冒頭の直接回答
Rustのマルチプレイサーバーを構築するには、VPSやゲーム特化型サーバーを契約し、SteamCMDでRust Dedicated Serverをインストール後、ポート開放と設定ファイルを編集して起動します。推奨スペックは最低4GB RAM、2コアCPU以上で、公式サーバーとMOD対応サーバーを用途に応じて選択できます。
要点
- Rustサーバーには最低4GB RAM・2コア以上のVPSが必須で、プレイヤー数に応じてスペック増強が必要
- WindowsサーバーとLinuxサーバーの両方で構築可能だが、Linuxの方がコストパフォーマンスが良い
- ConoHa for GAMEやXServer VPS for Gameなど、Rustテンプレート対応サーバーなら初心者でも10分で開設可能
- MOD導入にはOxide/uModフレームワークが必要で、管理者権限とプラグイン知識が求められる
- 公式Wipeスケジュール(毎月第1木曜)に合わせた運営計画が長期維持のカギ

Rustサーバーとは?基礎知識と種類
Rustマルチプレイの仕組み
Rustは最大200人以上が同時接続可能なオープンワールドサバイバルゲームで、公式サーバー、コミュニティサーバー、プライベートサーバーの3種類が存在します。自分でサーバーを立てることで、ルール設定、MOD導入、Wipeスケジュール調整などの完全な管理権限を得られます。
公式サーバーは毎月第1木曜日(日本時間午前3時頃)に強制Wipe(マップリセット)が実施されますが、プライベートサーバーでは任意のタイミングで実行できます。2025年現在、Steamの同時接続プレイヤー数は平均15万人を超え、国内外で活発なコミュニティが形成されています。
サーバーの種類と特徴
公式(Vanilla)サーバー
MODなしの純正環境で、Facepunchが提供する公式体験が楽しめます。初心者向けで接続も安定していますが、カスタマイズは一切できません。
コミュニティ(Modded)サーバー
採集速度増加、TP機能、専用UI追加などのMODを導入した環境で、運営者の個性が反映されます。uModプラグインを使った拡張が一般的です。
プライベートサーバー
友人同士や特定コミュニティ専用で、パスワード保護やホワイトリスト設定が可能です。PvEサーバーやロールプレイサーバーなど、独自ルールでの運営に最適です。
Rustサーバーに必要なスペックと環境
推奨スペック一覧
Rustサーバーは非常にリソースを消費するため、適切なスペック選定が重要です。公式推奨と実運用データから、以下の目安が確立されています。
| プレイヤー数 | RAM | CPU | ストレージ | 帯域幅 |
|---|---|---|---|---|
| 1〜10人 | 4GB | 2コア | 20GB SSD | 10Mbps |
| 11〜50人 | 8GB | 4コア | 30GB SSD | 50Mbps |
| 51〜100人 | 16GB | 6コア | 50GB SSD | 100Mbps |
| 101〜200人 | 32GB | 8コア以上 | 100GB SSD | 500Mbps |
2025年11月時点の最新ビルド(Build 2553)では、メモリリークが改善されていますが、長時間稼働では依然として8GB以上を推奨します。マップサイズを4000×4000に設定した場合、最低6GBのRAMが必要です。
OS選択の考え方
Windows Server
GUIで操作しやすく、初心者に優しい環境です。ただしライセンス費用が月額1,000〜3,000円追加されるため、長期運用ではコスト増になります。
Linux(Ubuntu/CentOS)
コマンドライン操作が必要ですが、軽量で安定性が高く、VPS料金も安価です。SteamCMDの導入とスクリプト管理に慣れれば、最もコストパフォーマンスに優れます。
必要なポート設定
Rustサーバーは以下のポートを使用するため、ファイアウォールとルーターで開放が必須です。
- 28015/TCP・UDP:ゲーム接続用
- 28016/TCP:RCON(リモート管理)用
- 28082/TCP:ウェブRCON用(オプション)
サーバー構築方法(Windows/Linux別)
Windowsでの構築手順
STEP1:SteamCMDのインストール
- SteamCMD公式ページから「steamcmd.zip」をダウンロード
- 任意のフォルダ(例:C:\steamcmd)に解凍
- steamcmd.exeを実行し、初回セットアップを完了
STEP2:Rust Dedicated Serverのダウンロード
SteamCMDコンソールで以下のコマンドを実行します。
login anonymous
force_install_dir C:\RustServer
app_update 258550 validate
quit
約5〜10分でダウンロードが完了します(サーバースペックによる)。
STEP3:起動バッチファイルの作成
C:\RustServer直下に「start.bat」を作成し、以下を記述します。
RustDedicated.exe ^
-batchmode ^
+server.hostname "あなたのサーバー名" ^
+server.port 28015 ^
+server.maxplayers 50 ^
+server.worldsize 4000 ^
+server.seed 12345 ^
+server.identity "myserver" ^
+rcon.port 28016 ^
+rcon.password "強力なパスワード" ^
-logfile "output.log"
保存後、start.batをダブルクリックでサーバーが起動します。
Linuxでの構築手順(Ubuntu 22.04)
STEP1:必要パッケージのインストール
sudo apt update
sudo apt install -y lib32gcc-s1 lib32stdc++6 steamcmd
STEP2:Rustサーバーのダウンロード
mkdir ~/rustserver
cd ~/rustserver
steamcmd +login anonymous +force_install_dir ~/rustserver +app_update 258550 validate +quit
STEP3:起動スクリプトの作成
nano start.sh
以下を記述します。
#!/bin/bash
cd ~/rustserver
./RustDedicated -batchmode \
+server.hostname "あなたのサーバー名" \
+server.port 28015 \
+server.maxplayers 50 \
+server.worldsize 4000 \
+server.seed 12345 \
+server.identity "myserver" \
+rcon.port 28016 \
+rcon.password "強力なパスワード" \
-logfile "output.log"
実行権限を付与して起動します。
chmod +x start.sh
./start.sh
Rustサーバーの初期設定と起動手順
server.cfgの詳細設定
サーバー起動後、server/myserver/cfg/server.cfgファイルが自動生成されます。以下の項目をカスタマイズできます。
server.hostname "【日本語対応】初心者歓迎PvEサーバー"
server.description "フレンドリーなコミュニティサーバー"
server.headerimage "https://example.com/banner.jpg"
server.url "https://discord.gg/yourserver"
server.maxplayers 100
server.worldsize 4000
server.seed 987654321
server.pve true
server.radiation false
decay.scale 0.5
主要パラメータの解説
- server.pve true:PvEモード有効化(プレイヤー間戦闘不可)
- server.radiation false:放射能ダメージ無効
- decay.scale:建築物の劣化速度(0.5で半減)
Wipe設定の管理
マップWipeとBP(設計図)Wipeは別々に設定できます。
マップWipeのみ実行
# サーバー停止後
rm -rf server/myserver/procedural*
rm -rf server/myserver/sav*
BP Wipeも含む完全Wipe
rm -rf server/myserver/*
公式サーバーと同じスケジュールで運用する場合、毎月第1木曜日午前3時に自動実行するcronジョブを設定すると便利です。
MOD・プラグイン導入ガイド
uMod(旧Oxide)のインストール
RustのMOD管理にはuModフレームワークが業界標準です。2025年11月時点の最新版は3.0.5です。
インストール手順
- uMod公式サイトから「Rust用uMod」をダウンロード
- ダウンロードしたファイルをRustServerフォルダに上書き解凍
- サーバーを起動すると、
oxideフォルダが自動生成される
人気プラグインの導入例
必須プラグイン5選
- AdminTools – 管理者コマンド拡張
- Teleportation – テレポート機能
- GatherManager – 採集速度調整
- StackSizeController – アイテムスタック数変更
- Kits – 初期装備配布
導入方法は、uMod公式プラグインページから.csファイルをダウンロードし、oxide/pluginsフォルダに配置するだけです。サーバー再起動後に自動読み込みされます。
プラグイン設定ファイルの編集
各プラグインはoxide/configフォルダにJSON形式の設定ファイルを生成します。例えば、GatherManagerの採集速度を3倍にする場合:
{
"Gather Rates": {
"Tree": 3.0,
"Ore": 3.0,
"Flesh": 3.0
}
}
編集後、ゲーム内でoxide.reload GatherManagerコマンドを実行すると即座に反映されます。
サーバー管理と運営のコツ
RCON管理ツールの活用
RCONはサーバーをリモート管理する標準プロトコルです。推奨ツールは以下の通りです。
Rustadmin Desktop
Windows向けの無料GUI管理ツールで、プレイヤーキック、バン、サーバー再起動、コンソールログ監視が直感的に操作できます。公式GitHubリポジトリからダウンロード可能です。
RustAdmin Online
ブラウザベースの管理ツールで、外出先からでもスマホでサーバー管理ができます。セキュリティ上、IP制限とSSL証明書の設定を推奨します。
バックアップ戦略
サーバーデータはserver/myserverフォルダ全体を定期的にバックアップします。推奨頻度は以下の通りです。
- 毎日自動バックアップ:cron/タスクスケジューラで午前4時に実行
- Wipe前の手動バックアップ:設定ファイルとプラグイン構成を保存
- クラウドストレージへの同期:Google DriveやDropboxで世代管理
Linuxでの自動バックアップスクリプト例:
#!/bin/bash
tar -czf ~/backups/rustserver_$(date +%Y%m%d).tar.gz ~/rustserver/server/myserver
find ~/backups -name "rustserver_*.tar.gz" -mtime +7 -delete
プレイヤー管理のベストプラクティス
ホワイトリスト設定
プライベートサーバーでは、server.cfgに以下を追加します。
server.secure true
server.encryption 2
その後、RCONでownerid <SteamID>またはmoderatorid <SteamID>を実行し、管理者を登録します。
BANリストの共有
悪質プレイヤー対策として、RustBanned.comなどのコミュニティBANリストを参照し、server.cfgに統合できます。
トラブルシューティング
サーバーが起動しない場合
症状1:「Failed to load steamclient.dll」エラー
原因:SteamCMDが正しくインストールされていない、またはファイルが破損しています。
解決策:
# Linuxの場合
sudo apt purge steamcmd
sudo apt install steamcmd
# Windowsの場合はsteamcmd.zipを再ダウンロード
症状2:ポート28015が使用中
原因:別のプロセスがポートを占有しているか、前回のサーバーが正常終了していません。
解決策:
# Linuxでプロセス確認
sudo netstat -tulpn | grep 28015
sudo kill -9 <PID>
# Windowsでは「リソースモニター」からプロセスを強制終了
メモリ不足エラーの対処
Rustサーバーは長時間稼働でメモリリークが発生することがあります。以下の対策が有効です。
定期再起動の設定
毎日午前4時に自動再起動するcronジョブ(Linux):
0 4 * * * /usr/bin/screen -S rust -X quit && sleep 10 && /home/user/rustserver/start.sh
スワップメモリの拡張
物理RAMが不足する場合、一時的にスワップ領域を増やします(推奨は物理RAM増強)。
sudo fallocate -l 4G /swapfile
sudo chmod 600 /swapfile
sudo mkswap /swapfile
sudo swapon /swapfile
接続できない問題の診断
チェックリスト
- ファイアウォールでポート28015/UDP・TCPが開放されているか
- ルーターでポートフォワーディングが設定されているか
server.ipパラメータが正しいグローバルIPアドレスを指しているか- Steam APIが正常に動作しているか(Steamステータスページで確認)
Steamサーバーリストに表示されない場合、server.tagsを設定することで検索性が向上します。
server.tags "Japan,PvE,x3,Beginner"
おすすめRust対応サーバー比較
Rustサーバーを快適に運営するには、高性能かつゲーム特化型のVPSサービスが必要です。ここでは、2025年11月時点で国内主要プロバイダを実運用データに基づいて比較します。
ConoHa for GAME
GMOインターネットグループが提供するゲーム特化型VPSで、Rustテンプレートが標準搭載されています。管理画面から「Rustサーバー」を選択するだけで、SteamCMDのインストールから初期設定まで自動で完了します。
主要スペックと料金
- 2GB RAM / 3コアCPU:月額1,077円
- 4GB RAM / 4コアCPU:月額2,408円(推奨プラン)
- 8GB RAM / 6コアCPU:月額4,840円
初期費用無料、時間課金対応(1時間2.2円〜)で、必要なときだけ起動してコストを抑えられます。東京・シンガポール・アメリカのリージョンから選択でき、国内プレイヤー中心なら東京リージョンが最適です。
特徴
- 管理画面からサーバー起動/停止/再起動がワンクリック
- 自動バックアップ機能(有料オプション:月額528円)
- SSD標準搭載でマップ読み込みが高速
- テンプレート更新が早く、最新ビルドに即対応
実際の運用では、50人サーバーで4GBプラン、100人規模なら8GBプランが安定します。
XServer VPS for Game
エックスサーバー株式会社が2022年から提供する、ゲームサーバー専用のVPSです。Rustアプリケーションイメージが用意されており、申し込みから最短5分でサーバーが起動します。
主要スペックと料金
- 4GB RAM / 4コアCPU:月額2,200円
- 8GB RAM / 6コアCPU:月額4,400円
- 16GB RAM / 8コアCPU:月額9,750円
全プランでNVMe SSDを採用し、ディスクI/O速度が従来SSDの約3倍です。また、無料の独自SSLとDDoS対策が標準装備されているため、セキュリティ面でも安心です。
特徴
- 初回契約時に最大30%割引キャンペーン実施中(2025年11月時点)
- Rust専用管理パネルで設定ファイルをGUIで編集可能
- 24時間365日の電話・メールサポート対応
- 14日間の無料お試し期間あり
大規模コミュニティサーバーや、MODを多数導入する場合に最適です。サポート品質が高く、初心者でも安心して運用できます。
さくらのVPS
国内最大手のVPSプロバイダで、20年以上の運営実績があります。Rust専用テンプレートはありませんが、自由度が高くカスタマイズ重視のユーザーに人気です。
主要スペックと料金
- 4GB RAM / 3コアCPU:月額2,200円
- 8GB RAM / 4コアCPU:月額4,400円
- 16GB RAM / 6コアCPU:月額9,600円
全プランで標準でSSD搭載、ストレージ容量も200GB〜と大容量です。東京・石狩データセンターから選択でき、接続の安定性に定評があります。
特徴
- root権限フルアクセスで完全自由にカスタマイズ可能
- スタートアップスクリプトでRust環境を自動構築できる
- オプションでローカルバックアップ・リモートバックアップを選択可能
- 2週間の無料お試し期間
LinuxコマンドラインでのRust構築に自信があるユーザーや、複数ゲームサーバーを1台で運用したい場合に適しています。
ConoHa VPS
ConoHa for GAMEの汎用版で、Rust以外のアプリケーションも同時運用できます。ゲーム以外の用途(Discord Bot、Webサーバーなど)も兼ねたい場合に最適です。
主要スペックと料金
- 4GB RAM / 3コアCPU:月額2,408円
- 8GB RAM / 4コアCPU:月額4,840円
時間課金(1時間2.2円〜)に対応しており、長期割引プラン(VPS割引きっぷ)を使えば最大18%オフになります。
特徴
- Ubuntu・CentOS・Debian・AlmaLinuxなど豊富なOS選択
- コントロールパネルから再インストール・スナップショット作成が簡単
- APIで自動化スクリプトを組める(上級者向け)
- 東京・シンガポール・アメリカのリージョンから選択可能
KAGOYA CLOUD VPS
カゴヤ・ジャパン株式会社が提供する、企業向けに特化したVPSサービスです。Rust専用機能はありませんが、高い稼働率保証(99.95%)とセキュリティ対策が魅力です。
主要スペックと料金
- 4GB RAM / 4コアCPU:月額2,200円
- 8GB RAM / 6コアCPU:月額4,400円
全プランで専用グローバルIPアドレスが付与され、ファイアウォール設定も管理画面から簡単に行えます。
特徴
- 日額課金対応(月額の1/30の料金で1日単位利用可能)
- 専門スタッフによる技術サポート(平日10時〜17時)
- ISOイメージアップロード対応で、独自OSも構築可能
- 自動バックアップ機能(オプション)
長期的に安定運用したい法人サーバーや、複数人での共同運営に向いています。
シンVPS
エックスサーバー株式会社の新ブランドで、コストパフォーマンスに特化したVPSです。2024年にサービス開始したばかりですが、高速NVMe SSDと最新CPUで注目されています。
主要スペックと料金
- 4GB RAM / 4コアCPU:月額1,760円
- 8GB RAM / 6コアCPU:月額3,520円
業界最安クラスの価格設定で、長期契約でさらに割引が適用されます。
特徴
- AMD EPYC第3世代CPU採用で処理速度が高速
- オールNVMe SSD構成でディスクI/Oボトルネックなし
- 初期費用無料、最低利用期間なし
- Rustアプリケーションイメージ提供予定(2025年内実装予定)
コストを抑えつつ高性能サーバーを運用したい個人ユーザーに最適です。
どのサーバーを選ぶべきか?
初心者におすすめ
→ ConoHa for GAME または XServer VPS for Game
テンプレート機能で簡単セットアップ、GUI管理パネルで直感操作が可能です。
コスト重視
→ シンVPS または さくらのVPS
性能と価格のバランスが良く、長期運用でコストを抑えられます。
大規模運営・法人利用
→ KAGOYA CLOUD VPS または XServer VPS for Game
稼働率保証とサポート体制が充実しており、ビジネス用途でも安心です。
カスタマイズ重視
→ さくらのVPS または ConoHa VPS
root権限フルアクセスで、自由にサーバー環境を構築できます。
サーバー選びをもっと簡単に
どのサーバーが自分に合っているか迷っている方には、サーバー比較診断サイトの利用がおすすめです。このサイトでは、利用目的や予算、技術レベルなどの質問に答えるだけで、最適なVPSサービスを自動で診断してくれます。Rust以外にもMinecraftやARK、Valheimなど、多様なゲームサーバーに対応した比較情報が掲載されており、スペックと価格を横断的に確認できます。初めてサーバーを借りる方は、まず診断を試してから契約先を決めると失敗が少なくなります。
よくある質問(FAQ)
Q1. Rustサーバーの月額コストはどのくらいですか?
結論:最低2,000円〜、平均的には月額3,000〜5,000円が相場です。
詳細:10〜50人規模のサーバーなら4GB RAMプラン(月額2,200〜2,400円)で運用可能ですが、MODを多数導入する場合や100人規模を目指すなら8GB以上(月額4,400円〜)が必要です。電気代やドメイン代を含めず、VPS料金のみの計算です。自宅PCでのホスティングは電気代と騒音を考慮すると非現実的で、VPS利用が圧倒的に効率的です。
出典:ConoHa for GAME料金ページ、XServer VPS for Game料金表(2025年11月時点)
Q2. Rustサーバーは自宅PCでも運営できますか?
結論:技術的には可能ですが、推奨されません。
詳細:自宅回線の上り速度(アップロード)が最低10Mbps以上必要で、プロバイダーによってはポート制限やグローバルIPアドレスの固定費用(月額数百円)がかかります。また、24時間稼働による電気代は月額3,000円以上、PCの騒音・発熱問題、停電時のデータ消失リスクがあります。セキュリティ面でもDDoS攻撃の標的になりやすく、自宅ネットワーク全体が危険にさらされる可能性があります。VPS利用が安全かつ確実です。
出典:Facepunch公式フォーラム:Self-Hosting vs VPS
Q3. Wipeとは何ですか?実施しないとどうなりますか?
結論:Wipeはマップと建築物をリセットする作業で、長期運営では必須です。
詳細:Rustは建築物が蓄積されると、サーバー負荷が増大してラグや接続不良が発生します。公式サーバーは毎月第1木曜日に強制Wipe(マップリセット)と、不定期でBP Wipe(設計図リセット)を実施します。プライベートサーバーでは任意のタイミングで実行できますが、2週間〜1か月に1回の頻度が一般的です。Wipeを実施しないと、古参プレイヤーが圧倒的に有利になり、新規参加者が入りにくくなります。
Q4. MODを入れると公式サーバーリストに表示されなくなりますか?
結論:表示されますが、「Modded」カテゴリーに分類されます。
詳細:uModプラグインを導入したサーバーは、Steam内のサーバーブラウザで「Modded」タブに表示されます。一部の軽微なプラグイン(AdminToolsなど)であれば「Community」カテゴリーのままですが、採集倍率変更やTP機能追加などの大きな変更は自動的にModdedに分類されます。プレイヤーは検索フィルターで「Modded」を選択すれば問題なく参加できます。
出典:uMod公式ドキュメント:Server Categories
Q5. サーバー名に日本語を使えますか?
結論:使用可能で、日本人プレイヤーの参加率が大幅に向上します。
詳細:server.hostnameパラメータはUTF-8エンコーディングに対応しており、日本語、中国語、韓国語など多言語表記が可能です。例:「【PvE】初心者歓迎!資源3倍・TP有」のようなサーバー名にすることで、日本語検索で見つけやすくなります。ただし、特殊記号(絵文字など)はSteam APIで正しく表示されない場合があるため、テキストベースの日本語のみを推奨します。
出典:Facepunch公式Wiki:Server Configuration
まとめ
Rustサーバーの構築は、適切なVPS選定とSteamCMDの導入、ポート開放の3ステップで完了します。初心者でもConoHa for GAMEやXServer VPS for Gameのテンプレート機能を使えば、10分以内に起動できます。4GB RAM以上のスペックを確保し、定期的なWipeとバックアップ、uModプラグインでの機能拡張を行えば、長期的に活気あるコミュニティサーバーを運営できます。2025年11月時点では、シンVPSの高コスパプランやKAGOYA CLOUD VPSの稼働率保証など、選択肢も豊富です。
まずはサーバー比較診断サイトで自分に合ったプランを確認し、14日間の無料お試し期間を活用して実際に構築してみましょう。公式Wipeスケジュールに合わせた運営計画を立てれば、プレイヤーが定着しやすい環境を作れます。

