冒頭の直接回答
マイクラサーバーとは、複数人でマインクラフトをマルチプレイするためのサーバー環境のことです。自宅PCでの構築、レンタルサーバーの利用、公式サービス「Realms」の活用という3つの方法があり、各方法にはコストや管理の手間、参加可能人数に違いがあります。
2026年1月時点(2026-01-05確認)の最新安定版の例として、Java Edition は 1.21.11、統合版(Bedrock Edition)は 1.21.131 系が配信されています。サーバーを立てる場合は、参加者のクライアントとサーバー側のバージョンを一致させるのが最重要です。
要点
- マイクラサーバーは自宅PC・レンタルサーバー・公式Realmsの3つの構築方法がある
- レンタルサーバー(VPS)は月額数百円〜数千円から選べ、人数・MOD量・距離に合わせてプランを増強できる(キャンペーン・契約期間により変動)
- 初心者は「ゲーム専用VPS」や「Realms」が最も簡単
- 本格的に遊ぶなら、VPSで自分専用のサーバーを立てるのが自由度が高い

マイクラサーバーとは?
マイクラサーバーとは、複数人で同じワールドに参加して遊ぶための「常時稼働できるマルチプレイ用サーバー」のことです。ホスト(建て主)がログアウトしてもワールドが残り、時間を問わずフレンドが自由に参加できます。
サーバーの基本概念
マイクラのマルチプレイは「ホスト型」と「サーバー型」に分かれます。
- ホスト型:誰かがワールドを開いている間だけ参加可能(Switchのローカルマルチなど)
- サーバー型:専用サーバーが常に稼働し、誰でもいつでも参加できる(Realms、VPS、自宅サーバー)
Java版と統合版の違い
マイクラには「Java版」と「統合版(Bedrock版)」があり、サーバー構築方法や対応サービスが異なります。
- Java版:PC向け。MODやプラグインが豊富で自由度が高い。サーバー構築も柔軟。
- 統合版:Switch/PS/Xbox/スマホ/Windows向け。クロスプレイに強いが、MOD環境はJavaほど自由ではない。
マイクラサーバーの構築方法(3パターン)
マイクラサーバーを立てる方法は大きく3つあります。
自宅PCでサーバーを構築する方法
自宅のPCをサーバーとして使う方法です。コストは抑えられますが、ポート開放やセキュリティ、停電対策、回線品質などのハードルがあります。
- メリット:月額費用がほぼ不要、自由度が高い
- デメリット:常時稼働の電気代、回線品質、ポート開放、セキュリティ管理が必要
必要な作業の例(Java版)
- Javaをインストール
- 公式のサーバーファイル(server.jar)を入手して起動
- server.propertiesを調整(オンラインモード、最大人数、距離など)
- ルーターでポート開放(デフォルトは25565)
- ファイアウォール/アクセス制御/バックアップ運用を整備
公式サービス「Realms」を利用する方法
Realmsは、マインクラフト公式が提供するサブスクリプション型のマルチサーバーです。サーバー構築の知識がなくても簡単に始められます。
主な特徴
- 公式運営なので設定が簡単
- ワールドがクラウド保存されてバックアップも自動
- 招待制でフレンドのみ参加可能
- Realms(公式サブスク)は、Java版は「最大10人のフレンド+自分」で遊べるプランが基本です。統合版(Bedrock)は「自分+2人」プランと「自分+10人(Realms Plus)」プランがあり、価格は購入するストアや地域の通貨換算で変動します(目安:公式表記ではBedrockが$3.99/月、Realms Plusが$7.99/月、Java Realmsが$7.99/月)。
レンタルサーバー(VPS)を利用する方法
VPSを借りてマイクラサーバーを運用する方法です。自由度が高く、24時間稼働でき、参加者が増えてもプラン変更でスケールしやすいのが特徴です。
主な特徴
- 自由度が高くMODやプラグイン構成にも対応しやすい
- サーバーが常時稼働するので、ホスト不在でも遊べる
- 人数や構成に応じてメモリ/CPUを増強できる
- ゲーム特化のVPSならテンプレートや管理ツールで初心者でも始めやすい
動画で確認:マイクラサーバーの立て方(日本語YouTube)
文章だけだと不安な方は、以下の動画で流れを確認してから作業すると失敗しにくいです(いずれも日本語)。
マイクラサーバーに必要なスペック
マイクラサーバーを快適に運用するには、参加人数や構成(バニラ/プラグイン/MOD)に応じたスペックが重要です。特に重要なのは「メモリ」と「CPU性能」です。
メモリ容量の目安
マイクラサーバーはメモリ不足になると、TPS低下やラグ、クラッシュが起こりやすくなります。少人数なら4GB程度から始めるのが安全です。
※上の人数はあくまで目安です。ワールドの重さ(拠点の密集、ホッパー/レッドストーン量、常時稼働トラップ)、描画距離(view-distance / simulation-distance)、プラグインやMOD、同時に動く自動化の量で必要メモリは大きく変わります。迷ったら一段上のメモリから始め、足りなければ増強するのが安全です。
| メモリ容量 | 同時接続人数の目安(軽い構成) | 用途 |
|---|---|---|
| 2GB | 〜3人程度 | 身内のバニラ検証・小規模 |
| 4GB | 3〜10人程度 | バニラ中心/軽いプラグイン |
| 8GB | 10〜20人程度 | Paper等で最適化+プラグイン多め/軽めのMOD |
| 16GB以上 | 20人以上も視野 | 公開サーバー/重いMOD構成/大規模ワールド |
CPU性能の重要性
マイクラサーバーは処理負荷が高く、特にプレイヤーが密集したり、レッドストーン装置が多いとCPUがボトルネックになります。人数が増えるほど、シングルコア性能が高いCPUの方が安定しやすいです。
ストレージとネットワーク
ワールドデータの読み書きが多いので、SSD(できればNVMe)の方が快適です。また、フレンドが遠方から参加する場合は回線品質(遅延・安定性)も重要になります。
おすすめマイクラ対応レンタルサーバー比較
「自宅サーバーは不安」「Realmsより自由度が欲しい」という方に向けて、マイクラ運用に使われやすいサービスを紹介します。
比較ツール(埋め込み)
XServer VPS for Game
XServer VPS for Gameは、エックスサーバーが提供するゲーム特化型VPSです。Minecraft向けには、ブラウザから操作できる専用管理ツールが用意されており、サーバー設定変更・バージョンアップ・バックアップなどをクリック中心で進められます。
主な特徴
- Minecraft専用の管理ツールで、設定変更やアップデート、バックアップがしやすい
- Java版/統合版のマルチサーバーに対応(テンプレートや手動セットアップの両方に対応)
- VPSなのでroot権限で自由にカスタマイズ可能(プラグイン/MOD環境にも向く)
- 料金はプラン・契約期間・キャンペーンで変動。目安として「実質月額693円〜」などの表記があるため、最新の料金は公式の料金一覧で確認
おすすめポイント
「できるだけ簡単に」「それでも自由度は欲しい」という人に相性が良いです。テンプレートの対応バージョン外でも、手動でサーバー本体を入れ替えればアップデートできるため、長期運用にも向きます。
公式サイト: XServer VPS for Game
ConoHa for GAME
ConoHa for GAMEは、GMOインターネットグループが提供するゲーム専用VPSです。Minecraft向けにはブラウザ管理ツール「Minecraft manager」があり、ホワイトリスト、バックアップ、バージョンアップなどを画面操作で進められます。時間課金と長期割引(前払い)を選べるのも特徴です。
主な特徴
- Minecraft managerで、サーバー管理(設定・バックアップ・アップデート)を簡略化
- root権限付きで、プラグイン/MOD環境にも対応しやすい
- 料金は「時間課金」または「長期割引パス」。公式では「月額394円から」などの表記があり、契約期間やプランで変動するため最新の料金表で確認
おすすめポイント
「週末だけ遊ぶので使った分だけ払いたい」「まずは短時間で試したい」という人は時間課金が便利です。逆に、長期で遊ぶなら割引パスでコストを抑えやすいです。
公式サイト: ConoHa for GAME
LOLIPOP! for Gamers(ロリポップ! for Gamers)
LOLIPOP! for Gamers(ロリポップ! for Gamers)は、ゲーム向けに「選んで申し込むだけ」でサーバーを用意しやすいサービスです。Minecraft向けの管理機能(マインクラフトマネージャー)も用意されており、専門知識が少なくても始めやすいのが魅力です。
主な特徴
- Minecraft(Java/統合版)に対応し、管理画面から設定を変更しやすい
- プラン例(1ヶ月契約の表記例):4GB 1,500円/8GB 3,000円 など(契約期間で割引あり)
- ゲームやエディションにより選べるプランが異なる場合があるため、申し込み画面で対応ゲームと最低メモリを要確認
おすすめポイント
「VPSの細かい構築は苦手だけど、Realmsより自由度が欲しい」という層に向きます。まずは4GB以上のプランから始め、人数やMOD量に合わせて上位へ変更すると失敗しにくいです。
公式サイト: LOLIPOP! for Gamers
さくら VPS
さくら VPS(さくらのVPS)は、root権限付きで自由に構築できる定番VPSです。ゲーム向けのワンクリック構築よりも「自分でLinuxに入れて運用する」前提なので、サーバー管理に慣れている人に向きます。
主な特徴
- root権限付きのVPSが月額643円(税込)から(プラン・支払い方法で変動)
- 自分でJavaやサーバー本体、ファイアウォール等を設定して運用できる
- マイクラ用途なら、少人数でも4GB以上を目安にすると安定しやすい
公式サイト: さくら VPS
シンVPS
シンVPSは、メモリ単価の安さを強みとするVPSサービスです。ゲーム向けテンプレよりは「自分でセットアップする」寄りですが、コストを抑えてVPS運用したい人に選択肢になります(最低利用期間や支払い方法はプランにより要確認)。
主な特徴
- 公式の案内では「1GB 325円」などの表記があり、契約期間・プランで月額換算が変動
- root権限で自由に構築可能。JavaやPaper、Forgeなども手動で導入できる
- 長期運用ならバックアップとセキュリティ(SSH鍵、FW設定、アップデート)を必ず整備
公式サイト: シンVPS
mixhost
mixhostは高速なレンタルサーバー(主にWebサイト向け)として人気があります。マイクラのVPS運用とは用途が異なりますが、攻略サイトやサーバー運用ブログなど「情報発信サイト」をWordPressで運営する用途には相性が良いです。
主な特徴
- WordPressが簡単に導入でき、表示速度や安定性を重視したいサイト運営に向く
- ゲームサーバー(Minecraft本体)を動かす用途にはVPSが必要なので、目的に合わせて使い分け
公式サイト: mixhost
よくある質問(FAQ)
Q1. マイクラサーバーは無料で作れますか?
可能です。Aternosなどの無料サーバーを使えば、費用をかけずにマルチプレイ環境を作れます。ただし、混雑時の待機列、起動の手間、安定性、制限(停止や性能上限など)があるため、長期運用や快適さを重視する場合は有料サーバーがおすすめです。
Q2. 何人まで同時にプレイできますか?
方法によって異なります。Realmsはプランで上限が決まっており、VPSならスペック次第で増やせます。実際の快適人数は、ワールドの重さや距離設定、プラグイン/MOD構成によって大きく変わります。
Q3. MODサーバーとプラグインサーバーの違いは何ですか?
MODサーバーはForge/Fabric/NeoForgeなどのローダーでMODを導入して遊ぶ構成です。プラグインサーバーはSpigot/Paperなどでプラグインを導入し、サーバー機能を拡張する構成です。MODはクライアント側も導入が必要なケースが多い一方、プラグインはサーバー側だけで完結することが多いです。
Q4. サーバーのバックアップは必要ですか?
必要です。ワールド破損や操作ミス、アップデート失敗に備えて、定期バックアップを推奨します。ゲーム専用VPSやRealmsは自動バックアップ機能がある場合もありますが、重要ワールドは別媒体にも保存しておくと安心です。
Q5. ホワイトリストとは何ですか?
許可したプレイヤーだけが参加できる仕組みです。公開サーバーで荒らし対策をする場合や、身内だけで遊びたい場合に有効です。
Q6. 2026年1月時点の最新バージョンに対応していますか?
基本的には対応できます。ただし「サービス側のテンプレート(ワンクリック構築)」が最新リリースに追随するタイミングは各社で前後します。手動セットアップ(server.jar / Bedrock Dedicated Server を更新)なら、サーバー側をクライアントと同じバージョンに揃えるだけでアップデート可能です。2026年1月時点(2026-01-05確認)の最新安定版の例として、Java Edition は 1.21.11、統合版(Bedrock Edition)は 1.21.131 系が配信されています。プラグイン(Paper/Spigot)やMOD(Forge/Fabric/NeoForge)を使う場合は、サーバー本体だけでなく、各ローダー/プラグイン側の対応状況も必ず確認してください。
まとめ
マイクラサーバーは「自宅PC」「Realms」「レンタルサーバー(VPS)」の3パターンで構築できます。初心者はRealmsやゲーム専用VPSが簡単で、自由度を重視するならVPSでの運用が強力です。まずは少人数で始めて、人数や構成に合わせてスペックを調整していくのが失敗しにくい運用方法です。
2026年1月現在、初心者には設定が簡単なXServer VPS for GameやConoHa for GAME、コストを重視するならLOLIPOP! for Gamersが候補になります。自由に構築したいなら、さくらのVPSやシンVPSのような汎用VPSでの運用も検討してください。
※本記事の料金・仕様は2026年1月時点の情報をもとにした目安です。キャンペーンや契約期間によって金額が変動するため、必ず各サービスの公式サイトで最新情報をご確認ください。

