冒頭の直接回答
マイクラのコマンドブロックは、コマンドを自動実行できる特殊ブロックです。サバイバルの通常入手はできず、チート(コマンド)を使って /give などで入手します。マルチサーバー(Java版)では、サーバー設定で enable-command-block を有効化し、OP権限などの条件も満たす必要があります。
要点
- コマンドブロックは基本的にチート(コマンド)で入手する管理者向けブロック
- 入手は
/give、設置は/setblockが基本(Java/統合で表記が一部異なる) - レッドストーン信号や「常時実行」で起動し、登録コマンドを自動実行
- 配布ワールド、ミニゲーム、検証ワールド作成に必須級
- 統合版は設定で「コマンドブロック有効」が必要な場合がある/チートONで実績が無効になる点に注意

コマンドブロックとは
コマンドブロックは、マインクラフト内でコマンドを自動実行できる特殊なブロックです。通常はチャットで手動入力するコマンドを、レッドストーン信号や条件に応じて自動で実行できます。
配布ワールドやミニゲーム、イベント用のギミック作成で定番の機能で、複雑な仕掛けを「コマンド+回路」で組み上げられるのが強みです。
主な特徴:
- 通常プレイでクラフト・自然入手はできない(管理者向けの入手方法)
- レッドストーン回路と連携して自動化ができる
- 単発・連鎖・継続の3タイプで用途が分かれる
- マルチでは権限(OP)やサーバー設定が重要
コマンドブロックの出し方・入手方法
必要な条件
コマンドブロックを入手・使用するには、基本的に以下の条件が必要です。
- チート(コマンド)が使えること(シングルならワールド設定、マルチなら権限)
- マルチプレイの場合はオペレーター(OP)権限が必要
- Java版のマルチサーバーでは、server.properties の
enable-command-block=trueが必要
基本的な入手コマンド
Java版
チャットを開き(「T」または「/」キー)、次のように入力します。
/give @s minecraft:command_block
Java版は minecraft: を付ける表記が最も確実です。複数個なら末尾に個数を付けます。
/give @s minecraft:command_block 64
統合版(Bedrock)
統合版は次の表記が一般的です(環境により minecraft: 付きが通る場合もあります)。
/give @s command_block /give @s command_block 64
チェーン/リピートも直接入手したい場合
3種類を使い分けるなら、各ブロックIDで入手しておくと作業が速いです(Javaは minecraft: 付き推奨)。
# Java版(例) /give @s minecraft:chain_command_block /give @s minecraft:repeating_command_block # 統合版(例) /give @s chain_command_block /give @s repeating_command_block
チート(コマンド)の有効化方法
Java版:既存ワールドで一時的に有効化
- ゲームメニューを開く
- 「LANに公開」を選択
- 「チートの許可:オン」にして「LANワールドを公開」
※これはそのセッション中のみ有効です。
統合版:ワールド設定で有効化
統合版はワールド設定の「チート」をオンにします。なお、チートをオンにすると、そのワールドでは実績の解除ができなくなる点に注意してください(オフに戻しても影響が残る仕様です)。
参考動画:コマンドブロックの基本的な使い方(日本語)
マイクラ今さら聞けないコマンドブロックの使い方と豆知識【ゆっくり解説】
【スイッチ】コマンドブロックの出し方と使い方(マイクラ統合版)
コマンドブロックの出し方と使い方!便利な使用例も紹介(日本語)
コマンドブロックの設置と基本設定
設置方法
コマンドブロックを入手したら、通常のブロックと同様に設置できます。設置後、ブロックを右クリック(または各機種の操作)で設定画面が開きます。
コマンド入力画面の見方
設定画面には主に以下の項目があります(表示名はバージョンや言語で多少異なります)。
コマンド入力欄
ここに実行したいコマンドを入力します。先頭の「/」は基本不要ですが、付けても動作する場合があります(混乱防止のため、コマンドブロック内では「/なし」を推奨します)。
例:天気を晴れにする
weather clear
ホバー表示(説明文)
コマンドブロックにカーソルを合わせたときの表示文です。装置が増えるほど「何のブロックか分からない」事故が増えるため、用途メモとして入れておくと管理が楽になります。
前回の出力
最後に実行された結果(成功/失敗メッセージ等)が表示されます。デバッグの最重要欄なので、動かないときはまずここを確認してください。
コマンドブロックの種類と使い分け
コマンドブロックには3つの種類があり、実行タイミングが異なります。
インパルス(衝撃)コマンドブロック【橙色】
特徴:
- レッドストーン信号を受け取るたびに1回だけ実行
- ボタン/レバーなど「押したら発動」に向く
用途例:
- テレポート装置
- アイテム配布
- 単発イベント
実用コマンド例:
# プレイヤーを座標(100, 64, 100)にテレポート tp @p 100 64 100
チェーン(連鎖)コマンドブロック【緑色】
特徴:
- 前段のコマンドブロックが実行された直後に連鎖実行
- 複数コマンドを順番に処理したいときに便利
- 「条件付き」にすると前段が成功した時だけ実行できる
設定のコツ:
- 最初にインパルス(またはリピート)を置く
- その矢印の向きに合わせてチェーンを並べる(向きがズレると連鎖しません)
- チェーン側は「常時実行」にしておくと連鎖が安定します
リピート(反復)コマンドブロック【紫色】
特徴:
- 条件を満たしている間、毎ゲームティック(20回/秒)で繰り返し実行
- 監視や常時付与など「継続処理」に向く
- 負荷が上がりやすいので、対象範囲・頻度を最小化するのが基本
実用コマンド例:
# 10ブロック以内のプレイヤーに採掘速度上昇を付与(短時間にして負荷を抑える例) effect give @a[distance=..10] minecraft:haste 2 1
3種類の比較表
| 種類 | 色 | 実行タイミング | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| インパルス | 橙色 | 信号が来たら1回 | 単発処理(ワープ、配布など) |
| チェーン | 緑色 | 前段の実行直後に連鎖 | 連続処理(手順の自動化) |
| リピート | 紫色 | 条件中は毎ティック(20回/秒) | 継続処理(監視、常時付与) |
コマンドブロックの詳細設定
ブロックの種類切り替え
設定画面の「種類」から、インパルス/チェーン/リピートを切り替えられます。
条件設定
無条件
常に実行します(デフォルト)。
条件付き
前段のコマンドブロックが成功した場合のみ実行されます。連鎖処理で「成功した時だけ次へ」を作りたいときに便利です。
レッドストーン設定
動力が必要
レッドストーン信号を受け取った時に実行します。ボタン起動などに向きます。
常時実行
設置後、条件が満たされる限り自動実行します。チェーンやリピートで定番の設定です。
実用的なコマンド例集
環境制御系コマンド
時間変更
# 昼にする time set day # 夜にする time set night # 時間を止める gamerule doDaylightCycle false
天気変更
# 晴れにする weather clear # 雨にする weather rain # 雷雨にする weather thunder
プレイヤー操作系コマンド
テレポート
# 自分を座標指定でテレポート tp @s 0 100 0 # 最寄りのプレイヤーを指定プレイヤーの元へ(例) tp @p @a[name=プレイヤー名]
エフェクト付与
# 採掘速度上昇(10分間 レベル2) effect give @s minecraft:haste 600 1 # 透明化(5分間) effect give @s minecraft:invisibility 300 0 # 全エフェクト解除 effect clear @s
建築効率化コマンド
ブロック一括設置(fill)
# 指定範囲を石で埋める fill ~-5 ~-1 ~-5 ~5 ~-1 ~5 minecraft:stone # 指定範囲を空気にする(削除) fill ~-10 ~ ~-10 ~10 ~10 ~10 minecraft:air
建築物のコピー(clone)
# 基本構文 clone <始点座標> <終点座標> <貼り付け先座標> # 実用例 clone 0 60 0 10 70 10 20 60 0
アイテム配布系コマンド
# 自分にダイヤモンドを64個 give @s minecraft:diamond 64 # 全プレイヤーにエンチャント付きダイヤ剣(Java向け例) give @a minecraft:diamond_sword{Enchantments:[{id:"sharpness",lvl:5}]}
ゲームルール変更
# モブのスポーン無効化 gamerule doMobSpawning false # 死亡時にアイテムを保持 gamerule keepInventory true # 火の延焼を無効化 gamerule doFireTick false
実用的なコマンドブロック装置の作り方
昼夜切り替えスイッチ
必要なもの:
- インパルスコマンドブロック × 2
- ボタン × 2
手順:
- インパルスブロックを2つ設置
- 1つ目に
time set dayを入力 - 2つ目に
time set nightを入力 - それぞれの上にボタンを設置
これで昼と夜を自由に切り替えられます。
ワープステーション
必要なもの:
- インパルスコマンドブロック × 複数
- ボタン × 複数
手順:
- 各ワープ先の座標を確認(JavaはF3、統合版は設定で座標表示)
- インパルスブロックに各地点への
tpを入力 - ボタンで起動できるようにする
コマンド例:
# 拠点へワープ tp @p 100 64 100 # 村へワープ tp @p -200 70 300
自動回復エリア(負荷を抑えた基本形)
必要なもの:
- リピートコマンドブロック × 1
手順:
- リピートブロックを設置
- 「常時実行」に設定
- 以下のコマンドを入力
effect give @a[distance=..10] minecraft:regeneration 1 2
10ブロック以内に入ったプレイヤーへ自動的に再生効果を付与します。常時稼働は負荷に直結するため、必要に応じて範囲や効果時間を見直してください。
よくあるトラブルと解決方法
Q: コマンドブロックが出せない
原因:
- チート(コマンド)が無効
- マルチで権限(OP)がない
- Java版マルチで
enable-command-blockが無効
解決方法:
- ワールド設定でチート(コマンド)を有効化する
- マルチでは管理者にOP付与してもらう
- Java版サーバーは
server.propertiesのenable-command-block=trueを確認し、再起動する
Q: コマンドが実行されない
チェックポイント:
- コマンドのスペル/構文が正しいか(特にJava/統合の差)
- レッドストーン信号が届いているか(「動力が必要」になっていないか)
- チェーンの向きが正しいか(矢印方向に接続されているか)
- 「条件付き」なら前段が成功しているか(前回の出力で確認)
Q: サーバーが重くなる
対策:
- リピート(常時実行)を最小限にする
- セレクター範囲を絞る(
@a全体ではなくdistance=..10など) - 不要な装置は停止・撤去する
マルチプレイでの活用とサーバー推奨環境
コマンドブロックを使った装置やミニゲームをマルチで安定稼働させるには、サーバーの処理性能と安定性が重要です。特にリピート系(常時実行)の多用は負荷に直結するため、余裕のある環境を選ぶと運用が楽になります。
マイクラに最適なサーバー環境の選び方
コマンドブロック運用では、以下を重視すると失敗しにくいです。
- CPU性能:ティック処理が詰まると装置の挙動が乱れやすい
- メモリ容量:参加人数・同時稼働装置が多いほど余裕が必要
- 安定性:24時間稼働、再起動のしやすさ
- バックアップ:設定ミスや暴走時に戻せる
- サポート:初心者は特に重要
ゲーミング特化型サーバー
管理画面やテンプレートが整っており、初心者でも始めやすいのが特徴です。料金はキャンペーン等で変動するため、最新は公式で確認してください。
ConoHa for GAME
特徴:
- テンプレートから短手順で開始しやすい
- 管理パネルで設定・再起動がしやすい
- バックアップ等の運用機能が揃っている
推奨目安:
少人数のミニゲームや配布ワールド運用から始めて、装置が増えたら上位プランに拡張する運用が分かりやすいです。
LOLIPOP! for Gamers
特徴:
- 初心者向けに分かりやすい管理画面
- お試しやサポートを重視したい人向け
推奨目安:
初めてのサーバー運営で、サポート重視で進めたい方向けです。
XServer VPS for Game
特徴:
- 性能重視で装置が増えても安定しやすい
- ネットワークや運用機能を重視したい人向け
推奨目安:
コストを抑えつつも、装置の同時稼働や参加人数が増える想定がある場合に検討しやすいです。
XServer VPS for Gameの公式サイトはこちら
汎用VPSサーバー
自由度が高い反面、初期設定や運用(セキュリティ、バックアップ、更新など)を自分で管理する場面が増えます。中〜上級者向けです。
ConoHa VPS
特徴:
- 自由度が高く、構成を細かく詰められる
- 必要な時だけ起動する運用も選択肢
こんな人におすすめ:
設定を細かく詰めたい、複数ゲームや用途を併用したい方。
さくら VPS
特徴:
- 長期運用や安定性重視の選択肢
- サポートを重視する人向け
シンVPS
特徴:
- コスパと管理のしやすさを両立したい人向け
- 自動バックアップなど運用機能があると安心
サーバー選びで迷ったら
用途・参加人数・予算で最適解が変わるため、複数サービスを比較して決めるのが確実です。
無料お試しや短期契約が使える場合は、実際に動かしてから本番運用に移ると失敗しにくいです。
よくある質問(FAQ)
Q1. コマンドブロックはサバイバルモードで使えますか?
A: サバイバルでもチート(コマンド)を有効にすれば入手・使用できます。ただし、統合版はチートをオンにすると実績が無効化される点に注意してください。
Q2. Java版と統合版でコマンドに違いはありますか?
A: 基本コマンドは共通部分が多い一方、構文・NBT・一部機能に差があります。特にJava版はNBTや詳細な仕組みを使った高度な記述ができ、統合版は別構文や制限があるケースがあります。迷ったら「対象のエディション用の例」をそのまま使うのが安全です。
Q3. リピートコマンドブロックの処理頻度はどれくらいですか?
A: リピートは条件を満たしている間、毎ゲームティック(20回/秒)で実行されます。負荷源になりやすいので、対象範囲や条件を絞るのが基本です。
Q4. チェーンコマンドブロックが連鎖しない場合はどうすればいいですか?
A: ①前段が成功しているか(前回の出力を確認)、②チェーンの向きが正しいか、③チェーンが「常時実行」になっているか、④「条件付き」なら前段成功が必須、を順に確認してください。向きのズレが原因のことが多いです。
Q5. マルチサーバーでコマンドブロックを使うのに必要な設定は?
A: Java版のマルチサーバーは、server.properties で enable-command-block=true にし、OP権限などの条件を満たす必要があります。配布ワールドのreadmeに指定がある場合は、それも合わせて反映してください。
まとめ
コマンドブロックは、マイクラの自動化と演出を強化できる管理者向けの強力ツールです。インパルス(単発)・チェーン(連鎖)・リピート(継続)を理解し、レッドストーンや条件設定と組み合わせることで、ワープや配布だけでなく、ミニゲームや配布ワールドのギミックも作れます。
マルチ運用では、Java版サーバーの enable-command-block 設定や権限(OP)がつまずきやすいポイントです。まずは「時間変更」「天気変更」などの軽いコマンドから始め、前回の出力を見ながら段階的に装置を育てていくのがおすすめです。
最初の一歩:
- チート(コマンド)を有効化し、コマンドブロックを入手
- インパルスで「天気」「時間」などを単発実行して感覚を掴む
- チェーンで手順を連結し、前回の出力でデバッグする
- リピートは必要最小限にして、範囲を絞って運用する

