【2025年12月最新】Valheim Plus Modサーバー導入完全ガイド|自前VPS・ゲームサーバー対応

目次

冒頭の直接回答

Valheim Plus Modサーバーは、①バニラのValheim専用サーバーを用意し、②Valheim Plusサーバー版ファイルをサーバーとクライアント両方に導入し、③同じvalheim_plus.cfg設定を共有することで安定運用できます。この記事の手順どおりに進めれば、自宅PC・VPS・ゲーム専用サーバーのどれでも、日本語環境で安全にValheim Plus Modサーバーを構築できます。

要点

  • サーバーと全クライアントに「同じバージョンのValheim Plus」と「同じ設定ファイル」を入れることが最重要
  • 自前VPSならGitHub配布のサーバー版(WindowsServer/LinuxServer)を展開するだけでBepInEx込みで導入可能 (GitHub)
  • ConoHa for GAMEやXServer VPS for Gameなどのゲーム専用VPSなら、Valheimテンプレート+手動Mod導入で構築が簡単 (ConoHaサポート)

Valheim Plus Modとは?導入前に知っておきたいポイント

Valheim Plusの概要と主な機能

Valheim Plusは、建築制限の緩和、ポータルの鉱石制限解除、インベントリ拡張、建築物の劣化無効化、設備の自動燃料補給など、多数のQoL機能を追加する総合Modです。(Waku Waku Gaming)
公式GitHubプロジェクト「ValheimPlus/ValheimPlus」と専用サイトから配布されており、サーバー/クライアント両対応のビルドが用意されています。(GitHub)

サーバー導入でできること

サーバーにValheim Plusを導入すると、以下のような「サーバー全体のルール」を一括管理できます。

  • インベントリ枠・最大所持重量・スタック数の増加
  • 建築のスナップ調整や建築距離の拡張、支柱制限の緩和
  • モンスターの体力・攻撃力・スポーン数の調整
  • デスペナルティ(スキルロスなど)の軽減・無効化

さらに、このModは「コンフィグ強制機能(Configuration Control System)」を備えており、サーバーと同じ設定ファイルを持たないクライアントの接続を拒否できます。これにより、不正な設定差による不公平が防げます。(mTxServ)

導入前の注意点(公式非対応+バージョン管理)

Valheim Plusを含む全てのModは、Iron Gate公式がサポートしていない非公式機能です。ConoHa for GAME監修の解説でも「MOD導入はゲーム開発側でサポートしていないため自己責任」と明記されています。(YouTube)

また、Valheim本体のアップデート直後は、対応前のValheim Plusがクラッシュや接続不可を起こすケースがあります。Thunderstore版のValheim Plus(Grantapher版)も特定バージョン向けにコンパイルされており、新パッチに追随するまで一時的に不具合が出る可能性があります。(Thunderstore)


Valheim Plus Mod サーバー導入の全体像

Valheim Plus Mod サーバー導入の流れは、どの環境でも大きくは共通です。

  1. バニラのValheim専用サーバーを構築(自宅PC・Linux VPS・ゲーム専用VPSなど)(Hostinger)
  2. Valheim Plusサーバー版を導入(BepInEx込みのサーバーパッケージをサーバーディレクトリへ展開)(Moondoldo)
  3. クライアントにもValheim Plusを導入(Thunderstore Mod Manager/手動どちらでもOK)(help.bisecthosting.com)
  4. valheim_plus.cfg をサーバーからクライアントへコピーし、設定を完全一致させる (Zap-Hosting)
  5. サーバーを再起動し、クライアントから接続テスト(IP+ポートでJoin Game)(Hostinger)

以下では、自前VPS・ゲーム専用サーバー・クライアント側の3パターンに分けて、具体的な手順を解説します。


自前VPS・自宅PCへの Valheim Plus Mod 導入手順

1. バニラ専用サーバーを構築する

まずはMODなしのValheim専用サーバーを用意します。公式ドキュメントやHostingerなどの最新チュートリアルでは、Linux VPSなら以下の流れが一般的です。(Hostinger)

  1. Debian / Ubuntuサーバーを用意(2〜4GB RAM以上推奨)
  2. SteamCMDをインストール
  3. app_update 896660 でValheim Dedicated Serverをインストール
  4. valheim_server.x86_64 を指定ポート(2456〜2458 UDP)で起動
  5. UFWやパケットフィルタでUDP 2456〜2458を開放

Windows自宅PCで動かす場合は、Steamライブラリの「Valheim Dedicated Server」ツールをインストールし、start_headless_server.bat をカスタマイズして起動するだけでも構いません。(valheimgame.com)

2. Valheim Plusサーバー版をダウンロード

Valheim Plusの最新ビルドは、以下の公式/準公式配布元から入手できます。

moondoldoによる最新の導入解説でも、Valheim PlusにはBepInExが同梱されているため、別途BepInExを入れる必要はないことが確認できます。(Moondoldo)

3. サーバーディレクトリに展開して導入

サーバー側は、基本的に以下の作業だけです。(Zap-Hosting)

  1. Valheimサーバーを停止
  2. ダウンロードした WindowsServer.zip または LinuxServer.zip をサーバーディレクトリ(valheim_serverなど)にアップロード
  3. zipを展開し、既存ファイルを上書き(必要に応じてバックアップを先に取得)
  4. start_server.sh またはバッチファイルからサーバーを再起動

展開後、サーバーディレクトリ直下に BepInEx フォルダと plugins フォルダ、 valheim_plus.cfg が生成されていれば導入成功です。(Zap-Hosting)

4. valheim_plus.cfg をサーバー基準で編集

BepInEx/config/valheim_plus.cfg がValheim Plusの設定ファイルです。wakuwaku gaming等の最新解説では、以下のような人気項目が紹介されています。(Waku Waku Gaming)

  • Inventory
    • スロット数拡張、最大所持重量の増加
  • Building
    • 建築距離・スナップ設定、支柱制限の緩和
  • Game
    • 建築物劣化の無効化、ゲーム内時間の常時表示
  • Portal
    • 鉱石や金属のポータル制限解除
  • Map
    • マップ共有機能(サーバーでのオン/オフ)

編集のポイント:

  • まずサーバー側の valheim_plus.cfg を編集し、サーバー設定を「正」とする
  • 設定が固まったら、このファイルを参加者全員に配布し、クライアント側の BepInEx/config/ に上書きしてもらう
  • 変更後はサーバー再起動が必要

レンタルゲームサーバーでの Valheim Plus Mod サーバー導入

(ConoHa for GAME / XServer VPS for Game / さくらのVPS など)

ゲーム専用VPSやゲームサーバーサービスを使うと、バニラのValheimサーバー構築が大幅に楽になります。

1. Valheimテンプレートを選んでバニラサーバーを建てる

ConoHa for GAME
ConoHa for GAMEは、Valheim用のゲームテンプレートを提供しており、メモリ1GB以上のプランを選ぶだけでValheimサーバーが自動構築されます。(ConoHaサポート)

XServer VPS / XServer VPS for Game
XServer VPS系はゲームイメージとしてValheimに対応しており、テンプレートを選択するだけでValheimサーバーを立てられます。XServer公式の比較記事では、XServer VPS / XServer VPS for GameともにValheimなど多数のゲームイメージに対応していると明記されています。(Xserver Games)

さくらのVPS / さくらのゲーミングVPS
さくらインターネットの公式ナレッジでは、さくらのVPSを使ったValheimマルチサーバー構築手順が公開されており、ゲーム専用の「さくらのゲーミングVPS」でも同様の手順でサーバーを建てられます。(さくらのナレッジ)

2. 管理パネルからValheim Plusを導入

NitradoやZAP-Hostingなど海外ゲームサーバーでは、管理パネルからValheim Plusが選択できる「MOD自動インストール機能」が提供されています。(Nitrado Gameserver)

国内ゲーム専用VPS(ConoHa for GAME / XServer VPS for Game / さくらのVPSなど)では、基本的に以下のいずれかの方法になります。

  • SFTPでサーバーに接続し、自前VPSと同じ要領でValheim Plusサーバー版をアップロード→展開
  • 専用の「ファイルマネージャー」機能からzipをアップロードして展開

いずれも、Valheimサーバーを一度停止してから作業し、展開完了後に再起動する流れです。

3. 図解付きマニュアルも活用する

ZAP-Hostingの日本語ドキュメントは、Valheim Plusの導入手順やWindowsClient.zipの展開位置を画像付きで丁寧に解説しており、実際の画面イメージを確認しながら作業したい人に便利です。(Zap-Hosting)

「コマンドに自信がない」「画面で確認しながら進めたい」という場合は、こうした図解マニュアルを横に並べて進めるとミスが減ります。


クライアント側の Valheim Plus 導入手順

Thunderstore Mod Manager(r2modman)を使う方法

BisectHostingなどの最新ガイドでは、クライアント側のValheim Plus導入にThunderstore Mod Manager(旧r2modman)を推奨しています。(help.bisecthosting.com)

おおまかな手順は次の通りです。

  1. Thunderstore Mod Managerをダウンロードしてインストール
  2. ゲーム一覧から「Valheim」を選択し、新しいプロファイルを作成
  3. Modブラウザで「ValheimPlus」または「ValheimPlus_Grantapher_Temporary」を検索してインストール (Thunderstore)
  4. Mod ManagerからValheimを起動(BepInEx経由でModが読み込まれる)
  5. サーバーから受け取った valheim_plus.cfg を、使用中プロファイルの BepInEx/config/ にコピー

Mod Managerを利用すると、アップデートやModのON/OFFがGUIで簡単に行えるため、複数のModを併用したいプレイヤーに向いています。

手動導入(WindowsClient.zip)での導入

ZAP-Hostingの公式ガイドでは、手動導入の手順として次の方法が紹介されています。(Zap-Hosting)

  1. SteamライブラリのValheimを右クリック → 「管理」→「ローカルファイルを閲覧」
  2. 公式GitHubリリースのAssetsから WindowsClient.zip をダウンロード
  3. WindowsClient.zip の中身を、先ほど開いたValheimインストールフォルダに展開(上書き)
  4. Valheimを起動してタイトル画面まで進み、BepInExフォルダが生成されていることを確認

その後、サーバーの valheim_plus.cfg をクライアント側の BepInEx/config/ にコピーすれば、設定差のない状態で接続できるようになります。


Valheim Plusのおすすめ設定とよくある失敗例

よく使われるおすすめ設定

wakuwaku gamingや各種解説サイトで人気の高い設定例を抜粋すると、次のようなものがあります。(Waku Waku Gaming)

  • Inventory
    • スロット数を増やす・最大所持重量を+150〜+300にする
  • Building
    • 建築のスナップ補正を緩める、建築距離を延長する
  • Game
    • 建築物の腐食(雨風ダメージ)をオフにする
    • プレイヤーのデスペナルティ(スキルロス)を軽減/無効化
  • Portal
    • 鉱石・金属をポータルで持ち運び可能にする

設定項目は非常に多いため、まずは「Inventory」「Building」「Game」「Portal」だけに絞って調整し、慣れてきたら細かい値を詰めていくと管理が楽です。

よくある失敗1:サーバーとクライアントのバージョン違い

よくあるトラブルが「サーバーには入れるがすぐ落とされる」「接続時にエラーが出る」といった症状で、その多くが以下のどれかです。(Reddit)

  • サーバーとクライアントでValheim Plusのバージョンが違う
  • サーバーの設定ファイルが最新だが、クライアントが古い設定を使っている
  • ゲーム本体がアップデートされたが、Valheim Plusが未対応バージョンのまま

対処としては、

  1. サーバーに入れているValheim Plusのバージョンを確認
  2. クライアント側も同じバージョンをインストールし直す
  3. サーバー側の valheim_plus.cfg をクライアントへ配布し、上書き適用

を徹底しましょう。

よくある失敗2:MOD導入タイミングとバックアップ忘れ

Valheim Plusなどの大型Modを導入する前には、必ずワールドデータとキャラクターデータのバックアップを取るべきだと、多くのサーバー構築ガイドも推奨しています。(Hostinger)

  • worlds フォルダ内の .db / .fwl
  • characters フォルダ内のセーブデータ

を別ディレクトリやローカルPCに複製しておけば、万一Modが原因でワールドが壊れても、バニラ状態へ戻すことができます。

よくある失敗3:低スペック環境でのMod多用

2025年時点の複数の検証記事では、Modを使った10人前後のValheimサーバーでは6〜8GB RAM以上、4コアCPU以上を推奨としています。(dathost.net)

Valheim Plus単体でも負荷は増えるため、

  • 2〜4人:2〜4GB RAM
  • 5〜10人+Valheim Plus:6〜8GB RAM以上
  • 10人超+複数Mod:8〜12GB RAM以上

を目安にプランを選ぶと安定しやすくなります。


動画で学ぶ Valheim Plus Mod サーバー導入

日本語解説動画

テキストだけでは不安な場合は、日本語の解説動画も併用するとイメージが掴みやすくなります。

動画内では、ConoHaのValheimサーバーを例に、Valheim Plusの導入手順や注意点が画面付きで解説されています。特に、初心者がつまずきやすいフォルダ構成やファイルの配置場所を確認するのに役立ちます。


比較表・料金目安(プレイヤー数と必要スペックの目安)

Valheim Plusサーバーを構築する際のおおまかなスペック目安を表にまとめます(Mod利用&継続運用を想定)。(dathost.net)

想定プレイ人数用途の例推奨RAMの目安推奨CPUコア数備考
1〜4人フレンド同士の小規模プレイ2〜4GB2〜4コア自宅PC/最小構成VPSでも可
5〜10人Valheim Plusのみ導入したサーバー6〜8GB4コア以上VPS/ゲーム専用VPS向き
10〜20人複数Mod+大規模建築サーバー8〜12GB4〜8コア国内VPSの中〜上位プラン

※具体的な料金は各社のキャンペーンや契約期間で大きく変動するため、後述の比較診断ツールと公式サイトで最新価格を確認してください。(SERVERSUS)


最後に対象のサーバーの紹介を自然な流れでしてください。

どのサーバーを選ぶか迷ったら:サーバー比較診断を活用

「どのVPSやゲームサーバーを選べばいいか分からない」という場合は、まずサーバー比較診断ツールで条件を絞り込むのが近道です。

プレイ人数・予算・用途(ゲーム専用か、Webサイト兼用か)などを入力していくと、国内主要サーバーの中から条件に合う候補を絞り込めます。Valheim Plus Modサーバーに必要なメモリ量やCPUコア数も意識しながら、候補を比較検討してみてください。

Valheim Plus向き:ゲーム専用VPS・VPS系

XServer VPS(エックスサーバー VPS)
https://www.quicca-plus.com/svnavi/rdrt.php?ad=5097

高性能なAMD EPYC採用・NVMe SSD環境を、国内データセンターで提供する汎用VPSです。Valheim用テンプレートにも対応しており、Valheim PlusサーバーもLinux上で自由に構築できます。ゲーム以外にもWebサイトや他アプリを同時に動かしたい場合、柔軟に使えるのが強みです。(Xserver Games)

XServer VPS for Game(エックスサーバー VPS for Game)
https://www.quicca-plus.com/svnavi/rdrt.php?ad=5098

ゲーム専用に最適化されたVPSで、申込時に対応ゲームのテンプレートを選ぶだけでマルチサーバーが自動構築されます。対応タイトル一覧にはValheimも含まれており、Valheimテンプレートを基盤にValheim Plusを手動導入する構成が扱いやすいです。36カ月契約なら2GBプランが月額830円〜と、長期運用のコスパも良好です。(Xserver Games)

ConoHa VPS(コノハ VPS)
https://www.quicca-plus.com/svnavi/rdrt.php?ad=5049

ConoHa VPSは、Valheim用のアプリケーションイメージを提供しており、数クリックでValheimサーバーを構築できます。Linuxイメージを選べば、SSH経由でValheim Plusサーバー版をインストールでき、公式ドキュメントにもValheim接続手順が詳しく載っています。(ConoHaドキュメントサイト)

ConoHa for GAME(コノハ for GAME)
https://www.quicca-plus.com/svnavi/rdrt.php?ad=5051

Valheim専用テンプレートを持つゲーム向けVPSで、コントロールパネルからValheimサーバーを自動構築できるのが特徴です。Valheimゲームテンプレートはメモリ1GB以上のプランで利用可能とされており、パネルからの起動・停止・バックアップが直感的に行えます。Valheim Plusは、構築されたサーバーにSFTPで接続してサーバー版をアップロードすれば導入可能です。(ConoHaサポート)

さくら VPS(Sakura VPS)
https://www.quicca-plus.com/svnavi/rdrt.php?ad=1236

さくらのVPSは公式ナレッジとして「Valheimマルチサーバー構築」記事を公開しており、Linuxに慣れていなくても手順を追いながらサーバーを作れます。サーバー用途としても汎用性が高く、Valheim Plusを導入したい場合も、公式ナレッジどおりにバニラサーバーを作ってからValheim Plusサーバー版を追加する構成が定番です。(さくらのナレッジ)

KAGOYA CLOUD VPS(カゴヤ CLOUD VPS)
https://www.quicca-plus.com/svnavi/rdrt.php?ad=2772

カゴヤのクラウドVPSは、大容量ストレージや日次課金に対応しており、Valheimサーバーを短期集中で運用したい場合にも向きます。Valheim専用テンプレートはありませんが、通常のLinuxイメージからSteamCMD+Valheim Dedicated Server+Valheim Plusを順に導入することで、柔軟なカスタムサーバー環境を構築できます。(レンタルサーバーおすすめ)

シンVPS (Shin VPS)
https://www.quicca-plus.com/svnavi/rdrt.php?ad=5100

高コスパな国内VPSとして、ゲームサーバー用途にも使われることが増えているサービスです。Valheim専用テンプレートは公表されていませんが、一般的なLinux VPS同様にValheim Dedicated Server+Valheim Plusを導入できます。キャンペーン時には月額費用が大幅に下がることもあるため、比較診断ツールと合わせてチェックすると良いでしょう。(SERVERSUS)

ゲーム専用サーバー特化:国内ゲームサーバーサービス

LOLIPOP! for Gamers(ロリポップ! for Gamers)
https://www.quicca-plus.com/svnavi/rdrt.php?ad=5096

ロリポップ! for Gamersは、GMOペパボが提供するマルチプレイ専用ゲームサーバーサービスで、MinecraftやPalworld、ARK、Rust、Terrariaなどの主要タイトルに対応しています。(GMOインターネットグループ株式会社)
2025年12月時点で公開されている対応ゲーム一覧にはValheimの記載がないため、今後の対応状況や手動構築可否は、必ず公式の対応ゲーム一覧を確認してください。Valheim以外のサーバー(例えば別ゲームや将来の対応タイトル)を並行して運用したい場合には、有力候補になります。

ConoHa for Windows Server(コノハ for Windows Server)
https://www.quicca-plus.com/svnavi/rdrt.php?ad=5052

Windowsデスクトップ環境付きVPSで、GUIベースでの運用を好むユーザー向けです。Windows版のValheim Dedicated Serverをインストールし、Valheim PlusのWindowsServer版を展開することで、Windows上で完結したValheim Plusサーバーを構築できます。RDPで操作できるため、Linuxコマンドに不慣れな場合の選択肢として有効です。(ConoHaドキュメントサイト)

Webサイト・コミュニティ併用に向く共用レンタルサーバー

Valheim PlusサーバーそのものはVPSやゲーム専用VPSで運用しつつ、ギルドサイトや攻略ブログ、Discord連携用のLPなどを別サーバーに置きたい場合、以下の共用サーバーも候補になります。

これらは主にWebサイト・メールなどを想定した共用サーバーであり、Valheim Plusのような常時稼働のゲームサーバーを動かす用途には適していない(あるいは利用規約上不可)ケースが多い点に注意してください。ゲームサーバーはVPS側に任せ、これら共用サーバーでコミュニティサイトや攻略記事を運営する構成が現実的です。(ConoHa)

その他のサーバー・専用サーバー

これらはリソース専有度が高く、同時接続が多い大規模コミュニティサーバーや、複数のゲームタイトルをまとめてホストしたい場合に検討されます。本格的な運用や商用コミュニティを視野に入れる場合は、マネージド専用サーバーでインフラ管理を任せつつ、自身はゲーム運営に集中する選択肢もあります。(レンタルサーバーおすすめ)


よくある質問(FAQ)

Q1. Valheim Plus Modはサーバーだけに入れて、クライアントはバニラのままでも遊べますか?

結論:基本的に不可で、サーバーとクライアントの両方に同じModと設定が必要です。
ValheimのModはサーバーとクライアント双方のコードやデータを変更するため、片方だけに導入するとバージョン不一致や同期エラーが発生します。最新のサーバー運用ガイドでも「サーバーだけにModを入れることはできない」と明記されており、Valheim Plusのコンフィグ強制機能も、クライアント側の設定一致を前提に設計されています。(ExitLag)

Q2. ゲームアップデート後にValheim Plusサーバーへ接続できなくなりました。どうすればいいですか?

結論:Valheim Plusの対応バージョンを確認し、Modのアップデートまたはロールバックを行う必要があります。
Valheim本体のアップデートにMod側が追随していない場合、起動時エラーや接続時クラッシュが起こります。ThunderstoreのValheim PlusページやGitHubリリースで対応ゲームバージョンを確認し、対応版が出ていれば更新、なければゲーム自体を前のバージョンに戻すか、一時的にValheim Plusを無効化してプレイするのが安全です。(Thunderstore)

Q3. バニラサーバーで遊んでいたワールドをValheim Plusサーバーに引き継げますか?

結論:ワールドデータをそのまま利用できますが、導入前にバックアップを取るのが必須です。
Valheim Plusは既存ワールドのセーブデータ形式を大きく変えるModではないため、バニラ環境のworldsフォルダにある.db / .fwlをそのまま使用できます。ただしModの不具合や設定ミスによりワールドが壊れる可能性もあるため、公式チュートリアルにあるようなワールド・キャラクターデータのバックアップ手順を事前に実施してから導入するのが推奨されています。(Hostinger)

Q4. Valheim Plusサーバーを安定運用するにはどれくらいのスペックが必要ですか?

結論:5〜10人程度+Valheim Plusなら、4コアCPU・6〜8GB RAM以上を目安にすると安定しやすいです。
2025年の複数の検証記事では、バニラ2〜10人なら4GB前後、Modありや大規模建築サーバーでは8〜12GB RAMが推奨されています。ValheimはCPU負荷とメモリ使用量が高く、特にワールドが成長するほど負荷が増えるため、最初は余裕を持ったプランを選び、プレイヤー数や負荷に応じて上位プランへスケールアップするのが現実的です。(dathost.net)


まとめ

Valheim Plus Modサーバーは、バニラ専用サーバー構築 → Valheim Plusサーバー版の導入 → クライアントへの同一バージョン&同一設定配布という3ステップさえ押さえれば、VPSでもゲーム専用サーバーでも構築できます。
導入前には必ずワールドとキャラクターデータをバックアップし、ゲーム本体とModのバージョン整合性、valheim_plus.cfgの同期を徹底することが安定運用の鍵です。
サーバースペックは、プレイヤー数とMod数に応じて余裕を持って選び、長期運用する場合は国内ゲーム専用VPSやValheimテンプレート対応VPSを軸に検討するとよいでしょう。
どのサーバーにするか迷ったら、まずサーバー比較診断ツールで候補を絞り、本記事で紹介した各サービスの特徴と照らし合わせながら、自分のプレイスタイルに合う環境を選んでください。


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