冒頭の直接回答
Minecraft Forgeは、Java版マインクラフトでMODを使用するための必須ソフトウェア(MODローダー)です。2025年11月現在、最新安定版はMinecraft 1.21.10向けのForge 60.0.18(2025年11月10日リリース)で、公式サイトからインストーラー(Installer)をダウンロードして導入できます。従来のForgeに加え、近年はNeoForge(Forge系の後継的プロジェクト)も広く使われており、1.20.2以降ではNeoForge採用のMOD・モッドパックも増えています。目的(最新機能か、対応MOD数・安定性重視か)に応じて選び分けるのがポイントです。
要点
- Forgeは歴史が長く、特に1.20.1以前で対応MODが非常に豊富(安定志向)
- 2025年11月最新版(Java本体): 1.21.10(2025年10月7日リリース)
- Forge(1.21.10系): 60.0.18(2025年11月10日リリース)が最新
- NeoForgeは1.20.2以降で積極開発され、1.21.x向けの更新が継続中
- CurseForgeアプリでMODやモッドパックを簡単に管理可能(最近も改良が継続)

Forgeとは?基本概念の理解
MODローダーとしてのForge
Minecraft Forgeは、バニラ(素の)マインクラフトとMODの間に位置する基盤です。MODの読み込み・API提供・競合回避・データ拡張などを担い、長年の運用実績があります。公式ダウンロードから各バージョン向けのInstallerを入手できます。
2025年現在のMODローダー選択肢
| MODローダー | 対応の目安 | 特徴 | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|
| Forge | 1.6.4〜最新(1.21.10まで提供) | 歴史・実績・対応MOD数が最大級 | 大型工業MOD、安定プレイ、1.20.1以前中心の環境 |
| NeoForge | 1.20.2〜最新(1.21.10を継続サポート) | Forge系の新世代。更新が活発で最新機能追随 | 最新本体機能・新世代MOD・1.21系モッドパック |
| Fabric | 1.14〜最新 | 軽量・更新が速い・実験的MODが多い | 軽量化・便利系・スナップショット追随 |
2025年11月最新バージョン情報
現在の最新Java本体とForge
Java本体: 1.21.10(2025年10月7日リリース)。1.21.9(Copper Ageアップデート)での不具合を修正したホットフィックス版です。公式告知参照。
Forge: 1.21.10向けの60.0.18(2025年11月10日リリース)が最新版です。Forge公式ダウンロードの1.21.10タブからInstallerを取得できます。
NeoForge: 1.21.9に対応したNeoForge 21.9がリリース済みで、1.21.10向けの更新も進行中です。最新のインストーラとアナウンスはNeoForge公式から確認できます。
バージョン選択の指針
安定・対応MODの厚み重視: 1.20.1 Forgeは依然として対応MODが最も厚く、大型工業・魔術系など定番MODを網羅したモッドパックが多数存在します。
最新機能・新規MOD重視: 1.21.x(Forge/NeoForge)は「Copper Age」以降の新要素を前提としたMODやモッドパックが増加中。最新本体の不具合は適宜ホットフィックス(1.21.10など)で解消される流れです。
Forgeインストール完全手順
STEP1: 公式サイトからダウンロード
- Minecraft Forge公式サイトへアクセス
- 左側のバージョンリストから「1.21.10」を選択
- 「Installer」をクリックしてダウンロード
- 広告表示の場合は数秒後に「SKIP」でスキップ
重要: 偽サイトが増えています。必ず公式ドメイン(files.minecraftforge.net)から入手してください。
STEP2: Forgeインストーラーの実行
- ダウンロードした
.jar(Installer)をダブルクリック - モードが「Install client」であることを確認
- パスは通常自動設定(カスタムの場合はランチャーのゲームディレクトリに合わせる)
- 「OK」でインストール
- 「Successfully installed …」が出れば完了
STEP3: Forgeプロファイルでゲーム起動
- 公式ランチャーを開く
- 「起動構成」タブ → 「forge-(1.21.10-60.0.18)」プロファイルを選択
- (任意)MOD別にゲームディレクトリを分けると管理が楽
- 「プレイ」で起動
Forge導入の解説動画
動画で学びたい方はこちらの解説動画が参考になります:
MOD導入の基本手順
MODフォルダの確認
Windows: %appdata%\.minecraft\mods
Mac: ~/Library/Application Support/minecraft/mods
Linux: ~/.minecraft/mods
MODのインストール方法
- MOD(
.jar)を入手(CurseForgeやModrinthなど公式配布プラットフォーム) modsフォルダへコピー- 対応するローダー(Forge/NeoForge/Fabric)・バージョンを必ず一致させる
- Forge/NeoForgeプロファイルで起動し、メニューの「Mods」を確認
注意: 配布サイトは信頼できる場所のみを使用。バックアップも推奨。CurseForgeアプリの最近の更新で、作者ページやプレイ時間表示など利便性が強化されています。
ForgeとNeoForgeの違い・選び方
基本的な違い
Forge(従来版)
- 歴史: 2011年から開発が続く老舗ローダー
- 安定性: 大規模MODの実績が豊富
- 対応: 1.20.1以前でのMOD資産が最大級
NeoForge(新世代)
- 位置づけ: Forge系の後継的プロジェクトとして1.20.2以降を中心に活発に更新
- 特徴: 新しい描画・ライティングなどの技術検証も積極的
- 実運用: 1.21.x世代でのモッドパック採用例が増加中
NeoForgeの最新情報・インストーラは公式サイトで確認できます。
使い分けの指針
- Forgeが向くケース: 1.20.1以前の定番大型MOD・長期安定運用を重視する場合
- NeoForgeが向くケース: 1.20.2以降・1.21.xの最新機能を前提にしたMOD・モッドパックを楽しむ場合
NeoForge導入の解説動画
NeoForgeの導入方法はこちらの動画で詳しく解説されています:
2025年版おすすめMOD【バージョン別】
1.20.1 Forge環境 – 安定の定番MOD
軽量化・最適化MOD
Embeddium – Sodium系のForge/NeoForge向けオープンソース分岐。高い描画最適化とMOD互換性の両立が特徴です。Modrinthで配布。
EntityCulling – 画面外のエンティティレンダリングをスキップしてFPSを改善。
FerriteCore – メモリ使用量を大幅に削減。
大型工業MOD
Create – 機械的な自動化システムを構築できる人気の工業MOD。
Mekanism – エネルギー・鉱石倍化・化学プラントなど包括的な工業システム。
Applied Energistics 2 – 大規模ストレージとアイテム管理の定番。
冒険・探索MOD
Biomes O’ Plenty – 多数の新バイオームを追加。
The Twilight Forest – ファンタジー世界のダンジョン・ボス戦を追加。
1.21.x NeoForge/Forge環境 – 最新MOD
新世代軽量化MOD
Sodium – 近年はNeoForge向けビルドも提供され、1.21.xでのFPS向上の中核的存在。Modrinthから取得可能。
Iris Shaders – 最新のシェーダーローダー。NeoForge対応ビルドあり。Modrinthで配布。
Embeddium + Oculus(Forge向け) – Forgeでシェーダーを使う場合の標準構成。
便利系MOD
JEI (Just Enough Items) – レシピ・用途表示の定番。
Jade (WTHIT系) – ブロックやエンティティの情報表示。
Xaero’s Minimap – 軽量で使いやすいミニマップMOD。
注意: 1.21.10対応はMODごとに更新状況が異なるため、各配布ページの「Game Versions」表示と依存MODを必ず確認してください。
CurseForgeアプリでの簡単MOD管理
CurseForgeアプリの導入
CurseForgeは、MOD検索・依存関係解決・アップデート管理・モッドパック導入を一括で行える公式アプリです。2025年もクライアントの改良が継続され、著者プロフィールやプレイ時間表示などの利便機能が増えています(アプリの最新情報はサポートで確認可)。
MODパックの活用
All the Mods 9(1.20.1系)などの大型パックは今も人気。一方で、1.21.x NeoForge前提のモッドパックも増加し、1.21.10対応の更新が見られます。導入時はローダー(Forge/NeoForge)と本体バージョンの一致を必ず確認してください。
トラブルシューティング
よくある問題と解決法
起動しない場合
症状: Forge/NeoForgeプロファイルでクラッシュ
原因: Java実行環境の不一致、依存MOD不足、MOD間競合
解決法:
- Java 17+の導入確認(Minecraft 1.20.1以降はJava 17が必須)
- いったん
modsを空にして素のForge/NeoForgeだけで起動検証 - クラッシュレポートで原因MOD・依存関係を特定(1.21.10対応状況を配布ページで確認)
MODが読み込まれない
症状: MODが認識されない・タイトル画面に表示されない
解決法:
.jar形式か、ダウンロードが壊れていないかを確認- 対象のローダー(Forge/NeoForge/Fabric)とGame Versionの一致を再確認
- modsフォルダの場所・起動構成のゲームディレクトリが合っているか確認
パフォーマンス問題
症状: FPS低下・チャンク読み込み遅延
解決法:
- EmbeddiumやSodium(NeoForge/Fabric)等の最適化MODを導入
- シェーダーはIris(NeoForge/Fabric)またはForgeの場合Oculus + Embeddiumの構成を検討
- 描画設定の調整、メモリ割り当ての適正化(4GB以上の付与を目安)
注意: Iris/Embeddium/Oculusの対応はバージョンごとに差があるため、配布ページの対応表を参照してください。
マイクラマルチプレイにおすすめのサーバー紹介
信頼できるゲームサーバーの選択が重要です。ここでは、マイクラに最適なレンタルサーバー(VPS)を紹介します。
複数のサーバーを比較検討したい方は、サーバー診断サイトで自分に最適なサーバーを見つけることができます。
XServer VPS for Game(エックスサーバー VPS for Game)
XServer VPS for Gameは、マインクラフト専用テンプレートを提供しており、初心者でも簡単にマルチサーバーを立てられるサービスです。
主な特徴
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- 2GBプラン:月額1,150円
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公式サイト:XServer VPS for Game
ConoHa for GAME(コノハ for GAME)
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- 2GBプラン:月額1,144円(長期割引適用時)
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公式サイト:ConoHa for GAME
さくらのVPS (Sakura VPS)
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公式サイト:さくらのVPS
ConoHa VPS(コノハ VPS)
ConoHa VPSは、汎用的なVPSサービスですが、マインクラフトサーバーの構築にも対応しています。
主な特徴
- 初期費用無料
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- シンプルな管理画面
- 豊富なOSテンプレート
料金プラン
- 2GBプラン:月額1,065円
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- 8GBプラン:月額3,969円
公式サイト:ConoHa VPS
カゴヤ CLOUD VPS(KAGOYA CLOUD VPS)
KAGOYA CLOUD VPSは、ビジネス用途でも利用される高品質なVPSサービスで、マインクラフトサーバーにも最適です。
主な特徴
- 3日間の無料お試し
- 日額課金と月額課金を選択可能
- 高品質なネットワーク環境
- 充実したサポート体制
- スケールアップが容易
料金プラン
- 2GBプラン:月額979円(日額20円)
- 4GBプラン:月額2,200円(日額44円)
- 8GBプラン:月額4,290円(日額88円)
公式サイト:KAGOYA CLOUD VPS
よくある質問(FAQ)
Q1. ForgeとNeoForgeはどちらを選べばいいですか?
A: 遊びたいバージョンとMODにより決まります。1.20.1以前で安定性・資産重視→Forge。1.20.2以降で最新機能・新規MOD→NeoForgeが基本線です。1.21.x向けの更新は活発で、モッドパックも増えています。
Q2. 2025年11月現在、最もおすすめのバージョンは?
A: 対応MODの厚みで選ぶなら1.20.1 Forgeが依然おすすめ。最新のCopper Age以降の要素を体験したいなら1.21.10(Forge/NeoForge)が選択肢です。
Q3. OptiFineとの関係は?
A: 近年はEmbeddium(Forge/NeoForge)やSodium(NeoForge/Fabric)+ Irisが主流。Forgeでシェーダーを使う場合はOculus + Embeddium構成が一般的です。バージョンごとの対応状況は各配布ページで確認を。
Q4. MODが起動時にクラッシュする場合の対処法は?
A: まずMODをすべて外してローダー単体で起動検証→依存MOD・対応バージョンを配布ページで確認し、1つずつ戻して原因特定。1.21.10のように小数点アップデート直後は、対応が追いつくまで暫定で1つ前のマイナー(1.21.9等)に合わせるのも有効です。
Q5. CurseForgeアプリは安全ですか?
A: 公式の配布プラットフォームで、クライアントも定期的に更新・改善されています。導入するMOD自体の品質は開発者に依存するため、評価・ダウンロード数・更新日の確認を推奨します。
まとめ
MinecraftのMOD環境は、ForgeとNeoForgeの二本柱で進化中。1.20.1 Forgeは対応MODの厚みで今なお強力、1.21.xはCopper Age以降の新要素とともにMOD側の追随も活発です。2025年11月現在、Forge 60.0.18(1.21.10向け)が最新版として提供されています。導入は公式サイトのInstallerを使い、CurseForgeアプリで管理を自動化。軽量化はEmbeddiumまたはSodium + Iris(ForgeならOculus + Embeddium)を軸に、パックやサーバーは用途に合うローダー・バージョンを選びましょう。
出典・公式リソース
- Minecraft Forge 公式ダウンロード(1.21.10向け60.0.18)
- NeoForge 公式サイト(1.21.x系の更新・インストーラー)
- Minecraft Java Edition 1.21.10 公式告知
- CurseForge(MOD/モッドパック)・CurseForgeサポート
- Modrinth(MOD/モッドパック)
- Sodium・Iris Shaders・Embeddium

