OBSのストリームキーエラーは、ほぼ必ず「配信サイト側のキー/権限」「OBSの配信設定」「ネットワーク」のどこかに原因があります。この記事ではYouTube・Twitchを中心に、ストリームキーエラーを最短で解決するチェック手順と公式リンクをまとめました。この記事どおりに上から順に確認すれば、多くのケースでそのまま配信を再開できます。(Google ヘルプ)
要点
- ストリームキーは「配信先アドレス+パスワード」に相当し、YouTube/Twitch側で再発行してOBSに貼り直すのが第一手順(Google ヘルプ)
- 「Could not access the specified channel or stream key」などのエラーは、キーの無効化・権限・サーバー接続不良のいずれかが多い(obsproject.com)
- それでも直らない場合は、OBSログ提出やバージョン確認、VPSなど安定した回線・サーバーの利用も検討すると根本改善につながる(obsproject.com)

OBSのストリームキーエラーとは?まず押さえておきたい基本
ストリームキーは、配信先(YouTube/Twitch等)に「この配信はあなた本人の配信です」と認識させるための認証情報です。イメージとしては「配信先アドレス(サーバーURL)+パスワード(ストリームキー)」に近く、1文字でも違うと接続できません。
OBSでは配信方法が大きく2つあります。
- アカウント接続(推奨):OBS側でGoogle/Twitchにログインして連携。ストリームキー入力が不要な場合が多い。
- ストリームキー入力:YouTube Studio/TwitchダッシュボードでキーをコピーしてOBSに貼る。
どちらでも配信できますが、エラー切り分けでは「今どちらで配信しようとしているか」を最初に揃えるのが重要です(アカウント接続とキー貼り付けを混ぜると、設定が噛み合わず詰まりやすいです)。
よくあるエラーメッセージと発生タイミング
- 「Could not access the specified channel or stream key」:キーが違う/権限がない/認証が切れている/配信先が一致していない
- 「YouTube アクセスエラー」(OBSのサービス連携側で表示されることがある):アカウント連携・権限・トークン周りの不整合
- 配信開始直後にすぐ落ちる/接続が一瞬で切れる:キー不一致、サーバー設定違い、FW/セキュリティ、回線品質
- 配信は開始できるがYouTube側がエラー(赤字):エンコーダ設定(ビットレート、キーフレーム間隔、音声設定など)
主な原因4パターン
- 配信サイト側:ストリームキーの取り違い/更新後に古いキーのまま/配信権限(年齢要件、機能制限、確認未完了)
- OBS側:サービス(YouTube-RTMPS等)やサーバー(Primary ingest等)の選択ミス、認証方式の混在
- ネットワーク:VPN/プロキシ、社内ネットワーク、ルーター設定、セキュリティソフトのブロック
- 設定品質:ビットレート過大、キーフレーム間隔不一致、音声サンプルレート差などで配信サイトが受け付けない
YouTube配信ストリームキーエラーの解決手順
STEP1:YouTube側で新しいストリームキーを取り直す
「キーは合っているはず」でも、YouTube側の配信枠(予約配信/エンコーダ配信/設定再利用)によって参照されるキーがズレることがあります。まずはYouTube Studio上で、今配信したい枠のストリームキーを取り直します。
- YouTube Studioにログイン
- 右上「作成」→「ライブ配信を開始」
- 左メニューで「エンコーダ配信」(または配信枠のダッシュボード)を開く
- 「ストリーム設定」の中にある「ストリームキー」をコピー
- 予約配信を使っている場合は、対象の配信枠を選び、「設定を再利用」や枠の設定が意図したものか確認(別枠のキーを貼っている事故が多い)
どうしても噛み合わない場合は、YouTube側で新しいストリームキーを作成して、OBS側も貼り直すのが最短です。
STEP2:OBSの配信設定をYouTubeに合わせる
OBS側で多いのは、サービス選択とサーバー選択のミスです。基本は次の組み合わせから始めます。
- OBSを開く → 「設定」
- 「配信」タブを開く
- サービス:「YouTube – RTMPS」
- サーバー:「Primary YouTube ingest server」
- 認証:可能なら「アカウント接続(推奨)」を優先(うまくいかない場合は一度切断→再接続)
- ストリームキー方式の場合は、YouTube Studioでコピーしたキーを貼り付け→適用
補足:OBSは機能改善と同時に挙動が変わることがあります。2026年1月時点で、OBS公式の配布ページ上の最新版表示は32.0.4(2025年12月13日リリース)です。古いバージョンを使っている場合は、手順通りに設定しても表示が違うことがあります。
STEP3:YouTubeアカウントの権限・年齢要件を確認する
YouTubeはライブ配信に関して、アカウント側の要件・制限があります。設定が正しくても、ここで弾かれているとストリームキーを貼り直しても直りません。
- ライブ配信機能が有効化されているか(YouTube Studioのライブ管理画面が使える状態か)
- 年齢要件:YouTubeは2025年7月22日から、単独でライブ配信できる最低年齢を16歳へ引き上げています。該当しない場合、配信やチャット等に制限がかかる可能性があります。
- 権限の不整合:チャンネル切替(ブランドアカウント等)をしている場合、OBSが別チャンネルに紐づいていることがあります(配信したいチャンネルと一致しているか確認)。
STEP4:日本語YouTube動画で手順を一気に確認する
文章の手順と実画面を一度で一致させたい場合は、以下の日本語動画が確認に便利です(手順の見落とし防止用)。
Twitch・その他サービスのストリームキーエラー解決
Twitchでストリームキーを確認・リセットする手順
Twitchは配信枠ごとにキーが変わるのではなく、基本的に「あなたのチャンネルに紐づくキー」をOBSに渡す形です。漏えいの疑いがある/急に通らなくなった場合は、リセットが第一手です。
- Twitchにログイン
- クリエイターダッシュボードを開く
- 設定 → 配信(Stream)へ
- プライマリ ストリームキーを確認
- 必要ならリセットし、OBS側も新しいキーへ差し替える
OBS側は「設定 → 配信 → サービス:Twitch」で、アカウント接続を使えるならそれが最も事故が少ないです(キー貼り付けのミスが消えます)。
「Could not access the specified channel or stream key」エラーの具体的な対処
このエラーは「キーが違う」以外にも、次のパターンで出ます。上から順に潰すと早いです。
- 配信先の取り違い:OBSの「サービス」がYouTube/Twitchのどちらになっているか確認(配信先を変えた後の戻し忘れが多い)
- キーの貼り間違い/余計な空白:先頭末尾に空白が入っていないか、改行を含んでいないか
- キー更新後にOBS側が古いまま:Twitch/YouTube側でリセット・再発行したらOBSも必ず貼り替え
- アカウント連携のトークン不整合:OBSで一度「アカウント切断」→再接続
- ネットワークブロック:VPN/プロキシOFF、セキュリティソフトの一時停止(テスト時のみ)、別回線(スマホテザリング等)で検証
OBS側で共通して見直すべき設定チェックリスト
配信サービス・サーバー・認証方式
- YouTubeなら「YouTube – RTMPS」+「Primary YouTube ingest server」が基本
- Twitchなら「Twitch」サービスを選び、可能ならアカウント接続
- 「アカウント接続」と「ストリームキー貼り付け」を混在させない(まずどちらかに統一)
- 配信テスト時は、設定をいじりすぎない:まずはサービス・サーバー・キーだけ揃える
ネットワーク・セキュリティ周りの確認
- VPN/プロキシを一時的にOFF(会社回線は特に注意)
- ルーターのペアレンタル/フィルタリング機能、セキュリティソフトの通信監視
- Wi-Fiより有線、またはルーター近距離でテスト
- 同時に大容量アップロード(クラウド同期等)が走っていないか
OBSログを使って原因を絞り込む
時間を溶かしやすいのが「雰囲気で直す」パターンです。OBSにはログがあり、接続先・拒否理由・再試行の有無が出ます。
- OBS上部メニューの「ヘルプ」→「ログファイル」
- 直近ログを開き、エラー行(接続拒否、認証失敗、DNS、タイムアウト等)を確認
- 配信先を変えた場合は、ログに出ている接続先が意図したサービスになっているかを見る
比較表・料金表
| 症状・エラーメッセージ | 最優先で確認するポイント | 具体的な対処 |
|---|---|---|
| Could not access the specified channel or stream key | キー不一致/権限/配信先ミス | YouTube/Twitch側でキー再取得→OBS貼り直し。サービス/サーバー選択も再確認。 |
| YouTube側が「ライブ配信の準備ができていません」等で止まる | YouTube Studioの配信枠・キー参照がズレている | 予約枠/エンコーダ枠のどちらで配信するか統一。枠のキーをコピーし直す。 |
| 配信開始直後に切れる/接続が安定しない | ネットワーク・セキュリティ | VPN/セキュリティ一時OFF(テスト時のみ)、別回線テスト、有線化。 |
| YouTubeがエンコーダ設定エラー(赤字) | ビットレート/キーフレーム/音声設定 | キーフレーム間隔、音声サンプルレート等を推奨に合わせる。YouTubeのエラーメッセージを参照。 |
配信の安定性を上げたい人向けのサーバー選びと診断ツール
サーバー比較診断サイトで自分に合うサービスを絞り込む
配信の「告知ページ」「アーカイブ置き場」「配布ファイル置き場」を作る場合は、用途によって最適なサーバーが変わります。サーバー比較診断で候補を絞ってから選ぶと失敗が減ります。
ゲーム配信・自前RTMPとも相性が良いVPS/ゲーム向けサービス
OBSの負荷をPCから少しでも逃がしたい場合や、自前のRTMPサーバー(中継サーバー)を立てたい場合は、VPSやゲーム特化サーバーが有力候補です。
- XServer VPS(エックスサーバー VPS)
- 公式サイト:https://www.quicca-plus.com/svnavi/rdrt.php?ad=5097
- 高い安定性と国内データセンターが魅力で、配信中の遅延・切断リスクを抑えたい人向け。
- XServer VPS for Game(エックスサーバー VPS for Game)
- 公式サイト:https://www.quicca-plus.com/svnavi/rdrt.php?ad=5098
- ゲーム配信用にリソース設計されたプランで、配信+ゲームサーバーをまとめて運用したい人に向きます。
- ConoHa VPS(コノハ VPS)
- 公式サイト:https://www.quicca-plus.com/svnavi/rdrt.php?ad=5049
- 自前RTMPサーバーを立てたり、録画データのバックアップ用途にも使いやすい柔軟なVPS。
- ConoHa for GAME(コノハ for GAME)
- 公式サイト:https://www.quicca-plus.com/svnavi/rdrt.php?ad=5051
- 人気ゲーム用テンプレートが豊富で、ゲームサーバー+配信の両方を運用したい人に向きます。
- ConoHa for Windows Server(コノハ for Windows Server)
- 公式サイト:https://www.quicca-plus.com/svnavi/rdrt.php?ad=5052
- WindowsベースでOBS周辺ツールや配信ボットを動かしたい場合に検討しやすい選択肢です。
- シンVPS(Shin VPS)
- KAGOYA CLOUD VPS(カゴヤ CLOUD VPS)
- さくら VPS(Sakura VPS)
これらのVPSは、配信の中継サーバーやボット、録画ファイルの一時保管、Discord Botのホスティングなど、配信まわりのインフラをまとめて構築したい場合に便利です。詳細なプラン・スペック数は各公式サイトで確認してください。
同時配信や自前中継(RTMPサーバー)を使う場合、VPSや高性能環境が候補になります。構成によっては費用対効果が高いです。
配信告知サイト・アーカイブ置き場に便利な共用レンタルサーバー
配信の安定性はPC+回線側で確保しつつ、告知用サイトやアーカイブ紹介ページ、ブログを運営したい場合は、共用レンタルサーバーがコスパ良くおすすめです。
- ConoHa WING(コノハ WING)
- ロリポップ!(Lolipop!)
- LOLIPOP! for Gamers(ロリポップ! for Gamers)
- mixhost(ミックスホスト)
- シンレンタルサーバー(Shin Rental Server)
- お名前.comレンタルサーバー(Onamae.com Rental Server)
- スターサーバー(Star Server)
- カラフルボックス(ColorfulBox)
- XREA(エクスリア)
- KAGOYA マネージド専用サーバー
- KAGOYA 共用レンタルサーバー
- さくらのレンタルサーバ
サイト運用(WordPress含む)を重視するなら共用レンタルサーバーが簡単です。速度と運用の安定性で選ぶと長く楽になります。
よくある質問(FAQ)
Q1. OBSを最新版にするとストリームキーエラーが増えると聞きました。本当ですか?
「最新版=必ず不具合」という意味ではありませんが、OBSはバージョン更新で内部仕様や連携が変わることがあります。特にプラグインや配信連携(サービス統合)を使っている場合は、更新直後に相性問題が出ることがあります。まずは公式配布版で更新し、問題が出たら「プラグイン停止→切り分け」を優先してください。
Q2. ストリームキーを毎回コピー・貼り付けするのが面倒です。安全に簡略化する方法はありますか?
可能ならアカウント接続(推奨)を使うのが最も簡単で事故が少ないです。ストリームキー方式を使う場合でも、YouTube側でカスタムストリームキーを運用し、枠(予約配信)ごとに管理すると取り違いが減ります。なお、ストリームキーは漏えいすると第三者に使われる可能性があるため、画面共有や配信画面に映り込まないよう注意してください。
Q3. YouTubeでストリームキーを再発行してもエラーが消えません。次に何をすべきですか?
次は「YouTubeが受け付けない設定」か「アカウント制限」を疑います。YouTube Studio側のトラブルシューティング手順に沿って、新しいキー取得→エンコーダ更新を行い、さらにYouTubeのエラー文に応じてキーフレーム間隔・音声サンプルレート・ビットレートを見直してください。ネットワーク要因の切り分け(別回線テスト)も有効です。
まとめ
- 最短復旧は「配信サイトでキーを取り直す」→「OBSのサービス/サーバー/認証方式を統一」
- YouTubeは年齢要件(16歳以上)などアカウント側の制限も確認
- Twitchはストリームキーのリセットが効くケースが多い
- ハマったらOBSログで「どこで弾かれているか」を先に見る
出典
- OBS公式:ダウンロード(最新版表示)
- YouTubeヘルプ:エンコーダでライブ配信を作成する
- YouTubeヘルプ:ライブ配信の設定を管理する
- YouTubeヘルプ:ライブ配信のトラブルシューティング
- YouTubeヘルプ:ライブエンコーダ設定(ビットレート等)
- YouTubeヘルプ:ライブ配信の年齢要件(16歳)
- Twitchヘルプ:ストリームキーFAQ

