冒頭の直接回答
ARK PS5版(ARK: Survival Ascended)は2024年1月30日にダウンロード版、4月18日にパッケージ版が発売された、Unreal Engine 5で完全リニューアルされた恐竜サバイバルゲームです。価格は税込6,380円で、最大70人のオンラインマルチプレイに対応し、公式サーバー・非公式サーバー・ローカル専用サーバーの3つのゲームモードから選択できます。
要点
- PS5版は2024年発売のUnreal Engine 5完全リメイク版
- 価格は税込6,380円、最大70人のマルチプレイ対応
- 公式・非公式・ローカルの3つのサーバータイプを選択可能
- 2人協力の画面分割プレイにも対応
- 定期的なアップデートで新マップやコンテンツを追加中
ARK PS5版の基本情報
ゲーム概要とリリース情報
ARK: Survival Ascendedは、全世界で累計2,000万本以上を売り上げた『ARK: Survival Evolved』を次世代エンジンUnreal Engine 5で完全リメイクした作品です。プレイヤーは謎に満ちた島で目覚め、恐竜をテイムしながら過酷なサバイバル生活に挑戦します。

基本仕様
- 発売日:ダウンロード版 2024年1月30日、パッケージ版 2024年4月18日
- 価格:税込6,380円
- プレイ人数:オフライン1-2人(画面分割)、オンライン1-70人
- 対応プラットフォーム:PlayStation 5専用
前作からの主要改善点
Unreal Engine 5の採用により、以下の大幅な改善が実現されています:
- グラフィック品質の向上:動的光源システムによるリアルな光の表現
- UI・操作性の改善:直感的な操作とメニューデザイン
- 建築システムの進化:より柔軟で精密な建築が可能
- MOD機能の追加:コンソール版でも一部MODに対応
- パフォーマンス最適化:安定したフレームレートの実現
マルチプレイの始め方
サーバータイプの選択
ARK PS5版では、3つの異なるサーバータイプから選択できます:
1. 公式サーバー
- スパイク・チュンソフトが運営する公式サーバー
- 最大70人のプレイヤーが同時プレイ可能
- 定期的なワイプなし、長期プレイに適している
- PvP(プレイヤー対戦)とPvE(プレイヤー対環境)から選択
2. 非公式サーバー
- 個人や団体が運営するカスタムサーバー
- 独自のルールや設定でプレイ可能
- NITRADOなどのレンタルサーバーサービスを利用
- MODの導入も可能
3. 非専用サーバー(ローカル)
- 自分のPS5をホストとして友人を招待
- 最大8人まで同時プレイ可能
- ホストから一定距離離れると強制的に戻される制限あり
- 手軽に始められるが制限が多い
マルチプレイの設定手順
公式サーバーへの参加方法:
- メニュー画面で「ゲームに参加」を選択
- 「公式」タブから希望のサーバーを選択
- サーバー名、ping値、プレイヤー数を確認して参加
非専用サーバーの立て方:
- 「ゲームを作成」→「非専用サーバー」を選択
- セッション名と管理者パスワードを設定
- 難易度やゲーム設定をカスタマイズ
- 「ゲーム開始」でサーバーを起動
- フレンドがサーバー検索から参加可能
サーバー設定とおすすめ設定
初心者向けおすすめ設定
基本設定:
- 難易度:0.5-1.0(初心者は低め推奨)
- 昼夜サイクル:1.0(デフォルト)
- テイム速度:3.0-5.0(早めがおすすめ)
- 経験値倍率:2.0-3.0
- 採取量倍率:2.0-3.0
生存設定:
- プレイヤーダメージ倍率:0.5-0.8(被ダメージ軽減)
- 恐竜ダメージ倍率:1.0-1.5
- 空腹・喉の渇き速度:0.5(生存しやすく)
- スタミナ消費:0.8
上級者向け設定
高難易度設定:
- 難易度:1.0(最高難易度)
- テイム速度:1.0-2.0(リアルタイム重視)
- 経験値倍率:1.0-1.5
- PvP設定:有効
- 建築破壊:有効
レンタルサーバーでのプライベートサーバー構築
NITRADOを使った個人サーバー設定
基本手順:
- NITRADOアカウント作成と料金プランの選択
- ARK: Survival Ascendedサーバーテンプレートを選択
- サーバー設定のカスタマイズ
- PS5からサーバー検索で接続
設定のポイント:
- サーバー名は検索しやすい名前に設定
- パスワード設定で招待制に
- 定期バックアップの有効化
- MOD導入の検討
国内レンタルサーバーを活用したARKサーバー構築
国内のレンタルサーバーサービスを利用することで、低遅延で安定したARKサーバーを構築できます。特にゲーム特化型のVPSサービスは、ARK専用の設定が可能で初心者でも簡単にサーバーを立ち上げられます。
XServer VPS for Game(エックスサーバー VPS for Game)
国内最大手のエックスサーバーが提供するゲーム特化型VPSサービスです。ARK: Survival Ascendedに完全対応しており、ワンクリックでサーバー構築が可能です。
特徴:
- ARK専用テンプレート搭載で初期設定が簡単
- 国内データセンターによる低遅延(ping 10ms以下)
- 24時間365日の日本語サポート
- 月額830円から利用可能
- SSD搭載で高速データアクセス
ConoHa for GAME(コノハ for GAME)
GMOが運営するゲーム専用VPSサービスで、ARKサーバーに最適化された環境を提供しています。
特徴:
- ARK専用管理画面で設定変更が簡単
- 時間課金制で無駄な費用が発生しない
- 最新CPU・SSD搭載で高性能
- MOD導入サポートあり
- 自動バックアップ機能
さくら VPS(Sakura VPS)
老舗のVPSプロバイダーで、安定性と信頼性に定評があります。
特徴:
- 長年の運用実績による安定したサービス
- 豊富なOS選択肢
- スケールアップ・ダウンが容易
- コストパフォーマンスが良好
- 詳細なサーバー監視機能
最新アップデート情報(2025年対応)
追加マップとコンテンツ
実装済みマップ:
- The Island(基本マップ)
- The Center(2024年6月5日追加)
- Scorched Earth(有料DLC)
今後の実装予定:
- バルゲロ(2025年9月30日予定)
- ロストコロニー(2025年12月予定)
- その他クラシックマップの順次追加
最新パッチ情報
2025年8月時点での最新パッチ(1.069.023)では以下の修正が行われています:
- テンプレートハンマー使用時の作業台不具合修正
- パフォーマンス最適化
- 新生物「パイロメイン」の追加
- 建築システムの改善
2人協力プレイ(画面分割)の設定方法
オフライン協力プレイの始め方
- メニューで「ゲームを作成」を選択
- 「シングルプレーヤー」を選択
- 2P参加前に「画面分割を有効にする」にチェック
- 2Pコントローラーでオプションボタンを押して参加
画面分割プレイの注意点
- 画面が上下に分割される
- フレームレートが若干低下する可能性
- インベントリは個別管理
- 距離制限はないが、マップ移動は同時に行う必要がある
よくある質問(FAQ)
Q1. ARK PS5版は前作のデータを引き継げますか?
回答:いいえ、ARK: Survival Ascendedは完全新作のため、ARK: Survival Evolvedのセーブデータは引き継げません。 新しいエンジンで作り直されているため、キャラクターや建築物などのデータはすべて新規作成となります。ただし、ゲーム内容や基本システムは同様なので、前作の知識は活用できます。
Q2. PS5版でMODは使用できますか?
回答:はい、一部のMODが使用可能です。 非公式サーバーではMODの導入が可能で、PC版と同様のカスタム体験を楽しめます。ただし、公式サーバーやローカルプレイではMODは使用できません。MODを使用したい場合は、MOD対応の非公式サーバーに参加するか、レンタルサーバーでMOD入りサーバーを構築する必要があります。
Q3. クロスプラットフォームでPC版プレイヤーと一緒に遊べますか?
回答:はい、PC版とのクロスプレイに対応しています。 同じサーバー上でPS5版・PC版・Xbox版のプレイヤーが一緒にプレイできます。ただし、公式サーバーやサーバー設定によってはクロスプレイが無効になっている場合があるため、事前に確認が必要です。
Q4. サーバーの月額料金はどのくらいかかりますか?
回答:レンタルサーバーの場合、月額800円~3,000円程度が相場です。 NITRADOの場合は10スロットで約1,500円/月、国内VPSサービスでは月額830円から利用可能です。プレイヤー数や性能に応じて料金が変動するため、用途に合わせて選択することが重要です。
Q5. 初心者におすすめのサーバータイプはどれですか?
回答:初心者には公式PvEサーバーまたは低倍率の非公式サーバーがおすすめです。 公式PvEサーバーは他プレイヤーからの攻撃がなく、安心してゲームを覚えられます。慣れてきたら設定をカスタマイズした非公式サーバーで、より快適な環境でプレイすることをおすすめします。
まとめ
ARK PS5版(ARK: Survival Ascended)は、美しいグラフィックと改善されたゲームシステムで、前作を大幅に進化させた恐竜サバイバルゲームです。公式サーバーから個人サーバーまで様々な選択肢があり、初心者から上級者まで自分に合った環境でプレイできます。レンタルサーバーを活用すれば、友人だけのプライベート空間で思う存分ARKの世界を楽しめるでしょう。