冒頭の直接回答
マイクラのアドベンチャーモードは、ブロックの破壊・設置を原則制限するゲームモードです。配布ワールド(脱出・謎解き・RPGなど)やマルチサーバーで、制作者が用意したギミックやストーリーを崩さずに遊ばせたいときに使われます。切り替えは、ワールド設定(統合版)またはコマンド(Java版/統合版)で行えます。
要点
- ブロックは基本的に壊せない/置けない(例外:壊せる・置けるブロックを指定したアイテムを配布する)
- 村人との取引、ボタン・レバー・チェスト操作、敵との戦闘などは可能(ワールドの“遊び”を守るための制限)
- 配布ワールドやミニゲーム、建築保護、教育用ワールドに相性が良い
- 2025年12月時点でも基本仕様は安定(コマンドや一部設定はバージョン差に注意)
アドベンチャーモードとは
アドベンチャーモードは、サバイバルに近い見た目・操作感のまま、ブロックの破壊と設置だけを強く制限するモードです。制作されたマップ(脱出・RPG・謎解き・アスレチック・PvPなど)で、プレイヤーが勝手に壁を壊してショートカットしたり、ブロックを置いて難所を無効化したりするのを防ぎます。
また、マルチプレイでは「建築物を守りたい」「イベント会場を荒らされたくない」「ゲームの進行を演出通りにしたい」といった用途でもよく使われます。
アドベンチャーモードの基本仕様
- ブロック破壊:原則不可(例外:壊せるブロックが指定されたアイテムを持っている場合)
- ブロック設置:原則不可(例外:置けるブロックが指定されたアイテムを持っている場合)
- 操作:チェスト、ボタン、レバー、ドア、ベッド、村人の取引など、ワールド側が許す範囲で可能
- 戦闘:基本的に可能(被ダメージ・空腹・装備耐久なども発生する)
- 移動:サバイバル同様(飛行不可。飛行したいならクリエイティブ/スペクテイター)
「何もできないモード」ではなく、“壊して攻略を崩すこと”だけを止めるのが中心です。配布ワールドで導線や仕掛けを楽しむために設計されています。
アドベンチャーモードが必要な理由
- 配布ワールドの保護:壁抜け・穴掘り・足場置きなどの“力技”を防ぐ
- 演出の維持:ストーリー・ギミック・導線を崩さず遊ばせられる
- マルチの荒らし対策:ロビーや建築物の破壊を防止できる
- イベント運営:ミニゲーム会場や観光ワールドなど“触ってほしい場所だけ触れる”運用がしやすい
アドベンチャーモードを使用することで、制作者が設計した通りの体験をプレイヤーに提供でき、マップの完成度を保ったまま公開できます。
Minecraft Wiki(Fandom)- アドベンチャーモード
アドベンチャーモードの切り替え方法
切り替えは大きく2通りです。統合版はワールド設定から切り替えやすく、Java版はコマンド切り替えが基本になります(統合版もコマンドで可能)。
方法1:ワールド設定から切り替える
統合版(Switch/スマホ/Windows/PS/Xbox)は、ワールド設定に「個人ゲームモード(Personal Game Mode)」があり、そこからアドベンチャーに変更できます。チート(コマンド)を有効にしている必要がある設定もあるため、ワールドのオプションもあわせて確認してください。
サーバーやRealmでは、運営者がプレイヤーごとのモードを管理していることもあります(ロビーはアドベンチャー、ゲーム中はサバイバルなど)。
方法2:コマンドで切り替える
代表的なコマンドは次の通りです(Java版/統合版どちらでも基本形は同じです)。
自分をアドベンチャーにする
/gamemode adventure
特定プレイヤーをアドベンチャーにする
/gamemode adventure <プレイヤー名>
全員をアドベンチャーにする(例:イベント開始時)
/gamemode adventure @a
コマンド入力が初めての場合は、統合版向けの解説動画も参考になります。
アドベンチャーモードでできること・できないこと
できること
- 敵モブとの戦闘、探索、アイテム回収(マップの設定次第)
- チェストや樽の開閉、ボタン/レバー操作、ドア操作(マップの設計次第)
- 村人との取引、装備の着脱、インベントリ操作
- 「壊せる/置ける」が指定されたアイテムを使った特定ブロックの破壊・設置
できないこと
- 素手や通常ツールでのブロック破壊
- 通常ブロックの設置(足場置きなどによる攻略崩し)
- (サバイバルのように)好き勝手に地形改変して拠点を作る遊び方
特殊なアイテム設定
配布ワールドやミニゲームでは、「このツルハシで“指定ブロックだけ”壊せる」「このブロックは“指定ブロックの上だけ”置ける」といった制御がよく使われます。これにより、謎解きの進行に必要なブロックだけ壊せる、決められた場所にだけ設置できる、といったゲーム設計が可能になります。
Java版:1.20.5以降(アイテムコンポーネント形式)
アイテムに「壊せるブロック(can_break)」「置けるブロック(can_place_on)」を付与して配布します。
/give @p minecraft:diamond_pickaxe[minecraft:can_break={blocks:'minecraft:stone'}] 1 /give @p minecraft:stone_button[minecraft:can_place_on={blocks:'minecraft:stone'}] 1
Java版:1.20.4以前(NBTタグ形式)
古い配布マップでは、CanDestroy/CanPlaceOn が使われていることがあります。
/give @p diamond_pickaxe{CanDestroy:["minecraft:stone"]} 1 /give @p stone_button{CanPlaceOn:["minecraft:stone"]} 1
どちらの形式が必要かは、遊んでいるワールド(またはサーバー)のバージョンに合わせて判断してください。配布ワールド側が古いバージョン前提のコマンドを使っている場合、最新版でそのまま動かないこともあります(最新版向けに配布者が更新しているか、配布ページの対応バージョンを確認します)。
他のゲームモードとの違い
ゲームモード比較表
| モード | ブロック破壊 | ブロック設置 | 被ダメージ | 主な用途 |
|---|---|---|---|---|
| サバイバル | 可能 | 可能 | あり | 通常プレイ・生活・建築 |
| クリエイティブ | 可能(高速) | 可能 | 基本なし | 建築・検証・制作 |
| アドベンチャー | 原則不可(指定アイテムで例外あり) | 原則不可(指定アイテムで例外あり) | あり | 配布ワールド・ミニゲーム・建築保護 |
| スペクテイター | 不可 | 不可 | 基本なし | 観戦・デバッグ・演出確認 |
各モードの特徴と用途
サバイバル:資源を集めて拠点を作り、冒険する通常モードです。自由度が高い反面、配布ワールドの攻略を壊しやすいです。
クリエイティブ:制作・検証向け。飛行や無限ブロックなど、マップ制作に便利ですが、遊びとしての緊張感は薄れます。
アドベンチャー:ワールドを守りながら遊ばせるためのモード。謎解きやRPGなど「設計された体験」に最適です。
スペクテイター:観戦・確認用。2025年12月時点では、Java版に加えて統合版でも(チート有効などの条件下で)利用でき、ブロックやエンティティをすり抜けて確認できます。
サバイバルとアドベンチャーの主な違い
- サバイバル:自分で壊して作る/攻略も自由(配布マップだと崩れやすい)
- アドベンチャー:壊して作る自由は制限/代わりに“ゲームとして遊ぶ”体験が保たれる
アドベンチャーモードのおすすめ活用法
1. 脱出ゲーム・謎解きマップの制作
プレイヤーが壁や床を壊して脱出してしまうと、謎解きとして成立しません。アドベンチャーにすることで、意図したギミック・順番で進ませられます。
2. RPG・アドベンチャーマップ
村やダンジョンの装飾を壊されないようにしつつ、戦闘やアイテム収集は残せるため、ストーリー体験に向いています。必要な場面だけ「指定アイテムで破壊可」にして演出するのも定番です。
3. PvPアリーナ・ミニゲーム
競技性のあるPvPやミニゲームは、地形破壊で有利不利が生まれるとゲームが壊れます。アドベンチャーで会場を保護し、競技を成立させます。
4. マルチサーバーでの建築物保護
ロビーや観光エリアだけアドベンチャーにして、サバイバルの生活エリアは通常運用、といった使い分けができます。権限プラグイン/アドオンと組み合わせると管理がさらに楽になります。
5. 教育用マップの作成
授業・研修で同じ教材ワールドを使う場合、参加者がブロックを壊してしまうと進行が止まります。アドベンチャーにして教材環境を固定すると、全員が同じ条件で学習できます。
配布ワールドで遊ぶ方法
配布ワールドは、制作者が作ったワールドデータを導入して遊ぶものです。導入手順はJava版と統合版で異なります。配布ページには対応バージョン(例:1.21.x対応など)が書かれていることが多いので、まずそこを確認してください。
Java版での配布ワールド導入方法
- 配布ワールドをダウンロード(.zip など)
- 解凍して、ワールドフォルダ(level.dat が入っているフォルダ)を用意
- Windowsの例:
%APPDATA%\.minecraft\savesにワールドフォルダを入れる - マイクラを起動 → 「シングルプレイ」にワールドが表示されればOK
バックアップや移行の手順(バックアップフォルダの開き方など)も把握しておくと、導入で失敗したときに戻せます。
統合版(Switch/スマホ/Xbox)での配布ワールド導入方法
統合版は配布ワールドが .mcworld 形式で配布されることが多く、Windowsやスマホではインポート機能から導入できます。いっぽう、コンソール(Switch/PSなど)はファイル操作が制限されるため、配布ワールド導入にはRealmsを使った移行が現実的なケースがあります。
- Windows/スマホ:「インポート」から .mcworld を読み込む
- Switch等(ファイル操作が難しい):別端末でWorldをRealmsにアップロード → Switch側でダウンロード(またはその逆)
Switchで旧エディションのワールドが残っている場合は、統合版のワールド一覧にある「旧ワールド同期(Sync Old Worlds)」から変換する手順もあります。
おすすめの配布ワールド配布サイト
- Minecraft Japan Wiki(Miraheze)- 配布ワールド
- こども家庭庁 – マインクラフトワールド配布ページ
- クラフターズコロニー/MineAdd など、日本語で探しやすい投稿型サイト
- CurseForge/Planet Minecraft など、大規模な海外コミュニティ(対応バージョンや配布形式に注意)
どのサイトでも、導入前に対応バージョン/必要MOD/利用規約を確認してください。マップによっては、特定のリソースパックやデータパックが必要な場合があります。
配布ワールドを楽しむ動画
Realmsの基本(購入・設定・招待・ダウンロードなど)を日本語で確認できる動画です。配布ワールドの移行や、端末間でワールドを移す運用の理解にも役立ちます。
SwitchのワールドをPC側へ移行する流れを、日本語で手順として追いやすい動画です(環境によって手順は前後するため、動画とあわせて公式の移行ガイドも確認してください)。
マルチサーバー構築とVPS選び
マルチサーバーが必要な理由
- 友達といつでも同じワールドで遊びたい(ホストがいないと遊べない問題を解消)
- イベント・配布ワールド・ミニゲームを常時公開したい
- バックアップや運用(自動再起動、ログ確認、MOD管理など)を安定させたい
自宅PCでホストする方法もありますが、回線・電源・PC負荷・ポート開放などのハードルがあります。安定運用を重視するなら、ゲーム向けのVPSや管理ツール付きのサービスが選択肢になります。
サーバー比較診断
次の質問に沿って選ぶと失敗しにくいです。
- 管理の簡単さ重視? → できるだけ簡単に始めたい(管理画面・テンプレが欲しい)
- MODを入れる? → Forge/Fabric/NeoForgeなど、構成管理が必要か
- 人数・ワールド規模は? → メモリとCPUが効きやすい(目安:少人数なら4GB~、人数が増えるなら8GB以上を検討)
- 統合版/Java版どっち? → サーバープログラムや運用が異なる
比較表で自分に合うサービスを選びたい場合は、サーバー比較ページから要件に合うものを絞り込むのも有効です。
おすすめマインクラフト向けVPSサーバー
1. ConoHa for GAME
ゲーム向けに最適化されたプランと、マイクラ用の管理機能が用意されているのが強みです。できるだけ手間を減らしてサーバーを立てたい人に向きます。
特徴:
- マイクラ向けの管理ツール/導入ガイドが充実
- 初心者でも手順通りに進めやすい(ブラウザ中心の運用が可能)
おすすめポイント:
「とにかく迷わずマイクラサーバーを立てたい」「管理の手間を減らしたい」人に向きます。
2. XServer VPS for Game
ゲーム向けのVPSとして人気が高く、マイクラの導入手順も国内向けにまとまっています。性能とコスパのバランスで選びたい人向けです。
特徴:
- 国内向けのガイドが多く、初めてでも進めやすい
- Java版/統合版の運用ノウハウが見つけやすい
おすすめポイント:
「VPS運用を学びながら、性能面も妥協したくない」人に向きます。
3. ConoHa VPS
汎用VPSとして自由度が高く、マイクラ以外の用途(Web、検証、別ゲームなど)にも使いやすいのが魅力です。構成を自分で作り込みたい人向けです。
特徴:
- 汎用VPSなので用途が広い(マイクラ以外もまとめて運用しやすい)
- 料金タイプ(時間課金/長期割引など)を選べる
おすすめポイント:
マインクラフトだけでなく、Webサイトや他のアプリケーションも運用したい方に最適です。
4. さくらのVPS
老舗VPSサービスで、長期運用や安定性を重視する人に向きます。ワールド規模や同時接続が増えるなら、余裕のあるメモリプランを検討すると安心です。
特徴:
- 長期運用の実績がある
- プランが幅広く、用途に合わせて選べる
5. シンVPS
比較的新しいVPSとして、コスパと性能のバランスで候補になります。シンプルに高性能寄りの構成で遊びたい場合に検討しやすいです。
特徴:
- 新しめの構成・プランを選びやすい
- マイクラ用途でも扱いやすいスペック帯がある
6. KAGOYA CLOUD VPS
日額から利用でき、月額上限が設定されているプランがあるのが特徴です。短期検証から本番まで、使い方に幅を持たせたい人に向きます。
特徴:
- 日額/月額上限など、使い方に合わせた料金体系がある
- NVMeストレージなど性能面も重視されている
VPS選びのポイント
- メモリ:人数・MOD量に直結しやすい(迷ったら余裕を持つ)
- CPU:同時接続や負荷の高い処理(MOD/大量装置)で効きやすい
- ストレージ:ワールド容量とバックアップに必要(増えるほどI/Oも重要)
- 運用:自動バックアップ、再起動、バージョン更新のしやすさを確認
よくある質問(FAQ)
Q1. アドベンチャーモードでブロックを壊せるようにする方法はありますか?
あります。ワールド全体の制限はそのままに、特定のアイテムに「壊せるブロック(can_break / CanDestroy)」を付けて配布します。Java版は1.20.5以降で形式が変わっているため、遊ぶバージョンに合わせて使い分けてください。
Q2. アドベンチャーモードでも敵と戦えますか?
基本的に戦えます。武器の使用、被ダメージ、空腹などはサバイバルに近い挙動です(配布ワールドが独自ルールを入れている場合は例外があります)。
Q3. アドベンチャーモードから他のモードに戻す方法は?
コマンドなら /gamemode survival や /gamemode creative で戻せます。統合版はワールド設定の「個人ゲームモード」から戻すこともできます。
Q4. 配布ワールドでアドベンチャーモードが自動で設定されないのはなぜ?
配布ワールドの設定や、導入方法(移行時に設定が変わる/サーバー側の権限が優先される)によっては自動にならないことがあります。配布ページの推奨設定、ワールド設定、サーバーの権限設定を確認してください。
Q5. マルチサーバーで特定のプレイヤーだけアドベンチャーモードにできますか?
できます。/gamemode adventure <プレイヤー名> のように対象を指定します。イベント時だけ対象者を固定したい場合は、権限管理(プラグイン/アドオン)を併用すると運用しやすくなります。
まとめ
アドベンチャーモードは、配布ワールドやミニゲーム、建築保護など「壊されると困る」場面で強力に役立つモードです。さらに、壊せる/置けるブロックを指定したアイテムを組み合わせることで、ゲーム性を保ったまま自由度を演出できます。
自分だけのカスタムマップを作成したり、配布ワールドをダウンロードして冒険したり、アドベンチャーモードを活用してマインクラフトの新しい楽しみ方を発見してください。
今すぐ始めるための行動:
- 既存ワールドでアドベンチャーモードを試してみる
- 配布ワールドをダウンロードして遊んでみる
- マルチで遊ぶなら、用途に合うVPSを比較して選ぶ
XServer:マイクラサーバー設定ガイド
ConoHa:マイクラ向けガイド
出典
- Minecraft Java Edition 1.21.11(公式)
- Minecraft 1.21.130 Bedrock Changelog(公式)
- Minecraft Java Edition 1.20.5(can_break / can_place_on 仕様・公式)
- Realmsを使った統合版ワールド移行(公式ヘルプ)
- Switchのワールド移行(公式)
- .mcworldのインポート/エクスポート(公式)
- ConoHa VPS 料金・スペック(公式)
- KAGOYA CLOUD VPS(公式)

