冒頭の直接回答
マイクラのマルチプレイは、ローカル接続(同じWi-Fi・同じ場所)、オンライン接続(インターネット経由でフレンド参加/自前サーバー)、Realms(公式の月額サーバー)、VPSレンタルサーバーの4つの方法で実現できます。初心者にはRealmsかレンタルサーバーが手軽で確実、MODやプラグイン、長期運営ならVPSが向いています。
要点
- Java版と統合版で、接続方法・できることが異なる
- 最も簡単なのはRealms(公式:月額$3.99〜)かレンタルサーバー
- 無料で始めるならローカル接続(同じ場所限定)またはAternos、期間限定でXServer GAMEs
- 本格運営(大人数・MOD/プラグイン・常時稼働)にはVPSが最適
- 必ずエディションとバージョンを事前確認(2026年から表記ルールも変更)

マイクラマルチプレイの基本知識
マルチプレイとは何か
マインクラフトのマルチプレイとは、1つのワールドに複数のプレイヤーが同時に参加して、建築・冒険・協力・対戦(PvP)などを楽しめる遊び方です。ホスト(ワールド主)方式、常時稼働のサーバー方式(Realms/レンタルサーバー/自前サーバー)など、目的に応じて接続形態を選べます。
Java版と統合版の違い
マイクラには主に2つのエディションがあり、マルチプレイ方法も異なります。
| エディション | 対応機種 | マルチプレイ特徴 |
|---|---|---|
| Java版 | PC(Windows/Mac/Linux) | MOD・プラグイン・データパックなど拡張性が高い。自前サーバー構築の自由度が高い。Realms(Java用)も利用可能。 |
| 統合版 | Switch/PS4/PS5/Xbox/スマホ/Windows | クロスプレイに強い。フレンド参加が簡単。Realms(Bedrock用)/Realms Plusが利用可能。 |
必要な事前準備
マルチプレイを始める前に、ここだけは必ず確認してください。
- エディションの統一:Java版同士、統合版同士でないと基本的に接続できません(※特殊なクロスプレイ手段は難易度が高く、初心者向けではありません)。
- バージョンの統一:参加者全員が同じバージョンであることが重要です。2025年12月に配信された「Mounts of Mayhem」では、Java版は1.21.11、統合版は1.21.130が目安になります(端末によって配信タイミングがズレることがあります)。
- 2026年からバージョン表記が変更:2026年以降、バージョン番号は「年(26)を含む形式」へ移行します。攻略サイトや動画の「表記」が変わるので、混乱しないように覚えておくと安心です。
- 回線と安定性:ローカル接続は家庭内Wi-Fiの品質が重要。オンラインは上り回線・ルーター品質・混雑が影響します。
- アカウント:統合版はMicrosoftアカウントが基本。フレンド機能やRealmsで必須になります。
- コンソールのオンライン加入:Switch/PlayStation/Xboxなどのコンソールは、オンラインマルチ利用に各プラットフォームのオンライン加入が必要な場合があります(Realmsも同様)。
マルチプレイ実現方法4選
1. ローカル接続(同じWiFi環境・無料)
適用場面:家族や友達が同じ場所に集まっている時(自宅・友達の家・学校の集まりなど)
メリット
- 設定が比較的簡単(特に統合版)
- 費用がかからない
- すぐ始められる
デメリット
- 同じ場所・同じネットワークにいる必要がある
- 人数上限がある(目安:最大8人、スマホがホストの場合は5人目安)
- ホストがゲームを閉じると、ゲストは入れなくなる
Java版手順
- ホストがシングルプレイでワールドを作成
- Escキー → 「LANに公開」をクリック
- 「LANワールドを公開」で表示されるポート番号をメモ
- ゲストは「マルチプレイ」→「ダイレクト接続」で ホストのIPアドレス:ポート番号 を入力
統合版手順
- ワールド作成(または編集)で「マルチプレイヤーゲーム」をON
- 「LANプレイヤーに表示」をON
- ゲストは「プレイ」画面でホストのワールドを選択して参加
うまく参加できない時のチェック
- 全員が同じWi-Fi(同一ルーター)につながっているか
- ホスト側でマルチ設定がONになっているか
- WindowsのファイアウォールがMinecraftの通信をブロックしていないか(Java版)
- VPNやセキュリティソフトでローカル通信が遮断されていないか
2. オンライン接続(自前サーバー・無料から有料)
適用場面:離れた場所にいる友達と遊びたい/自分で自由にルールを決めて運営したい時
Java版:自宅PCでサーバー運用(上級者向け)
メリット
- MOD・プラグイン・データパックなど自由度が高い
- 運営ルール(難易度・ホワイトリスト・権限など)を細かく設定できる
- サーバー代は基本無料(電気代・回線は必要)
デメリット
- ポート開放などネットワーク知識が必要
- セキュリティ対策が必須(ホワイトリスト推奨、管理者権限の扱い注意)
- ホストPCの負荷が大きい(CPU・メモリ・ディスク・上り回線が重要)
基本手順(Java版の目安)
- Minecraft公式のサーバーファイルを入手し、起動(EULA同意など初期設定)
- server.propertiesで各種設定(難易度、最大人数、オンラインモード等)
- ルーター設定でポート(一般的に25565)を開放し、必要に応じてファイアウォールも調整
- 外部IPアドレス(またはDDNS)を友達に共有して接続
統合版:フレンド機能で参加(ホスト方式)
統合版はフレンド参加が簡単で、ワールドの公開設定をONにしておけば、フレンドが「フレンド」タブから参加できます。なお、ホストが落ちると参加できなくなる点はローカルと同じです。
手順
- Microsoftアカウントでログイン
- 友達をフレンド登録
- ワールド設定で「マルチプレイヤーゲーム」をON(公開範囲も確認)
- フレンドが「フレンド」タブからワールドに参加
オンラインでつながらない時の代表的原因
- NATタイプやルーター設定の影響(特にコンソール)
- ホスト側の公開範囲(フレンドのみ等)の設定
- 参加者のバージョン不一致
- クロスプレイ設定(アカウントのプライバシー設定含む)
3. Realms(公式有料サービス)
適用場面:設定を簡単にして、確実にマルチを遊びたい/ワールドを24時間稼働させたい時
Minecraft公式が提供する月額制の個人サーバーサービスです。ワールドの切替、バックアップなどが標準で用意され、初心者でも扱いやすいのが特徴です。
料金体系(公式はUSD表記。決済通貨・円換算は地域や為替で変動します)
| プラン | 同時接続人数 | 月額料金(公式) | 対象エディション |
|---|---|---|---|
| Realms | 登録者 + 2人 | $3.99 USD / 月 | 統合版(Bedrock) |
| Realms Plus | 登録者 + 10人 | $7.99 USD / 月 | 統合版(Bedrock) |
| Realms(Java) | 登録者 + 10人 | $7.99 USD / 月 | Java版 |
メリット
- 設定が簡単(ゲーム内から購入〜作成まで完結)
- 24時間稼働(ホストが落ちてもワールドが残る)
- 自動バックアップ
- 統合版はクロスプラットフォームに強い
- 無料トライアルが用意されることがある(時期・プラットフォームにより異なる)
デメリット
- 月額料金が発生
- MOD(サーバー改造)を前提とした運用は基本的に不向き(統合版はアドオン中心)
- コンソールはオンライン加入が必要な場合がある
利用手順
- ゲーム内メニューから「Realms」を選択
- プランを選択して購入(サブスクリプション)
- ワールドを作成または既存ワールドをアップロード
- 招待(ゲーマータグ/招待リンク)で友達を追加して参加してもらう
4. VPSレンタルサーバー(本格運営)
適用場面:大人数・長期運営・MOD/プラグイン導入・イベント運営など、本格的にワールドを育てていきたい時
メリット
- 24時間安定稼働しやすい(自宅PCより安定)
- サーバースペックを用途に合わせて選べる
- Java版はMOD/プラグイン運用がしやすい(運用次第)
- バックアップや管理機能が用意されているサービスが多い
- ホワイトリスト・権限管理など「運営」がしやすい
デメリット
- 月額料金がかかる(スペック・契約期間で変動)
- 最低限の知識(バックアップ、更新、MOD導入時の互換性チェックなど)が必要
推奨スペック目安(ワールド規模・描画距離・MOD数で大きく変動します。あくまで目安)
| プレイ人数 | メモリ | CPU | ポイント |
|---|---|---|---|
| 2-5人 | 2GB〜 | 複数コア推奨 | バニラ中心・軽めならまずここ。描画距離を上げすぎない。 |
| 5-10人 | 4GB〜 | より高クロック推奨 | 常時稼働やイベント、軽めのプラグイン運用が視野。 |
| 10-20人 | 8GB〜 | 余裕あるコア数 | 負荷対策(最適化、バックアップ、ログ監視)が重要。 |
運用のコツ(ラグ対策)
- 描画距離・シミュレーション距離を上げすぎない
- 自動化装置(大量のホッパー・大量のモブ)を作りすぎない
- プラグイン/ MODは「相性」「更新頻度」「負荷」を確認して厳選する
- 定期バックアップを必ず取る(破損・荒らし対策)
無料マイクラサーバーサービス
Aternos(完全無料)
特徴
- 完全無料でマイクラサーバーを作成できる
- Java版・統合版のサーバー作成に対応(設定で切替)
- ブラウザ上でサーバー起動/停止/バージョン変更などができる
- MOD・プラグインは「選択式」で対応(自由度は制限あり)
デメリット
- 広告表示が多い
- 常時稼働ができない(一定時間ログインがないと自動停止)
- 混雑時は起動待ちが発生しやすい
- スペックや設定に制限があり、大規模運用には不向き
おすすめ用途:短時間・少人数のお試しプレイ、費用ゼロでまず体験したい初心者向け(長期運営はRealms/VPSが安心)
XServer GAMEs(期間限定無料)
特徴
- 無料でゲーム用サーバーを立てられるサービス(マイクラ対応)
- 契約は時間制で、更新ボタンで延長して使い続ける仕組み
- 目安として8時間〜72時間の範囲で利用/更新(混雑状況などにより変動する場合あり)
- 広告なしで試しやすい(短期イベントに向く)
デメリット
- 利用期間に上限があり、更新を忘れるとサーバーが削除される可能性がある
- 長期運営・大人数は有料プランやVPSのほうが安定しやすい
- MOD/プラグインの自由度は、契約形態・ゲームモードにより差が出る
おすすめ用途:週末イベント、期間限定プレイ、有料サーバーの前に「まず試す」用途
マルチプレイ方法比較表
| 方法 | 料金 | 設定難易度 | 同時接続人数 | 24時間稼働 | MOD対応 | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ローカル接続 | 無料 | 低 | 目安:最大8人(スマホホストは5人目安) | 不可 | 制限あり | 家族・友達と同じ場所で短時間 |
| オンライン接続(ホスト方式) | 無料 | 中 | 目安:最大8人(スマホホストは5人目安) | 不可 | 制限あり | 離れた友達と気軽に(ホストが必要) |
| Realms | 有料(公式USD) | 低 | 登録者+2〜+10 | 可能 | 基本不可(統合版はアドオン中心) | 初心者・簡単設定・安定運用 |
| VPSサーバー | 有料 | 中 | 実質サーバースペック次第 | 可能 | 可能(運用次第) | 本格・長期運営・MOD/プラグイン |
| Aternos | 無料 | 低 | 少人数向け | 不可(自動停止あり) | 選択式で制限あり | お試し・短時間プレイ |
| XServer GAMEs | 無料(時間制) | 低 | 小規模向け | 契約中は稼働 | 契約形態による | 週末イベント・試用 |
おすすめマイクラ対応VPSサーバー紹介
マイクラマルチサーバー運営に最適な各VPSサービスを比較検討できるよう、主要サービスをご紹介します。それぞれ特徴や強みが異なるため、用途に応じて選択することをおすすめします。
なお、料金やキャンペーンは時期により変動します。申し込み前に必ず公式サイトで最新条件をご確認ください。
XServer VPS(エックスサーバー VPS)
特徴
- 初心者でも扱いやすい管理画面
- SSD搭載で高速処理を狙える
- 用途に合わせたプラン選択が可能
- マイクラ運用の情報・手順がまとまった公式/関連メディアがある
おすすめポイント:初めてのサーバー運営でも「情報が揃っている」ことは大きな安心材料。迷った時に手順を確認しやすい。
XServer VPS for Game(エックスサーバー VPS for Game)
特徴
- ゲーム特化のVPS
- マイクラ以外のゲーム運用も視野に入れられる
- バックアップや復旧など、運用面の機能が用意されることがある
- 料金はプラン・キャンペーンで変動
おすすめポイント:イベント運営や長期ワールド運用など、「止めたくない」用途に向きます。
ConoHa VPS(コノハ VPS)
特徴
- 時間単位課金に対応するプランがあり、短期利用と相性が良い
- SSD標準搭載
- テンプレートが豊富
おすすめポイント:試験運用や短期イベントなど「必要な時だけ」運用したい人に向きます。
ConoHa for GAME(コノハ for GAME)
特徴
- ゲーム特化型設計
- 管理画面から運用しやすい
- 運用サポート情報が見つけやすい
おすすめポイント:ゲーム用途を前提にしているため、目的に合えば導入がスムーズ。
さくら VPS(Sakura VPS)
特徴
- 老舗プロバイダー
- 価格帯が幅広い
- サポートや情報が豊富
おすすめポイント:できるだけコストを抑えつつ、国内事業者で運用したい人に候補。
KAGOYA CLOUD VPS(カゴヤ CLOUD VPS)
特徴
- 国内データセンターで低遅延を狙える
- リソース変更がしやすい構成がある
- セキュリティや運用面を重視したい人向けの選択肢
おすすめポイント:日本国内のプレイ快適性(遅延)や運用の安心感を重視する人に。
よくある質問(FAQ)
Q1. マイクラマルチプレイに必要な通信速度はどれくらいですか?
オンラインで安定させるには、回線速度だけでなく遅延(Ping)と安定性が重要です。目安としては上り下りともに余裕があるほど良く、ホスト方式の場合はホスト側の上り回線が特に重要になります。人数が増えるほど、上り回線・サーバーCPU・メモリの影響が出やすいです。
Q2. 無料でマルチプレイする方法はありますか?
ローカル接続(同じWi-Fi環境)なら完全無料で可能です。またAternosやXServer GAMEsの無料サーバーもあります。ただしAternosは自動停止や混雑時の待機があり、XServer GAMEsは時間制で更新が必要など制約があります。長期運用ならRealmsやVPSが安定します。
Q3. RealmsとVPSサーバーはどちらがおすすめですか?
簡単さ・公式の安心感を重視するならRealms。大人数・長期運用・MOD/プラグイン・自由度を重視するならVPSがおすすめです。遊び方(人数・改造の有無・常時稼働の必要性)で選ぶのが失敗しません。
Q4. マイクラマルチプレイでラグが発生する原因は?
主な原因は以下の通りです。
- サーバースペック不足(CPU・メモリ・ディスク)
- ネットワーク遅延・Wi-Fi不安定(ルーター性能、電波干渉)
- 同時ログイン人数過多
- 大量のモブ・ホッパー・レッドストーンなど、ワールド側の負荷
- MOD・プラグイン・アドオンの相性や負荷
対策として、描画距離の調整、負荷装置の見直し、サーバースペックの増強、バックアップ運用、MOD/プラグインの厳選などを検討してください。
Q5. Switch版とPC版で一緒にマルチプレイできますか?
Switchは統合版です。PCが統合版なら一緒に遊べます(Realmsやクロスプレイ対応のサーバー、フレンド参加など)。一方、PCがJava版の場合、Switchとそのまま一緒に遊ぶことはできません。
Q6. マイクラの最新バージョンは何ですか?
2025年12月に「Mounts of Mayhem」が配信され、Java版は1.21.11、統合版は1.21.130が目安です。さらに2026年からはバージョン番号の表記ルールが変更されます。マルチプレイでは参加者全員のバージョンをそろえるのが最重要なので、プレイ前に各端末のバージョン表示を必ず確認してください。
まとめ
マイクラのマルチプレイは、目的と環境に応じて最適な方法を選ぶことが重要です。家族で気軽に楽しむならローカル接続、離れた友達と手軽に遊ぶならフレンド参加やRealms、長期運営・大人数・MOD/プラグイン運用ならVPSレンタルサーバーが向いています。
また2026年以降はバージョン番号の表記ルールが変わるため、「動画や記事の表記」と「自分のゲーム画面の表記」がズレて見えることがあります。迷ったら、参加者全員のエディションとバージョンを確認してから始めましょう。
各サーバーサービスの公式サイトで最新情報を確認し、あなたに最適なマルチプレイ環境を構築してください。

