【2025年11月最新版】マイクラテレポート完全攻略ガイド – コマンド・友達・村・バイオーム・動物まで

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冒頭の直接回答

マインクラフトのテレポート(TP)コマンドは、プレイヤーやエンティティを瞬時に別の場所へ移動させる機能です。基本コマンドは「/tp [対象] [座標またはプレイヤー名]」で、Java版・統合版ともに使用可能です。サバイバルモードでもチート許可設定を有効にすれば利用でき、拠点間の移動や建築作業の効率化に役立ちます。

要点

  • テレポートコマンドの基本構文は「/tp [対象] [X座標] [Y座標] [Z座標]」で、座標指定やプレイヤー名指定が可能
  • Java版・統合版・BE版で微妙に構文が異なるため、各エディションに応じた正確なコマンド入力が必要
  • チート許可設定をONにすることで、サバイバルモードでもテレポート機能が使用可能になる
  • 相対座標(~)やローカル座標(^)を活用すれば、現在位置を基準とした柔軟な移動が実現できる
  • マルチサーバーでは権限設定(OP権限)が必要で、安定した動作には高性能VPSの利用が推奨される

マインクラフトのテレポート機能とは

テレポート機能の概要と用途

マインクラフトのテレポート機能は、ゲーム内で瞬時に別の場所へ移動できるコマンドベースのシステムです。通常の徒歩移動では数十分かかる距離も、コマンド1つで一瞬で到達できるため、拠点間の移動、建築作業の効率化、探検の時間短縮など幅広い用途で活用されています。

Java Edition・Bedrock Edition(統合版)の両方で利用可能ですが、コマンド構文にわずかな違いがあります。サバイバルモードでもチート許可設定を有効にすれば使用でき、クリエイティブモードでは標準で利用可能です。

マルチプレイサーバーでは、管理者権限(OP権限)を持つプレイヤーのみが他のプレイヤーをテレポートさせることができ、サーバールールによって使用制限が設けられている場合もあります。

テレポート機能のメリット

  • 時間効率の大幅向上:遠方の拠点への移動時間をゼロに短縮
  • 建築作業の効率化:高所や地下深部への移動が瞬時に完了
  • 探索範囲の拡大:未探索エリアへの到達が容易になり、バイオーム探しが効率的に
  • 緊急脱出手段:溶岩や敵に囲まれた際の緊急回避が可能
  • マルチプレイの利便性:フレンドとの合流や集合場所への移動がスムーズに

テレポートコマンドの基本構文と使い方

基本コマンドの構文

マインクラフトのテレポートコマンドは以下の基本構文で実行します。

基本構文(Java Edition)

/tp [対象プレイヤー] [目的地プレイヤー名]
/tp [対象プレイヤー] [X座標] [Y座標] [Z座標]
/teleport [対象プレイヤー] [X座標] [Y座標] [Z座標]

基本構文(Bedrock Edition/統合版)

/tp [対象] [目的地]
/tp [対象] [X] [Y] [Z]

コマンド実行時は、チャット欄を開いて(Java版:Tキー、統合版:十字キー右)コマンドを入力し、Enterキーで確定します。

具体的な使用例

自分を特定座標にテレポート

/tp @s 100 64 -200

このコマンドで、自分自身を座標X=100、Y=64、Z=-200の位置へ移動します。

他のプレイヤーを自分の位置にテレポート

/tp PlayerName @s

指定したプレイヤーを自分の現在位置に呼び寄せます。

自分を他のプレイヤーの位置にテレポート

/tp @s PlayerName

自分を指定したプレイヤーの位置へ移動します。

ターゲットセレクターの活用

ターゲットセレクターを使うことで、より柔軟なテレポート指定が可能です。

  • @s:コマンド実行者自身
  • @p:最も近いプレイヤー
  • @a:全てのプレイヤー
  • @e:全てのエンティティ(モブ含む)
  • @r:ランダムなプレイヤー

全プレイヤーを特定座標に集合させる例

/tp @a 0 100 0

エディション別テレポートコマンド詳細解説

Java Editionのテレポートコマンド

Java Edition(PC版)では、より詳細なパラメータ指定が可能です。

回転角度を指定したテレポート

/tp @s 100 64 -200 facing 180 0

第4・第5パラメータで向きを指定でき、180は南向き、0は水平を意味します。

特定のエンティティの位置を向いてテレポート

/tp @s 100 64 -200 facing entity @p eyes

最も近いプレイヤーの目線の高さを向いた状態でテレポートします。

コマンド実行の権限
Java Editionでは、シングルプレイでチート許可をONにするか、マルチプレイサーバーでOP権限を取得する必要があります。

Bedrock Edition(統合版)のテレポートコマンド

Bedrock Edition(Windows 10版、スマホ版、Switch版、Xbox版、PS版)では、構文がやや簡略化されています。

基本的なテレポート

/tp [プレイヤー名] [X] [Y] [Z]

向きを指定したテレポート

/tp [プレイヤー名] [X] [Y] [Z] [y軸回転] [x軸回転]

統合版特有の注意点

  • コマンドブロックでの実行時、一部の構文が制限される場合がある
  • 座標指定時の小数点以下の挙動がJava版と異なる場合がある
  • チート許可はワールド作成時またはLANに公開する際に設定可能

各エディションの互換性

Java版と統合版では、基本的なテレポート機能は共通していますが、以下の違いに注意が必要です。

項目Java EditionBedrock Edition
コマンド名/tp または /teleport/tp
ターゲットセレクター完全対応一部制限あり
座標の小数点完全対応動作が異なる場合あり
回転角度指定facing構文あり数値直接指定
NBTタグ指定対応非対応

座標の調べ方と指定方法

座標の表示方法

マインクラフトで正確にテレポートするには、目的地の座標を把握する必要があります。

Java Editionでの座標表示

  • F3キーを押すとデバッグ画面が表示され、左側に現在座標が表示されます
  • 「XYZ: 座標値」の形式で、X(東西)、Y(高さ)、Z(南北)の3軸が表示されます
  • F3キーが効かない場合は、Fn+F3またはAlt+Fn+F3を試してください

Bedrock Edition(統合版)での座標表示

  • 設定メニュー→ゲーム→座標の表示をONにする
  • 画面左上に常時座標が表示されるようになります
  • ワールド作成時に「座標を表示」をONにしておくことも可能

座標の読み方と意味

マインクラフトの座標系は3次元のデカルト座標系を採用しています。

  • X座標:東西方向(正の値が東、負の値が西)
  • Y座標:高さ(0が岩盤層、64付近が海面、320が建築上限)
  • Z座標:南北方向(正の値が南、負の値が北)

ワールドの原点
座標(0, 64, 0)がワールドのスポーン地点付近に設定されており、ここを基準に座標が計算されます。

絶対座標と相対座標の違い

絶対座標
ワールドの原点を基準とした固定の座標値です。

/tp @s 100 64 -200

常に同じ場所(X=100、Y=64、Z=-200)へテレポートします。

相対座標(チルダ記法)
現在位置を基準とした相対的な座標値で、「~」記号を使用します。

/tp @s ~10 ~5 ~-20

現在位置から東に10ブロック、上に5ブロック、北に20ブロック移動します。

/tp @s ~ ~100 ~

X座標とZ座標はそのままで、Y座標だけ100ブロック上昇します。


応用テクニック:相対座標・ローカル座標の活用

相対座標を使った便利なテレポート

相対座標は、現在位置を基準に移動できるため、建築作業や探索で非常に便利です。

真上・真下への移動

/tp @s ~ ~50 ~

現在位置から50ブロック上へ移動(高所建築に便利)

/tp @s ~ ~-30 ~

現在位置から30ブロック下へ移動(地下探索に便利)

水平方向への移動

/tp @s ~100 ~ ~

現在位置から東へ100ブロック移動

ローカル座標(キャレット記法)の活用

ローカル座標は、プレイヤーの向いている方向を基準とした座標系で、「^」記号を使用します。

基本構文

/tp @s ^ ^ ^10

プレイヤーの向いている方向に10ブロック前進します。

ローカル座標の軸定義

  • ^left ^up ^forward:左、上、前方向
  • 正の値で右・上・前、負の値で左・下・後ろへ移動

応用例:常に前方へテレポート

/tp @s ^ ^ ^5

どの方向を向いていても、視線の先5ブロックの位置へ移動します。

コマンドブロックとの組み合わせ

コマンドブロックを使えば、ボタンやレッドストーン信号でテレポートを自動化できます。

テレポートステーションの作り方

  1. コマンドブロックを設置(クリエイティブモードで /give @s command_block で入手)
  2. コマンドブロックに以下を入力
/tp @p 100 64 -200
  1. ボタンや感圧板をコマンドブロックに接続
  2. プレイヤーがボタンを押すと自動的にテレポート

複数の拠点を結ぶテレポートネットワーク
各拠点にコマンドブロックを設置し、それぞれに別の目的地座標を設定することで、拠点間を瞬時に移動できるネットワークを構築できます。


よくあるエラーと解決方法

「コマンドを実行できません」エラー

原因
チート許可がOFFになっている、または権限が不足しています。

解決方法

  • シングルプレイ:ESCメニュー→「LANに公開」→「チートの許可: ON」→「LANワールドを公開」
  • マルチプレイ:サーバー管理者に /op プレイヤー名 でOP権限を付与してもらう

「プレイヤーが見つかりません」エラー

原因
指定したプレイヤー名が間違っているか、そのプレイヤーがオンラインではありません。

解決方法

  • プレイヤー名のスペルを正確に確認(大文字小文字は区別されません)
  • /list コマンドでオンラインプレイヤーを確認
  • ターゲットセレクター(@p、@aなど)を活用

「座標が無効です」エラー

原因
座標の書式が間違っているか、範囲外の値を指定しています。

解決方法

  • X、Y、Zの3つの座標値をすべて指定(省略不可)
  • Y座標は-64~320の範囲内で指定(バージョンにより異なる)
  • カンマではなくスペースで区切る
  • 相対座標の「~」やローカル座標の「^」の記号を確認

テレポート先で窒息ダメージを受ける

原因
テレポート先にブロックが存在し、プレイヤーがブロック内に出現しています。

解決方法

  • Y座標を調整して、空間のある場所を指定
  • 事前に目的地の座標を確認し、安全な場所を選ぶ
  • 地下にテレポートする場合は、洞窟や空間のある座標を選択

マルチサーバーで反応が遅い・ラグが発生

原因
サーバーのスペック不足や回線の問題でコマンド処理が遅延しています。

解決方法

  • サーバーのメモリやCPUスペックを増強
  • プレイヤー数やエンティティ数を削減
  • 高性能なVPSサーバーへの移行を検討(後述のVPS比較を参照)

マルチサーバーでのテレポート設定

OP権限の付与方法

マルチプレイサーバーでテレポートコマンドを使用するには、OP(オペレーター)権限が必要です。

OP権限の付与(サーバー管理者が実行)

/op プレイヤー名

OP権限の剥奪

/deop プレイヤー名

OP権限レベルの設定
server.propertiesファイルで、op-permission-levelを設定できます(1~4、デフォルトは4)。

プラグインを使った高度なテレポート機能

SpigotやPaperサーバーでは、プラグインを導入することでより便利なテレポート機能を追加できます。

EssentialsXプラグイン

  • /home:自分の家にテレポート
  • /spawn:スポーン地点にテレポート
  • /warp [名前]:設定したワープポイントにテレポート
  • /tpa [プレイヤー名]:相手にテレポート許可をリクエスト

導入方法

  1. Spigot/Paperサーバーを構築
  2. EssentialsXプラグインをダウンロード(https://essentialsx.net/)
  3. サーバーのpluginsフォルダに配置
  4. サーバーを再起動

おすすめプラグイン

  • EssentialsX:基本的なテレポート機能の拡張
  • WorldEdit:範囲選択やコピー時のテレポート
  • Multiverse-Core:複数ワールド間のテレポート

サーバー設定での注意点

allow-flight設定
server.propertiesで allow-flight=true に設定しないと、高所へのテレポート後に「飛行」として検知され、キックされる場合があります。

spawn-protection設定
スポーン保護範囲内では、OP権限のないプレイヤーがテレポートコマンドを使えない場合があります。

パフォーマンスへの配慮
大量のプレイヤーを頻繁にテレポートさせると、サーバーの負荷が増大します。安定した運営には、高性能なVPSサーバーの利用が推奨されます。


マイクラサーバー運営におすすめのVPS比較

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