冒頭の直接回答
マイクラのコンパスは「鉄インゴット4個」と「レッドストーンダスト1個」をクラフトテーブルで組み合わせて作成できます。中央にレッドストーンダスト、その上下左右に鉄インゴットを配置するだけで完成し、初期スポーン地点を指し示す便利なアイテムとして機能します。
要点
- コンパスの作成には鉄インゴット4個とレッドストーンダスト1個が必要
- クラフトテーブルで十字型に配置するだけで作成可能
- 通常のコンパスは初期スポーン地点（ワールドスポーン）を指す
- ロードストーンと組み合わせることで任意の地点を指すコンパスに変更できる
- 地図作成やネザー探索での帰還ナビゲーションに必須のアイテム
マイクラのコンパスとは？基本機能と用途
コンパスの基本的な役割
マインクラフトにおけるコンパスは、プレイヤーの現在位置と特定地点の方向を示すナビゲーションツールです。通常のコンパスは、ワールド生成時に最初に設定された「ワールドスポーン地点」を常に指し続けます。
コンパスは手に持っているときだけでなく、インベントリに入れた状態でも機能し、針が回転して方向を示します。ただし、ネザーやエンドなどの異次元では通常のコンパスは正常に機能せず、針がランダムに回転します。
コンパスの主な用途
コンパスは以下のような場面で重要な役割を果たします。
- 拠点への帰還ナビゲーション：スポーン地点付近に拠点を作っている場合、探索中に迷った際の道しるべになります
- 地図作成の材料：コンパスと紙8枚を組み合わせることで、現在地が表示される「地図（白紙の地図）」を作成できます
- ロケーター地図の作成：地図にコンパスを追加することで、地図上にプレイヤーの位置が表示されるようになります
- リカバリーコンパスの材料：アップデート1.19以降、コンパスとエコーの欠片を組み合わせて、最後に死亡した地点を指す「リカバリーコンパス」が作成可能です
コンパスの作り方｜必要な材料と入手方法
必要な材料一覧
コンパスの作成に必要な材料は以下の2種類です。
材料リスト
- 鉄インゴット：4個
- レッドストーンダスト：1個
- クラフトテーブル：1個（作業台）
鉄インゴットの入手方法
鉄インゴットは、マイクラで最も重要な基本素材の一つです。
主な入手方法
- 鉄鉱石の採掘：地下の高度Y=-64～Y=72の範囲で生成される鉄鉱石を、石のツルハシ以上で採掘します。2024年のアップデート以降、鉄鉱石は高度Y=16付近とY=232付近の2箇所にピークを持つ分布になっています
- かまどで精錬：採掘した鉄鉱石（または深層鉄鉱石）をかまどや溶鉱炉で精錬すると鉄インゴットが得られます
- 村の宝箱：村の武器鍛冶や道具鍛冶の家にある宝箱から入手できることがあります
- アイアンゴーレムのドロップ：村に出現するアイアンゴーレムを倒すと3～5個の鉄インゴットをドロップします
レッドストーンダストの入手方法
レッドストーンダストは、電子回路のような機能を持つマイクラの重要素材です。
主な入手方法
- レッドストーン鉱石の採掘：地下の高度Y=-64～Y=16の範囲で生成されるレッドストーン鉱石を、鉄のツルハシ以上で採掘します。1つの鉱石から4～5個のレッドストーンダストが得られます
- 深層レッドストーン鉱石：Y=-64以下の深層岩層に生成される深層レッドストーン鉱石からも同様に入手できます
- 廃坑の宝箱：地下に生成される廃坑のチェスト付きトロッコから入手できることがあります
- 村の司祭との取引：村人の聖職者（司祭）と取引することでレッドストーンダストを入手できます
コンパスのクラフト手順｜画像付き解説
クラフトテーブルでの作成方法
コンパスのクラフトは非常にシンプルです。クラフトテーブル（作業台）を開き、3×3のマス目に以下のように配置してください。
配置パターン
[空欄] [鉄インゴット] [空欄]
[鉄インゴット] [レッドストーンダスト] [鉄インゴット]
[空欄] [鉄インゴット] [空欄]
中央のマスにレッドストーンダストを1個配置し、その上下左右の4マスに鉄インゴットを1個ずつ配置します。十字型の配置になることを確認してください。
クラフト時の注意点
- クラフトテーブルが必須：2×2のインベントリ内クラフトではコンパスは作成できません。必ずクラフトテーブルを使用してください
- 材料の配置順序：中央にレッドストーンダスト、周囲に鉄インゴットという配置を正確に守る必要があります
- 一度に1個のみ作成可能：コンパスは1回のクラフトで1個しか作成できません。複数必要な場合は材料を揃えて何度もクラフトする必要があります
コンパスの使い方と基本操作
通常のコンパスの動作
コンパスを手に持つか、インベントリに入れておくと、針がワールドスポーン地点の方向を指します。プレイヤーが移動すると、針も連動して回転し、常にスポーン地点の方向を示し続けます。
動作の仕組み
- 針の赤い部分がワールドスポーン地点の方向を指します
- オーバーワールド（通常世界）でのみ正常に機能します
- ネザーやエンドでは針がランダムに回転して使用できません
スポーン地点について理解する
マイクラには2種類のスポーン地点があることを理解しておくと、コンパスをより効果的に活用できます。
ワールドスポーン地点
- ワールド生成時に自動的に決定される地点
- 通常のコンパスが指し示す場所
- ベッドで寝てもこの地点は変更されません
個人スポーン地点（リスポーン地点）
- ベッドで寝ることで設定される地点
- プレイヤーが死亡した際にリスポーンする場所
- 通常のコンパスでは指し示せません（ロードストーンコンパスが必要）
ロードストーンコンパスの作り方と活用法
ロードストーンとは
ロードストーン（Lodestone）は、2020年のネザーアップデート（1.16）で追加されたブロックで、コンパスの指し示す方向を任意の場所に変更できる画期的なアイテムです。
ロードストーンの作成方法
- 材料：模様入り石レンガ8個、ネザライトインゴット1個
- クラフトテーブルで、中央にネザライトインゴット、周囲8マスに模様入り石レンガを配置
ロードストーンコンパスの作成手順
ロードストーンコンパスは、通常のコンパスをロードストーンに対して使用することで作成できます。
作成方法
- ロードストーンを任意の場所（拠点など）に設置する
- コンパスを手に持つ
- 設置したロードストーンに向かって右クリック（使用ボタン）を押す
- コンパスがロードストーンコンパスに変化し、そのロードストーンを指すようになる
ロードストーンコンパスの特徴
- 設定したロードストーンの方向を常に指し続けます
- ネザーやエンドでも正常に機能します（同じディメンション内に限る）
- ロードストーンが破壊されると、コンパスの針が回転しなくなります
- 複数のコンパスを同じロードストーンに紐付けることも可能です
ロードストーンコンパスの実用例
拠点への帰還ナビゲーション
拠点にロードストーンを設置してコンパスを紐付けておけば、どこに探索に行っても確実に拠点に戻ることができます。ベッドのリスポーン地点とは異なり、生きている状態で方向を確認できるのが大きな利点です。
ネザーでの道しるべ
ネザーポータル付近にロードストーンを設置してコンパスを紐付けることで、ネザー探索中でもポータルの方向が分かります。通常のコンパスは機能しないネザーでも、ロードストーンコンパスなら使用可能です。
複数拠点の管理
メイン拠点、農業拠点、採掘場など、複数の重要地点それぞれにロードストーンを設置し、各地点専用のコンパスを作成して管理することで、効率的な移動が可能になります。
リカバリーコンパスの作り方｜死亡地点を見つける
リカバリーコンパスとは
リカバリーコンパス（Recovery Compass）は、2022年の「ワイルドアップデート」（1.19）で追加された特殊なコンパスです。プレイヤーが最後に死亡した地点を指し示すという、非常に実用的な機能を持っています。
リカバリーコンパスの作成方法
必要な材料
- エコーの欠片：8個
- コンパス：1個
クラフト方法
クラフトテーブルで、中央にコンパスを配置し、周囲8マスすべてにエコーの欠片を配置します。
エコーの欠片の入手方法
エコーの欠片（Echo Shard）は、古代都市（Ancient City）のチェストからのみ入手できるレアアイテムです。
入手場所
- 古代都市のチェスト：深層岩層（Y=-52以下）に生成される古代都市の各種チェストから入手可能
- 1つのチェストから1～3個入手できることがあります
- 古代都市は非常に危険なエリアなので、ウォーデンに注意しながら慎重に探索する必要があります
リカバリーコンパスの使用方法と注意点
使用方法
- リカバリーコンパスを手に持つと、最後に死亡した地点の方向を指します
- 死亡していない状態では針がランダムに回転します
- 一度死亡すると、その地点を指すようになり、次に死亡するまで同じ地点を指し続けます
注意点
- 死亡地点とは異なるディメンションにいる場合は機能しません（オーバーワールドで死んだ場合、ネザーでは使えない）
- ログアウトして再ログインしても、死亡地点の記録は保持されます
- 死亡地点が遠すぎる場合、方向は分かっても距離の目安が分からない点に注意が必要です
コンパスを使った地図の作り方
地図（白紙の地図）の作成
コンパスの重要な用途の一つが、地図の作成です。マイクラの地図は探索した範囲を記録し、視覚的にマッピングできる便利なアイテムです。
地図の作成方法
- 材料：コンパス1個、紙8枚
- クラフトテーブルで、中央にコンパス、周囲8マスに紙を配置
- 作成した地図は「白紙の地図」として機能し、使用することで周囲の地形が記録され始めます
地図の拡張方法
作成した地図は初期状態では狭い範囲しか表示しませんが、拡張することでより広い範囲をカバーできます。
拡張手順
- 地図とクラフトテーブルを開く
- 中央に拡張したい地図を配置
- 周囲8マスに紙を配置
- 拡張された地図が完成（最大4回まで拡張可能）
拡張の段階
- 初期サイズ：128×128ブロック
- 1回拡張：256×256ブロック
- 2回拡張：512×512ブロック
- 3回拡張：1024×1024ブロック
- 4回拡張：2048×2048ブロック
地図のコピー方法
貴重な探索済み地図は、クラフトテーブルでコピーを作成できます。
コピー方法
- クラフトテーブルに、コピーしたい地図と白紙の地図（未使用の地図）を一緒に配置
- 同じ内容の地図が複数作成され、複数人でのマルチプレイ時に共有できます