【2025年7月最新】Project Zomboid Build 42対応!
JVM最適化とマップMOD対応で究極のゲーム体験を実現
Project Zomboid Build 42 最新情報

2024年12月18日にリリースされたProject Zomboid Build 42は、3年ぶりの大型アップデートです。動物追跡システム、改良されたクラフトUI、そして大幅なゲームバランス調整が実装されています。
Build 42の主な新機能
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動物追跡とハンティングシステム -
改良されたクラフトインターフェース -
新しいスキルシステム -
パフォーマンスの最適化 -
新しいアイテムとレシピ
Project Zomboid サーバー遅延の主な原因
遅延発生の主要因
-
Java仮想マシン(JVM)の設定不備 -
メモリ不足によるガベージコレクション頻発 -
マップMODの処理負荷 -
ネットワーク設定の最適化不足
Build 42での変更点
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新しいゲームロジックによる負荷増加 -
動物AI処理の追加 -
より複雑なクラフトシステム -
互換性のないMODによる不安定性
JVM最適化による劇的な性能改善
Project ZomboidはJavaベースのゲームのため、JVMの設定が性能に大きく影響します。以下の最適化設定を適用することで、遅延を大幅に削減できます。
Build 42対応 推奨JVM起動オプション
-Xms8G -Xmx16G -XX:+UseG1GC -XX:+UseStringDeduplication -XX:MaxGCPauseMillis=50 -XX:+DisableExplicitGC -XX:G1HeapRegionSize=32M -XX:G1NewSizePercent=25 -XX:G1MaxNewSizePercent=35 -XX:G1MixedGCLiveThresholdPercent=85 -XX:+AlwaysPreTouch -XX:+UseLargePages -XX:+UseFastAccessorMethods -XX:+OptimizeStringConcat -XX:+UseNUMA -XX:+ParallelRefProcEnabled
メモリ割り当て最適化
サーバー人数 | 推奨メモリ | Xms設定 | Xmx設定 | 期待効果 |
---|---|---|---|---|
1-4人 | 8GB | -Xms4G | -Xmx8G | 基本的な遅延改善 |
5-10人 | 16GB | -Xms8G | -Xmx16G | 安定した低遅延 |
11-20人 | 32GB | -Xms16G | -Xmx32G | 大規模マルチプレイ対応 |
マップMOD対応の最適化設定
注意:Build 42では多くのMODが未対応です。事前に対応状況を確認してください。
大型マップMOD向け設定
Louisville Map対応設定
- 追加メモリ: 基本設定に+4GB
- チャンクロード最適化: ChunkSize=16 に設定
- ネットワークバッファ: NetworkBufferSize=32768 を追加
- ゾンビ制限: MaxZombies=2000 に制限
Build 42対応MOD
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Brita’s Weapon Pack (更新版) -
Hydrocraft (ベータ版) -
10 Years Later (未対応) -
Authentic Z (対応予定)
推奨VPSサービス比較
Project Zomboid Build 42には時間課金のVPSサービスが最適です。以下におすすめのサービスを紹介します。

ConoHa for GAME
ゲーム特化の高性能VPS
特徴
- 時間課金2.5円/時間から利用可能
- Project Zomboidテンプレート提供
- SSD標準搭載で高速起動
- 24時間365日サポート
- 初期費用無料
推奨プラン
8GBプラン: 月額3,696円
16GBプラン: 月額7,392円
Build 42対応には16GB以上推奨

Xserver VPS for Game
高性能CPU搭載のゲーム専用VPS
特徴
- 高性能CPUでJVM最適化効果大
- 管理画面でのサーバー管理が簡単
- 自動バックアップ機能付き
- Project Zomboidイメージ提供
- 14日間返金保証
推奨プラン
8GBプラン: 月額3,201円
16GBプラン: 月額6,402円
4GBプラン以上での利用を推奨
LOLIPOP! for Gamers
コストパフォーマンス重視のゲーマー向けVPS
特徴
- SSD標準搭載で高速I/O
- ゲーム向けに最適化された環境
- リーズナブルな価格設定
- 初心者向けサポート充実
- 10日間無料お試し
推奨プラン
8GBプラン: 月額2,200円
16GBプラン: 月額4,400円
最もコストパフォーマンスが高い
サーバー設定の詳細最適化
server.ini の Build 42 推奨設定
# 基本設定
Port=16261
PublicPort=16261
RCONPort=27015
RCONPassword=yourpassword
# パフォーマンス設定(Build 42対応)
MaxPlayers=10
PingLimit=300
HoursForLootRespawn=168
MaxItemsForLootRespawn=6
ConstructionBonusMultiplier=1.0
NightDarkness=3
MaxZombies=2500
ZombieUpdateMaxPerFrame=20
# ネットワーク最適化
NetworkBufferSize=32768
ChunkSize=16
UDPPort=16262
SaveWorldEveryMinutes=5
# Build 42 新機能設定
AnimalSpawn=true
AnimalRespawn=true
AnimalHuntingEnabled=true
CraftingSpeedMultiplier=1.0
Linuxサーバー向け最適化
# ネットワーク最適化
echo 'net.core.rmem_max = 67108864' >> /etc/sysctl.conf
echo 'net.core.wmem_max = 67108864' >> /etc/sysctl.conf
echo 'net.ipv4.tcp_rmem = 4096 87380 67108864' >> /etc/sysctl.conf
echo 'net.ipv4.tcp_wmem = 4096 65536 67108864' >> /etc/sysctl.conf
# ファイルディスクリプタ最適化
echo '* soft nofile 1048576' >> /etc/security/limits.conf
echo '* hard nofile 1048576' >> /etc/security/limits.conf
# 設定反映
sysctl -p
よくある質問(FAQ)
Q: Build 42でJVM最適化の効果はどの程度ですか?
A: Build 42では新機能により負荷が増加していますが、適切な設定により40-60%の遅延改善とFPS向上が期待できます。特にガベージコレクションによる瞬間的な遅延が大幅に削減されます。
Q: Build 42でのサーバー要件は変わりましたか?
A: はい、Build 42では動物AI処理などの新機能により、従来の1.5倍程度のメモリとCPU性能が必要です。最低でも8GB、推奨16GB以上のメモリを用意してください。
Q: 既存のMODはBuild 42で動作しますか?
A: 大部分のMODは現在未対応です。Build 42対応版の更新を待つか、公式MODリストで対応状況を確認してください。互換性のないMODは削除することをお勧めします。
Q: Build 42のマルチプレイは安定していますか?
A: Build 42はまだベータ版のため、不安定な要素があります。定期的なバックアップと、プレイヤーへの事前告知を心がけてください。本格運用は安定版リリース後をお勧めします。
重要な注意事項
- JVM最適化設定は、サーバーの物理メモリ容量を考慮して調整してください
- 物理メモリの70%以上をJVMに割り当てると、OS動作に支障をきたす可能性があります
- Build 42はベータ版のため、予期しないバグや不具合が発生する可能性があります
- 既存のセーブデータとの互換性はありません
- 定期的なバックアップを必ず実施してください
まとめ
Project Zomboid Build 42の低遅延サーバー構築には、以下のポイントが重要です:
-
1
適切なメモリ割り当て(Build 42では従来の1.5倍必要) -
2
G1GCの活用による安定したパフォーマンス -
3
ネットワーク設定の最適化 -
4
高性能VPSサービスの活用
Build 42特有の対策
- 動物AI処理のためのCPU強化
- メモリ使用量の増加対応
- MOD互換性の事前確認
- 定期的なバックアップ体制
これらの設定により、Build 42でも快適なマルチプレイ環境を実現できます。