Simple Voice Chatは、Minecraft(Java版)でDiscord不要のプロキシミティ(近接)ボイスチャットを実現するMOD/プラグインです。クライアントとサーバーの両方に導入し、さらにUDPポート(既定:24454)を開放することで、ゲーム内で距離に応じた自然な会話ができます。
要点
- Minecraft Java版専用(Bedrock版単体では動作しません)
- クライアント+サーバー双方に同じ系統の対応版を入れる(Minecraft/ローダー/SVCの対応を揃える)
- サーバー側でUDPポート開放が必須(既定:24454/UDP)
- グループチャット(距離無関係の通話)と近接チャット(距離依存)を使い分けできる
- 暗号化やノイズ抑制など、快適に使うための機能が揃っている

Simple Voice Chatとは
Simple Voice Chat(通称SVC)は、サーバーに参加しているプレイヤー同士がゲーム内で直接会話できるようにするMOD/プラグインです。基本は「近くにいる人ほど声が大きく、遠いほど小さくなる」仕組みで、探索・建築・PvE/PvP・ロールプレイなど、協力プレイの体験が大きく向上します。
一方で、導入時に躓きやすいポイントも明確です。特に“Minecraftのサーバーポート(25565/TCP)とは別に、ボイスチャット用のUDPポートが必要”という点が重要です。本記事では、導入からトラブル解決までを、元記事の項目に沿って丁寧に解説します。
主な特徴
- プロキシミティ(近接)ボイス:距離に応じて音量が変化(臨場感が高い)
- グループチャット:距離に関係なく、同じグループ内で通話
- 音声デバイスの選択:入力(マイク)/出力(スピーカー)を切り替え可能
- ノイズ抑制・音量調整:マイク感度やノイズ軽減を調整して聞き取りやすくできる
- 暗号化:通信を暗号化して、第三者に傍受されにくくする仕組みがある
- 拡張性:アドオン(追加機能)で用途を広げられる(公式Wiki/配布ページ参照)
対応プラットフォームと最新バージョン情報
2025年12月時点の最新情報
Simple Voice Chatは、主に次の形で提供されています。
- MOD版:Fabric/Quilt/Forge/NeoForge など(Minecraft Java版のMODローダー向け)
- プラグイン版:Bukkit/Spigot/Paper など(いわゆるプラグインサーバー向け)
また、Minecraft本体側のアップデートに合わせて対応ビルドが分かれます。例えばMinecraft Java Edition 1.21.11は公式のリリースノートが公開されています(バージョン確認の基準になります)。
・Minecraft Java Edition 1.21.11(公式):https://www.minecraft.net/en-us/article/minecraft-java-edition-1-21-11
重要:SVCは「同じ番号のjarを入れれば必ず動く」タイプではなく、(1)Minecraftのバージョン、(2)MODローダー、(3)SVCの対応ビルドが噛み合う必要があります。迷ったら、配布ページの「対応バージョン(Game Version)」を必ず確認してください。
| 用途 | 配布先(例) | ポイント |
|---|---|---|
| MOD(Fabric/Quilt/Forge/NeoForge) | CurseForge/Modrinth | Minecraft版・ローダー別にjarが分かれる(必ず一致させる) |
| プラグイン(Paper/Spigot等) | dev.bukkit.org/Hangar など | pluginsフォルダに導入。設定ファイルの場所がMOD版と異なる |
ダウンロード先
配布元は複数ありますが、まずは以下を押さえるのが安全です(ここから対応版を選んで導入してください)。
- CurseForge(MOD):https://www.curseforge.com/minecraft/mc-mods/simple-voice-chat/files/all
- Modrinth(MOD/プラグイン):https://modrinth.com/plugin/simple-voice-chat/versions
- dev.bukkit.org(プラグイン):https://dev.bukkit.org/projects/simple-voice-chat/files
- 公式Wiki(セットアップ/設定):https://modrepo.de/minecraft/voicechat/wiki
導入手順(クライアント+サーバー)
ここでは、最も一般的な導入パターン(クライアント+サーバー)を解説します。最初に“何のサーバーで遊ぶか”を確認してください。
- MODサーバー(Fabric/Forge/NeoForge等):クライアントもサーバーもMOD導入が必要
- プラグインサーバー(Paper/Spigot等):サーバーはプラグイン導入、クライアント側は(運用方針により)MOD導入が必要になるケースが多い
結論:迷ったら「自分が参加するサーバーと同じ方式」で揃えます。導入後、サーバー起動時に設定ファイルが生成されるので、次章のポート開放もセットで行いましょう。
クライアント側の導入(プレイヤー)
クライアント側は、基本的に「MODを導入する手順」と同じです。大きく分けて2通りあります。
方法A:ランチャー(CurseForge/Prism等)で入れる
- MODパック・プロファイルを作成
- Simple Voice Chatを検索して追加
- サーバーのMinecraft版/ローダーと一致するビルドを選択
管理が簡単で、更新もしやすいので初心者におすすめです。
方法B:手動でmodsフォルダに入れる
- Fabric/Forge/NeoForgeなど、サーバーと同じローダー環境を用意
- 配布ページから、自分のMinecraftバージョンに合うjarをダウンロード
- .minecraft(または起動構成のゲームディレクトリ)のmodsフォルダへjarを配置
導入後はゲームを起動し、ボイスチャット設定画面でマイク入力/出力デバイス/プッシュトゥトーク等を確認します。キー割り当ては環境や他MODで変わるため、必ずゲーム内の操作設定(Key Binds)で「Voice Chat」関連を確認してください。
サーバー側の導入
サーバー側は「MODサーバー」か「プラグインサーバー」かで置き場所が変わります。
MODサーバー(Fabric/Forge/NeoForge等)の場合
- サーバーのmodsフォルダに、クライアントと同系統の対応jarを配置
- サーバーを起動して、設定ファイルが生成されるのを確認
- 生成される設定例:
config/voicechat/voicechat-server.properties
プラグインサーバー(Paper/Spigot等)の場合
- サーバーのpluginsフォルダにjarを配置
- サーバー起動後に設定フォルダが作られる
- 生成される設定例:
plugins/voicechat/voicechat-server.properties
ここまでできたら、次は必須のポート開放です。SVCが動かない原因の多くは、ここで詰まります。
必須設定:ポート開放手順
Simple Voice Chatの通信は、Minecraft本体のサーバーポートとは別経路で行われます。多くの環境で外部からUDPの受信を許可しないと接続できません。
デフォルトポート番号
- ポート番号:24454
- プロトコル:UDP
公式Wiki(Server Setup)でも、既定ポートや変更方法、接続テストの考え方が説明されています。
・Server Setup(公式Wiki):https://modrepo.de/minecraft/voicechat/wiki/server_setup
ポート開放の手順
“どこでサーバーを動かしているか”で手順が変わります。以下の3パターンから自分の環境を選んでください。
1)自宅PC/自宅サーバー(ルーター配下)
- ルーターのポート転送(ポートフォワード)で24454/UDPをサーバー機へ転送
- サーバー機のOSファイアウォールで24454/UDPの受信を許可
- 二重ルーター/CGNAT環境だと開放できないことがある(その場合はVPS等を検討)
2)VPS(ConoHa VPS / さくら / カゴヤ 等)
- クラウド側のセキュリティ設定(セキュリティグループ等)で24454/UDPを許可
- OS側ファイアウォール(UFW/firewalld等)で24454/UDPを許可
# 例:Ubuntu(UFW)で24454/UDPを許可
sudo ufw allow 24454/udp
# 例:firewalldで24454/UDPを許可
sudo firewall-cmd --permanent --add-port=24454/udp
sudo firewall-cmd --reload
3)レンタルゲームサーバー/パネル管理型
- 管理パネルに「追加ポート」「UDPポート」「ポート管理」などの項目があるか確認
- 許可できる場合は24454/UDPを開放(もしくは指定されたUDPポートに合わせてSVC側を変更)
- サービス仕様で「追加のUDPポートを開けられない」場合は、SVCの近接ボイスは運用が難しいことがあります
なお、ゲーム内で接続状態を確認できる場合があります。接続アイコンが「未接続」になるときは、まずUDPポート開放と設定ファイルのport値が一致しているかを確認してください。
レンタルサーバーでの設定例
レンタル/VPS系の管理画面はサービスごとにUIが違いますが、考え方は同じです。
- 「外部からの受信(インバウンド)」で 24454/UDP を許可
- OS側も同じく 24454/UDP を許可
- サービス側で割り当てられたポートが固定されているなら、SVCの設定(port)を合わせる
ポート番号を変更する場合
既定の24454が使えない場合は、サーバー設定ファイルでポートを変更できます。公式Wikiでも port の変更方法が説明されています。
・Server Setup(ポート変更):https://modrepo.de/minecraft/voicechat/wiki/server_setup#changing-the-voice-chat-port
# 例:voicechat-server.properties(サーバー側)
port=24454
# もし別ポートにするなら例:port=25576 のように変更し、
# そのポート番号(UDP)を必ず開放してください。
変更後はサーバー再起動が必要です。クライアント側は通常自動で追従しますが、接続できない場合は「サーバーの設定が反映されているか」「複数の設定ファイルを編集していないか」を確認しましょう。
基本機能と使い方
初回セットアップ
初回は次の3点を必ず確認してください。
- 入力デバイス(マイク):OS側の既定デバイスが意図したマイクになっているか
- 出力デバイス(スピーカー/ヘッドホン):誤ってモニター出力などになっていないか
- 送話方式:プッシュトゥトーク/ボイスアクティベーション(環境により名称が異なる)
特にノートPCやBluetooth機器は、OS側で「通話用デバイス」と「高音質デバイス」が別扱いになることがあります。音がこもる/途切れる場合は、OSのサウンド設定も見直してください。
GUI操作方法
ゲーム内のSVCメニューでは、主に以下を操作できます(キー割り当ては環境で変わるため、ゲーム内の操作設定で確認してください)。
- マイク/スピーカーの切り替え、ミュート
- 音量や感度の調整
- グループ作成/参加、メンバー管理
- 接続テスト(実装されている環境の場合)
アイコンの意味
画面上に表示されるSVCの状態アイコンは、トラブル判定に役立ちます。よく見る状態は次の通りです(見た目はバージョンで多少変わります)。
- 接続OK:ボイスチャットサーバーに接続できている
- 未接続(接続不可の表示):UDPポート未開放/ポート不一致/サーバー側未導入の可能性
- マイク無効(Unavailable等):デバイス選択ミス、OS権限、他アプリの排他使用などが原因になりやすい
まず「未接続」ならポートとサーバー導入、「Unavailable」ならマイク設定とOS側の音声設定を疑うのが近道です。
| アイコン | 説明 |
|---|---|
| 🎤緑 | 自分が話している |
| 🎤青 | 自分がささやいている |
| 👤緑 | 他プレイヤーが話している |
| 👤青 | 他プレイヤーがささやいている |
| 🎤赤線 | マイクミュート中 |
| ❌ | ボイスチャット無効/未接続 |
基本操作
基本は近距離で話すだけでOKです。加えて、グループ関連はチャットコマンドでも操作できます。
・公式コマンド一覧:https://modrepo.de/minecraft/voicechat/wiki/commands
# よく使う例(環境により権限が必要)
/voicechat help
/voicechat invite <プレイヤー名>
/voicechat join <グループ名>
コマンドが通らない場合は、サーバー側での権限設定(管理者権限が必要なコマンド)や、プラグインサーバー側の権限管理(権限プラグイン)も確認してください。
マイク感度調整
マイクの聞こえ方は、次の順で調整すると失敗しにくいです。
- OS側の入力音量:まずOSのサウンド設定で入力レベルを適正に
- ゲーム内(SVC側)のマイク感度:小さすぎると声が乗らず、大きすぎると環境音も拾う
- マイクの物理配置:口元から近すぎると破裂音、遠すぎると小声になりがち
音割れや歪みが出る場合は、OS側の入力レベルを下げるか、マイクブーストを弱めてから、SVC側で微調整するのがおすすめです。
グループチャット機能の活用
グループチャットは、近接チャットとは別に「距離に関係なく通話」できる機能です。建築班・探索班で別々に作業するときや、司令塔役が全体に指示を出したいときに便利です。
グループの作成方法
グループ作成は、GUIから作成する方法と、コマンドで作成・参加する方法があります(環境により表示や名称が異なります)。まずはGUIから作るのが簡単です。
- グループメニューを開く
- 新規グループを作成(公開/非公開、パスワード等の設定が可能な場合あり)
- メンバーを招待、または参加方法を共有
グループへの参加方法
参加方法は主に2つです。
- GUIから参加:一覧に出ているグループに参加する(公開グループの場合)
- 招待(invite)で参加:招待を受け取って参加する(非公開運用に向く)
# 招待の例
/voicechat invite <プレイヤー名>
グループの利便性
- 距離に左右されないので、離れて作業しても連携できる
- 近接チャットと使い分けると、ロールプレイやイベント運営がしやすい
- VCの混線を避けられる(人数が多いサーバーほど効果が大きい)
グループ管理コマンド
管理系コマンドは環境・権限により使える範囲が変わります。まずは /voicechat help で利用可能なコマンドを確認してください。
/voicechat help
/voicechat join <グループ名>
音声距離・音量の詳細設定
SVCは「聞こえる距離」「ささやき距離」「個別音量」「3D音響」など、体験を調整できる項目が複数あります。サーバー運営者はイベント設計に、プレイヤーは聞き取りやすさの改善に活用できます。
音声が届く距離の変更
距離は、サーバー設定やアドオン、または運用ルールで調整されることがあります。距離を伸ばしすぎると「全員の声が混ざる」問題が起きやすく、逆に短すぎると探索時に連携しづらくなります。人数と用途に合わせて調整しましょう。
- 少人数(2〜5人):やや長めでも快適
- 中人数(6〜15人):標準〜やや短めが無難
- 大人数(16人以上):グループチャット併用前提で距離は短め推奨
ささやき距離の設定
ささやき(Whisper)相当の機能が使える環境では、近距離だけに声を届ける用途に向きます(潜入・作戦会議・PvPの連携など)。ただし、サーバー側の設定や追加機能の有無で使い勝手が変わるため、サーバールールとして決めておくと混乱しにくいです。
個別プレイヤーの音量調整
「特定の人だけ声が大きい/小さい」問題はよく起きます。まずはそのプレイヤーがOS側の入力音量を適正化し、それでも差が出る場合に、SVC側の個別音量調整(GUI)を使うのが現実的です。
3Dサウンド設定
3Dサウンド(方向定位)は没入感が高い反面、スピーカー運用だとハウリングや聞き取りづらさが出ることがあります。基本はヘッドホン推奨です。聞き取り優先なら3D効果を弱めたり、距離設定を短めにするのも有効です。
トラブルシューティング
ここでは、発生頻度の高い症状を「原因の切り分け → 対処」の順にまとめます。まずは(1)クライアントとサーバーに導入済みか、(2)UDPポートが開いているか、(3)設定ファイルのportが一致しているかをチェックしてください。
音声が聞こえない場合
- 自分/相手がミュートになっていないか(SVC側とOS側の両方)
- 出力デバイスが意図した機器になっているか(ヘッドホン/モニターなど)
- 近接距離の範囲内にいるか(距離設定が短いと届かない)
- 他MODや音声アプリが音声デバイスを占有していないか
まずはOSのサウンド設定で「テスト再生」が通るか確認し、次にSVCメニューで出力先を切り替えて改善するか試してください。
接続できない場合
未接続になる場合、最優先はUDPポート開放です。
- 24454/UDP(または設定したUDPポート)が外部から到達できるか
- サーバー設定(voicechat-server.properties)の
portが開放ポートと一致しているか - プロバイダ/回線がCGNATでポート開放できない状態ではないか
公式WikiのServer Setupには、接続テストや典型的なハマりどころが載っています。詰まったらここを一度読むのが早いです。
・Server Setup:https://modrepo.de/minecraft/voicechat/wiki/server_setup
音声が途切れる・遅延が大きい場合
- サーバー側のCPU負荷/メモリ不足(TPS低下)
- 同時接続人数に対して回線帯域が不足
- Wi-Fiの干渉(可能なら有線LAN推奨)
- マイク入力が不安定(USBハブ経由、Bluetooth混雑など)
まずは有線化、次にサーバースペックの見直し、それでも改善しない場合は距離設定を短くする/人数を分けてグループ通話にするなど運用で回避するのがおすすめです。
マイクが反応しない(Unavailableエラー)
Unavailable(またはそれに近い表示)が出る場合は、次を上から順に確認してください。
- OSのマイク権限(Windowsのプライバシー設定等)でゲーム/ランチャーが許可されているか
- 入力デバイスの選択ミス(OS既定とゲーム内選択がズレていないか)
- 他アプリが排他的にマイクを使用していないか(会議アプリ、録音ソフト等)
- Bluetooth機器の接続モード(通話用プロファイルに切り替わっているか)
一度ゲームを落として、OS側で入力テスト(録音レベルのメーターが動くか)を確認してから再起動すると直るケースも多いです。
✅ 対処法
- 別のマイクデバイスに切り替えてテスト
- Windowsサウンドコントロールパネルでマイクをデフォルトデバイスに設定
- オーディオドライバーを最新版に更新
推奨マインクラフトサーバーの紹介
Simple Voice Chatを安定して運用するには、サーバーの安定性とネットワーク品質が重要です。特にUDP通信の安定性は体感に直結します。ここでは、マインクラフト向けVPS・レンタルサーバーを紹介します。
サーバー選びで迷っている方は、複数のサーバーを比較検討できるサーバー診断サイトも活用してみてください。
ConoHa for GAME
ゲーム用途に最適化されたプランがあり、初めての運用でも扱いやすいのが特徴です。SVC運用では「追加のUDPポート開放ができるか」「OS側の設定が自由か」を必ず確認しましょう(プランや提供形態で異なる場合があります)。
- ゲーム向けの運用がしやすい(管理画面・テンプレなど)
- 短期イベント~中期運用に向く
- 料金は変動するため公式サイトで確認推奨
XServer VPS for Game
国内向けVPSとして定番の選択肢の一つです。SVCは「CPU負荷が極端に高い」タイプではありませんが、同時接続人数が増えるほどサーバー処理・ネットワークが効いてきます。将来的に人数が増える見込みなら、余裕あるプランを検討しましょう。
- 長期運用に向く
- 拡張(上位プラン移行)しやすいかを確認すると安心
- 料金は変動するため公式サイトで確認推奨
ConoHa VPS
一般用途VPSとしても使いやすく、マイクラ運用の情報も多いのがメリットです。SVC運用では、OSファイアウォール設定(UFW等)と、管理画面側のインバウンド許可をセットで行うのがポイントです。
- 構築自由度が高い(MOD/プラグイン両方の構成に対応しやすい)
- 自分で設定できる人に向く
- 料金は変動するため公式サイトで確認推奨
シンVPS(Shin VPS)
コストと性能のバランスを見ながら選びたい場合の候補です。サーバーを長時間稼働させるなら、バックアップ手段(スナップショットや自動バックアップ)も合わせて確認しておくと安心です。
- コスパ重視の選択肢
- バックアップや障害対応(復旧導線)も確認推奨
- 料金は変動するため公式サイトで確認推奨
さくらのVPS
古くからある定番VPSで、運用ノウハウが豊富です。SVCのようにUDPを使う構成では、セキュリティを保ちつつ必要なポートだけを開ける運用が重要です。
- 情報が多く、運用しやすい
- 必要最小限のポート開放とログ管理を意識すると安全
- 料金は変動するため公式サイトで確認推奨
カゴヤ CLOUD VPS
ネットワークの安定性やサポート面も含めて比較したい場合の候補です。SVCは体感品質が重要なので、回線品質や拠点、サポート対応も含めて選ぶと失敗しにくいです。
- 安定性・サポート面も含めて比較したい人向け
- 料金は変動するため公式サイトで確認推奨
よくある質問(FAQ)
Q1. Simple Voice ChatはBedrock版(統合版)で使えますか?
A:Bedrock版単体では使えません。公式FAQでも「Bedrock editionでは技術的制限により実装できない」と案内されています。
・公式FAQ:https://modrepo.de/minecraft/voicechat/faq
ただし、JavaサーバーにBedrockクライアントが参加するための仕組み(例:Geyser)を使っている場合、Discord連携のブリッジ系アドオンで「Bedrock側はDiscordで会話する」運用は可能です(ゲーム内ボイスではなく、Discord経由のボイスになります)。
- Geyser(JavaサーバーにBedrockで参加):https://geysermc.org/
- Simple Voice Chat Discord Bridge(例):https://modrinth.com/plugin/simple-voice-chat-discord-bridge
Q2. 無料サーバー(Aternos等)でSimple Voice Chatは使えますか?
A:サービス仕様によります。特に追加のUDPポートを開放できない場合、近接ボイスが成立しないことがあります。まず「UDPポートを指定して開放できるか」「サーバー設定ファイル(port)を変更できるか」を確認してください。
Q3. 他のMODと併用できますか?競合はありますか?
A:基本的には併用可能です。ただし、キー割り当ての競合や、音声周りを触るMOD(録音・リプレイ・音響系)と組み合わせた際に問題が出ることがあります。動作が不安定になったら「SVCだけの最小構成」で切り分けるのが確実です。
Q4. マイクの音質を改善する方法はありますか?
A:まずOS側の入力設定(入力音量・マイクブースト・入力デバイス)を整え、次にSVC側で感度やノイズ抑制を調整してください。加えて、ヘッドホン運用に切り替えるだけで改善するケースも多いです(スピーカーだと回り込みやハウリングが起きやすい)。
Q5. グループチャットとプロキシミティチャットは同時に使えますか?
A:運用としては併用可能です。例えば「普段は近接」「作業時だけグループ」で切り替えると快適です。大人数サーバーでは特に、グループ運用を前提にした方が混線が減ります。
まとめ
Simple Voice Chatは、Minecraft(Java版)のマルチプレイ体験を大きく変える定番VC MOD/プラグインです。導入のコツはシンプルで、(1)クライアントとサーバー双方に導入、(2)対応バージョンを揃える、(3)24454/UDP(または指定UDP)を確実に開放の3点です。
もし接続できない場合は、ほとんどがポート開放か設定不一致が原因です。本記事の「必須設定:ポート開放手順」と「トラブルシューティング」を順に確認して、確実に切り分けていきましょう。
日本語での動画解説も併せて確認すると理解が早いです(導入・比較・運用の参考に)。
- 近接ボイスの仕組み解説(日本語):https://www.youtube.com/watch?v=nDhUFAlVqa8
- ボイチャMOD比較(日本語):https://www.youtube.com/watch?v=InyhGuxnK6M
- MODサーバー構築+SVC紹介(日本語):https://www.youtube.com/watch?v=Hnw8HH7R46Y
出典
- CurseForge(Simple Voice Chat / files):https://www.curseforge.com/minecraft/mc-mods/simple-voice-chat/files/all
- Modrinth(Simple Voice Chat / versions):https://modrinth.com/plugin/simple-voice-chat/versions
- dev.bukkit.org(Simple Voice Chat / files):https://dev.bukkit.org/projects/simple-voice-chat/files
- 公式Wiki(Installation/Server Setup/Commands):https://modrepo.de/minecraft/voicechat/wiki
- 公式FAQ:https://modrepo.de/minecraft/voicechat/faq
- Minecraft Java Edition 1.21.11(公式リリースノート):https://www.minecraft.net/en-us/article/minecraft-java-edition-1-21-11

