Minecraftの「Create Mod」は、工業革命をテーマにした画期的なMODで、風車や水車による回転力を使って様々な機械を動かし、自動化システムを構築できます。2025年12月現在の最新バージョンは6.0.7で、2025年10月25日にリリースされました。高度な物流システムと改善されたパフォーマンスにより、より複雑で効率的な自動化が可能になっています。
要点
- Create Modは回転力を使った直感的な工業系MOD
- 最新版6.0.7は2025年10月25日リリース(MC 1.20.1/1.21.1対応)
- ForgeとNeoForgeの両環境で動作可能
- 専用サーバーでのマルチプレイにも対応
- 豊富な日本語化リソースパックが利用可能

Create Modとは?工業革命をマイクラで体験
Create Modは、Minecraft内で工業革命を体験できる革新的なMODです。従来の工業系MODとは異なり、電気ではなく「回転力(Rotational Power)」を動力源として使用します。水車、風車、蒸気エンジンなどから得られる回転力を歯車やシャフトで伝達し、機械を動かすという視覚的で直感的なシステムが特徴です。
主な特徴
- 視覚的な動力システム:歯車や軸の回転が目で見えるロマンあふれる仕組み
- 建築と機械の融合:美しい建造物と実用的な機械を両立
- 高い自由度:プレイヤー独自の設計で機械を構築可能
- 直感的な操作:複雑な電気回路ではなく物理的な接続で動作
関連動画:
CreateでMinecraftに動力を追加する(はるちゃん)
最新版Create 6.0.7の新機能
2025年2月にリリースされたCreate 6.0.0では「Post Production」をテーマに大幅な機能追加が行われ、その後のアップデートで最新版6.0.7(2025年10月25日リリース)では安定性とパフォーマンスがさらに向上しました。
主要な新要素(6.0系)
高度な物流システム
- アイテムハッチ:自動化された物流の中核
- パッケージャー・リパッケージャー:アイテムの梱包・開梱
- ストックリンク・ストックティッカー:在庫管理システム
- レッドストーンリクエスター:需要に応じた自動供給
新しい建築・装飾要素
- ダンボール装備セット:隠密行動用の段ボール防具
- チェーンコンベア:鎖を使った新しい輸送方法
- 工業用鉄製窓:より本格的な工業建築
- 風化した鉄ブロック:時間の経過を表現
重要な変更点
- Flywheel 1.0との統合:レンダリングライブラリが本体に同梱され、別途導入不要に
- パフォーマンスの最適化:大規模工場でも快適に動作
- バグ修正とAPI改善:開発者にとってもより扱いやすく
Create Modの導入方法(2025年12月版)
前提条件の準備
1. Java環境の確認
- Minecraft 1.20.1対応:Java 17以上が必要
- Minecraft 1.21.1対応:Java 21推奨
- Java公式サイトから最新版をダウンロード
2. Minecraft ForgeまたはNeoForgeの導入
- 1.20.1の場合:Minecraft Forge公式サイトから推奨版をダウンロード
- 1.21.1の場合:NeoForge公式サイトから最新版を入手
- 実行ファイルを起動し、「Install client」を選択してインストール
Create Modのダウンロードと導入
1. MODファイルの入手
- CurseForge Create Modページから最新版をダウンロード
- バージョン確認:現在の最新は6.0.7(2025年10月25日リリース)
- 対応バージョン:MC 1.20.1(Forge)、MC 1.21.1(NeoForge)
2. MODファイルの配置
- Minecraftランチャーから「起動構成」→「フォルダを開く」
- 「mods」フォルダにダウンロードしたjarファイルをそのまま配置
3. 推奨MODの導入
- JEI(Just Enough Items):レシピ確認に必須
- Jade:ブロック情報表示
- Flywheel:Create 6.0系では自動で同梱されているため不要
関連動画:
【初心者必見】簡単にできる!Minecraft Create MODの導入方法を完全解説(イチファミTV)
Create Modの基本的な使い方
必須アイテムの作成
エンジニアゴーグル
- 機械の状態や回転力の流れを可視化
- レシピ:ゴーグル + 銅インゴット
- 装着することで機械の詳細情報を確認可能
レンチ
- 機械の設定変更や方向調整に使用
- 右クリック長押しでラジアルメニューを表示
- 機械の分解や再配置にも利用
動力源の構築
水車の設置
- 流水に設置することで安定した回転力を生成
- 設置向きにより回転方向が変化
- 大型水車ほど高い回転力を発生
風車の構築
- 風車の羽根を16枚まで設置可能
- より多くの羽根で高い回転力を生成
- 高度が高いほど効率的に動作
基本的な機械
石臼(Millstone)
- 原料を粉砕して素材を加工
- 小麦→小麦粉、コバルト→粉砕コバルト
- 回転力を与えることで自動加工
機械式プレス
- 金属板やプレートの作成
- 安山岩合金の大量生産に活用
- ベルトコンベアと組み合わせて自動化
日本語化と推奨設定
日本語化リソースパックの導入
Create Modを日本語で楽しむには、Mine-Techから日本語化リソースパックをダウンロードできます。Create 6.0系にも対応しており、すべての新要素が日本語で表示されます。
導入手順
- Mine-TechサイトからCreate 6.0対応の日本語化リソースパックをダウンロード
- Minecraftの「設定」→「リソースパック」から追加
- アクティブなパックに移動して適用
- ゲームを再起動して反映を確認
推奨設定
パフォーマンス最適化
- 描画距離:12-16チャンク(マルチプレイでは10-12推奨)
- パーティクル:標準またはバランス
- スムースライティング:オン(機械の質感向上)
- メモリ割り当て:8GB以上推奨(大規模工場は12GB以上)
Create Modの活用事例とアイデア
初心者向けプロジェクト
自動小麦農場
- 機械式ハーベスターで収穫自動化
- デプロイヤーで種まき自動化
- ベルトコンベアで運搬システム構築
参考動画:マイクラのクリエイトモッドを使って全自動畑を作ってみた(TOS ゆっくり【げーみんぐ】)
石材加工工場
- 丸石生成→粉砕→製錬の一連システム
- フィルターで仕分け自動化
- チェストやバレルへの自動収納
上級者向けプロジェクト
大規模工業地帯
- 複数の工場を連携した大規模生産
- 列車システムによる長距離輸送
- スケジュール管理システムの活用
- 6.0系の物流システムで在庫最適化
建築との融合
- 動く城やエレベーター
- 回転する観覧車やメリーゴーランド
- 可動橋や隠し扉
- 工業用鉄製窓を使った本格的な工場建築
マルチプレイ向けサーバー比較
Create Modを快適に楽しむためには、適切なサーバー環境が重要です。MODサーバーに最適化された複数のレンタルサーバーをご紹介します。
Create Mod対応推奨サーバー
XServer VPS
豊富な実績を持つエックスサーバーが提供するVPSサービス。Minecraftサーバーのテンプレートが用意されており、初心者でも簡単にセットアップ可能です。高性能CPUと高速SSDを標準搭載し、Create Modの複雑な計算処理も快適に動作します。
XServer VPS 公式サイト
XServer VPS for Game
ゲーム特化型のVPSサービスで、Minecraftサーバー構築に最適化されています。Create Modのような重いMODでも安定動作する高性能環境を提供。自動バックアップ機能で大切なワールドデータも安心です。
XServer VPS for Game 公式サイト
ConoHa for GAME
GMOインターネットが提供するゲーム特化型サーバー。Minecraftサーバー管理画面が充実しており、MODサーバーの構築・管理が簡単です。時間課金制のため、必要な時だけ利用することも可能。Create Modの動作検証にも最適です。
ConoHa for GAME 公式サイト
ConoHa VPS
幅広い用途に対応する汎用VPSサービス。豊富なプラン選択肢により、プレイ人数や使用MOD数に応じて最適な環境を構築できます。国内最速クラスのSSDと高性能CPUで、Create Modの複雑な機構もスムーズに動作します。
ConoHa VPS 公式サイト
性能要件の目安(2025年12月版)
推奨スペック(4-8人程度のマルチプレイ)
- CPU:4コア以上(高クロック推奨)
- メモリ:8GB以上(Create Mod使用時は12GB推奨)
- ストレージ:SSD 50GB以上(NVMe推奨)
- ネットワーク:1Gbps共有
大規模サーバー(10人以上)
- CPU:8コア以上(Intel Xeon/AMD EPYC推奨)
- メモリ:16GB以上(大規模工場は24GB推奨)
- ストレージ:NVMe SSD 100GB以上
- 専用回線または高速共有回線
Create Modは通常のマイクラと比べて2-3倍のリソースを消費するため、余裕を持ったスペック選択が重要です。また、定期的なバックアップとワールドデータの最適化により、長期的に安定したサーバー運用が可能になります。
よくある質問(FAQ)
Q1. Create Modが重くて動作が遅いのですが、どうすれば改善できますか?
Create Modは計算量が多いため、以下の対策を試してください。まず、Optifineの導入で描画処理を最適化し、設定で「最大フレームレート」を60FPSに制限します。また、不要な機械を停止し、チャンク読み込み範囲を狭めることで負荷を軽減できます。メモリ不足の場合は、Javaの起動オプションで「-Xmx8G」などを指定してメモリ割り当てを増加させてください。Create 6.0.7ではパフォーマンスが改善されているため、最新版へのアップデートも効果的です。
Q2. Create Modで作った機械が正しく動作しないのはなぜですか?
最も多い原因は回転力(SU:Stress Units)の不足です。エンジニアゴーグルを装着して機械を右クリックし、赤色表示になっていないか確認してください。回転力が不足している場合は、水車や風車を追加するか、より効率的な蒸気エンジンの導入を検討します。また、歯車の接続方向や回転速度の設定ミスも確認してください。Create 6.0系では物流システムも動力を消費するため、全体の回転力バランスを見直すことが重要です。
Q3. マルチプレイでCreate Modを使う場合の注意点はありますか?
マルチプレイでは全参加者が同じバージョンのCreate Modを導入する必要があります。2025年12月現在、最新版は6.0.7です。また、大規模な機械は他プレイヤーのいるチャンクで動作させると負荷が集中するため、専用の工業地帯を設けることを推奨します。サーバー管理者は定期的なバックアップと、TickProfilerなどのツールでサーバー負荷をモニタリングしてください。NeoForge環境(1.21.1)では最新の最適化が適用されているため、より快適なマルチプレイが可能です。
Q4. Create 6.0.7にアップデートする際の注意点はありますか?
既存のワールドからCreate 6.0.7にアップデートする場合、必ず事前にワールドのバックアップを取ってください。Flywheel 1.0が本体に統合されたため、別途インストールしていたFlywheelは削除する必要があります。また、一部のCreate Addonが6.0系に未対応の場合があるため、使用しているAddonの互換性を事前に確認することをおすすめします。
まとめ
Create Modは、Minecraftに工業革命をもたらす画期的なMODです。2025年12月現在の最新版6.0.7(2025年10月25日リリース)では、高度な物流システムとパフォーマンスの最適化により、より本格的な自動化工場の構築が可能になりました。初心者でも直感的に理解できる回転力システムと、豊富な日本語化リソースにより、誰でも気軽に工業系MODの世界を楽しめます。Minecraft 1.20.1(Forge)と1.21.1(NeoForge)の両バージョンに対応しており、幅広い環境で快適にプレイできます。ぜひCreate Modで、あなただけの工業帝国を築き上げてください。

