冒頭の直接回答
マインクラフトで攻撃力を上げる基本コマンドは「/effect」です。統合版では「/effect @s strength 60 1」、Java版では「/effect give @s minecraft:strength 60 1」と入力すれば、自分に60秒間攻撃力上昇の効果を付与できます。統合版では最大レベル255まで設定可能で、コマンドブロックを使えば永続的に効果を維持することもできます。
要点
- effectコマンドで手軽に攻撃力をブースト(統合版・Java版両対応)
- 攻撃力上昇のエフェクトIDは「strength」(統合版は最大レベル255、Java版は実質レベル127まで)
- コマンドブロック(リピート+常時実行)で効果を永続化できる
- Java版限定でattributeコマンドによる恒久的な攻撃力変更も可能
- マルチプレイサーバーで友達と一緒に楽しむならVPSレンタルサーバーがおすすめ

マイクラ攻撃力上昇コマンドの基本と使い方
マインクラフトで敵との戦闘を有利に進めたいとき、コマンドを使えば瞬時に攻撃力を上昇させることができます。最も基本的で手軽な方法が「effectコマンド」の使用です。
effectコマンドの基本構文(統合版・Java版)
effectコマンドは、プレイヤーやモブにステータス効果を直接付与するコマンドで、統合版とJava版の両方で利用できます。ただし、構文が少し異なるため注意が必要です。
統合版の基本構文
/effect <ターゲット> <エフェクト名> [効果時間(秒)] [増幅レベル] [パーティクル非表示]
Java版の基本構文
/effect give <ターゲット> <エフェクトID> [効果時間(秒)] [増幅レベル] [パーティクル非表示]
具体的な入力例を見てみましょう。
- 統合版:
/effect @s strength 60 1 - Java版:
/effect give @s minecraft:strength 60 1
このコマンドは、自分自身(@s)に60秒間、攻撃力上昇レベル2(増幅レベル1)の効果を付与します。レベルは「入力値+1」で計算されるため、1を入力するとレベル2になります。
ターゲットセレクターの種類
コマンドの対象を指定する「ターゲットセレクター」には以下の種類があります。
- @s:自分自身
- @p:最も近いプレイヤー
- @a:全てのプレイヤー
- @e:全てのエンティティ(モブ含む)
マルチプレイで全員の攻撃力を上げたい場合は「@a」を使用します。
エフェクトのレベルと持続時間の設定
攻撃力上昇エフェクトの増幅レベルは0から255まで入力可能ですが、エディションによって挙動が異なります。
統合版(Bedrock Edition)の場合
- 増幅レベル0~255まで正常に動作します
- レベル255(入力値255)では、ほとんどの敵を一撃で倒せる圧倒的な攻撃力を得られます
Java版の場合
- 増幅レベル0~127(入力値0~126)まで正常に動作します
- 128以上の値を入力すると、NBT(データ保存形式)の制約により負の値として解釈され、逆に攻撃力が下がってしまいます
- 実用的な最大レベルは127(入力値126)です
最強の攻撃力を得るコマンド例
- 統合版:
/effect @s strength 60 255 true - Java版:
/effect give @s minecraft:strength 60 126 true
コマンドの最後に「true」を追加すると、エフェクトの渦巻きパーティクルが非表示になり、視界が良好になります。特にコマンドブロックで常時効果を付与する場合は、この設定が推奨されます。
攻撃力上昇を永続化する方法(コマンドブロック活用)
effectコマンドは一時的な効果ですが、コマンドブロックを使えば効果を実質的に永続化できます。
コマンドブロックの入手と設置
まず、コマンドブロックを入手します。
- 統合版:
/give @s command_block - Java版:
/give @s minecraft:command_block
コマンドブロックを設置したら、ブロックを開いて以下の3点を設定します。
- ブロックの種類:「インパルス」→「リピート」に変更
- レッドストーン:「動力が必要」→「常時実行」に変更
- コマンド入力:永続させたいeffectコマンドを入力
Java版での永続化コマンド
Java版では「infinite」キーワードを使って効果時間を無限に設定できます。
/effect give @a minecraft:strength infinite 1 true
このコマンドをリピート+常時実行のコマンドブロックに設定すれば、一度実行されると効果が切れることはありません。
統合版での永続化コマンド
統合版では「infinite」が使えないため、短い効果時間のエフェクトを継続的にかけ直す方法を使います。
/effect @a strength 2 1 true
効果時間を2秒程度に設定することで、効果が切れる前に次の効果が更新され、永続している状態を作り出せます。
チャンクの常時読み込み設定
プレイヤーがコマンドブロックから遠く離れても効果を維持するには、チャンクの常時読み込み設定が必要です。
- Java版:
/forceload add ~ ~(コマンドブロックの場所で実行) - 統合版:
/tickingarea add circle ~ ~ ~ 4(半径4チャンク)
最強の剣を作る!giveコマンドと属性変更(Java版限定)
Java版では、giveコマンドとアイテムコンポーネントを組み合わせることで、エンチャントの限界を超える「最強の剣」を作成できます。
属性変更による最強武器の作成
ウィザーやエンダードラゴンも一撃で倒せる「最強の剣」のコマンド例です。
/give @p netherite_sword[attribute_modifiers=[{type:"attack_damage",id:"example:custom_damage",amount:2048.0,operation:"add_value",slot:"mainhand"}]]
このコマンドで生成された剣は、攻撃力が2048も上昇し、通常のサバイバルでは決して味わえない圧倒的な破壊力を体験できます。
エンチャントレベル255の武器作成(1.20.5/1.21以降)
重要:1.20.5/1.21以降、エンチャントコマンドの構文が変更されました
通常のエンチャントテーブルでは不可能な、ダメージ増加レベル255の剣を作るコマンドは以下の通りです。
/give @p netherite_sword[enchantments={levels:{"minecraft:sharpness":255}}]
注意:古いバージョン(1.20.4以前)では以下の構文でしたが、現在は使用できません。
# この構文は古いバージョン用です(現在は使用不可)
/give @p netherite_sword[minecraft:enchantments={"minecraft:sharpness":255}]
最新バージョンを使用している場合は、必ず新しい構文(enchantments={levels:{...}})を使用してください。
Java版限定:attributeコマンドで攻撃力を恒久的に変更
Java版では、attributeコマンドを使ってプレイヤーの基本攻撃力を直接変更できます。
attributeコマンドの基本構文
/attribute <ターゲット> minecraft:generic.attack_damage base set <値>
例えば、自分の素手の攻撃力を10(ハート5個分)にする場合:
/attribute @s minecraft:generic.attack_damage base set 10
このコマンドは、effectコマンドと異なり、プレイヤーの基本ステータスを書き換えるため、効果が永続的に続きます。ワールドを出入りしても効果は維持されます。
統合版での攻撃力変更方法
統合版(Bedrock Edition)では、Java版のような高度なコマンドは使用できません。統合版で攻撃力を変更する方法は以下の通りです。
effectコマンドによる一時的な強化
統合版での基本的な方法は、effectコマンドによる一時的な強化のみです。
/effect @s strength 9999 255 true
効果時間を9999秒(約2時間46分)に設定することで、実質的に長時間の効果を得られます。統合版では増幅レベル255が正常に動作します。
アドオンによる攻撃力変更について
統合版で恒久的に攻撃力を変更したい場合は、「アドオン(ビヘイビアーパック)」を作成する必要があります。
ただし、プレイヤーの攻撃力を直接変更することは困難です。Minecraftの統合版では、プレイヤーエンティティに対して攻撃力を変更する標準的なコンポーネントは用意されていません。
アドオンで実現できる主な方法は以下の通りです:
- 武器アイテムの性能をカスタマイズする:剣や斧などのアイテムの攻撃力を変更する
- カスタムエンティティを作成する:プレイヤーの代わりに操作できるカスタムモブを作成し、そのモブの攻撃力を設定する(高度な技術が必要)
これらの方法は専門的な知識が必要で、初心者には難易度が高いため、統合版では基本的にeffectコマンドによる一時的な強化を使用することが推奨されます。
マイクラ攻撃力上昇コマンドが効かない時の対処法
コマンドを正しく入力したつもりでも、期待通りに動作しないことがあります。よくある原因と対処法をまとめました。
チートが許可されていない
ワールドの設定で「チートの実行」がオフになっていると、コマンドは一切使用できません。
対処法
- 統合版:ワールド設定を開き「チートの実行」をオンにする
- Java版:ゲームメニューから「LANに公開」を選び「チートの許可」をオンにする
構文のミス
全角スペースの混入、スペルミス、引数の順序間違いなど、単純な入力ミスが原因のことがあります。
対処法
- コマンドを丁寧に見直す
- 特にスペースが半角か確認する
- アンダーバー(_)やターゲットセレクタ(@p など)の綴りを確認する
- 使用しているMinecraftのバージョンに対応した構文か確認する(特に1.20.5/1.21以降のエンチャントコマンド)
サーバーでの権限不足
マルチプレイサーバーでは、OP権限(オペレーター権限)がないとコマンドを実行できません。
対処法
- サーバー管理者に連絡し、OP権限を付与してもらう
コマンドブロックの設定ミス
コマンドブロック内でターゲットに「@s」(自分自身)を指定すると、対象が「コマンドブロック自身」となり、プレイヤーに効果が現れません。
対処法
- コマンドブロック内では「@p」(最も近いプレイヤー)や「@a」(全てのプレイヤー)を使用する
- ブロックの設定が「リピート」+「常時実行」になっているか確認する
関連動画:マイクラ攻撃力上昇コマンドの使い方
実際のコマンドの使い方を動画で確認したい方は、こちらの動画が参考になります。

【マイクラ】近接攻撃力アップでどんな敵もワンパンになるコマンド紹介
この動画では、攻撃力上昇コマンドの具体的な使い方と、実際にどれだけ強力になるかが分かりやすく解説されています。
マイクラマルチプレイにおすすめのVPSサーバー
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よくある質問(FAQ)
Q1. 攻撃力上昇コマンドで最大レベルはいくつですか?
統合版では増幅レベル255まで正常に動作します。Java版では、NBT(データ保存形式)の制約により、実用的な最大レベルは127(入力値126)です。128以上の値を入力すると負の値として解釈され、逆に攻撃力が下がってしまいます。統合版では「/effect @s strength 60 255」、Java版では「/effect give @s minecraft:strength 60 126」が最強の設定です。
Q2. 統合版とJava版でコマンドの書き方は違いますか?
はい、構文が異なります。統合版は「/effect @s strength 60 1」、Java版は「/effect give @s minecraft:strength 60 1」のように、Java版には「give」サブコマンドと「minecraft:」名前空間が必要です。また、Java版では「infinite」キーワードで効果時間を無限に設定できますが、統合版では使えません。さらに、エンチャントコマンドは1.20.5/1.21以降で大きく構文が変更されているため、最新バージョンでは新しい構文を使用する必要があります。
Q3. コマンドブロックで攻撃力上昇を永続化するにはどうすればいいですか?
コマンドブロックを「リピート」と「常時実行」に設定し、effectコマンドを入力します。Java版では「/effect give @a minecraft:strength infinite 1 true」で無限に設定でき、統合版では「/effect @a strength 2 1 true」のように短い効果時間を繰り返しかける方法を使います。コマンドの最後に「true」を付けるとパーティクルが非表示になり、視界が良好になります。遠くに離れても効果を維持するには、チャンクの常時読み込み設定(Java版:/forceload、統合版:/tickingarea)が必要です。
Q4. マルチプレイサーバーでコマンドが使えないのはなぜですか?
マルチプレイサーバーでコマンドを使用するには、OP権限(オペレーター権限)が必要です。サーバー管理者に連絡して権限を付与してもらう必要があります。自分でサーバーを立てている場合は、サーバーコンソールで「/op プレイヤー名」を実行して権限を付与できます。VPSレンタルサーバーを利用すれば、管理者として自由にコマンドを使用できる環境を構築できます。
Q5. Java版のattributeコマンドと統合版の違いは何ですか?
Java版のattributeコマンドは、プレイヤーの基本攻撃力を恒久的に変更できる強力な機能ですが、統合版では使用できません。統合版で恒久的に攻撃力を変更することは標準的な方法では困難で、アドオンを使用しても武器アイテムの性能変更などの間接的な方法に限られます。統合版では、effectコマンドによる一時的な強化(効果時間9999秒で実質長時間化)を使用することが推奨されます。
まとめ
マインクラフトの攻撃力上昇コマンドは、effectコマンドを基本として、統合版・Java版の両方で利用できます。ただし、エディションやバージョンによって構文や制限が異なるため、注意が必要です。
重要なポイント
- 統合版は増幅レベル255まで、Java版は実質レベル127まで正常動作
- 1.20.5/1.21以降のエンチャントコマンドは構文が変更されている
- Java版では「infinite」キーワードで効果時間を無限に設定可能
- コマンドブロック(リピート+常時実行)で効果を永続化できる
effectコマンドの基本構文を覚えて、あなたのエディションとバージョンに合った設定を試してみてください。コマンドブロックを使えば、永続的に攻撃力を上げた状態でプレイすることもできます。Java版ユーザーなら、attributeコマンドやgiveコマンドの応用で、さらに強力な設定も可能です。
友達とマルチプレイで楽しみたい方は、VPSレンタルサーバーを利用することで、安定した環境でコマンドを駆使したプレイが楽しめます。サーバー比較診断サイトで、あなたに最適なサーバーを見つけてみてください。
コマンドをマスターして、マインクラフトの世界をより楽しく、より自由に冒険しましょう!

