Barotrauma サーバー設定完全ガイド – 2026年1月最新版
本記事は2026年1月時点の情報にブラッシュアップした内容です。Barotraumaは継続的にアップデートされるため、導入前に公式の更新履歴・公式Wikiもあわせてご確認ください。直近の公式更新履歴では、v1.11.5.0(2025-12-18リリース)が掲載されています。
重要なお知らせ
Dedicated Server(専用サーバー)で外部公開する場合、ポート開放(ポートフォワード)が必要です。serversettings.xml の port(既定27015)・queryport(既定27016)は、接続とサーバーブラウザ表示のためにポートフォワードが必要と明記されています。
一方、ゲームクライアントからホスト(クライアントホスト)する場合はSteam P2Pを使うため、専用サーバーとは要件が異なります(ルーターのUPnP/ポート開放が不要なケースがあります)。

Barotrauma概要
Barotraumaは、エウロパ(木星の衛星)の氷下海洋を舞台にした協力型の潜水艦サバイバルです。Steamストアの記載では、オンライン協力は最大16人まで対応しています。
ゲームに不慣れなメンバーがいる場合は、先に基本操作や役割(艦長・機関士・医師など)の理解を揃えると、サーバー運用も安定しやすくなります。
関連YouTube(日本の動画)
システム要件
クライアント(プレイ用)要件(Steam記載)
まずは公式の「ゲーム本体」の要件を基準にしてください(OS、CPU、メモリ、GPUなど)。Steamストアのシステム要件欄に最小/推奨が掲載されています。
サーバー要件の考え方(目安)
Dedicated Serverの公式な「CPU◯コア必須」のような固定要件は、Steamストア上では明文化されていません。そのため、運用面では次を基準にすると安全です。
- プレイヤー数が増えるほど、CPU・メモリ・回線の余裕が必要
- MOD導入や大型潜水艦、敵の増加などで負荷が上がる
- TickRateを上げると滑らかになりますが、サーバー負荷も上がる
TickRateは 1〜60 に設定可能で、20未満はラグが強く「遊べない」レベルになりやすいとされています。
ネットワーク(既定ポート)
serversettings.xml の既定値は port=27015、queryport=27016です。サーバーブラウザ表示と外部接続のため、これらはポートフォワードが必要です(Dedicated Server運用時)。
サーバー設定方法
方法1: Steamの「Barotrauma Dedicated Server」(推奨)
Steamライブラリの「ツール」から専用サーバーを起動し、serversettings.xmlを編集して設定します。専用サーバーのホスティング手順は公式Wikiでも案内されています。
serversettings.xml(例:必要最小限)
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<serversettings
name="My Barotrauma Server"
port="27015"
queryport="27016"
password=""
enableupnp="false"
IsPublic="True"
TickRate="20"
ServerMessage="Welcome to Europa!"
/>
各フィールドの意味(port/queryport/enableupnp など)は公式Wikiの serversettings.xml 解説にまとまっています。
Windows Firewall(例)
netsh advfirewall firewall add rule name="Barotrauma Server UDP" dir=in action=allow protocol=UDP localport=27015
netsh advfirewall firewall add rule name="Barotrauma Query UDP" dir=in action=allow protocol=UDP localport=27016
方法2: SteamCMD(VPS/Ubuntu等で運用したい人向け)
SteamCMDでサーバーファイルを取得して起動します。専用サーバーのSteamCMD運用は、公式Wiki(Dedicated Server関連ページ)でも案内されています。
# SteamCMD(Linux例)
wget https://steamcdn-a.akamaihd.net/client/installer/steamcmd_linux.tar.gz
tar -xvzf steamcmd_linux.tar.gz
./steamcmd.sh
# SteamCMD内
login anonymous
force_install_dir ./barotrauma_server
app_update 1026340 validate
quit
app_update で使うID(1026340)は、Dedicated Server関連の案内ページで使用例が示されています。
2人協力プレイ設定
2人で遊ぶなら、まずは「非公開+パスワード」で安定運用し、慣れてから公開に切り替えるのがおすすめです。IsPublic はサーバーブラウザ表示に関わる設定です。
推奨役割分担(例)
- プレイヤー1:キャプテン(操縦・全体指揮・ミッション管理)
- プレイヤー2:エンジニア(原子炉・配電・修理・緊急対応)
2人用 serversettings.xml(例)
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<serversettings
name="Two Player Co-op"
port="27015"
queryport="27016"
password="yourpassword"
enableupnp="false"
IsPublic="False"
TickRate="20"
ServerMessage="Private co-op server"
/>
TickRateはサーバーの更新頻度で、負荷と引き換えに体感が変わります。1〜60の範囲で設定でき、20未満はラグが強くなりやすいとされています。
Lua MOD導入
Luaでの拡張を行いたい場合、一般的には「Lua For Barotrauma(LuaCsForBarotrauma)」系の導入が候補になります。Lua For Barotrauma のドキュメントは公開されています。
Dedicated ServerでMODを使う場合は、公式Wikiの「Dedicated Serverのホスト」「MODをDedicated Serverで有効化」の案内に従うのが安全です(config_player.xml 等の取り扱いを含む)。
導入の基本方針(Dedicated Server)
- サーバー側で必要なMODを用意(Workshop購読/ファイル配置)
- サーバー設定でクライアントへのMOD配布を許可するか判断(AllowModDownloads)
- クライアント側も同一MOD構成に揃える
AllowModDownloads は「クライアントがサーバーからMODをダウンロードできるか」に関わる設定として記載があります。
submarines フォルダ管理
潜水艦ファイル(.sub)や関連データの保存場所は、OSやインストール形態(Steam/専用サーバー)で変わります。最優先は、ゲーム内(潜水艦エディタ等)で表示される保存先や、利用中のサーバー環境で実際に生成されているフォルダを確認してください。
管理の基本
- 標準潜水艦/自作潜水艦/Workshop入手の潜水艦を混在させるときは、用途別に整理する
- サーバー側で使用する潜水艦を限定する場合は、serversettings の HiddenSubs などの設定も検討する
HiddenSubs は「ロビーで特定の潜水艦を非表示にする」設定として記載があります。
パフォーマンス最適化
サーバー設定での最適化(まず触るべき項目)
- TickRate:上げるほど滑らかになりやすいが負荷増。20未満はラグが強くなりやすい。
- AllowModDownloads:サーバーからのMOD配布を許可するか(回線負荷にも影響)。
- SaveServerLogs:ログ保存の有無(障害解析に有効)。
- enableupnp:UPnPで自動解放を試すか。ルーターが未対応だと機能しない。
運用面の最適化
- MODは一度に増やしすぎず、問題が起きたら直近追加分から切り分ける
- ラグ・同期ズレが出たら、TickRateと回線(上り)を優先的に確認する
- サーバーログを残し、障害時に原因追跡できる状態にする
推奨VPS比較
以下の「レンタルサーバー/VPS」の案内(宣伝リンク)は、元原稿の構成を維持して掲載します。価格やキャンペーンは変動するため、申込前に必ず各公式ページで最新の料金をご確認ください。
ConoHa for GAME(ゲーム特化VPS)
- 高速SSD
- ゲーム用途向けの運用を打ち出している
- 料金は公式の料金ページで最新確認(プラン・契約期間で変動)
Xserver VPS for Game(高性能VPS)
- プラン料金は資料・公式案内で最新確認(契約期間等で変動)
- 管理画面やテンプレートの有無など、運用しやすさも比較ポイント
さくらVPS(老舗の信頼性)
- 長期運用実績
- 料金・仕様は公式案内で最新確認(改定される場合があります)
VPS選択の指針
| プレイヤー数 | 推奨の考え方 | 目安 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 2-4人 | まずは安定稼働を優先 | 低〜中スペックでも運用可能なケースが多い | TickRate 20以上、回線(上り)に余裕 |
| 4-8人 | CPU・メモリの余裕が効いてくる | 中スペック以上推奨 | MOD導入時は余裕を持つ |
| 8-16人 | 上り回線とCPUがボトルネックになりやすい | 高スペック推奨 | ログ・監視・切り分け体制も用意 |
トラブルシューティング
接続問題
- Dedicated Serverの場合、port/queryport のポートフォワードができているか(既定 27015/27016)
- Windows Firewall / セキュリティグループでUDPが許可されているか
- enableupnp を True にしている場合、ルーターがUPnP対応か(未対応だと機能しません)
MOD問題
- サーバー側のMOD構成と、クライアント側のMOD構成が一致しているか
- AllowModDownloads の設定方針(サーバー配布か、Workshopで事前導入か){index=26}
- Dedicated ServerのMOD有効化手順に沿っているか(公式Wiki)
パフォーマンス問題
- TickRate を上げすぎていないか(負荷増)/下げすぎていないか(20未満はラグが強くなりやすい)
- MODの増やしすぎ・競合の可能性(追加分から切り分け)
- VPS回線(上り)の不足、CPU不足
10. よくある質問
Q: Barotraumaは何人でプレイできますか?
A: Steamストアの記載では、オンライン協力は最大16人まで対応しています。
Q: キャンペーンモードでマルチプレイは可能ですか?
A: 可能です。キャンペーンを協力で進められます(詳細はゲーム内のロビー設定・公式Wikiも参照)。
Q: サーバーのアップデートはどのように行いますか?
A: Steamクライアント運用は通常自動更新です。SteamCMD運用は app_update で更新します。
Q: 日本語対応はありますか?
A: Steamストアの言語欄では、日本語(インターフェース/字幕)対応が掲載されています。
まとめ
Barotraumaのサーバー設定は、serversettings.xml(port/queryport/IsPublic/TickRate など)を押さえれば、少人数から最大16人まで段階的に拡張できます。Dedicated Serverで公開する場合はポートフォワードが必須です。まずは非公開+パスワードで始め、運用に慣れてから公開に切り替えるとトラブルが減ります。
参考リンク(一次情報)
- 公式Wiki(Dedicated Server / Hosting a Dedicated Server / serversettings.xml)
- 公式Wiki(Version History:直近リリース日と内容)
- Steamストア(最大プレイ人数・言語・要件など)
- Lua For Barotrauma Documentation

