【2025年8月最新】CMI管理プラグイン完全ガイド
EssentialsX置換からホログラム・経済機能まで徹底解説
ホログラム機能
経済システム
Warp GUI
1.21対応
CMIプラグインとは?2025年最新情報
CMIの特徴
-
300以上のコマンドを1つのプラグインで提供 -
EssentialsX完全置換が可能 -
Minecraft 1.7.x〜1.21.x対応 -
モジュラー設計で必要な機能のみ有効化 -
MySQL/SQLite対応でデータ管理も安心 -
PlaceholderAPI完全対応
主な用途
-
サーバー管理の一元化 -
プレイヤー管理システム -
経済システムの構築 -
ホログラムやポータル機能 -
チャット管理とカスタマイズ
2025年8月現在のCMI状況
CMIは現在も活発に開発が続けられており、Minecraft 1.21.xに完全対応しています。有料プラグイン(15ユーロ)ですが、EssentialsXに加えて多くの追加プラグインの機能を1つにまとめた統合ソリューションとして、多くのサーバー運営者に愛用されています。
機能項目 | EssentialsX | CMI |
---|---|---|
基本コマンド数 | 130+ | 300+ |
ホログラム機能 | 別プラグイン必要 | 内蔵 |
ポータルシステム | 別プラグイン必要 | 内蔵 |
経済システム | 基本的な機能のみ | 高機能経済エンジン |
GUI機能 | 限定的 | 豊富なGUI |
1.21対応 | 対応済み | 対応済み |
料金 | 無料 | 15ユーロ |
CMIのインストールと初期設定(2025年版)
必要な環境
-
Java 8以上(推奨:Java 17以上) -
Spigot/Paper 1.7.10〜1.21.x -
CMILib(無料依存ライブラリ) -
Vault(経済機能利用時)
インストール手順
CMILibのダウンロードとインストール
Zrips公式サイト(https://www.zrips.net/cmilib/
)から最新のCMILib.jarをダウンロードし、pluginsフォルダに配置します。
CMI本体のインストール
SpigotMCまたはZrips公式サイトから購入したCMI.jarファイルをpluginsフォルダに配置します。
サーバー再起動
サーバーを再起動し、plugins/CMIフォルダが生成され、設定ファイルが作成されることを確認します。
基本設定の調整
plugins/CMI/config.yml
で必要な設定を行います。
EssentialsXからの移行について
CMIには/cmi migrate essentials
コマンドが用意されており、EssentialsXのプレイヤーデータを自動的に移行できます。移行前には必ずサーバー全体のバックアップを取得してください。移行後は競合を避けるためEssentialsXプラグインを削除することを推奨します。
CMIの主要機能
Warp GUI機能
美しいGUIでワープポイントを管理。プレイヤーが視覚的に選択できます。アイコンやロア(説明文)のカスタマイズも可能。
ホログラム機能
クリック可能なホログラムでインタラクティブな体験を提供。PlaceholderAPI対応でリアルタイム情報表示も可能。
ポータルシステム
カスタムポータルでサーバー間移動やワールド移動を実現。BungeeCordネットワーク対応。
チャットマネージャー
Hex色対応の高度なチャット管理機能。チャットフィルタリングやホバーメッセージ機能も搭載。
キットシステム
ゲーム内GUIでキットを作成・編集できる直感的なシステム。クールダウンやパーミッション設定も柔軟。
プレイ時間報酬
プレイ時間に応じた自動報酬システムでプレイヤーのモチベーション向上。段階的な報酬設定が可能。
Warp GUI設定例(2025年版)
CMIのWarp GUI機能を使って、プレイヤーが視覚的にワープ先を選択できるシステムを構築する設定例です。
# CMI config.yml内のWarp GUI設定 Warp: # ワープGUIを有効にする UseGUI: true # GUIのサイズ(9, 18, 27, 36, 45, 54) GUISize: 54 # ワープアイコンの設定 Items: spawn: Material: DIAMOND DisplayName: "&aスポーン" Lore: - "&7サーバーのメインエリア" - "&eクリックでテレポート" shop: Material: EMERALD DisplayName: "&6ショップエリア" Lore: - "&7アイテムの売買ができます" - "&eクリックでテレポート" pvp: Material: DIAMOND_SWORD DisplayName: "&cPvPエリア" Lore: - "&7戦闘が可能な危険地帯" - "&c注意:アイテムロストの可能性あり" - "&eクリックでテレポート"
この設定により、/warp
コマンドでGUIが開き、プレイヤーが視覚的にワープ先を選択できるようになります。1.21対応の最新アイテムIDも使用可能です。
ホログラム作成コマンド例
CMIのホログラム機能を使った実用的な設定例をご紹介します。
基本的なホログラム
# 基本ホログラム作成 /cmi hologram create welcome # テキスト追加 /cmi hologram addline welcome "&aサーバーへようこそ!" /cmi hologram addline welcome "&7楽しんでプレイしてください" /cmi hologram addline welcome "&e現在のオンライン: %server_online%" # ホログラム表示 /cmi hologram show welcome
クリック可能ホログラム
# クリック可能ホログラム作成 /cmi hologram create shop_info # クリック時コマンド設定 /cmi hologram setaction shop_info 1 "warp shop" # 複数アクション設定 /cmi hologram setaction shop_info 2 "msg %player% ショップへようこそ!;give %player% diamond 1"
2025年版の注意点:ホログラムにはPlaceholderAPIのプレースホルダーも使用できるため、プレイヤー名やサーバー情報をリアルタイムで表示できます。Minecraft 1.21の新要素にも対応したプレースホルダーが利用可能です。
経済システムの構築
CMI経済エンジンの特徴
主要機能
- トップバランス機能でランキング表示
- 小切手システムでアイテム化
- Vault完全対応で他プラグイン連携
- MySQL/SQLiteでデータ永続化
- 売却システムで手持ちアイテム即売
- 多通貨対応で複数の経済圏構築
設定オプション
- 通貨単位のカスタマイズ
- 初期所持金の設定
- 最大所持金制限
- 取引手数料設定
- 経済統計の収集
- 1.21対応アイテムの価格設定
経済システム設定手順
1. 経済機能の有効化
# config.yml Economy: # 経済機能を有効にする Use: true # 通貨の設定 Currency: Name: "円" Symbol: "¥" # 初期所持金 StartingBalance: 1000 # 最大所持金 MaxBalance: 999999999 # 銀行システム BankingSystem: Enabled: true InterestRate: 0.02
2. Vault設定の最適化
# Vaultの設定 Vault: # CMI経済を優先的に使用 Economy: UseCMI: true # 他プラグインとの互換性 Permissions: UseVault: true # CMI専用Vault使用推奨 CustomVault: true
3. 売却システムの設定(1.21対応版)
# Worth.yml - アイテム価格設定 worth: DIAMOND: sell: 100 buy: 150 IRON_INGOT: sell: 10 buy: 15 GOLD_INGOT: sell: 20 buy: 30 # 1.21新アイテム対応 COPPER_INGOT: sell: 5 buy: 8 AMETHYST_SHARD: sell: 25 buy: 40 ECHO_SHARD: sell: 500 buy: 750
実用的な経済コマンド
基本的な経済操作
# 残高確認 /balance /bal [プレイヤー名] # 送金 /pay [プレイヤー名] [金額] # 残高設定(管理者) /eco set [プレイヤー名] [金額] # 残高追加/削除 /eco add [プレイヤー名] [金額] /eco take [プレイヤー名] [金額]
高度な経済機能
# 手持ちアイテム売却 /sellhand /sellall # トップバランス表示 /balancetop /baltop # 小切手作成 /cheque [金額] # 経済統計 /eco stats # 銀行機能 /bank deposit [金額] /bank withdraw [金額]
2025年版活用例:CMIの経済システムと組み合わせて、ショップ、オークション、クエスト報酬、さらには1.21の新要素を活用したイベント報酬など、サーバー独自の経済圏を構築できます。PlaceholderAPIとの連携で、動的な価格変動システムも実装可能です。
高度な機能と活用テクニック
ポータルシステム
CMIのポータル機能を使って、美しいエフェクト付きの移動システムを構築できます。
# ポータル作成例 /cmi portal create myportal # 移動先設定 /cmi portal setloc myportal world spawn # エフェクト追加 /cmi portal setparticle myportal FLAME # BungeeCord対応 /cmi portal setserver myportal lobby # 1.21対応パーティクル /cmi portal setparticle myportal TRIAL_SPAWNER_DETECTION
アーマースタンドエディター
GUIを使ってアーマースタンドを自由自在にカスタマイズできます。
カスタムエフェクト
パーティクルエフェクトやアニメーションで、サーバーを華やかに演出できます。
# パーティクル作成 /cmi particle create effect1 FLAME # アニメーション設定 /cmi particle animate effect1 circular # トリガー設定 /cmi particle trigger effect1 PlayerJoin # 1.21新パーティクル使用 /cmi particle create trial_effect TRIAL_SPAWNER_DETECTION /cmi particle create vault_effect VAULT_CONNECTION
- FLAME – 炎エフェクト
- HEART – ハートエフェクト
- ENCHANTMENT_TABLE – エンチャントテーブル風
- DRAGON_BREATH – ドラゴンブレス
- TRIAL_SPAWNER_DETECTION – 1.21新パーティクル
高度な保護機能
サーバーセキュリティを強化する様々な保護機能が利用できます。
-
IP固定機能 – プレイヤーのIPアドレスを固定 -
拘束機能 – 問題のあるプレイヤーを一時拘束 -
スパイ機能 – チャットとコマンドの監視 -
チャットフィルター – 不適切な発言の自動検閲 -
アンチチート機能 – 基本的な不正行為検出
スケジュールシステム活用例(2025年版)
CMIのスケジュール機能を使って、サーバーイベントを自動化できます。1.21の新要素を活用したイベントも設定可能です。
# schedule.yml設定例 schedules: daily_reward: # 毎日午前9時に実行 cron: "0 0 9 * * ?" commands: - "broadcast &a毎日ログインボーナスの時間です!" - "cmi give @a diamond 1" - "cmi give @a echo_shard 1" hourly_announcement: # 1時間ごとに実行 delay: 3600 repeat: true commands: - "broadcast &eサーバールールを守って楽しくプレイしましょう!" restart_warning: # 毎日午前4時に再起動警告 cron: "0 55 3 * * ?" commands: - "broadcast &c5分後にサーバーが再起動されます" - "cmi delay 300 stop" trial_chamber_event: # 週末イベント(1.21要素活用) cron: "0 0 20 * * SAT" commands: - "broadcast &6今夜はトライアルチャンバーイベント開催!" - "cmi give @a trial_key 3"
FAQ・トラブルシューティング
CMIが起動しない場合
原因:CMILibが正しくインストールされていない、またはバージョン不整合の可能性があります。
解決策:
- CMILibが最新バージョン(2025年8月対応版)であることを確認
- pluginsフォルダにCMILib.jarが存在することを確認
- Java 8以上(推奨Java 17以上)で動作していることを確認
- Minecraft 1.21.x対応版のCMIを使用していることを確認
- サーバーを完全に再起動
MySQLとの接続エラー
症状:MySQL接続時にタイムアウトや認証エラーが発生
# config.yml の MySQL設定例 mysql: hostname: localhost port: 3306 database: minecraft username: mcuser password: "your_password" useSSL: false # 接続プール設定 MaximumPoolSize: 10 MinimumIdle: 2 # 2025年版推奨設定 ConnectionTimeout: 30000 IdleTimeout: 600000 MaxLifetime: 1800000
メモリ不足による動作不良
対策:CMIの機能を選択的に無効化してリソース使用量を削減
# config.yml - 機能の無効化例 Modules: # 使用しない機能を無効に Holograms: false Particles: false BossBar: false Portals: false # 必要な機能のみ有効 Economy: true Warps: true Homes: true Chat: true # 2025年版最適化設定 OptimizeDatabase: true CachePlayerData: true
他プラグインとの競合問題
よくある競合:EssentialsX、Vault、PlaceholderAPIとの競合
解決方法:
- EssentialsXを完全に削除してからCMIを導入
- CMI専用のVaultを使用(Zrips公式サイトから入手)
- プラグインの読み込み順序を調整(depend/softdependの設定)
- 1.21対応版のプラグインを使用
CMI対応推奨ゲームサーバー
CMIプラグインの豊富な機能を最大限活用するには、十分なサーバーリソースと安定したパフォーマンスが必要です。2025年8月現在、以下のゲームサーバーがCMI運用に特におすすめです。
エックスサーバー VPS for Game
★★★★★
2GB〜64GB
NVMe SSD
月1,150円〜

ConoHa for GAME
★★★★☆
1GB〜64GB
SSD
月1,065円〜
LOLIPOP! for Gamers
★★★☆☆
2GB〜32GB
SSD
月1,200円〜
KAGOYA CLOUD VPS
★★★★☆
1GB〜32GB
SSD
月550円〜
mixhost
★★★★☆
1GB〜128GB
NVMe SSD
月880円〜
2025年版CMI運用のリソース推奨値
小規模サーバー(〜20人)
- CPU: 2コア以上
- メモリ: 4GB以上
- ストレージ: SSD 50GB以上
- CMI機能: 基本機能のみ
中規模サーバー(20〜50人)
- CPU: 4コア以上
- メモリ: 8GB以上
- ストレージ: SSD 100GB以上
- CMI機能: ホログラム・経済システム
大規模サーバー(50人以上)
- CPU: 8コア以上
- メモリ: 16GB以上
- ストレージ: NVMe SSD 200GB以上
- CMI機能: 全機能利用可能
まとめ
CMIプラグインは、2025年8月現在もマイクラサーバー運営を革新する強力なツールとして進化し続けています。Minecraft 1.21.xへの完全対応により、最新機能との組み合わせも可能になりました。300以上のコマンドと豊富な機能により、EssentialsXの完全置換が可能で、さらに多くの追加機能を1つのプラグインで実現できます。
CMIの主な利点
- プラグイン数の大幅削減(統合ソリューション)
- 統一されたユーザーインターフェース
- 高いカスタマイズ性と拡張性
- 継続的なアップデートと1.21対応
- 他プラグインとの高い互換性
- 日本語コミュニティの充実
2025年版導入効果
- サーバー管理の大幅な効率化
- 1.21新要素を活用したプレイヤー体験向上
- リソース使用量の最適化
- 設定・メンテナンスの簡素化
- 独自サーバーの差別化
- 長期的な運営コスト削減
2025年版成功のポイント
CMIの導入成功には、適切なサーバーリソースと段階的な機能導入が重要です。まずは基本機能から開始し、サーバーの成長に合わせて機能を拡張していくことをおすすめします。また、1.21の新要素と組み合わせることで、より魅力的なサーバー体験を提供できるでしょう。