【2025年11月最新】Rustサーバーレンタル完全ガイド:料金比較からサーバーの立て方まで徹底解説

目次

冒頭の直接回答

Rustサーバーレンタルとは、マルチプレイ専用のVPS(仮想専用サーバー)を契約し、友人や仲間と快適にRustをプレイできる環境を構築するサービスです。推奨スペックは最低4GBメモリ・2コアCPU以上で、月額料金は600円~3,000円程度。ConoHa for GAMEやXServer VPS for Game、シンVPSなどが人気で、初心者でも簡単にサーバー構築できます。

要点

  • Rustマルチプレイには最低4GBメモリ・2コアCPU以上のVPSが必要
  • 月額600円~3,000円程度でレンタル可能、無料お試し期間があるサービスも
  • ConoHa for GAME、XServer VPS for Game、シンVPSが人気の選択肢
  • 初心者でもテンプレート機能で最短3分でサーバー構築可能
  • 8GB以上のプランなら10人以上の快適なマルチプレイが実現

Rustサーバーレンタルとは?

Rustは荒廃した世界でサバイバルを楽しむオンラインゲームで、マルチプレイが醍醐味です。公式サーバーでは他のプレイヤーとの競争が激しく、初心者には厳しい環境となっています。そこでおすすめなのが、プライベートサーバーのレンタルです。

プライベートサーバーを立てることで、友人だけの専用環境を作れます。PvP(プレイヤー対プレイヤー)のルール設定や、資源の採取量調整なども自由自在。快適なゲーム環境を構築できるため、Rustを本格的に楽しみたいプレイヤーに人気のサービスです。

Rustサーバーの種類

公式サーバー
Facepunch Studiosが運営する公式サーバーで、完全無料で利用できます。ただし、多数のプレイヤーが参加するため競争が激しく、初心者には難易度が高めです。

コミュニティサーバー
個人や団体が運営するサーバーで、独自のルールやMODが導入されています。PvE(プレイヤー対環境)専用サーバーなど、初心者向けの設定も多く見られます。

プライベートサーバー
自分専用または友人グループ専用のサーバーです。サーバー設定を自由にカスタマイズでき、快適な環境でゲームを楽しめます。今回解説するレンタルサーバーは、このプライベートサーバーの構築を目的としています。


Rustサーバーに必要なスペック

Rustサーバーを快適に運用するには、適切なスペックのVPSを選ぶ必要があります。プレイ人数や使用するMODによって推奨スペックは変わりますが、基本的な目安をご紹介します。

最低スペック(少人数向け)

  • メモリ(RAM):4GB以上
  • CPU:2コア・3.4GHz以上
  • ストレージ:32GB以上(SSD推奨)
  • 想定プレイ人数:2~4人程度

最低スペックでは、2~4人程度の小規模マルチプレイが可能です。ただし、メモリがギリギリのため、長時間プレイするとパフォーマンスが低下する可能性があります。

推奨スペック(中規模向け)

  • メモリ(RAM):8GB以上
  • CPU:3コア以上
  • ストレージ:50GB以上(SSD推奨)
  • 想定プレイ人数:5~10人程度

8GBメモリなら、5~10人程度のマルチプレイが快適に楽しめます。Rustを本格的にプレイしたい場合は、このスペックがおすすめです。

大規模サーバー向け

  • メモリ(RAM):16GB以上
  • CPU:4コア以上
  • ストレージ:100GB以上(SSD推奨)
  • 想定プレイ人数:10人以上

10人以上の大規模マルチプレイや、MODを大量に導入したい場合は16GB以上のメモリが必要です。

Rustのマルチサーバーの立て方動画はこちら


Rustサーバーレンタル料金比較表

主要なVPSサービスのRust向けプランを比較しました(2025年11月現在)。

サービス名最安プラン推奨プラン(8GB)初期費用無料お試し特徴
ConoHa for GAME493円/月~(2GB)1,628円/月~無料なし時間課金制あり、最短1時間から利用可能
XServer VPS for Game830円/月~(2GB)2,200円/月~無料無料サーバーあり専用管理画面で初心者も安心
シンVPS620円/月~(512MB)2,200円/月~無料なしコスパ重視、エックスサーバー系列
LOLIPOP! for Gamers550円/月~(512MB)2,180円/月~無料なし低価格が魅力、学習向け
KAGOYA CLOUD VPS550円/月~(1GB)1,760円/月~無料なし老舗VPS、安定性重視
さくらのVPS590円/月~(512MB)2,200円/月~無料2週間長年の実績、充実のサポート

※料金は2025年11月時点の通常価格(税込)です。キャンペーン等で変動する場合があります。


Rustサーバーの立て方(ConoHa for GAME編)

初心者でも簡単にRustサーバーを立てられるよう、人気のConoHa for GAMEを例に手順を解説します。

STEP1:ConoHa for GAMEに申し込む

ConoHa for GAME公式サイトにアクセスし、「今すぐお申し込み」をクリックします。メールアドレスとパスワードを入力してアカウントを作成しましょう。

STEP2:プランを選択する

Rustテンプレートが利用できるのは4GBプラン以上です。ただし、快適にプレイするなら8GBプラン以上を推奨します。

  • プレイ人数2~4人:4GBプラン(月額1,015円~)
  • プレイ人数5~10人:8GBプラン(月額1,628円~)
  • プレイ人数10人以上:16GBプラン(月額3,308円~)

STEP3:イメージタイプで「Rust」を選択

アプリケーションの選択画面で「Rust」を選びます。自動的にRustサーバーがインストールされるため、面倒な設定作業は不要です。

STEP4:rootパスワードとネームタグを設定

rootパスワードは、サーバーの管理に使用します。忘れないように、安全な場所にメモしておきましょう。ネームタグはサーバーの識別名で、好きな名前を設定できます。

STEP5:サーバーを起動してゲームに接続

サーバーが起動したら、Rustクライアントを起動します。コンソールを開いて、以下のコマンドを入力してください。

client.connect サーバーのIPアドレス:28015

サーバーのIPアドレスは、ConoHaのコントロールパネルで確認できます。これでプライベートサーバーへの接続が完了です。

サーバー設定のカスタマイズ

Rustサーバーの各種設定は、ConoHaのコントロールパネルから変更できます。

  • サーバー名の変更:他のプレイヤーから見えるサーバー名
  • 最大プレイヤー数:同時接続可能な人数
  • マップサイズ:ワールドの広さ(デフォルトは3500)
  • PvPモードの切り替え:プレイヤー同士の攻撃可否
  • 資源採取量の調整:木や石の採取量倍率

これらの設定を調整することで、自分好みのゲーム環境を作れます。


おすすめRustサーバーレンタルサービス

ここからは、Rustサーバーにおすすめのレンタルサーバーを詳しくご紹介します。それぞれの特徴を比較して、自分に合ったサービスを選びましょう。

ConoHa for GAME

時間課金制で無駄なくお得に利用できる

ConoHa for GAMEは、GMOインターネットグループが提供するゲーム特化型VPSです。最大の特徴は、時間課金制と月額定額制の2つの料金体系から選べる点。短期間だけ遊びたい場合は時間課金制、長期利用なら月額定額制がお得です。

主な特徴

  • 料金:月額493円~(2GBプラン)/ 月額1,628円~(8GBプラン)
  • 時間課金:2.5円/時~利用可能
  • 初期費用無料
  • Rustテンプレートで自動構築
  • 高速SSD標準搭載
  • 24時間365日のサポート体制

Rustサーバーの構築が簡単で、初心者でも迷わず設定できます。管理画面も日本語で分かりやすく、サーバー設定の変更もボタン一つで完了。時間課金制なら、使わない時間は費用が発生しないため、週末だけ遊ぶといった使い方にも最適です。

ConoHa for GAME 詳細を見る

XServer VPS for Game

無料サーバーでお試しできる初心者向けVPS

XServer VPS for Gameは、国内シェアNo.1のエックスサーバーが提供するゲーム専用VPSです。2025年2月から完全無料のゲームサーバー提供を開始し、Rustも無料サーバー対象となっています。

主な特徴

  • 料金:月額830円~(2GBプラン)/ 月額2,200円~(8GBプラン)
  • 無料サーバー提供あり(72時間まで利用可能)
  • 初期費用無料
  • Rust専用管理パネル
  • 簡単セットアップ(最短3分)
  • 高性能NVMe SSD搭載

最大の魅力は、無料サーバーで実際に試せること。72時間(3日間)無料で利用できるため、サーバーの使い勝手を確認してから本契約できます。専用管理パネルが用意されており、マップの変更やワイプ(サーバーリセット)も簡単に実行可能です。

XServer VPS for Game 詳細を見る

シンVPS

高コスパで安定性抜群のVPSサービス

シンVPSは、エックスサーバー系列の新しいVPSサービスです。最新のハードウェアを採用しながら低価格を実現しており、コストパフォーマンスに優れています。

主な特徴

  • 料金:月額620円~(512MBプラン)/ 月額2,200円~(8GBプラン)
  • 初期費用無料
  • 最新CPU・高速ストレージ
  • スナップショット機能
  • エックスサーバーの技術力を継承

スナップショット機能により、サーバー設定を失敗してもすぐに元に戻せるため、安心して試行錯誤できます。サーバー管理の経験がない初心者でも、気軽にチャレンジできる環境が整っています。

シンVPS 詳細を見る

ConoHa VPS

汎用性の高いVPSサービス

ConoHa VPSは、ゲーム専用ではなく汎用VPSサービスです。Rustサーバーとしても利用できますが、Webサーバーやアプリケーション開発など、様々な用途に対応できます。

主な特徴

  • 料金:月額678円~(512MBプラン)/ 月額1,848円~(8GBプラン)
  • 初期費用無料
  • 多用途に対応
  • KUSANAGIなど高速化技術に対応
  • スケールアップ・ダウンが簡単

Rust専用のテンプレートはないため、手動でのサーバー構築が必要です。ただし、将来的にRust以外の用途にも使いたい場合は、汎用性の高いConoHa VPSが適しています。

ConoHa VPS 詳細を見る

LOLIPOP! for Gamers

低価格でゲーム入門に最適

LOLIPOP! for Gamersは、学習用途や小規模マルチプレイに適した低価格VPSです。ロリポップ!レンタルサーバーで有名なGMOペパボが提供しています。

主な特徴

  • 料金:月額550円~(512MBプラン)/ 月額2,180円~(8GBプラン)
  • 初期費用無料
  • 低価格で気軽に始められる
  • 簡単セットアップ
  • 学習サポート充実

友人数人とカジュアルにRustを楽しみたい場合や、サーバー運営を試してみたい初心者に最適です。低価格ながら必要な機能は揃っており、コストを抑えてマルチプレイ環境を構築できます。

LOLIPOP! for Gamers 詳細を見る

KAGOYA CLOUD VPS

老舗VPSの安定性と信頼性

KAGOYA CLOUD VPSは、1998年創業の老舗ホスティング会社が提供するVPSです。長年の運用実績に基づく安定性と信頼性が魅力です。

主な特徴

  • 料金:月額550円~(1GBプラン)/ 月額1,760円~(8GBプラン)
  • 初期費用無料
  • 自社データセンター運営
  • 高い稼働率
  • 充実したサポート体制

Rustサーバーの長期運用を考えている場合、安定性を重視するならKAGOYA CLOUD VPSがおすすめです。トラブル時のサポート対応も迅速で、安心してサーバーを任せられます。

KAGOYA CLOUD VPS 詳細を見る

さくらのVPS

長年の実績と充実のサポート

さくらのVPSは、2008年からサービス提供を続ける老舗VPSです。長年の実績に基づく安定性と、充実したドキュメント・サポートが特徴です。

主な特徴

  • 料金:月額590円~(512MBプラン)/ 月額2,200円~(8GBプラン)
  • 初期費用無料
  • 2週間の無料お試し期間
  • 豊富なドキュメント
  • 老舗ならではの安心感

2週間の無料お試し期間があるため、じっくり使い勝手を確認してから契約できます。サーバー管理の知識を深めたい方にも、充実したドキュメントがサポートしてくれます。

さくらのVPS 詳細を見る


サーバー選びの診断ツール

「結局どのサーバーを選べばいいか分からない…」という方のために、質問に答えるだけで最適なサーバーを診断してくれる便利なツールがあります。

サーバー比較診断サイトでは、プレイ人数・予算・重視するポイントなどの簡単な質問に答えるだけで、あなたにぴったりのRustサーバーレンタルサービスを提案してくれます。初心者の方でも迷わずサーバー選びができるので、ぜひ活用してみてください。


よくある質問(FAQ)

Q1. Rustサーバーは無料で立てられますか?

完全無料での長期運用は難しいですが、無料お試し期間を提供するサービスがあります。XServer GAMEsでは72時間(3日間)の無料サーバーが利用でき、Rustも対象です。また、さくらのVPSでは2週間の無料お試し期間があります。自宅のPCをサーバーにする方法もありますが、電気代や24時間稼働による負荷を考えるとレンタルサーバーの方がコストパフォーマンスに優れています。

Q2. Rustサーバーの推奨メモリ容量は?

快適にプレイするなら8GB以上のメモリを推奨します。4GBプランでも動作しますが、メモリがギリギリのため長時間プレイするとパフォーマンスが低下する可能性があります。2~4人の小規模マルチプレイなら4GB、5~10人なら8GB、10人以上の大規模サーバーなら16GB以上を選びましょう。MODを大量に導入する場合も、メモリに余裕を持たせることが重要です。

Q3. サーバーに接続できないエラーが出る場合は?

「Disconnected: Connection Attempt Failed」エラーが出る場合、まずファイアウォールとポート開放を確認してください。Rustはデフォルトで28015ポートを使用します。また、サーバーが正常に起動しているか、IPアドレスが正しいかを確認しましょう。VPSのコントロールパネルでサーバーの状態を確認し、必要に応じて再起動してください。それでも解決しない場合は、セキュリティソフトがブロックしていないか確認しましょう。

Q4. 月額料金以外にかかる費用はありますか?

基本的に月額料金のみで利用できます。ただし、データ転送量が極端に多い場合は追加料金が発生する可能性があります(多くのサービスでは上限なし)。また、サーバーのバックアップを有料オプションで追加する場合は、別途費用がかかります。初期費用は、今回紹介したすべてのサービスで無料です。解約手数料も不要なので、安心して契約できます。

Q5. サーバーのワイプ(リセット)はいつ行われますか?

プライベートサーバーの場合、ワイプのタイミングは管理者が自由に決められます。公式サーバーでは毎月の月初めの金曜日に強制ワイプが実施されますが、プライベートサーバーではワイプするかどうかも自分で決定できます。定期的にワイプすることで、新鮮なゲーム体験を維持できます。多くのレンタルサーバーでは、管理画面からワンクリックでワイプを実行できる機能が用意されています。


まとめ

Rustサーバーレンタルは、月額600円~3,000円程度で友人と快適なマルチプレイ環境を構築できるサービスです。推奨スペックは最低4GBメモリ・2コアCPU以上で、8GBメモリなら5~10人のマルチプレイが快適に楽しめます。

初心者には、テンプレート機能で簡単にサーバー構築できるConoHa for GAMEやXServer VPS for Gameがおすすめです。無料お試し期間を活用して、実際の使い勝手を確認してから本契約することをおすすめします。

今すぐRustサーバーをレンタルして、友人と最高のサバイバル体験を始めましょう。プライベートサーバーなら、自分たちのペースでゲームを楽しめます。


出典

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