マイクラサーバーの自動バックアップは、rcloneを使えば無料でクラウドストレージに保存できます。cronで定期実行すれば、データ消失のリスクから完全に守れます。本記事では、Linux VPSでのrclone設定からGoogle Drive・OneDrive連携、自動化スクリプトの作成まで、初心者でも実装できるよう画像付きで完全解説します。
要点
- rcloneは70以上のクラウドストレージに対応する無料オープンソースツール
- cronを使った自動バックアップで毎日深夜に安全保存
- 差分同期・圧縮・暗号化機能で容量とコストを最小化
- バックアップの検証と復元手順で万が一に備える
- XServer VPS・ConoHa VPSなど主要サービスで動作確認済み
なぜ自動バックアップが必要なのか?
マイクラサーバーでは、プレイヤーの建築物やアイテム、進行状況がすべてサーバー側に保存されます。サーバークラッシュ、ハードウェア故障、誤操作によるデータ消失は、数ヶ月の努力を一瞬で失うことになります。
データ消失の主な原因
- サーバークラッシュ – 突然の停止によるワールド破損(チャンクエラー)
- ストレージ故障 – HDDやSSDの物理的な故障
- 人為的ミス – 誤った削除やコマンド実行
- プラグイン・MOD障害 – 互換性問題による設定ファイル破損
- マルウェア・不正アクセス – セキュリティ侵害によるデータ改ざん
手動バックアップでは、作業を忘れたり後回しにしがちです。rcloneによる自動バックアップなら、設定後は完全に放置でき、クラウドストレージに安全に保管されます。
rcloneとは?対応クラウドストレージ一覧
rcloneは、ローカルストレージとクラウドストレージ間でファイルを同期・転送するためのコマンドラインツールです。Go言語で書かれた単一バイナリで、Windows・Linux・macOSすべてで動作します。
rcloneの主な特徴
- 70以上のクラウドストレージに対応(Google Drive、OneDrive、Dropbox、Amazon S3など)
- 差分同期で変更分のみ転送、帯域幅の節約
- チェックサム検証で転送エラーを自動検出
- 暗号化機能でプライバシー保護
- 帯域制限・リトライ機能で安定転送
- 完全無料のオープンソース
対応する主要クラウドストレージ
| サービス | 無料容量 | 特徴 |
|---|---|---|
| Google Drive | 15GB | Googleアカウントで即利用可能 |
| OneDrive | 5GB | Microsoft 365連携 |
| Dropbox | 2GB | 高速同期 |
| Amazon S3 | 5GB(12ヶ月) | 信頼性の高いストレージ |
| Backblaze B2 | 10GB | 低コスト・高容量 |
rcloneのインストールと初期設定
Linuxサーバーへのインストール
Ubuntu・Debian・CentOSなど、すべてのLinuxディストリビューションで以下のコマンドが使えます。
# 公式スクリプトで最新版をインストール(推奨)
curl https://rclone.org/install.sh | sudo bash
# インストール確認
rclone version
パッケージマネージャーでのインストール
# Ubuntu/Debian
sudo apt update
sudo apt install rclone
# CentOS/RHEL
sudo yum install rclone
# Fedora
sudo dnf install rclone
Windowsサーバーへのインストール
- rclone公式ダウンロードページからWindows版をダウンロード
- ZIPファイルを展開し、
C:\rclone\に配置 - 環境変数PATHに
C:\rcloneを追加 - コマンドプロンプトで
rclone versionを実行して確認
Google Driveとの連携設定
Google Driveは15GBの無料容量があり、マイクラサーバーのバックアップに最適です。
設定手順
# 設定ウィザードを起動
rclone config
# 以下の手順で設定
n # 新しいリモートを作成
gdrive # 名前を入力(任意)
drive # ストレージタイプで「Google Drive」を選択
# Client IDとClient Secretは空白でEnter(デフォルト使用)
1 # scopeで「Full access」を選択
# root_folder_idは空白でEnter
# service_account_fileは空白でEnter
n # 詳細設定は不要
y # 自動設定を使用
# ブラウザが開くのでGoogleアカウントでログイン・許可
n # チームドライブは使用しない
y # 設定を確認して保存
q # 終了
ヘッドレスサーバー(GUI無し)での認証方法
VPSなどGUI環境がない場合、ローカルPCで認証してトークンをコピーします。
ローカルPCでの操作
# ローカルPCでrcloneをインストール
curl https://rclone.org/install.sh | sudo bash
# 認証トークンを取得
rclone authorize "drive"
# ブラウザで認証後、表示されるトークンをコピー
サーバー側での操作
rclone config
n
gdrive
drive
# Client ID/Secretは空白
1
# root_folder_id、service_account_fileは空白
n
n # 自動設定は使用しない
# ローカルPCで取得したトークンをペースト
n
y
q
接続テスト
# Google Driveのファイル一覧を表示
rclone lsd gdrive:
# テストファイルをアップロード
echo "test" > test.txt
rclone copy test.txt gdrive:/MinecraftBackups/
OneDriveとの連携設定
OneDriveはMicrosoft 365ユーザーなら1TB、無料でも5GBが利用できます。
設定手順
rclone config
n
onedrive # 名前を入力
onedrive # ストレージタイプを選択
# Client ID/Secretは空白でEnter
n # 詳細設定不要
y # 自動設定を使用
# ブラウザでMicrosoftアカウントにログイン
1 # OneDrive Personalを選択
y # 設定を確認
q
ヘッドレスサーバーでの認証
Google Driveと同様、ローカルPCで認証トークンを取得します。
# ローカルPC
rclone authorize "onedrive"
# 認証後のトークンをサーバーに貼り付け
接続テスト
rclone lsd onedrive:
rclone copy test.txt onedrive:/MinecraftBackups/
自動バックアップスクリプトの作成
実用的なバックアップスクリプトを作成します。世界データの圧縮、クラウドアップロード、古いバックアップの削除まで自動化します。
基本バックアップスクリプト
#!/bin/bash
# minecraft_backup.sh
# 設定
MINECRAFT_DIR="/opt/minecraft" # マイクラサーバーのディレクトリ
BACKUP_DIR="/backup/minecraft" # ローカルバックアップ保存先
RCLONE_REMOTE="gdrive:MinecraftBackups" # rcloneリモート先
WORLD_NAME="world" # ワールド名
BACKUP_KEEP_DAYS=7 # ローカル保管日数
DATE=$(date +%Y%m%d_%H%M%S)
BACKUP_FILE="minecraft_backup_${DATE}.tar.gz"
# ログファイル
LOG_FILE="/var/log/minecraft_backup.log"
# ログ出力関数
log() {
echo "[$(date '+%Y-%m-%d %H:%M:%S')] $1" | tee -a "$LOG_FILE"
}
log "バックアップ開始"
# バックアップディレクトリの作成
mkdir -p "$BACKUP_DIR"
# マイクラサーバーに自動保存とセーブオフを送信(screenセッションの場合)
if screen -list | grep -q "minecraft"; then
log "サーバーに save-all コマンド送信"
screen -S minecraft -p 0 -X stuff "save-all$(printf \\r)"
sleep 10
screen -S minecraft -p 0 -X stuff "save-off$(printf \\r)"
sleep 5
fi
# ワールドデータを圧縮
log "ワールドデータを圧縮中: $BACKUP_FILE"
cd "$MINECRAFT_DIR" || exit 1
tar -czf "$BACKUP_DIR/$BACKUP_FILE" \
"$WORLD_NAME" \
"$WORLD_NAME"_nether \
"$WORLD_NAME"_the_end \
server.properties \
ops.json \
whitelist.json \
banned-players.json 2>&1 | tee -a "$LOG_FILE"
# サーバーの自動保存を再開
if screen -list | grep -q "minecraft"; then
screen -S minecraft -p 0 -X stuff "save-on$(printf \\r)"
log "save-on コマンド送信完了"
fi
# バックアップファイルのサイズを確認
BACKUP_SIZE=$(du -h "$BACKUP_DIR/$BACKUP_FILE" | cut -f1)
log "バックアップファイルサイズ: $BACKUP_SIZE"
# rcloneでクラウドにアップロード
log "クラウドストレージへアップロード開始"
rclone copy "$BACKUP_DIR/$BACKUP_FILE" "$RCLONE_REMOTE" \
--progress \
--transfers 4 \
--checkers 8 \
--log-file="$LOG_FILE" \
--log-level INFO
if [ $? -eq 0 ]; then
log "クラウドアップロード完了"
else
log "ERROR: クラウドアップロード失敗"
exit 1
fi
# ローカルの古いバックアップを削除
log "古いローカルバックアップを削除中(${BACKUP_KEEP_DAYS}日以上前)"
find "$BACKUP_DIR" -name "minecraft_backup_*.tar.gz" -mtime +$BACKUP_KEEP_DAYS -delete
# クラウドの古いバックアップを削除
log "古いクラウドバックアップを削除中"
rclone delete "$RCLONE_REMOTE" --min-age "${BACKUP_KEEP_DAYS}d" --log-file="$LOG_FILE"
log "バックアップ処理完了"
スクリプトの配置と実行権限付与
# スクリプトを保存
sudo nano /usr/local/bin/minecraft_backup.sh
# 上記のスクリプトを貼り付け、Ctrl+O で保存、Ctrl+X で終了
# 実行権限を付与
sudo chmod +x /usr/local/bin/minecraft_backup.sh
# 手動実行テスト
sudo /usr/local/bin/minecraft_backup.sh
高度な設定オプション
帯域制限を設定する場合
# 1MB/秒に制限
rclone copy "$BACKUP_DIR/$BACKUP_FILE" "$RCLONE_REMOTE" --bwlimit 1M
複数のクラウドストレージに同時バックアップ
# Google DriveとOneDriveの両方にアップロード
rclone copy "$BACKUP_DIR/$BACKUP_FILE" gdrive:MinecraftBackups &
rclone copy "$BACKUP_DIR/$BACKUP_FILE" onedrive:MinecraftBackups &
wait
cronによる定期実行設定
cronを使って、深夜の低負荷時間帯に自動バックアップを実行します。
crontabの設定
# crontabを編集
sudo crontab -e
# 毎日深夜3時に実行
0 3 * * * /usr/local/bin/minecraft_backup.sh
# 6時間ごとに実行(より安全)
0 */6 * * * /usr/local/bin/minecraft_backup.sh
# 毎日深夜2時と14時に実行
0 2,14 * * * /usr/local/bin/minecraft_backup.sh
cron設定の構文
分 時 日 月 曜日 コマンド
0-59 0-23 1-31 1-12 0-7 (0と7は日曜日)
例:
0 3 * * * 毎日3時
*/2 * * * * 2分ごと
0 */4 * * * 4時間ごと
0 0 * * 0 毎週日曜日の0時
cron実行確認
# cronサービスの状態確認
sudo systemctl status cron
# ログを確認
tail -f /var/log/minecraft_backup.log
バックアップの検証と復元方法
バックアップが正常に機能しているか定期的に検証し、いざという時の復元手順を確認します。
バックアップファイルの検証
# クラウド上のバックアップ一覧を確認
rclone ls gdrive:MinecraftBackups
# 最新バックアップをダウンロード
rclone copy gdrive:MinecraftBackups/minecraft_backup_YYYYMMDD_HHMMSS.tar.gz /tmp/
# 圧縮ファイルの整合性チェック
tar -tzf /tmp/minecraft_backup_YYYYMMDD_HHMMSS.tar.gz
# 解凍テスト
cd /tmp
tar -xzf minecraft_backup_YYYYMMDD_HHMMSS.tar.gz
ls -la world/
サーバーデータの復元手順
完全復元(サーバー全体を戻す場合)
# 1. サーバーを停止
screen -S minecraft -X quit
# 2. 現在のデータをバックアップ(念のため)
mv /opt/minecraft /opt/minecraft_old_$(date +%Y%m%d)
# 3. クラウドから復元したいバックアップをダウンロード
rclone copy gdrive:MinecraftBackups/minecraft_backup_20251020_030000.tar.gz /tmp/
# 4. 解凍してサーバーディレクトリに配置
cd /tmp
tar -xzf minecraft_backup_20251020_030000.tar.gz
mv world world_nether world_the_end server.properties /opt/minecraft/
# 5. 権限を修正
sudo chown -R minecraft:minecraft /opt/minecraft
# 6. サーバーを再起動
cd /opt/minecraft
screen -dmS minecraft java -Xms2G -Xmx4G -jar server.jar nogui
特定のワールドのみ復元
# サーバー停止
screen -S minecraft -X quit
# 古いワールドを退避
mv /opt/minecraft/world /opt/minecraft/world_broken
# バックアップから該当ワールドのみ抽出
cd /tmp
tar -xzf minecraft_backup_20251020_030000.tar.gz world
mv world /opt/minecraft/
# 権限修正と再起動
sudo chown -R minecraft:minecraft /opt/minecraft/world
cd /opt/minecraft && screen -dmS minecraft java -Xms2G -Xmx4G -jar server.jar nogui
容量削減と最適化テクニック
バックアップファイルのサイズを削減し、クラウドストレージの容量とコストを最小化します。
圧縮レベルの最適化
# デフォルト圧縮(バランス型)
tar -czf backup.tar.gz world/
# 最高圧縮(時間がかかるが容量最小)
tar -c world/ | gzip -9 > backup.tar.gz
# xzを使った超高圧縮(最も時間がかかる)
tar -cJf backup.tar.xz world/
圧縮形式の比較
| 形式 | 圧縮率 | 速度 | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|
| gzip (.gz) | 標準 | 高速 | 日次バックアップ |
| bzip2 (.bz2) | 高 | 中速 | 週次バックアップ |
| xz (.xz) | 最高 | 低速 | 月次アーカイブ |
不要ファイルの除外
# ログやキャッシュを除外
tar -czf backup.tar.gz \
--exclude='world/playerdata/*.dat_old' \
--exclude='world/data/raids.dat' \
--exclude='logs/*' \
--exclude='crash-reports/*' \
world/
rclone差分同期の活用
初回は全ファイルを転送、2回目以降は変更分のみを転送します。
# syncコマンドで差分同期(クラウドをローカルと完全一致させる)
rclone sync /backup/minecraft gdrive:MinecraftBackups
# copyコマンドで追加のみ(削除はしない)
rclone copy /backup/minecraft gdrive:MinecraftBackups
古いバックアップの自動削除
# 30日以上前のファイルを削除
rclone delete gdrive:MinecraftBackups --min-age 30d
# ファイル数で制限(最新10個を保持)
rclone ls gdrive:MinecraftBackups | sort -k2 -r | tail -n +11 | awk '{print $2}' | xargs -I {} rclone deletefile gdrive:MinecraftBackups/{}
トラブルシューティング
よくある問題と解決方法を紹介します。
Q1. rclone設定中に「Failed to configure token」エラーが出る
原因: ヘッドレスサーバーで自動認証が失敗している
解決策:
- ローカルPCで
rclone authorize "drive"を実行 - ブラウザで認証後、表示されたトークンをコピー
- サーバー側の
rclone configで手動でトークンを貼り付け
Q2. バックアップ中にサーバーが重くなる
原因: 圧縮処理がCPUを大量消費している
解決策:
# niceコマンドで優先度を下げる
nice -n 19 tar -czf backup.tar.gz world/
# ioniceでディスクI/O優先度を下げる
ionice -c3 tar -czf backup.tar.gz world/
Q3. クラウドアップロードが途中で止まる
原因: ネットワーク不安定、タイムアウト
解決策:
# リトライとタイムアウトを設定
rclone copy backup.tar.gz gdrive:Backups \
--retries 10 \
--low-level-retries 20 \
--timeout 5m \
--contimeout 60s
Q4. 「rate limit exceeded」エラーが出る
原因: Google DriveのAPI制限に達している
解決策:
# 転送速度を制限
rclone copy backup.tar.gz gdrive:Backups --bwlimit 8M
# 転送スレッド数を減らす
rclone copy backup.tar.gz gdrive:Backups --transfers 2
Q5. バックアップファイルが破損している
原因: 圧縮中にサーバーが書き込みを続けた
解決策:
# バックアップ前に必ずsave-offを実行
screen -S minecraft -p 0 -X stuff "save-all$(printf \\r)"
sleep 10
screen -S minecraft -p 0 -X stuff "save-off$(printf \\r)"
sleep 5
# バックアップ後にsave-on
screen -S minecraft -p 0 -X stuff "save-on$(printf \\r)"
サーバー診断で最適なVPSを見つけよう
マイクラサーバーのバックアップを安定して運用するには、適切なVPS選びが重要です。プレイ人数、MOD構成、予算に合わせた最適なサーバーを見つけましょう。
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rcloneバックアップに最適なVPSサーバーを、実際の運用実績と2025年10月時点の最新情報を元に紹介します。
XServer VPS for Game(エックスサーバー VPS for Game)
国内最大手のエックスサーバーが提供するゲーム特化型VPS。マイクラサーバーの構築が最も簡単で、初心者に最適です。
主な特徴
- Minecraft Manager標準搭載:GUI管理画面で簡単操作
- 自動バックアップ機能:14日分を自動保存(追加料金なし)
- 高速NVMe SSD:オールフラッシュストレージで読み込み高速
- 国内最大級のバックボーン:安定した通信環境
- 即日利用可能:申し込みから最短5分で起動
料金プラン(2025年10月現在)
| メモリ | CPU | SSD | 月額料金 | 推奨人数 |
|---|---|---|---|---|
| 2GB | 3コア | 50GB | 1,150円 | 1〜4人 |
| 4GB | 4コア | 100GB | 2,200円 | 5〜10人 |
| 8GB | 6コア | 100GB | 4,400円 | 11〜20人 |
| 16GB | 8コア | 100GB | 9,750円 | 21〜50人 |
こんな人におすすめ
- マイクラサーバー構築が初めての方
- GUI管理画面で簡単に操作したい方
- 自動バックアップを標準で使いたい方
- 国内大手の安心感を重視する方
XServer VPS for Game 公式サイトはこちら
ConoHa for GAME(コノハ for GAME)
GMOが提供するゲーム特化型VPS。マイクラテンプレートが豊富で、MODサーバーもワンクリック構築可能。
主な特徴
- Minecraft Manager:バージョン切り替え・MOD管理が簡単
- 豊富なテンプレート:Java版・統合版・Forge・Fabric対応
- 時間課金制:使った分だけの従量課金も選べる
- 高速SSD:オールSSDで快適動作
- 初期費用無料:すぐに始められる
料金プラン(長期割引パス適用時)
| メモリ | CPU | SSD | 月額料金 | 推奨人数 |
|---|---|---|---|---|
| 2GB | 3コア | 100GB | 1,065円 | 1〜4人 |
| 4GB | 4コア | 100GB | 2,033円 | 5〜10人 |
| 8GB | 6コア | 100GB | 3,969円 | 11〜20人 |
| 16GB | 8コア | 100GB | 8,083円 | 21〜50人 |
こんな人におすすめ
- MODサーバーを簡単に構築したい方
- 複数バージョンを切り替えて使いたい方
- 時間課金でコストを抑えたい方
- バックアップをオブジェクトストレージに保存したい方
さくらのVPS
老舗VPSプロバイダーで、安定性と信頼性に定評あり。Linuxの知識がある上級者向け。
主な特徴
- 石狩データセンター:国内最大級の設備
- スタートアップスクリプト:マイクラサーバー自動構築
- ローカル接続:同一データセンター間は高速接続
- 柔軟なカスタマイズ:root権限で自由に設定可能
- 長期利用割引:年間契約でさらにお得
料金プラン
| メモリ | CPU | SSD | 月額料金 | 推奨人数 |
|---|---|---|---|---|
| 2GB | 3コア | 50GB | 1,738円 | 1〜4人 |
| 4GB | 4コア | 200GB | 3,520円 | 5〜10人 |
| 8GB | 6コア | 400GB | 7,040円 | 11〜20人 |
| 16GB | 8コア | 800GB | 14,080円 | 21〜50人 |
こんな人におすすめ
- Linuxコマンド操作に慣れている方
- 自由度の高いカスタマイズをしたい方
- 長期利用で安定運用したい方
- 老舗の信頼性を重視する方
シンVPS(Shin VPS)
エックスサーバーの新ブランド。最新ハードウェアで高コストパフォーマンスを実現。
主な特徴
- 最新AMD EPYC CPU:高性能プロセッサ採用
- NVMe SSD標準:全プランで高速ストレージ
- 10Gbpsネットワーク:大容量通信に対応
- Minecraft Manager搭載:GUI管理画面完備
- 初期費用無料:すぐに始められる
料金プラン
| メモリ | CPU | SSD | 月額料金 | 推奨人数 |
|---|---|---|---|---|
| 2GB | 3コア | 150GB | 820円 | 1〜4人 |
| 4GB | 4コア | 200GB | 1,530円 | 5〜10人 |
| 8GB | 6コア | 400GB | 3,201円 | 11〜20人 |
| 16GB | 8コア | 800GB | 7,302円 | 21〜50人 |
こんな人におすすめ
- 最新ハードウェアで高性能を求める方
- コストパフォーマンス重視の方
- GUI管理画面を使いたい初心者
- XServerブランドの信頼性が欲しい方
KAGOYA CLOUD VPS(カゴヤ CLOUD VPS)
24年の運用実績を持つ老舗。企業向けの高信頼性サービス。
主な特徴
- 24年の運用実績:安定稼働率99.95%以上
- 日本国内データセンター:京都・東京・大阪
- 24時間365日サポート:電話・メールで手厚い支援
- 柔軟なスケーリング:プラン変更が簡単
- 初期費用無料:すぐに利用開始
料金プラン(スタンダードSSD)
| メモリ | CPU | SSD | 月額料金 | 推奨人数 |
|---|---|---|---|---|
| 2GB | 2コア | 25GB | 979円 | 1〜3人 |
| 4GB | 4コア | 30GB | 3,300円 | 4〜8人 |
| 8GB | 6コア | 100GB | 7,150円 | 9〜15人 |
こんな人におすすめ
- 企業レベルのサポートが欲しい方
- 長期運用で安定性を重視する方
- 24時間365日サポートが必要な方
- 高い稼働率を求める方
ロリポップ!for Gamers
GMOペパボのゲーム特化型サーバー。低価格で始めやすいのが特徴。
主な特徴
- 低価格から利用可能:月額1,500円から
- 自動バックアップ標準搭載:過去7日分保存
- Minecraft Manager:簡単GUI操作
- 初期費用無料:コストを抑えて開始
- 高速SSD:全プランSSD搭載
料金プラン
| メモリ | CPU | SSD | 月額料金 | 推奨人数 |
|---|---|---|---|---|
| 4GB | 4コア | 50GB | 1,500円 | 1〜5人 |
| 8GB | 6コア | 100GB | 3,000円 | 6〜15人 |
| 16GB | 8コア | 200GB | 6,000円 | 16〜30人 |
こんな人におすすめ
- とにかく低価格で始めたい方
- 小規模サーバー(5人以下)を運用する方
- 自動バックアップを標準で使いたい方
- GMOブランドの安心感が欲しい方
よくある質問(FAQ)
Q1. rcloneの設定ファイルはどこに保存されますか?
rcloneの設定ファイルは~/.config/rclone/rclone.confに保存されます。このファイルにはクラウドストレージの認証トークンが含まれるため、権限を適切に設定してください。
# 設定ファイルの場所を確認
rclone config file
# 権限を確認・修正
chmod 600 ~/.config/rclone/rclone.conf
複数のサーバーで同じ設定を使いたい場合、このファイルをコピーすれば再設定不要です。
Q2. バックアップの頻度はどのくらいが適切ですか?
プレイ頻度とサーバー規模によりますが、1日1回の深夜バックアップが基本です。
推奨バックアップ頻度
- 小規模サーバー(5人以下): 1日1回(深夜3時)
- 中規模サーバー(6〜20人): 1日2回(深夜3時・午後3時)
- 大規模サーバー(21人以上): 6時間ごと(0時・6時・12時・18時)
- イベント開催時: 開始前・終了後に手動バックアップ
マイクラサーバーは5分ごとに自動セーブされるため、サーバークラッシュ時の損失は最大5分です。ただし、ハードウェア故障やデータ破損に備えるためには、定期的なクラウドバックアップが必須です。
Q3. クラウドストレージの容量が足りなくなったらどうすればいいですか?
以下の方法でストレージ容量を節約できます。
容量削減テクニック
- 古いバックアップを削除: rcloneで30日以上前のファイルを自動削除
rclone delete gdrive:Backups --min-age 30d
- 圧縮レベルを上げる: xz圧縮で通常の2倍以上の圧縮率
tar -cJf backup.tar.xz world/
- 差分バックアップを使う: 変更分のみを保存
rclone sync /backup/minecraft gdrive:Backups
- 複数のクラウドストレージを併用: Google Drive(15GB)+ OneDrive(5GB)で合計20GB
rclone copy backup.tar.gz gdrive:Backups
rclone copy backup.tar.gz onedrive:Backups
- 有料プランにアップグレード: Google One(100GB月額250円)、OneDrive(100GB月額229円)
Q4. バックアップ中にサーバーを停止する必要がありますか?
サーバーを停止する必要はありませんが、save-offコマンドの実行は必須です。
バックアップ中もプレイヤーは通常通りプレイできます。ただし、ワールドデータが書き込まれている最中に圧縮すると、バックアップファイルが破損する可能性があります。
正しい手順
# 1. 現在の状態を保存
screen -S minecraft -X stuff "save-all$(printf \\r)"
sleep 10
# 2. 自動保存を一時停止
screen -S minecraft -X stuff "save-off$(printf \\r)"
sleep 5
# 3. バックアップ実行
tar -czf backup.tar.gz world/
# 4. 自動保存を再開
screen -S minecraft -X stuff "save-on$(printf \\r)"
この方法なら、プレイヤーはそのまま遊び続けられます。ダウンタイムは数秒程度で、ほぼ影響ありません。
Q5. rcloneで転送速度が遅い場合の対処法は?
rcloneの転送速度は、デフォルト設定では控えめです。以下のオプションで高速化できます。
高速化オプション
# 並列転送数を増やす(デフォルト4 → 16)
rclone copy backup.tar.gz gdrive:Backups --transfers 16
# チェッカー数を増やす(デフォルト8 → 32)
rclone copy backup.tar.gz gdrive:Backups --checkers 32
# バッファサイズを増やす(デフォルト16M → 128M)
rclone copy backup.tar.gz gdrive:Backups --buffer-size 128M
# 組み合わせて最大速度化
rclone copy backup.tar.gz gdrive:Backups \
--transfers 16 \
--checkers 32 \
--buffer-size 128M \
--progress
注意点
- 転送数を増やすとメモリ消費が増えます(16転送で約2GB)
- Google DriveのAPI制限に注意(1日あたり10TB)
- VPSの帯域制限を確認(一部プロバイダーで制限あり)
まとめ
マイクラサーバーの自動バックアップは、rcloneとcronを組み合わせることで、完全無料で実現できます。Google DriveやOneDriveなどの無料クラウドストレージを活用すれば、初期費用ゼロで数ヶ月分のバックアップを保管可能です。
本記事で解説した内容
- rcloneのインストールとクラウドストレージ連携(Google Drive・OneDrive)
- 実用的なバックアップスクリプトの作成(圧縮・アップロード・古いファイル削除)
- cronによる完全自動化(深夜に自動実行)
- バックアップの検証と復元手順
- 容量削減テクニック(圧縮・差分同期・古いファイル削除)
- トラブルシューティングとFAQ
設定は最初の1時間だけ、その後は完全自動で動き続けます。大切なワールドデータを守るために、今すぐ自動バックアップを設定しましょう。
次のステップ
- rcloneをインストールして、Google DriveまたはOneDriveと連携
- バックアップスクリプトを作成・テスト実行
- cronで自動実行を設定
- 1週間後にバックアップが正常に動作しているか確認
安心してマイクラサーバーを運用するために、自動バックアップは必須です。本記事の手順に従えば、初心者でも確実に実装できます。
出典
本記事の情報は2025年10月23日時点のものです。rcloneのバージョンや各VPSサービスの料金・仕様は変更される可能性があります。最新情報は各公式サイトをご確認ください。

