ストラクチャーブロックは、マインクラフトで建築物を簡単にコピー・ペーストできる画期的なブロックです。チートの実行がオンの環境でコマンド /give @s structure_block
で入手でき、建築効率を大幅に向上させられます。
要点
- ストラクチャーブロックはコマンドでのみ入手可能な特殊ブロック
- 保存(Save)・読み込み(Load)・角(Corner)・データ(Data)の4つのモードを使い分け
- Java版では最大48×48×48、統合版では最大64×256×64の範囲をコピー可能
- マルチプレイでは管理者権限(オペレーター権限)が必要
- 建築物の複製、ワールド間移動、自動生成システムに活用できる

ストラクチャーブロックとは
ストラクチャーブロックは、Minecraft バージョン1.10で追加された特殊なブロックで、建築物や地形を保存・読み込みできる機能を持っています。通常のクリエイティブインベントリには表示されず、コマンドでのみ入手できる管理者向けの強力なツールです。
ストラクチャーブロックの入手方法
必要な設定条件:
- チートの実行をオンにする
- コマンドブロックが有効をオンにする
- 管理者権限(オペレーター権限)を持つ
入手コマンド:
/give @s structure_block
4つのモードの使い方
ストラクチャーブロックには4つの動作モードがあり、それぞれ異なる機能を持っています。
1. 保存(Save)モード
建築物を保存するためのモード。保存した構造体は同一ワールド内で何度でも呼び出せます。
設定項目:
- 構造体名(Structure Name): 保存する建築物の名前
- サイズ: 保存範囲のX、Y、Zサイズ
- オフセット: ストラクチャーブロックからの相対位置調整
- エンティティを含める: モブやアイテムも一緒に保存するか
- 境界ボックスを表示: 保存範囲の視覚表示
2. 読み込み(Load)モード
保存した建築物を配置するためのモード。
設定項目:
- 構造体名: 読み込む建築物の名前
- 回転: 0度、90度、180度、270度の回転設定
- ミラー: 左右反転、前後反転の設定
- アニメーション: ブロック単位での読み込みアニメーション
3. 角(Corner)モード
保存範囲を正確に指定するためのマーカーとして使用。2つのコーナーブロックで範囲を自動検出できます。
4. データ(Data)モード
保存した構造体のメタデータ表示や、高度な設定を行うモード。
ストラクチャーブロックの基本操作手順
建築物を保存する手順
- ストラクチャーブロックを設置
- 保存したい建築物の近くに配置
- 保存モードに設定
- ブロックを右クリックして設定画面を開く
- モードを「S」(Save)に変更
- 範囲とオプション設定
- 構造体名を入力(例:「my_house」)
- サイズやオフセットで保存範囲を調整
- 「境界ボックスを表示」で範囲確認
- 保存実行
- 「保存」ボタンをクリックして完了
建築物を読み込む手順
- 新しい場所にストラクチャーブロック設置
- 建築物を配置したい場所に設置
- 読み込みモードに設定
- モードを「L」(Load)に変更
- 保存時の構造体名を入力
- 配置オプション設定
- 必要に応じて回転やミラー設定
- アニメーション効果の設定
- 読み込み実行
- 「読み込み」ボタンをクリックして配置
比較表:Java版 vs 統合版の違い
機能 | Java版 | 統合版(Bedrock Edition) |
---|---|---|
最大保存サイズ | 48×48×48ブロック | 64×256×64ブロック |
ワールド間移動 | NBTファイルで可能 | 制限あり |
コマンド対応 | 完全対応 | 一部制限 |
アニメーション機能 | 対応 | 対応 |
エンティティ保存 | 対応 | 対応 |
マイクラサーバーの選び方とおすすめサービス
ストラクチャーブロックを友達と一緒に使うには、適切なマルチプレイサーバーが必要です。ここでは2024年10月時点でおすすめのマイクラ対応サーバーをご紹介します。
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特徴:
- マイクラサーバー自動構築機能
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- 管理画面からワンクリックで設定変更可能
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おすすめポイント:
ストラクチャーブロックを使った建築プロジェクトに最適な環境が整っています。コマンドブロック機能やオペレーター権限の管理も簡単に行えます。
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特徴:
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おすすめポイント:
大規模な建築プロジェクトやストラクチャーブロックを多用する場合の処理性能が優秀です。メモリ容量も豊富で多人数でのマルチプレイに適しています。
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おすすめポイント:
個人や少人数グループでストラクチャーブロック機能を試したい方におすすめ。低コストでマイクラサーバーを運用できます。
サーバー選びでお困りの方は、各社の詳細比較ができる サーバー比較診断サイト もご利用ください。

よくある質問(FAQ)
Q1. ストラクチャーブロックが使えない・出てこない場合の対処法は?
A: まず以下の設定を確認してください:
- チートの実行がオンになっているか
- コマンドブロックが有効になっているか
- オペレーター権限を持っているか
- コマンド
/give @s structure_block
を正確に入力したか
Q2. 保存した建築物が消える・読み込めない原因は?
A: 以下の原因が考えられます:
- 構造体名の入力ミス(大文字小文字も区別される)
- ワールドの設定でストラクチャー機能が無効
- サーバーの権限設定によるアクセス制限
- 保存容量の上限超過
正確な構造体名を再入力し、必要に応じてサーバー管理者に確認を依頼してください。
Q3. ストラクチャーブロックでワールド間の建築物移動は可能?
A: Java版では可能、統合版では制限があります:
- Java版: NBTファイルを使ってワールド間での移動が可能
- 統合版: 基本的に同一ワールド内でのみ使用可能
ワールド間移動が必要な場合は、専用のMODやアドオンの使用を検討してください。
まとめ
ストラクチャーブロックは、マイクラの建築効率を劇的に向上させる強力なツールです。4つのモードを使い分けることで、単純なコピー・ペーストから複雑なアニメーション表示まで様々な活用が可能になります。
マルチプレイで友達と一緒に大規模建築プロジェクトを進めたい場合は、適切なサーバー環境の構築も重要です。上記で紹介したサーバーサービスを参考に、用途に応じた最適な環境を選択してください。
今すぐストラクチャーブロックを使って、あなたの建築ライフをレベルアップさせましょう!