Raft Modloader サーバー運用完全ガイド
RMLLauncherからModpack配布まで

Raft Modloaderとは?
Raft Modloader(RML)は、サバイバルゲーム「Raft」に豊富なMODを導入できる強力なフレームワークです。2022年にファイナルバージョンがリリースされた完成作品であるRaftを、更に楽しくカスタマイズできます。
主な特徴
- RMLLauncherによる自動更新
- 300以上のMODライブラリ
- マルチプレイヤー対応
- セーブデータ移行機能
- Windows 10/11対応

2025年現在の状況
RaftModding.comは現在も活発に運営されており、最新バージョンのRaftに対応したMODが継続的に更新されています。RDS(Raft Dedicated Server)も利用可能です。
RMLLauncherの設定と使い方
自動更新
最新バージョンへの自動更新で常に最新の状態を保持
セキュア
セキュアなチャンネルでのダウンロードで安全性を確保
簡単設定
直感的なインターフェースで設定が簡単
インストール手順
RMLLauncherのダウンロード
RaftModding.comから最新版のRMLLauncher.exeをダウンロードします。
必ずSteam版のRaftが必要です(Windows 10/11のみ対応)
初回セットアップ
RMLLauncher.exeを実行し、利用規約に同意します。
ウイルス対策ソフトが警告する場合は、RMLLauncher.exeを除外設定に追加してください。
Steam起動オプション設定
SteamでRaftを右クリック→プロパティ→起動オプションに以下を入力:
MODのインストール
RMLLauncherからMODを選択してインストールします。
人気MOD
- Item Spawner – アイテム生成ツール
- More Storages – 追加ストレージ
- Craft From All Storage – 全ストレージからクラフト
- Extra Settings API – 設定拡張
Modpack配布とサーバー運用
Modpack作成のベストプラクティス
推奨事項
-
軽量で安定性の高いMODを選択 -
サーバー負荷を考慮したMOD構成 -
定期的なMODアップデート -
詳細なMODリストの提供
避けるべき事項
-
互換性のないMODの組み合わせ -
過度に重いMODの大量導入 -
テストなしでの本番環境導入 -
MODの説明不足
RDS(Raft Dedicated Server)の活用
RDSの特徴
- 24/7サーバー運用が可能
- BisectHostingでの専用ホスティング
- 自己ホスティングにも対応
- MODとの完全互換性
システム要件
- メモリ: 4GB以上推奨
- CPU: 2コア以上
- ストレージ: 5GB以上
- ネットワーク: 安定したブロードバンド
MODの選定とテスト
サーバーで使用するMODを選定し、ローカル環境でテストします。
MODリストの作成
使用するMODの一覧とバージョン情報を記録します。
“modpack_info”: {
“name”: “MyRaftPack”,
“version”: “1.0.0”,
“raft_version”: “1.1.02”,
“description”: “サバイバル強化パック”
},
“mods”: [
{
“name”: “More Storages”,
“version”: “1.2.3”,
“description”: “追加のストレージオプション”
},
{
“name”: “Item Spawner”,
“version”: “2.1.0”,
“description”: “アイテム生成ツール”
},
{
“name”: “Craft From All Storage”,
“version”: “1.5.0”,
“description”: “全ストレージからクラフト”
}
]
}
サーバー設定の調整
MODに合わせてサーバー設定を最適化します。
推奨設定
- プレイヤー数: 4-8人(MOD使用時)
- 自動セーブ間隔: 5分
- バックアップ頻度: 1日1回
- MOD同期: 必須
保存データ移行の完全ガイド
移行前の注意点
- 必ずバックアップを作成してください
- MODの互換性を事前に確認してください
- 全プレイヤーが同じMODを使用する必要があります
- サーバーを停止してから作業を行ってください
バニラからMOD環境への移行
セーブデータの場所
%AppData%\LocalLow\Redbeet Interactive\Raft\Data
MODのインストール
RMLLauncherで必要なMODをインストール
ワールドの読み込み
MOD環境でセーブデータを読み込み
サーバー間でのデータ移行
旧サーバーからエクスポート
ワールドデータとプレイヤーデータを取得
新サーバーへのアップロード
FTP/SFTPでサーバーにファイルをアップロード
権限とファイルパスの調整
新環境に合わせて設定を調整
よくある移行エラーと解決方法
「MOD not found」エラー
→ 全プレイヤーが同じMODを同じバージョンでインストールしているか確認
ワールドが破損している
→ バックアップから復元、MODの互換性を再確認
プレイヤーデータが消失
→ プレイヤー固有のMODデータを含めて移行
マルチプレイヤー同期エラー
→ 全プレイヤーが事前に同じModpackをインストール
おすすめのゲームサーバー
RaftのModloaderサーバーを安定して運用するために、以下の信頼性の高いサーバーサービスをご紹介します。RDS(Raft Dedicated Server)にも対応しています。
ConoHa for GAME
ゲーム専用VPS
- ゲームに最適化されたサーバー
- 高性能SSD標準搭載
- 24時間365日サポート
- RDS対応
XServer VPS for Game
高性能ゲームサーバー
- 高速NVMe SSD
- 簡単インストール機能
- 自動バックアップ
- Raft対応
さくら VPS
信頼性の高いVPS
- 豊富な料金プラン
- 安定したネットワーク
- コストパフォーマンスが良い
- カスタマイズ可能
BisectHosting
RDS公式パートナー
- RDS専用ホスティング
- MOD完全対応
- 24/7サーバー運用
- ワンクリック設定
サーバー選びのポイント
Raft特有の要件
- メモリ: 4GB以上(MOD使用時は6GB以上推奨)
- CPU: 2コア以上(4コア推奨)
- ストレージ: 5GB以上
- ネットワーク: 低遅延
サポート面
- RDS対応
- MOD管理機能
- 自動バックアップ
- 24時間サポート
よくある質問(FAQ)
RMLLauncherが起動しない場合は?
Windows Defenderやセキュリティソフトがブロックしている可能性があります。以下の対処法を試してください:
- RMLLauncher.exeを例外設定に追加
- 管理者権限で実行
- Windows 10/11の対応確認
- Steam版Raftの確認
MODが正しく読み込まれない場合は?
MODの読み込みエラーは以下の原因が考えられます:
- MODフォルダの権限設定を確認
- MODの依存関係やバージョンの互換性を確認
- 必要に応じて再インストール
- Extra Settings APIなどの依存MODを確認
マルチプレイヤーでMODが同期されない場合は?
マルチプレイヤーでのMOD同期には注意が必要です:
- 全プレイヤーが同じMODを同じバージョンでインストール
- サーバー側でMODリストを配布
- 事前に全員でMODの動作確認
- RDS使用時は専用設定を適用
セーブデータの移行時にエラーが発生する場合は?
セーブデータ移行のトラブルシューティング:
- バックアップから復元し、MODの互換性を再確認
- 移行前後で同じMODが必要
- プレイヤーデータも含めて移行
- 段階的に少しずつMODを追加
RDSサーバーの設定方法は?
RDS(Raft Dedicated Server)の設定手順:
- BisectHostingでRDS専用プランを選択
- 自己ホスティング($5以上のパトロン向け)
- MOD対応の確認
- 24/7運用が可能
まとめ
RaftのModloaderサーバー運用は、適切な設定と管理により素晴らしいゲーム体験を提供できます。2025年現在も活発に発展しているRaftModding.comコミュニティとRDS(Raft Dedicated Server)を活用し、安定したサーバー環境でModpackを配布することで、プレイヤーに新しい海上冒険を提供しましょう。
適切な設定
RMLLauncherとRDSの正しい設定でスムーズな運用を実現
コミュニティ
300以上のMODとアクティブなRaftModdingコミュニティ
継続的改善
定期的なメンテナンスとMOD更新で最適な環境を維持
免責事項:
本記事は2025年7月時点の情報に基づいて執筆されています。Raftは2022年にファイナルバージョンがリリースされた完成作品ですが、RaftModding.comコミュニティとRDS(Raft Dedicated Server)は継続的にアップデートされています。最新情報は各公式サイトをご確認ください。