしたい点(転送量・容量・運用上の注意)を解説しました。ここからは、それらを踏まえて実際に候補になりやすいレンタルサーバーをピックアップして紹介します。

なお、料金やスペックは改定やキャンペーンで変動します。最終的な契約前に必ず公式サイトの表示金額・条件をご確認ください。

機能優先で大容量・転送量多めのレンタルサーバー

まずは、配信運用でつまずきやすい「容量不足」「負荷で不安定」を避けたい方向けに、性能・安定性・機能を重視したサーバーを紹介します。初めて自サイト配信をする場合は、まずは余裕のあるプランから始めると安全です。


エックスサーバー

エックスサーバー
初期費用月額費用転送量
無料693円〜(目安)無制限

※月額費用は契約期間・キャンペーン等で変動します。記載は目安です。最終的な金額は公式サイトでご確認ください。

どのプランでも安定性が高く、配信運用でも“土台”として選びやすいレンタルサーバーです。転送量の余裕があり、大容量ストレージ(NVMe SSD)も用意されているため、動画・音声を置く運用に向いています。

自サイト配信では、配信ページ(WordPress)+会員導線+問い合わせ対応など、サイト運用全体が絡むことが多いです。エックスサーバーはバックアップや基本機能が揃っているため、「配信だけでなくサイト運営もまとめて安定させたい」方に向きます。

料金・プランの詳細(公式サイトへ)


ヘテムル(heteml)

ヘテムル
初期費用月額費用転送量
無料1,430円〜(目安)無制限

※月額費用は契約期間・改定で変動します。記載は目安です。最終的な金額は公式サイトでご確認ください。

ヘテムルは、大容量ストレージ+転送量の余裕があり、動画配信にも対応しやすい構成のレンタルサーバーです。コストはやや高めですが、その分、容量や安定性を重視する用途に向きます。

「講座動画を継続的に追加する」「会員向けに一定量のコンテンツを置く」など、運用が長期化しやすい場合は、容量不足で移転するコストが後から効いてきます。最初から余裕のあるサーバーを選ぶと、後々ラクになります。

料金・プランの詳細(公式サイトへ)


コストを抑えて配信をしたい方向けレンタルサーバー

次は、初期コストや月額を抑えつつ配信したい方向けです。
「短い動画中心」「高画質ではなくてもよい」「まずはテスト配信から」などの場合は、コスト重視のプランが合うことがあります。

ただし、配信は負荷が読みにくいので、まず小さく始めて、視聴者数や配信頻度が増えてきたら上位プランへ切り替える、という考え方が安全です。


ロリポップ!レンタルサーバー

ロリポップ
初期費用月額費用転送量
無料99円〜(目安)無制限

※月額費用はプラン・契約期間で変動します。記載は目安です。最終的な金額は公式サイトでご確認ください。

ロリポップ!は、低価格帯から始められるのが魅力です。転送量無制限のプランもあり、用途に応じて上位プランへ段階的に移行しやすいのがメリットです。

ただし、エコノミープランはWordPress利用不可など制約があるため、配信ページをWordPressで運用したい場合はプラン選択に注意してください。動画をしっかり置くなら、容量が大きいプラン(ライト以上、用途によってはハイスピード以上)を検討すると安心です。

料金・プランの詳細(公式サイトへ)


ABLENET(エイブルネット)

ABLENET
初期費用月額費用転送量
無料830円〜(目安)無制限

※月額費用は契約期間で変動します。記載は目安です。最終的な金額は公式サイトでご確認ください。

ABLENETは、プランごとに容量が分かりやすく、転送量にも余裕がある構成です。
「コストは抑えたいが、容量もある程度ほしい」という場合に候補になります。

配信運用では、動画・音声ファイルの増加が避けられません。ABLENETはプラン別に容量が提示されているので、手持ちのコンテンツ量・今後の追加ペースに合わせてプランを選びやすいのが利点です。

料金・プランの詳細(公式サイトへ)

おすすめサーバーの料金・機能比較

最後におすすめしたサーバーの料金体系やディスク容量について、一覧でご紹介します。
料金は改定・キャンペーンで変動しますので、比較の目安としてご覧ください。

※下表は2026年1月時点の公開情報をもとに整理しています。申込み前に公式サイトの表示をご確認ください。

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