【2025年11月最新】マイクラ経済プラグイン「ShopGUI+」入門ガイド|導入からショップ設定まで

目次

冒頭の直接回答

ShopGUI+は、/shopコマンドから開けるGUI形式のサーバーショップを簡単に作れる有料Bukkit/Spigotプラグインです。対応する経済プラグインとVaultを入れておけば、マイクラ1.21環境でも、初心者が短時間で分かりやすいサーバー経済システムを構築できます。(Apex Hosting)

要点

  • ShopGUI+はGUIベースのサーバーショップを作れる有料プラグイン(/shopで開く)
  • Vault+経済プラグイン(例:EssentialsX Economyなど)と組み合わせて使う(spigotmc.org)
  • 1.8〜1.21対応で、サバイバル・Skyblock・PvPサーバーなど幅広く利用可能(spigotmc.org)

ShopGUI+とは?マイクラ経済プラグインの定番

この章では、ShopGUI+の概要と他の経済プラグインとの違いを整理します。まずは「何ができるプラグインなのか」をざっくり把握しておきましょう。

ShopGUI+でできること

ShopGUI+は、Bukkit系サーバー(Spigot・Paper)向けのGUIショッププラグインで、プレイヤーがインベントリ形式の画面からアイテムを売買できるようにするのが主な役割です。(Apex Hosting)

代表的な特徴は次のとおりです。(Apex Hosting)

  • /shop コマンドからどこからでもショップを開ける
  • ブロックや鉱石、スポナー、ビーコンなど、ほぼ全てのアイテムを売買対象にできる
  • 買値・売値、スタック数などをYAML設定ファイルで細かく指定可能
  • アイテムだけでなく権限やコマンド販売もできる(VIPランク販売などに便利)

ShopGUI+は有料のプレミアムプラグインで、公式配布はSpigotMCの有料リソースページから行われています(価格や対応バージョンはページ側を必ず確認してください)。(Apex Hosting)

経済プラグインとの関係(Vault経由で連携)

ShopGUI+自体は「お金の残高」を直接管理せず、Vaultを経由して既存の経済プラグインと連携します。Vaultは、複数の経済・権限プラグインをつなぐ「共通インターフェース」の役割を持つプラグインです。(spigotmc.org)

そのため、基本構成は次のようになります。

  • Spigot / Paper サーバー
  • Vault
  • 経済プラグイン(例:EssentialsX Economy、CMI Economyなど)(spigotmc.org)
  • ShopGUI+(本記事の主役)

ShopGUI+入門に役立つ参考動画

執筆時点では、日本語解説のShopGUI+専用チュートリアル動画は多くありません。まずは操作イメージをつかみやすい英語動画を1本紹介します。

GUI操作がメインなので、英語が苦手でも画面を見ながら設定の流れを追いやすいはずです。


導入前に確認したい環境と前提プラグイン

ここでは「ShopGUI+を入れる前に、サーバー側で何を用意しておくべきか」を整理します。先に環境を整えておくと、エラーに悩まされる時間を短縮できます。

対応バージョンとサーバー種別

  • ShopGUI+は、Minecraft 1.8〜1.21対応と明記されています(SpigotMCのリソース表記)。(spigotmc.org)
  • サーバーソフトはSpigotまたはPaperが推奨されています。(Apex Hosting)

Bukkit単体ではプラグインの互換性が落ちているケースが多く、実運用ではPaperを選ぶのが無難です。

必須プラグイン:Vaultと経済プラグイン

Vaultは、ShopGUI+と経済プラグインを橋渡しするための必須プラグインです。VaultはBukkit系プラグインの標準的な経済APIとして長年利用されています。(CurseForge)

経済プラグインは、Vault対応のものであれば基本的に何でも構いません。SpigotMCのChestShop Wikiでは、Vault互換で安定動作している代表的な経済プラグインが一覧で整理されています。(spigotmc.org)

例:

  • EssentialsX Economy
  • CMI Economy
  • その他Vault対応のバランスの良い経済プラグイン

推奨構成(入門向け)

入門者向けの安定構成はこんなイメージです。

  • Paper 1.20〜1.21系
  • EssentialsX + EssentialsX Economy
  • Vault
  • ShopGUI+

この構成なら、海外のチュートリアルやApex Hostingの解説記事とも設定画面がほぼ一致するため、トラブルシューティングも楽になります。(Apex Hosting)


ShopGUI+のインストール手順(Paper/Spigot共通)

ここからは、実際にShopGUI+をサーバーに導入する具体的な手順を解説します。ゲームパネル(Apex Hostingなど)を使う場合も、FTPアップロードの場合も基本の流れは同じです。(Apex Hosting)

① ShopGUI+のダウンロード

  1. SpigotMC公式リソースページを開く
  2. 対応バージョンに**自分のサーバーのバージョン(例:1.20.4、1.21)**が含まれているか確認する
  3. Spigotアカウントで購入後、ShopGUIPlus.jar をダウンロード

※ 有料プラグインなので、非公式の無料配布サイト(割れ)には絶対に手を出さないようにしましょう。ライセンス違反になるだけでなく、マルウェア混入のリスクもあります。

② プラグインの配置と起動

  1. サーバーを停止する
  2. plugins フォルダに以下のJARを配置
    • Vault
    • 経済プラグイン(EssentialsXなど)
    • ShopGUI+ (ShopGUIPlus.jar)
  3. サーバーを起動する
  4. コンソールで pl コマンドを実行し、ShopGUIPlus が緑色で表示されていれば導入成功(Apex Hosting)

③ 基本コマンドで動作確認

インゲームでOP権限を持つアカウントから次のコマンドを試します。(Apex Hosting)

  • /shop
    • メインショップメニューが開けばOK
  • /shop reload
    • ShopGUI+の設定ファイルを再読み込み
  • /shop <shop名>
    • 特定のカテゴリショップを直接開く
  • /sell hand / /sell handall / /sell all
    • 所持アイテムをショップに売却

ここまで動けば、ShopGUI+の「土台部分」は正常に動いていると見なしてよいです。


初めてのショップ作成:構成の考え方と設定の流れ

この章では、初めてShopGUI+を触る人向けに、最小構成のショップを作るまでの流れを整理します。実際のYAML構文はバージョンや設定パックによって細かく異なるため、ここでは「設計の考え方」と「最低限押さえるべき項目」に絞って解説します。

① カテゴリ設計:まずは3カテゴリから始める

いきなり何百種類ものアイテムを並べると、価格バランスが崩れやすいうえに、設定ファイルの管理も大変になります。入門では次の3カテゴリから始めるのがおすすめです。

  • Blocks(建築用ブロック・土・丸石など)
  • Ores(鉱石とそのブロック)
  • Farming / Food(種・作物・食料)

他のGUIショップ系プラグイン(EconomyShopGUIなど)でも、デフォルト構成はこのようなカテゴリ構成が採用されており、プレイヤーも直感的に理解しやすいです。(wiki.gpplugins.com)

② アイテムごとの基本パラメータ

各アイテムには、だいたい次のような情報を設定します。

  • material:アイテムID(例:STONE、DIAMOND_ORE)
  • buyPrice:購入価格
  • sellPrice:売却価格
  • slot:GUIのどのマスに表示するか
  • amount:1回の購入単位(1個/16個/64個など)

ShopGUI+向けの有料設定パック(config)も多数販売されており、カテゴリ構成や価格バランスの例として参考になります。(BuiltByBit)

③ 価格の決め方(入門向けの目安)

入門では、以下のような目安にするとバランスが取りやすくなります。

  • 手掘りで集めにくい鉱石(ダイヤ・古代の残骸など)は高めに設定
  • 自動化しやすい作物・Mobドロップは売値をかなり低めにする
  • /sell all で一気に売却しても、プレイヤーが数分で超高額にならないように調整

「動的価格(供給と需要で価格が変化)」を使いたい場合は、ShopGUI+のアドオンであるDynaShopなどを利用すると、プレイヤーの売買履歴に応じて価格を自動調整できます。(spigotmc.org)


権限とコマンド設定:誰がどのショップを使えるか

権限管理をきちんとしておかないと、「一般プレイヤーが管理者用ショップを開けてしまった」などの事故が起こります。LuckPermsなどの権限プラグインと組み合わせて、最低限の設定を行いましょう。(Apex Hosting)

よく使う権限の考え方(例)

※ 実際の権限ノード名はバージョン・構成で変わるため、必ず公式ドキュメントを併せて確認してください。(docs.brcdev.net)

  • 一般プレイヤー
    • /shop を開く権限
    • /sell hand/sell all を使う権限
  • VIPランク
    • 一般ショップ+「VIP専用ショップ」を開く権限
    • 一部アイテムを割引価格で購入できるようにする(権限で価格倍率を設定)
  • 管理者
    • ShopGUI+全権限(リロードやデバッグ用)

EconomyShopGUIなどの競合プラグインでは、権限ごとに割引・売却倍率など細かい優遇設定ができるため、同様のコンセプトをShopGUI+側でも意識して設計すると、ランク制経済が作りやすくなります。(wiki.gpplugins.com)


経済バランス設計のポイントと失敗しやすいパターン

経済プラグインの「入門」で一番つまずきやすいのが価格バランスです。ここでは、ありがちなアンバランス例と、その対策をまとめておきます。

ありがちな失敗例

  1. Mobトラップ1つで経済崩壊
    • Mobドロップの売値が高すぎて、プレイヤーが一晩でインフレ状態に
  2. スポナー販売でサーバー負荷が急増
    • スポナーを安く売りすぎて、スポナーだらけのワールドに
  3. ダイヤ装備よりネザライトインゴットの方が安いなど、直感に反する価格設定

バランスを取りやすくするコツ

  • 「自動化のしやすさ」に応じて売値を決める(自動化しやすい=売値をかなり低め
  • 高価なアイテムはショップでは売らず、ダンジョン報酬やクエスト報酬に回す
  • テスト用ワールドで数人分のプレイログを想定し、「1時間で稼げる額」を逆算して価格を調整する
  • ダイナミックプライシング(DynaShopやEconomyShopGUIのDynamicPricing機能)を使って、供給過多なアイテムの価格を自動的に下げる(wiki.gpplugins.com)

よくあるトラブルとチェックポイント

設定に慣れていないうちは、ちょっとした記述ミスでショップが開かなくなることも多いです。ここでは、実際によくあるトラブルのパターンを整理します。

ショップが開かない・エラーが出る

  • コンソールログにYAMLパースエラーが出ていないか確認
  • 全角スペース混入・タブ文字使用など、YAMLのインデントミスをチェック
  • 新しいアイテムを追加した直後に落ちる場合は、そのアイテムのmaterial名・slot番号などを確認

ShopGUI+は設定ファイルベースのプラグインなので、エラー時はログを必ず読む習慣を付けると、原因特定がかなり楽になります。

経済が更新されない・お金が減らない

  • Vaultと経済プラグインが最新かつ互換性のある組み合わせになっているか
  • 他の経済プラグインが競合していないか(複数同時導入は基本NG)
  • 経済プラグインがマルチワールドに対応しているか

Vaultは「つなぎ役」なので、根本原因は多くの場合経済プラグイン側の設定ミスにあります。(CurseForge)


他のGUIショップ系プラグインとの比較

ShopGUI+は定番プラグインですが、他にも有力なGUIショップ系プラグインがあります。特に有名なのがEconomyShopGUIです。(wiki.gpplugins.com)

EconomyShopGUIの特徴(ShopGUI+と比較するポイント)

EconomyShopGUIは、無料版と有料のPremium版が存在するGUIショッププラグインで、次のような特徴があります。(wiki.gpplugins.com)

  • ゲーム内コマンドからショップカテゴリやアイテムを直接編集可能(Premium版で強化)
  • DiscordSRVとの連携や、季節ごとの価格設定、トランザクションログなど、経済管理機能が豊富
  • 1.8〜1.21まで幅広いバージョンをサポートし、デフォルトのショップレイアウトが同梱されている
  • Premium版では、動的価格・複数通貨・MySQL連携など高度な機能に対応

一方ShopGUI+は、シンプルでカスタマイズ性の高いベースプラグイン+アドオンという構成で、設定パック(config)の販売も盛んです。(BuiltByBit)

  • 「自分で細かくYAMLを書くのが好き」「既存の設定パックを買って微調整したい」
    → ShopGUI+が向きやすい
  • 「ゲーム内からショップ編集を完結させたい」「動的価格などもまとめて揃えたい」
    → EconomyShopGUI Premiumも候補

比較表・料金表(機能ベース)

※ 価格は変動しやすいため、「無料/有料+公式ページ参照」というレベルにとどめています。詳細料金は必ず公式サイトで確認してください。(Apex Hosting)

プラグイン名種類主な特徴料金イメージ対応バージョンの例
ShopGUI+GUIショップ+経済連携/shop で開くGUIショップ、権限・コマンド販売、アドオンが豊富有料(Spigotで販売/金額は公式参照)1.8〜1.21
EconomyShopGUI FreeGUIショップ無料でGUIショップ構築、複数カテゴリ・大量アイテム対応無料1.8〜1.21
EconomyShopGUI PremiumGUIショップ+高度機能動的価格、複数通貨、MySQL同期、ゲーム内編集など高機能有料(公式マーケット参照)1.8〜1.21
ItemEconomy経済プラグインアイテムを通貨として扱う「物々交換型」経済、Vault対応無料Vault対応バージョン
Vault経済API/権限API経済プラグインとショップ系プラグインをつなぐ共通インターフェース無料Bukkit系全般

入門では、**Vault+既存の経済プラグイン+ShopGUI+**の組み合わせをまず押さえておき、必要に応じてEconomyShopGUIやItemEconomyを検討すると良いでしょう。(Apex Hosting)


マイクラ経済サーバーに向くレンタルサーバー/VPSと選び方

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