※本記事は2026年1月時点の公開情報(公式ページ等)をもとに更新しています。料金・在庫・提供GPUは変更されることがあるため、申込み前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。


GPU VPSが注目される理由
AI画像生成の普及で、GPU搭載VPS/クラウドGPUの需要が増えています。Stable Diffusion(WebUI/ComfyUIなど)を動かすにはGPU(特にVRAM)が重要で、必要なときだけ時間課金で使えるサービスは「初期投資を抑えたい人」に向きます。
GPU VPSの主な用途
- AI画像生成: Stable Diffusion(SD1.5/SDXL)、ComfyUI、各種LoRAの推論
- 機械学習/推論: PyTorch、TensorFlow、ローカルLLM推論(用途によりVRAM要求は大きく変動)
- 動画/アップスケール: 画像・動画の高解像度化、フレーム補間など
- 3D/レンダリング: Blender等のレンダリング、CAD/CG用途
- 注意: 暗号資産マイニング等は規約で禁止されることが多いので、用途が規約に合うか必ず確認してください。
最安GPU VPS比較表
| サービス | 主なGPU(例) | 月額料金(目安) | 時間単価(目安) | VRAM | 用途・補足 |
|---|---|---|---|---|---|
| GPUSOROBAN | RTX A4000 | 33,000円/月(例) | 50円/時(例) | 16GB | 国内・従量課金。まずは最安で試したい人向け。 |
| ConoHa GPUサーバー | NVIDIA L4 | 39,930円/月(例) | 66.6円/時(例) | 24GB | 国内・時間課金。SDXLを比較的安定して回したい人向け。 |
| TensorDock(海外) | RTX 4090 | 約$266/月相当(0.37×24×30の例) | $0.37/時〜 | 24GB | 海外・USD課金。為替・在庫・ノードで価格が変動。 |
| KAGOYA プライベートGPUクラウド | RTX A5000 / A6000 ほか | 97,900円/月〜(例) +初期費用 297,000円(例) | — | 24GB〜 | 専有GPU・月額定額(最低利用期間あり)。企業/研究向け。 |
※海外サービスはUSD課金が中心で、為替やノード条件で実コストが変わります。日本円での比較は「目安」として捉えてください。
Stable Diffusion推奨スペック
ここでは「ローカル実行(WebUI/ComfyUI等)」を想定した目安です。SDXLはVRAM 8GBでも動作例がありますが、ワークフロー(解像度、ControlNet、LoRA、アップスケール等)で必要VRAMは大きく変わります。
最低動作環境(目安)
- VRAM: 8GB以上(SDXLの最低目安)
- GPU: NVIDIA GeForce RTX 20シリーズ相当以上
- メモリ: 16GB以上
- ストレージ: 50GB以上(モデル/拡張を増やすと更に必要)
推奨動作環境(目安)
- VRAM: 12〜16GB以上(SDXLを快適に回す目安)
- メモリ: 32GB以上(複数ツール併用や大きめワークフロー向け)
- ストレージ: 100GB以上(モデル/LoRA/ControlNetを運用するなら余裕を)
- 補足: LoRA学習や重い動画系ワークフローはVRAM 24GB以上が有利
関連するYouTube動画(日本語)
GPUクラウドの使い方・Stable Diffusionの実運用を学ぶのに役立つ日本語動画です(2026年1月時点で閲覧可能なもの)。
最安GPU VPS詳細レビュー
GPUSOROBAN – 最安級の国内GPU
料金体系
- RTX A4000(16GB): 50円/時間(例)
- A100(40GB): 361円/時間(例)/A100(80GB): 398円/時間(例)
- ストレージ: 100GB(標準)
- データ転送量課金: なし(公式の表記範囲で)
- インスタンス停止中は課金なし(ストレージは保持)
メリット
- 国内サービスで比較的低価格帯から始めやすい
- CUDA/PyTorch等の環境が用意されたイメージが選べ、Dockerも使える
- 10日間トライアル(条件あり)など、試しやすい導線がある
デメリット
- GPUの在庫状況により、希望スペックを確保できない場合がある
- マネージド型ではないため、WebUI/ComfyUIの導入・運用は自分で行う必要がある
ConoHa GPUサーバー – 国内で始めやすい
料金体系
- L4(24GB): 66.6円/時間〜(プランにより変動)
- H100(80GB): 1,398円/時間(例)
- 月額表記のプランもあり(時間単価換算が公式に記載)
メリット
- 国内サービスなのでレイテンシやサポート面で安心しやすい
- L4(24GB)以上のVRAMを確保でき、SDXL系の運用と相性が良い
デメリット
- 格安帯と比べると単価は高めになりやすい
- 人気の時間帯は在庫状況に左右されることがある
TensorDock – 海外格安GPU
料金体系
- USD建ての従量課金(例: RTX 4090が $0.37/時間〜 と案内)
- 在庫や地域(ノード)により価格が変動する
メリット
- 性能の割に安いノードが見つかればコスパが高い
- 4090など、画像生成と相性が良いGPUを選べる場合がある
デメリット
- 海外サービスのため、支払い・為替・サポート言語のハードルがある
- ノード品質や空き状況が一定ではない(サービスの性質上)
KAGOYA プライベートGPUクラウド – セキュアな専有GPU
料金体系
- 月額定額+初期費用(例: RTX A5000は初期297,000円/月額97,900円)
- GPUラインアップ例: H100(94GB)、A100(80GB)、RTX A5000(24GB)、RTX A6000(48GB)
- 最低利用期間: 2カ月(表記ベース)
メリット
- 国内データセンターで、GPUサーバーを専有して運用できる(セキュリティ/データ主権の面で強い)
- 従量課金ではなく月額定額で予算化しやすい
デメリット
- 初期費用が大きく、個人のお試し用途には向きにくい
- 最安比較というより「安定運用・専有・セキュア」を重視する方向け
AI生成用途別おすすめ
初心者・お試し用途
国内で始めたいならGPUSOROBAN(最安帯から)やConoHa GPUサーバー(L4 24GBでSDXL運用を狙う)が候補になります。まずは「1〜2時間だけ動かして挙動を見る」など、時間課金を活かすのがおすすめです。
コスト重視
時間単価を最優先するなら、GPUSOROBANや海外のマーケット型(TensorDock等)で安いノードを探すのが定番です。海外は為替・通信・支払い周りも含めて、トータルで見積もりましょう。
本格運用
大規模運用や機密データを扱うなら、KAGOYAの専有GPUのようなプライベートGPUクラウドが選択肢になります。モデル学習やLLMなどで大容量VRAMが必要なら、ConoHaのH100等も候補です。
GPU選びのポイント
VRAM容量
- 12〜16GB: SDXLを「普段使い」しやすいゾーン
- 24GB以上: LoRA学習や重めのControlNet/アップスケール等で有利
コスト計算
- 月額定額 vs 時間課金(使う時間が短いなら時間課金が有利になりやすい)
- ストレージ/スナップショットの課金有無(停止中の扱い)
- データ転送量(外向き通信)課金の有無
- 最低利用期間や初期費用
サポート体制
- 日本語サポートの有無(特に初めての人は重要)
- 障害時の連絡手段(電話/チケット/24時間対応など)
- テンプレート提供や導入ガイドの充実度
参考:公式リンク
まとめ
2026年1月時点では、GPUを「必要なときだけ」使える時間課金型の選択肢が増えています。まずは最安帯から試すならGPUSOROBAN、国内でSDXLを安定運用したいならConoHa GPUサーバー(L4 24GB)、海外も含めてコスト最優先ならTensorDock、専有GPUやセキュリティ重視ならKAGOYAのような月額定額型が候補です。Stable Diffusionを本格運用するなら、ワークフローに合わせてVRAM 12〜16GB以上(学習や重い処理は24GB以上)を目安に選ぶと失敗しにくいです。

