Empyrion Reforged Eden サーバー構築ガイド【2025年7月最新版】

Empyrion Reforged Eden サーバー構築ガイド【2025年7月最新版】






Empyrion Reforged Eden サーバー構築ガイド【2025年7月最新版】



Empyrion Reforged Eden サーバー構築ガイド

【2025年7月最新版】


Beta対応

2025年7月最新
サーバー構築
完全設定
マルチプレイヤー対応



目次

Empyrion Reforged Eden 2 Beta とは

Empyrion Reforged Eden サーバー設定

出典: YouTube – Empyrion Reforged Eden サーバー設定ガイド

Empyrion Reforged Eden 2 Betaは、宇宙探索・建設ゲーム「Empyrion: Galactic Survival」の大型MODです。オリジナルゲームの体験を大幅に拡張し、より複雑で挑戦的なゲームプレイを提供します。

主な特徴

  • 拡張されたテクノロジーツリー
  • 新しい惑星とバイオーム
  • 改良されたPvP・PvE要素
  • バランス調整されたクラフトシステム
  • 追加の宇宙船・基地パーツ

2025年7月時点での最新情報

Reforged Eden 2は現在Beta版で開発が進められています。Steam Workshopで公開されており、継続的にアップデートが行われています。Beta版のため、バランス調整や新機能の追加が頻繁に行われる点にご注意ください。

システム要件

サーバー推奨スペック

プレイヤー数 CPU メモリ ストレージ
2-4人 4コア 3.0GHz 8GB 30GB SSD
5-8人 6コア 3.0GHz 16GB 50GB SSD
9-16人 8コア 3.0GHz 32GB 100GB SSD
17-32人 12コア 3.2GHz 64GB 200GB SSD

ネットワーク要件

必要ポート

  • TCP: 30000 (ゲーム接続)
  • UDP: 30000 (ゲーム接続)
  • TCP: 30001 (Telnet管理)
  • TCP: 30002-30004 (追加ポート)

帯域幅要件

プレイヤー1人あたり最低2Mbps、推奨3Mbps以上のアップロード速度が必要です。大規模サーバーの場合は専用回線を推奨します。

サーバー構築手順

Empyrion Reforged Eden コミュニティサーバー

出典: YouTube – Empyrion Reforged Eden コミュニティサーバー

構築時間の目安

  • 基本設定: 45分
  • Reforged Eden 2 Beta導入: 30分
  • 詳細設定: 60分
  • 動作確認: 30分

1

Steam CMD のインストール

まず、Empyrion Dedicated ServerをダウンロードするためにSteam CMDをインストールします。

# Ubuntu/Debian の場合
sudo apt update
sudo apt install steamcmd

# CentOS/RHEL の場合
sudo yum install epel-release
sudo yum install steamcmd

# Windows の場合
# https://steamcdn-a.akamaihd.net/client/installer/steamcmd.zip をダウンロード
# 展開後、steamcmd.exe を実行

# Steam CMDの実行
steamcmd
+login anonymous
+app_update 530870 validate
+quit

2

サーバーファイルの設定

ダウンロードしたサーバーファイルを適切なディレクトリに配置し、基本設定を行います。

# サーバーディレクトリの作成
mkdir -p /opt/empyrion-server
cd /opt/empyrion-server

# 実行権限の付与
chmod +x EmpyrionDedicated

# 基本設定ファイルのバックアップ
cp dedicated.yaml dedicated.yaml.backup

# ログディレクトリの作成
mkdir -p Logs
mkdir -p SaveGames
mkdir -p Mods

3

Reforged Eden 2 Beta の導入

Steam WorkshopからReforged Eden 2 Betaシナリオをダウンロードし、設定します。

# Steam Workshop IDを使用してダウンロード
steamcmd
+login anonymous
+workshop_download_item 383120 3143225812
+quit

# シナリオファイルをサーバーディレクトリにコピー
cp -r ~/.steam/steamapps/workshop/content/383120/3143225812/* /opt/empyrion-server/Content/Scenarios/

# 権限の設定
chown -R $(whoami):$(whoami) /opt/empyrion-server/Content/Scenarios/

4

dedicated.yaml の編集

サーバーの基本設定を行います。Reforged Eden 2 Beta用の推奨設定です。

ServerConfig:
  Srv_Name: "My Reforged Eden 2 Beta Server"
  Srv_Password: ""
  Srv_MaxPlayers: 16
  Srv_Port: 30000
  Srv_Public: true
  Srv_StopPeriod: 24
  Srv_ReservePlayfield: true
  Srv_Timeout: 60
  
GameConfig:
  GameName: "Reforged Eden 2 Beta"
  Mode: Survival
  Seed: 12345
  CustomScenario: "ReforgedEden2"
  MaxStructures: 500
  MaxBlocks: 50000
  MaxDevices: 10000
  
  # Reforged Eden 2 Beta 専用設定
  EnableAutoMiner: true
  EnableTraderNPCs: true
  EnableWipeSchedule: false
  DifficultyMultiplier: 1.0

5

ファイアウォールの設定

必要なポートを開放します。

# UFW (Ubuntu) の場合
sudo ufw allow 30000/tcp
sudo ufw allow 30000/udp
sudo ufw allow 30001/tcp
sudo ufw allow 30002/tcp
sudo ufw allow 30003/tcp
sudo ufw allow 30004/tcp

# iptables の場合
sudo iptables -A INPUT -p tcp --dport 30000:30004 -j ACCEPT
sudo iptables -A INPUT -p udp --dport 30000 -j ACCEPT

# Windows Defender ファイアウォールの場合
# コントロールパネル > システムとセキュリティ > Windows Defender ファイアウォール
# 詳細設定 > 受信の規則 > 新しい規則
# ポート 30000-30004 TCP/UDP を許可

おすすめVPSサーバー比較

Empyrion Reforged Eden 2 Betaサーバー構築に最適なVPSサービスをご紹介します。各サービスの特徴を比較して、あなたのニーズに合ったサーバーを選択してください。

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1,848円~
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  • 即座の起動・停止

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1,700円~
4GBプラン/月

  • 高い安定性
  • 24時間サポート
  • NVMe SSD採用
  • 豊富な実績
  • アプリケーション自動インストール

XServer VPS 公式サイト

KAGOYA Cloud VPS

1,617円~
4GBプラン/月

  • 高性能NVMe SSD
  • コスパ最強
  • 日本国内データセンター
  • 24時間監視
  • スケーラブルな構成

KAGOYA Cloud VPS 公式サイト

サービス 4GBプラン 8GBプラン 16GBプラン 特徴 推奨用途
ConoHa VPS 1,848円/月 3,608円/月 7,348円/月 時間課金・高速起動 テスト・小規模
XServer VPS 1,700円/月 3,201円/月 6,405円/月 高安定性・サポート充実 本格運用・中規模
KAGOYA Cloud VPS 1,617円/月 3,135円/月 6,292円/月 高性能・コスパ良好 長期運用・大規模

用途別おすすめ

  • 初心者・テスト用: ConoHa VPS
  • 安定運用重視: XServer VPS
  • コスパ重視: KAGOYA Cloud VPS
  • 大規模運用: KAGOYA Cloud VPS

選択のポイント

  • プレイヤー数に応じたメモリ選択
  • 運用期間(短期・長期)の考慮
  • サポートの充実度
  • バックアップ・復旧機能

トラブルシューティング

接続できない問題

症状:

クライアントからサーバーに接続できない、タイムアウトが発生する

解決方法:

  1. ファイアウォールの設定を確認
  2. ポート30000-30004が開放されているか確認
  3. サーバーが正常に起動しているか確認
  4. ネットワーク接続を確認
  5. Steam Workshopのシナリオが正しくダウンロードされているか確認
# ポート開放の確認
sudo netstat -tulpn | grep :30000

# ファイアウォール状態の確認
sudo ufw status verbose

# サーバープロセスの確認
ps aux | grep Empyrion

# サーバーログの確認
tail -f /opt/empyrion-server/Logs/current.log

パフォーマンス問題

症状:

ラグが発生する、フレームレートが低下する、サーバーが重い、メモリ使用量が高い

解決方法:

  1. メモリ使用量を確認・増設を検討
  2. CPU使用率を監視・コア数の増加を検討
  3. ディスク容量とI/O性能を確認
  4. ネットワーク帯域幅を確認
  5. プレイヤー数とサーバースペックのバランスを見直し
# システムリソースの確認
htop

# メモリ使用量の詳細確認
free -h
cat /proc/meminfo

# ディスク使用量とI/O確認
df -h
iostat -x 1

# ネットワーク使用量の確認
iftop
nethogs

MOD・シナリオ関連問題

症状:

Reforged Eden 2 Betaが正常に動作しない、読み込みエラーが発生する、アイテムが正しく表示されない

解決方法:

  1. Steam WorkshopのReforged Eden 2 Betaが最新版か確認
  2. シナリオファイルの整合性を確認
  3. 既存のセーブデータとの互換性を確認
  4. ログファイルでエラーメッセージを確認
  5. 必要に応じて新しいゲームワールドを作成
# シナリオフォルダの確認
ls -la /opt/empyrion-server/Content/Scenarios/

# Steam Workshop の最新版確認
steamcmd
+login anonymous
+workshop_download_item 383120 3143225812 validate
+quit

# サーバーログの確認
tail -f /opt/empyrion-server/Logs/current.log

# 設定ファイルの整合性確認
cat /opt/empyrion-server/dedicated.yaml | grep -i "customscenario"

サポート情報

問題が解決しない場合は、以下のコミュニティでサポートを受けることができます:

  • Empyrion公式Discord
  • Reforged Edenコミュニティフォーラム
  • Steam コミュニティガイド
  • Reddit r/empyriongame
  • YouTube チュートリアル動画

よくある質問(FAQ)

Q: Reforged Eden 2 Betaは無料で使用できますか?

A: はい、Reforged Eden 2 BetaはSteam Workshopで無料配布されているMODです。ただし、Empyrion: Galactic Survival本体の購入が必要です。Beta版のため、不具合や仕様変更が発生する可能性があります。

Q: Beta版から正式版への移行時、セーブデータは引き継がれますか?

A: Beta版から正式版への移行時、セーブデータの互換性は保証されません。大きな仕様変更が行われる可能性があるため、重要なデータは事前にバックアップを取得することを強く推奨します。

Q: 推奨されるプレイヤー数は何人ですか?

A: 16GBメモリのサーバーで8-12人、32GBメモリのサーバーで16-24人が推奨です。Reforged Eden 2 Betaは通常版より多くのリソースを消費するため、余裕を持った設定を推奨します。

Q: ワイプスケジュールはどのように設定しますか?

A: dedicated.yamlファイルのWipeScheduleセクションで設定できます。Beta版では頻繁なアップデートがあるため、月1回程度のワイプを推奨します。また、大きなアップデート時には臨時ワイプが必要になる場合があります。

Q: バックアップは自動で作成されますか?

A: 基本的な自動バックアップ機能はありますが、Beta版では不安定な場合があります。重要なデータは手動でのバックアップを定期的に実行することを強く推奨します。VPSサービスの自動バックアップ機能と併用してください。

Q: 他のMODとの競合が発生した場合の対処法は?

A: Reforged Eden 2 Betaは総合的なオーバーホールMODのため、他のMODとの競合が発生しやすいです。基本的には単体での使用を推奨します。どうしても他のMODを使用したい場合は、互換性を事前に確認し、バックアップを取得してからテストしてください。

まとめ

Empyrion Reforged Eden 2 Betaサーバーの構築は、適切な手順に従えば比較的簡単に行うことができます。Beta版であることを理解し、定期的なアップデートとバックアップを欠かさず実施することで、安定したマルチプレイヤー環境を維持できます。

構築のポイント

  • Beta版の特性を理解した運用
  • 適切なサーバースペックの選択
  • セキュリティ設定の徹底
  • 定期的なバックアップの実施
  • パフォーマンスの継続的な監視

推奨サーバー

  • 初心者: ConoHa VPS
  • 中級者: XServer VPS
  • 上級者: KAGOYA Cloud VPS

次のステップ

サーバーが正常に動作したら、以下の拡張機能を検討してください:

  • EAH (Empyrion Admin Helper) の導入
  • 高度な監視ツールの設定
  • 定期イベントの企画・実施
  • プレイヤー管理システムの構築
  • セキュリティ対策の強化



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