Eco Global Survival クラスター設定完全ガイド:沙漠バイオーム生成とサーバー統合の全て

Eco Global Survival クラスター設定完全ガイド

沙漠バイオーム生成とサーバー統合の全て

最終更新:2026年1月

注意:本記事内の「クラスター」は、ARK等のような公式のサーバー間転送(キャラ/アイテム移動)機能を指す用語ではなく、複数サーバーを同一コミュニティで運用する「構成・運用方法」を便宜上まとめた呼称として扱います。Ecoの標準設定ファイルは、ワールド単位のサーバー運用を前提に構成されています。

目次

Eco Global Survivalクラスター設定とは

2026年1月時点の重要ポイント:Ecoはアップデート以降、専用サーバーをオンライン運用する場合にアカウントログイン(またはトークン指定)が必要になるケースがあります。自動起動・自動再起動を行う場合は、起動パラメータ側で対策しておくのが安全です。

Eco サーバー設定ファイル例

出典:Eco Wiki – Server Configuration

Eco Global Survivalのサーバー設定は、configsフォルダ内の複数の「.eco」設定ファイル(例:WorldGenerator.eco / Network.eco / Backup.eco など)で行います。多くの項目はサーバーGUI側からも編集でき、GUIで項目をクリックすると説明が表示される設計です。

クラスター運用(複数サーバー運用)の主な特徴

観点説明運用メリット
複数サーバーを並行運用サーバー(ワールド)を複数立て、同一コミュニティ内で役割分担して運用人数・目的に応じてワールドを分けられる
設定ファイルで細かく調整WorldGenerator.eco / Network.eco / Backup.eco 等で世代・ネットワーク・バックアップを制御運用方針に合わせた最適化が可能
ワールド生成は新規のみ反映WorldGenerator.eco など、生成系の設定は「新規ワールド生成時のみ」有効作り直し前提で狙った環境を作れる
キャラ/経済の“統合”は標準では限定的Ecoの標準設定ファイルはワールド単位の運用が基本。サーバー間の転送・共有DBのような項目は標準の設定一覧には含まれません。「統合」より「分離して運用」する設計が安全

沙漠バイオーム生成の設定方法

Eco サーバーの高度なセットアップ

出典:Eco Wiki – Advanced Server Setup

WorldGenerator.eco の設定

重要:WorldGenerator.ecoの設定は新しいワールドを生成するときだけ反映されます。既存ワールドへ適用したい場合は、バックアップの上でワールドを作り直す手順が必要です。

WorldGenerator.ecoで、ワールド生成に関わる主要パラメータ(Seed / Dimensions / WaterLevel / Height / LandPercentageRange / BiomePercent など)を調整できます。BiomePercentは、特定バイオーム(例:WarmForestPercent)の割合を小数ではなく「パラメータ値(10.0など)」として設定し、合計が一定未満になるようにして残りを草原に回す、という考え方です。

設定項目調整の方向性(沙漠寄せの考え方)補足
Seed固定(再現性重視)同じSeed+同じ設定で同一生成になります
Dimensions大きめにすると資源・汚染耐性に余裕両値は同じ、かつ4の倍数でないと起動しない点に注意
WaterLevel水位を下げると海面が下がりやすい既定は4の倍数。非4倍数だと水面表現が中途半端になる可能性あり
Height地形の最大標高を調整極端に上げると移動や建築難度に影響
LandPercentageRange陸地割合を調整陸地が増えると植生・動物量が増え、難易度にも影響し得ます
BiomePercent乾燥系(Desert系など)を増やし、森林系を減らすキー名はWorldGenerator.eco内の「〜Percent」一覧を参照(例:WarmForestPercent)
SaveTerrainImagetrue推奨生成後にbiomes.pngを出力して分布確認できます

編集の実務手順(失敗しない流れ)

  1. サーバー停止
  2. configs内のWorldGenerator.ecoをバックアップ(コピー保存)
  3. Seed / Dimensions / WaterLevel / Height / LandPercentageRange / BiomePercentを調整
  4. 新規ワールド生成(既存ワールドへは反映されない点に注意)
  5. SaveTerrainImageを有効化している場合はbiomes.pngでバイオーム分布を確認
WorldGenerator.ecoで重要な点(要点のみ)
- 生成系設定は「新規ワールド生成時のみ」反映
- Dimensionsは「両方同じ」かつ「4の倍数」でないと起動しない
- BiomePercentは各バイオーム(例:WarmForestPercent)の配分を調整し、合計を一定未満にして残りを草原に回す
- SaveTerrainImage=trueでbiomes.pngを生成して確認できる

サーバー統合の実装

Eco サーバー設定画面例(ホスティング側UIの一例)

出典:Nodecraft – Eco Server Settings

クラスター設定ファイルの作成

Ecoの標準では、ARK等にあるような「クラスター専用設定ファイル(サーバー間転送や共有DBを行うための公式ファイル)」は用意されていません。代わりに、サーバー(ワールド)ごとに設定ファイルを分け、同一コミュニティとして運用するための“運用ルール”を整備します。

  • サーバーA:沙漠寄せワールド(WorldGenerator.ecoを沙漠寄せ)
  • サーバーB:温帯/森林寄せワールド(BiomePercentを森林寄せ)
  • サーバーC:建築・テスト用(難易度や災害設定を緩める)

Network.eco の設定

複数サーバー運用では、Network.eco(ネットワーク系)でポート・公開設定の衝突を避けるのが最重要です。設定項目名はバージョンで差が出るため、サーバーGUIの説明文とNetwork.eco内の項目を参照して調整してください。

運用のコツ:サーバーを複数立てる場合は、(1)サーバーごとにポートを固定管理、(2)FW/セキュリティグループで必要最小限のみ開放、(3)管理用UIの公開範囲を絞る、の3点が事故を減らします。

プレイヤーデータ同期の設定

Ecoの標準設定ファイル一覧(configs)には、サーバー間でプレイヤーデータを同期するための“公式同期設定”は含まれていません。標準運用としては、サーバー(ワールド)ごとにデータは独立として扱い、統合ではなく分離運用を前提に設計するのが安全です。

バックアップ手順

Eco サーバーUI

出典:Eco Wiki – Server Setup

自動バックアップの設定

Backup.ecoで自動バックアップの有効/無効、頻度、保持数(時間/日/週)などを設定できます。

項目(Backup.eco)意味運用の目安
Enabled自動バックアップの有効/無効true推奨
BackupFrequencyInHoursバックアップ頻度(時間)1〜3時間(規模に応じて)
MaxBackupsInLastHour直近1時間の最大数過剰生成の抑止に使う
MaxHourlyBackups時間バックアップ保持数障害検知までの猶予に合わせる
MaxDailyBackups日次バックアップ保持数最低でも数日分
MaxWeeklyBackups週次バックアップ保持数長期保険として数週分
Backup.eco 設定例(考え方)
- Enabled=true
- BackupFrequencyInHours を運用に合わせて設定
- MaxHourly / MaxDaily / MaxWeekly で保持ポリシーを設計する

※バックアップをクラウドへ置きたい場合は
  バックアップ先フォルダを外部同期(rclone/rsync等)する方式が一般的です。

おすすめホスティングサービス

Ecoサーバー運用(特に複数サーバー運用)では、CPU/メモリだけでなく、ストレージ性能とバックアップ設計、ネットワークの安定性、管理のしやすさが重要です。以下は宣伝(紹介リンク)を残したまま、2026年1月時点で「不確かな数値(末尾に?が付いていた箇所)」を削除し、公式情報で確認できる範囲に整えた記載にしています。

XServer VPS for Game

ゲーミング用途を意識したVPS系サービス。料金やプランは改定が入ることがあるため、最新の料金表で確認してください。

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ConoHa for GAME

ゲーム用途向けのテンプレート・管理UIを提供。料金はプラン・課金方式(時間/長期割引等)で変動するため、必ず公式ページの最新表記を確認してください。

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ロリポップ!for Gamers

ゲーム向けホスティングとして提供開始がアナウンスされています。プラン内容・提供範囲は更新される可能性があるため、公式の最新情報で確認してください。

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KAGOYA CLOUD VPS

安定運用寄りのVPS。複数サーバーを堅実に運用したい場合は、バックアップや監視を含めた運用設計がしやすい構成を選ぶのがポイントです。

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ホスティングサービス選択のポイント

  • バックアップ(Backup.eco)と復元導線を先に設計する
  • WorldGenerator.ecoでワールド作り直しが発生し得る前提で、検証用サーバーを用意する
  • 複数サーバー運用ではポート・FW・管理UI公開範囲を固定管理する
  • 自動起動をするなら、オンライン運用時のログイン/トークン指定(起動パラメータ)も合わせて設計する

よくある質問

クラスター設定に必要な最低システム要件は?

Ecoはサーバー用途のシステム要件が公開されています。プレイヤー数・ワールドサイズ・MODの有無で必要スペックは変動するため、まずは公式/公式Wikiの要件を基準に、余裕を持った構成にしてください。

沙漠バイオームでのプレイに影響はありますか?

バイオームの比率を変えると、資源分布や拠点立地の選択、移動距離などが変わり、結果的に難易度や役割分担に影響します。特にLandPercentageRangeやBiomePercentの調整は、植生・動物量にも影響し得るため、検証ワールドで確認してから本番へ反映するのが安全です。

既存のサーバーを“統合”できますか?

標準設定ファイルの範囲では、サーバー間を統合するというより「サーバー(ワールド)ごとに独立運用」が基本です。統合に近い体験を作る場合は、運用ルール(参加導線・ワールドの役割・難易度・バックアップ・管理権限)を揃えて“同一コミュニティとして運用”するのが現実的です。

クラスター間でのプレイヤー移動に制限はありますか?

Ecoの標準構成はワールド単位運用が中心で、サーバー間の転送を制御する専用の公式設定項目は、標準の設定ファイル一覧には含まれていません。移動導線を作る場合は、コミュニティ運用(参加先の案内、Discord等での導線、目的別サーバー分割)として設計してください。

クラスターの監視とメンテナンスはどうすればよいですか?

基本は「各サーバーの負荷監視」「定期バックアップ」「設定変更の履歴管理」です。WorldGenerator.ecoのように新規生成でしか反映されない設定もあるため、検証→本番の手順を分け、更新時に想定外の差分が出ないようにしてください。

トラブルシューティングで多い問題は?

複数サーバー運用で多いのは、ポート衝突・FW設定漏れ・管理UIの公開範囲ミス・バックアップ保持の不足です。また、オンライン運用でログイン/トークンが必要な場合、自動再起動で止まることがあるため、起動パラメータ側も含めて確認してください。

参考文献

Eco Wiki:https://wiki.play.eco/

Nitrado:https://server.nitrado.net/ja-JP/offers/eco

Nodecraft:https://nodecraft.com/

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