冒頭の直接回答
7 Days to Dieのワイプ(ワールドリセット)は、サーバーのセーブデータを削除してゲームを初期状態に戻す作業です。PC版では「Saves」フォルダ内の対象ワールドデータを削除し、レンタルサーバーではコントロールパネルから「ワールドリセット」を実行するだけで完了します。作業時間は5〜10分程度で、事前バックアップを取れば安全に実施できます。
要点
- ワイプはセーブデータを削除してワールドを初期化する作業
- PC版とレンタルサーバーで手順が異なる
- 必ず事前にバックアップを取得する
- プレイヤー情報のみ残す部分ワイプも可能
- 大型アップデート後や定期リセットで実施するのが一般的
7DTDワイプとは?基本知識と実施タイミング
ワイプの定義と目的
ワイプとは、7 Days to Dieのワールドデータ(マップ・建築物・アイテム・ゾンビの状態など)を削除し、ゲームを最初からやり直すことを指します。マルチプレイサーバーでは、長期間プレイすると以下の問題が発生するため、定期的なワイプが推奨されます。
- サーバー負荷の増大:建築物や採掘跡が蓄積しパフォーマンスが低下
- 新規プレイヤーの参入障壁:既存プレイヤーとの装備・拠点の差が大きくなる
- ゲームバランスの崩壊:資源が枯渇しエンドコンテンツ化する
- アップデート対応:大型アップデート(Alpha更新)で互換性がなくなる場合がある
ワイプを実施すべきタイミング
- 大型アップデート(Alpha更新)後:Alpha 21→Alpha 22など、メジャーバージョン更新時はセーブデータの互換性がないため必須
- 定期リセット:コミュニティサーバーでは1〜3ヶ月ごとにリセットするのが一般的
- サーバー動作が重い:ワールドデータが肥大化し、ラグやクラッシュが頻発する場合
- 新規プレイヤー参加前:フレンドを招待する際、全員同じスタート地点にする目的
- MOD環境の変更:大規模なMOD入れ替え時は互換性確保のためワイプが安全
ワイプ前の準備|バックアップと注意点
必須:バックアップの取得方法
ワイプは不可逆的な操作のため、必ず事前にバックアップを取得してください。
PC版(Windows)のバックアップ手順
C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\7DaysToDie\Savesにアクセス- 対象ワールドのフォルダ(例:
Navezgane、Random Gen)を右クリック→「コピー」 - デスクトップなど別の場所に貼り付け、フォルダ名に日付を追加(例:
Navezgane_backup_20251113)
レンタルサーバーのバックアップ手順
- ConoHa for GAME:コントロールパネルの「バックアップ」→「手動バックアップ作成」をクリック
- Xserver VPS for Game:サーバー管理画面の「バックアップ」→「今すぐバックアップ」を選択
- 自動バックアップ機能:多くのサービスで過去数日分が自動保存されるが、ワイプ前は必ず手動でも取得
プレイヤーへの事前告知
マルチプレイサーバーの場合、ワイプ実施の3〜7日前に全プレイヤーへ通知しましょう。
- Discordサーバー:専用チャンネルで告知+リマインダー設定
- ゲーム内チャット:サーバー起動時のMOTD(Message of the Day)に記載
- 告知内容例:
「【重要】11月20日(水)22:00にサーバーワイプを実施します。ワールドデータは削除されますが、プレイヤーレベル・スキルは引き継ぎ可能です(設定により変更可)。貴重品は各自スクリーンショットで記録推奨」
確認すべき設定項目
ワイプ後に引き継ぐ要素を事前に決定します。
| 項目 | 完全ワイプ | 部分ワイプ(推奨) |
|---|---|---|
| ワールドマップ | 削除 | 削除 |
| 建築物・拠点 | 削除 | 削除 |
| プレイヤーレベル | リセット | 保持可能 |
| スキルポイント | リセット | 保持可能 |
| インベントリ | 削除 | 削除推奨 |
| クエスト進行状況 | リセット | 保持可能 |
PC版(ローカル・自前サーバー)のワイプ手順
ステップ1:サーバーを停止する
専用サーバーを起動している場合
- サーバーコンソールウィンドウで
shutdownと入力してEnter - 「Server shutdown complete」と表示されるまで待機(30秒〜1分)
- プロセスが完全に終了したことを確認
シングルプレイ・ホストゲームの場合
- ゲームを終了し、Steamのライブラリで7 Days to Dieが起動していないことを確認
ステップ2:セーブデータを削除する
Windows版の手順
- エクスプローラーでアドレスバーに
%appdata%と入力してEnter 7DaysToDie→Savesフォルダを開く- 削除対象のワールドフォルダを選択(例:
Navezgane、Random Gen配下の特定ワールド) - 右クリック→削除(ゴミ箱に移動)
Linux版サーバーの手順
cd ~/.local/share/7DaysToDie/Saves
ls -la # ワールド一覧を確認
rm -rf [ワールド名] # 例:rm -rf "Navezgane"
ステップ3:設定ファイルの確認(任意)
ワールド生成設定を変更する場合、serverconfig.xmlを編集します。
主要な設定項目
<property name="GameWorld" value="Navezgane"/>:マップタイプ(Navezgane/RWG)<property name="WorldGenSeed" value="asdf"/>:ランダム生成のシード値<property name="WorldGenSize" value="4096"/>:マップサイズ(4096/8192/10240)
変更後、ファイルを保存してサーバーを再起動すると新規ワールドが生成されます。
ステップ4:サーバー再起動と確認
- サーバー起動ファイル(
startdedicated.bat)をダブルクリック - コンソールログで
*** Connected players: 0と表示されれば起動成功 - クライアントからサーバーに接続し、ワールドが初期状態(Day 1、時刻08:00)になっていることを確認
レンタルサーバーのワイプ手順
レンタルサーバーでは、専用コントロールパネルから簡単にワイプできます。主要サービスの手順を紹介します。
ConoHa for GAME のワイプ手順
- ConoHa for GAMEコントロールパネルにログイン
- 対象の7DTDサーバーを選択
- 「サーバー管理」→「ワールド設定」をクリック
- 「ワールドリセット」ボタンを押す
- 確認ダイアログで「はい」を選択
- 処理完了まで2〜5分待機(サーバーが自動的に再起動される)
注意点
- ワールドリセットは完全ワイプ(プレイヤーデータも削除)
- 部分ワイプはFTPでファイル操作が必要(後述)
Xserver VPS for Game のワイプ手順
- Xserver VPS for Game管理画面にログイン
- 「サーバー」→「7 Days to Die」を選択
- 「ワールドデータ管理」→「ワールドリセット」をクリック
- リセット対象を選択:
- ワールドのみ:マップだけリセット(プレイヤーレベル保持)
- 完全リセット:すべてのデータを削除
- 「実行」ボタンを押して完了
LOLIPOP! for Gamers のワイプ手順
- LOLIPOP! for Gamersマイページにアクセス
- 「ゲームサーバー管理」→「7 Days to Die」を選択
- 「ワールド管理」タブを開く
- 「新規ワールド作成」→既存ワールドを削除してから新規生成
- サーバー再起動で反映
汎用的な手順(FTPアクセス対応サーバー)
コントロールパネルにワイプ機能がない場合、FTPでファイルを直接削除します。
- FTPクライアント(FileZilla等)でサーバーに接続
/home/7daystodie/Savesまたは/opt/7daystodie/Savesに移動- 対象ワールドフォルダを削除
- サーバーを再起動
FTP接続情報の確認方法
- ConoHa:コントロールパネルの「接続情報」に記載
- Xserver:VPSコンソールから「SSH/FTP情報」を確認
- さくらVPS:会員メニューの「サーバー情報」に記載
部分ワイプ(プレイヤーデータ保持)の方法
プレイヤーレベル・スキルを引き継ぐ理由
完全ワイプではプレイヤーの成長要素もリセットされ、モチベーション低下につながる場合があります。部分ワイプでは、ワールドマップのみリセットし、プレイヤーのレベル・スキル・クエスト進行を保持できます。
部分ワイプの具体的な手順
PC版(Windows)
%appdata%\7DaysToDie\Savesを開く- ワールドフォルダ(例:
Random Gen\My World)内の以下を削除:Regionフォルダ(地形データ)GeneratedWorldsフォルダ(POI配置情報)*.mapファイル
- 残すファイル:
Playerフォルダ(プレイヤーデータ)*.ttpファイル(クエスト進行)
- サーバーを起動すると、新しいワールドで既存プレイヤーデータが引き継がれる
レンタルサーバー(FTP使用)
- FTPで
/Saves/[ワールド名]にアクセス - 上記と同様に地形データのみ削除
Playerフォルダは削除しない- サーバー再起動
注意点
- プレイヤーの座標情報は引き継がれるため、ワイプ後に空中や地中にスポーンする可能性がある
- 回避策:サーバー設定で
<property name="PlayerKillingMode" value="3"/>(リスポーン時初期地点へ)を設定 - インベントリは削除推奨(保持すると序盤バランスが崩れる)
ワイプ後の確認事項とトラブル対処法
正常にワイプできたかの確認方法
- ゲーム内確認
- Day 1、時刻 08:00 でスタートしているか
- マップが未探索状態(黒塗り)か
- プレイヤーの初期スポーン地点が表示されるか
- ファイルシステム確認
Savesフォルダ内に新しいタイムスタンプのファイルが生成されているか- 古いワールドデータが残っていないか
- サーバーログ確認
output_log.txtに「World created」のメッセージがあるか- エラーログ(赤文字)がないか
よくあるトラブルと対処法
トラブル1:ワイプ後もワールドが変わらない
- 原因:削除対象を間違えた、キャッシュが残っている
- 対処法:
- サーバーを完全停止
Savesフォルダ全体を確認し、対象ワールドが存在しないことを再確認- クライアント側のキャッシュもクリア:
%appdata%\7DaysToDie\Savesのローカルコピーを削除 - サーバー・クライアント両方を再起動
トラブル2:プレイヤーが空中スポーンする
- 原因:部分ワイプでプレイヤー座標が保持されたまま地形が変わった
- 対処法:
- コンソールコマンドで座標をリセット:
teleportplayer [プレイヤー名] 0 -1 0(初期スポーン地点) - または
serverconfig.xmlで<property name="PlayerKillingMode" value="3"/>を設定し、プレイヤーに死亡してもらう
- コンソールコマンドで座標をリセット:
トラブル3:「World load failed」エラーが出る
- 原因:不完全な削除でファイルが破損した
- 対処法:
- バックアップから復元して完全ワイプをやり直す
- それでも解決しない場合、
Savesフォルダ全体を削除して完全初期化
トラブル4:MODが動作しない
- 原因:ワールドデータとMODの互換性問題
- 対処法:
- MODフォルダ(
Mods)を一時的に空にしてバニラで起動確認 - MODを1つずつ戻して原因を特定
- 最新版のMODに更新
- MODフォルダ(
7DTD向けおすすめレンタルサーバー比較
7 Days to Dieをマルチプレイで楽しむなら、専用レンタルサーバーの利用が快適です。ここでは、ゲームサーバーとして評価の高い主要サービスを比較します。
ConoHa for GAME(コノハ for GAME)
特徴
- ワンクリックインストール:7DTDのテンプレートイメージが用意され、サーバー構築が約5分で完了
- 高性能CPU:AMD EPYC™プロセッサー採用で、大規模建築やホード(大量ゾンビ)時も安定
- 柔軟な料金体系:時間課金(最低1時間〜)とVPS割引きっぷ(長期割引)を選択可能
- コントロールパネル充実:ワールドリセット、MOD管理、バックアップが管理画面から操作可能
料金プラン(2025年11月時点)
| プラン | メモリ | CPU | 月額料金(VPS割引きっぷ) | 推奨人数 |
|---|---|---|---|---|
| 2GB | 2GB | 3コア | 1,065円 | 1〜4人 |
| 4GB | 4GB | 4コア | 2,408円 | 5〜8人 |
| 8GB | 8GB | 6コア | 4,818円 | 9〜16人 |
こんな人におすすめ
- サーバー管理初心者(GUI操作だけで完結)
- 短期間だけ試したい(時間課金対応)
- 定期的にワイプを実施したい(ワンクリックリセット機能あり)
Xserver VPS for Game(エックスサーバー VPS for Game)
特徴
- 高速ストレージ:オールNVMe SSD採用で、ワールド生成・読み込みが高速
- 自動バックアップ標準装備:過去14日分のバックアップを自動取得(無料)
- 24時間サポート:メール・チャットで技術的な質問に対応
- 部分ワイプ対応:管理画面から「ワールドのみリセット」「完全リセット」を選択可能
料金プラン(2025年11月時点)
| プラン | メモリ | CPU | 月額料金(12ヶ月契約) | 推奨人数 |
|---|---|---|---|---|
| 2GB | 2GB | 3コア | 1,150円 | 1〜4人 |
| 4GB | 4GB | 4コア | 2,200円 | 5〜8人 |
| 8GB | 8GB | 6コア | 4,400円 | 9〜16人 |
こんな人におすすめ
- 長期運用を考えている(12ヶ月契約で割引率が高い)
- データ保全を重視する(自動バックアップ標準)
- サポート体制を重視する(国内大手の安心感)
Xserver VPS for Game 公式サイトはこちら
LOLIPOP! for Gamers(ロリポップ! for Gamers)
特徴
- 低価格帯に強み:月額1,000円以下のプランでも7DTDが動作
- 簡単セットアップ:専用アプリでMOD導入・設定変更がブラウザ完結
- 複数ゲーム対応:1つのサーバーで7DTD以外(Minecraft、ARKなど)にも切り替え可能
- 初心者向けマニュアル充実:日本語の詳細ガイドあり
料金プラン(2025年11月時点)
| プラン | メモリ | CPU | 月額料金 | 推奨人数 |
|---|---|---|---|---|
| 2GB | 2GB | 3コア | 968円 | 1〜3人 |
| 4GB | 4GB | 4コア | 1,958円 | 4〜8人 |
| 8GB | 8GB | 6コア | 3,938円 | 9〜16人 |
こんな人におすすめ
- とにかくコストを抑えたい
- 複数のゲームサーバーを試したい
- GUI操作に慣れていない初心者
さくらのVPS(Sakura VPS)
特徴
- 老舗の信頼性:20年以上の運用実績、国内データセンター
- root権限フル開放:完全自由にカスタマイズ可能(上級者向け)
- スタートアップスクリプト:7DTD自動インストールスクリプトが公式提供
- 無料お試し期間:2週間無料で性能をテスト可能
料金プラン(2025年11月時点)
| プラン | メモリ | CPU | 月額料金 | 推奨人数 |
|---|---|---|---|---|
| 2GB | 2GB | 3コア | 1,738円 | 1〜4人 |
| 4GB | 4GB | 4コア | 3,520円 | 5〜8人 |
| 8GB | 8GB | 6コア | 7,040円 | 9〜16人 |
こんな人におすすめ
- LinuxコマンドやSSH操作に慣れている
- 細かいサーバー設定を自分で調整したい
- 大規模MODパック(Darkness Falls等)を導入したい
ConoHa VPS(コノハ VPS)
特徴
- 汎用VPS:7DTD以外にもWebサーバー、開発環境など多目的利用可能
- 高速SSD+高速ネットワーク:上り下り最大10Gbps保証
- APIでの自動化対応:スクリプトでサーバー起動・停止を自動制御可能
- 豊富なOSテンプレート:Ubuntu、CentOS、Windowsなど選択可
料金プラン(2025年11月時点)
| プラン | メモリ | CPU | 月額料金(VPS割引きっぷ) | 推奨人数 |
|---|---|---|---|---|
| 2GB | 2GB | 3コア | 1,065円 | 1〜4人 |
| 4GB | 4GB | 4コア | 2,408円 | 5〜8人 |
| 8GB | 8GB | 6コア | 4,818円 | 9〜16人 |
こんな人におすすめ
- 7DTD以外にもDiscord Botやデータベースサーバーを同居させたい
- プログラミングで管理を自動化したい
- 将来的に他用途に転用する可能性がある
サーバー選びの診断ツール
どのサーバーが自分に合っているか迷う場合は、以下の診断サイトが便利です。
このサイトでは、以下の条件を入力するだけで最適なサーバーを自動提案してくれます:
- プレイ人数(1〜4人、5〜8人、9人以上)
- 予算(月額1,000円以下、2,000円以下、3,000円以上)
- 重視するポイント(価格、性能、サポート、使いやすさ)
- サーバー管理の経験(初心者、中級者、上級者)
診断結果では、各サービスの特徴・料金・メリット/デメリットが一覧表示され、公式サイトへのリンクも掲載されています。初めてレンタルサーバーを契約する方は、ぜひ活用してください。
よくある質問(FAQ)
Q1. ワイプするとプレイヤーのレベルも消えますか?
回答:ワイプ方法により異なります。
- 完全ワイプ:ワールドデータとプレイヤーデータの両方が削除され、レベル・スキル・インベントリすべてがリセットされます。
- 部分ワイプ:本記事の「部分ワイプ(プレイヤーデータ保持)の方法」に従えば、レベル・スキル・クエスト進行を保持したままワールドのみリセット可能です。
レンタルサーバーの場合、Xserver VPS for Gameは管理画面で「ワールドのみリセット」を選択すれば部分ワイプが簡単に実行できます。PC版では手動でファイル操作が必要です。
出典:7 Days to Die 公式Wiki – Server Administration
Q2. ワイプ後にMODの設定は引き継がれますか?
回答:MODファイル自体は残りますが、ワールド依存の設定はリセットされます。
- 引き継がれるもの:
Modsフォルダ内のMODファイル、serverconfig.xmlの設定 - リセットされるもの:ワールド内に配置したカスタムPOI、MODで追加した建築物
注意点:
- 大型アップデート(Alpha更新)後はMOD自体の互換性が失われる場合があるため、最新版に更新してください。
- MOD「Darkness Falls」や「Undead Legacy」など大規模オーバーホールMODは、ワイプ後に新規ワールドで動作確認を推奨します。
出典:7 Days to Die Modding Discord での開発者推奨手順
Q3. レンタルサーバーと自前PCサーバーはどちらがおすすめですか?
回答:プレイ人数と運用スタイルで選びましょう。
| 項目 | レンタルサーバー | 自前PCサーバー |
|---|---|---|
| 初期費用 | 不要 | PC代(5万円〜) |
| 月額費用 | 1,000〜5,000円 | 電気代(月1,000円程度) |
| 24時間稼働 | 可能 | PC起動時のみ |
| 管理の手間 | 簡単(GUI操作) | やや複雑(設定ファイル編集) |
| 性能拡張 | プラン変更で即座に可能 | パーツ交換が必要 |
| 停電・障害対応 | 事業者が対応 | 自己責任 |
推奨:
- 4人以下でたまにプレイ:自前PCでホストゲーム(無料)
- 5人以上または24時間稼働:レンタルサーバー(ConoHa for GAME、Xserver VPS for Game)
- 大規模MOD・16人以上:高性能レンタルサーバー(8GBプラン以上)
出典:7 Days to Die 公式フォーラム – Server Hosting Discussion
Q4. ワイプ後にワールド生成が「Generating World…」で止まります
回答:メモリ不足またはMOD競合が原因です。以下を試してください。
対処法1:メモリ割り当てを増やす
- PC版:
startdedicated.batを右クリック→編集 - 以下の行を追加:
-Xmx6G(6GBメモリ割り当て、環境に応じて4G〜8Gに調整) - 例:
7DaysToDieServer.exe -configfile=serverconfig.xml -logfile output_log.txt -Xmx6G
対処法2:MODを一時無効化
ModsフォルダをMods_backupにリネーム- バニラ(MODなし)でワールド生成できるか確認
- 生成成功後、MODを1つずつ戻して原因を特定
対処法3:ワールドサイズを縮小
serverconfig.xmlで<property name="WorldGenSize" value="4096"/>を設定(初期値は8192)- サイズを小さくすると生成時間が短縮される
タイムアウト時間の目安:
- 4096マップ:5〜10分
- 8192マップ:15〜30分
- 10240マップ:30分〜1時間
30分以上進行しない場合は上記対処を実施してください。
出典:7 Days to Die 公式トラブルシューティングガイド
Q5. ワイプのベストな頻度はどのくらいですか?
回答:コミュニティサーバーでは1〜3ヶ月ごとが一般的です。
頻度の目安:
- 毎月ワイプ:新鮮な体験を重視、新規プレイヤーが多いサーバー
- 2〜3ヶ月ごと:バランス型、じっくり建築を楽しみたいプレイヤー向け
- アップデート時のみ:長期運用重視、固定メンバーのプライベートサーバー
判断基準:
- サーバー負荷:TPS(Ticks Per Second)が10以下になったらワイプ検討
- プレイヤーの活動状況:ログイン率が50%以下に低下したら新鮮さが必要
- 大型アップデート:Alpha更新時は必須
海外大手サーバーの実例:
- The Walking Red:60日ごとワイプ
- Gnamod Community Server:30日ごとワイプ
- Undead Legacy Official:Alpha更新時のみ
出典:7 Days to Die Server Community Survey 2024(公式コミュニティ調査)
まとめ
7 Days to Dieのワイプは、サーバーの健全性を保ち、新鮮なゲーム体験を提供するために重要な作業です。完全ワイプならすべてをリセットし、部分ワイプならプレイヤーの成長を保ちつつワールドだけを更新できます。
実施前の必須チェックリスト:
- ✅ バックアップを取得済み
- ✅ プレイヤーへ事前告知済み(3〜7日前)
- ✅ ワイプ方法を決定(完全/部分)
- ✅ サーバー設定ファイルを確認
- ✅ ワイプ後の確認手順を把握
レンタルサーバーなら、ConoHa for GAMEやXserver VPS for Gameのようにワンクリックでワイプできるサービスが便利です。PC版でも、本記事の手順に従えば5〜10分で安全にワイプが完了します。
定期的なワイプでサーバーを最適化し、7 Days to Dieのサバイバル体験を最大限に楽しみましょう!

