【2025年10月最新】マイクラサーバー運用完全ガイド!rclone自動バックアップから2TB HDD最適化まで

目次

冒頭の直接回答

マイクラサーバーの運用では、rcloneを使った自動バックアップとストレージ管理が重要です。rcloneはクラウドストレージへの自動同期を実現し、cronで毎日決まった時間にバックアップを取得できます。2TB HDDの最適化には、ワールドサイズ制限やMCA Selectorを使った不要チャンク削除、SSDとの併用が効果的です。

要点

  • rcloneとcronでクラウドへの完全自動バックアップを実現
  • 2TB HDDの最適化にはワールド境界設定と不要データ削除が必須
  • サーバーメモリは参加人数×500MBが目安(4人以下:2GB、5〜10人:4GB)
  • VPS選びはマイクラ専用管理ツールと自動バックアップ機能がポイント
  • ストレージ容量不足対策は定期的なバックアップローテーションが鍵

なぜ自動バックアップが必要なのか

マイクラサーバー運用で最も重要なのは、大切なワールドデータを守ることです。手動バックアップでは忘れたり、サーバークラッシュ直前のデータを失うリスクがあります。

自動バックアップのメリット

データ損失リスクの最小化: サーバークラッシュやMODの競合、プレイヤーの誤操作などでワールドが破損した場合でも、直近のバックアップから復元できます。

運用負担の軽減: 毎日決まった時間に自動実行されるため、管理者が手動でバックアップを取る必要がありません。

クラウド保存で安心: rcloneを使えば、Google DriveやDropbox、Amazon S3などのクラウドストレージに自動アップロードされ、サーバー本体が故障してもデータは安全です。


rcloneによる自動バックアップ設定

rcloneは70以上のクラウドストレージに対応した強力なバックアップツールです。コマンドライン上で動作し、VPSでも簡単に導入できます。

rcloneのインストール

Linux/VPS環境の場合:

curl https://rclone.org/install.sh | sudo bash

インストール後、以下のコマンドでバージョンを確認します。

rclone version

クラウドストレージとの連携設定

rcloneの設定は対話形式で行います。

rclone config

Google Driveの設定例:

  1. n(新規リモート作成)を選択
  2. リモート名を入力(例:gdrive
  3. ストレージタイプでdrive(Google Drive)を選択
  4. クライアントIDとシークレットは空欄でEnter(デフォルト使用)
  5. ブラウザで認証URLを開いてGoogleアカウントで認証
  6. 認証コードを貼り付けて完了

設定が完了したら、接続テストを実行します。

rclone lsd gdrive:

Google Driveのフォルダ一覧が表示されれば成功です。

参考:Rclone公式サイト

バックアップスクリプトの作成

マイクラサーバーのワールドデータを自動バックアップするスクリプトを作成します。

#!/bin/bash
# マイクラ自動バックアップスクリプト

# 設定
SERVER_DIR="/opt/minecraft/world"
BACKUP_DIR="/opt/minecraft/backups"
REMOTE_NAME="gdrive"
REMOTE_PATH="MinecraftBackups"
DATE=$(date +%Y%m%d_%H%M%S)
BACKUP_FILE="world_backup_${DATE}.tar.gz"

# ワールドデータを圧縮
cd /opt/minecraft
tar -czf ${BACKUP_DIR}/${BACKUP_FILE} world/

# クラウドへアップロード
rclone copy ${BACKUP_DIR}/${BACKUP_FILE} ${REMOTE_NAME}:${REMOTE_PATH}/

# ローカルの古いバックアップを削除(7日以上前)
find ${BACKUP_DIR} -name "world_backup_*.tar.gz" -mtime +7 -delete

# クラウドの古いバックアップを削除(14日以上前)
rclone delete ${REMOTE_NAME}:${REMOTE_PATH}/ --min-age 14d

echo "バックアップ完了: ${BACKUP_FILE}"

スクリプトに実行権限を付与します。

chmod +x /opt/minecraft/backup.sh

cronで定期バックアップをスケジュール

cronを使えば、指定した時間に自動的にバックアップスクリプトを実行できます。

cron設定の基本

cronの設定を編集します。

crontab -e

スケジュール設定例

毎日午前3時に実行:

0 3 * * * /opt/minecraft/backup.sh >> /var/log/minecraft_backup.log 2>&1

6時間ごとに実行:

0 */6 * * * /opt/minecraft/backup.sh >> /var/log/minecraft_backup.log 2>&1

毎週日曜日の午前4時に実行:

0 4 * * 0 /opt/minecraft/backup.sh >> /var/log/minecraft_backup.log 2>&1

cron設定の書式は「分 時 日 月 曜日 コマンド」です。

バックアップログの確認

設定が正しく動作しているか確認します。

tail -f /var/log/minecraft_backup.log

2TB HDD最適化テクニック

大容量ストレージを効率的に活用するには、適切な管理が必要です。

SSDとHDDの使い分け

SSD(高速ストレージ)に配置すべきもの:

  • 現在プレイ中のワールドデータ
  • サーバープログラム本体
  • プラグイン/MODファイル
  • プレイヤーデータ

HDD(大容量ストレージ)に配置すべきもの:

  • バックアップファイル
  • ログファイル
  • 使用していない旧ワールド

ワールド境界の設定

server.propertiesでワールドサイズを制限します。

max-world-size=10000

この設定により、ワールドの半径10,000ブロック(直径20,000ブロック)に制限され、無限に広がることを防ぎます。

MCA Selectorでチャンク管理

MCA Selectorは、不要なチャンク(ブロック群)を削除してワールドサイズを削減できるツールです。

主な機能:

  • 未探索チャンクの削除
  • プレイヤーが訪れていない領域の削除
  • エンティティが多すぎるチャンクの特定

ダウンロード:MCA Selector GitHub


ストレージ容量管理とワールドサイズ制御

必要なストレージ容量の目安

プレイ人数と使用期間に応じた容量の目安です。

プレイ規模推奨SSD容量備考
1〜5人(小規模)20〜30GBバニラサーバー、短期プレイ向け
6〜15人(中規模)50〜80GBプラグイン・MOD少数導入
20人以上(大規模)100〜200GB以上大量のMOD・長期運用

ワールドサイズの確認方法

現在のワールドサイズを確認します。

du -sh /opt/minecraft/world

古いログファイルの削除

ログファイルが肥大化するのを防ぐため、定期的に削除します。

# 30日以上前のログを削除
find /opt/minecraft/logs -name "*.log.gz" -mtime +30 -delete

メモリ割り当てと最適化

マイクラサーバーのパフォーマンスは、適切なメモリ割り当てで大きく改善します。

必要メモリの目安

同時接続人数推奨メモリ容量プラン例
1〜4人2GBバニラサーバー
5〜10人4GBプラグイン少数
11〜20人8GBMOD・プラグイン多数
20人以上16GB以上大規模サーバー

基本的な計算式は「参加人数 × 500MB」が目安です。

メモリ割り当ての変更方法

起動スクリプト(start.sh)でメモリを指定します。

java -Xms4G -Xmx4G -jar server.jar nogui
  • -Xms: 初期メモリ(最小)
  • -Xmx: 最大メモリ

サーバー軽量化の設定

server.propertiesで負荷を軽減できます。

view-distance=8
simulation-distance=6
entity-broadcast-range-percentage=80

サーバー比較診断

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