冒頭の直接回答
マイクラForgeは、Java版Minecraftでmodを使用するための前提ソフトウェア(MODローダー)です。2025年11月現在、最新バージョンは1.21.10-60.0.18で、公式サイトからインストーラーをダウンロードして簡単に導入できます。Java 21のインストール、Forgeインストーラーの実行、Minecraftランチャーでの設定の3ステップで完了します。初心者でもMODの世界を楽しめるよう、つまずきやすいポイントと対処法も詳しく解説します。
要点
- マイクラForgeはMOD導入に必須の前提ソフトウェア
- 2025年11月最新版は1.21.10-60.0.18(2025年11月10日リリース、Java 21が必要)
- 公式サイトからインストーラーをダウンロードして3ステップで導入
- 安定版の1.20.1-47.4.0も推奨(MOD対応数が最多)
- CurseForgeアプリを使えばMOD管理が簡単
- 1.20.2以降はNeoForgeも選択肢に(Forgeから派生した新プロジェクト)

マイクラForgeとは?基本知識を理解しよう
Minecraft Forgeは、Java版Minecraftでmodを動作させるためのAPIとMODローダーです。MODローダーとは、様々なMODを統合して動作させる中間ソフトウェアのことです。
Forgeの特徴と利点
安定性に優れた老舗MODローダー
Forgeは2011年から開発されている最も歴史の長いMODローダーで、大型工業MODから装飾系MODまで幅広いMODに対応しています。多くのMOD開発者がForgeベースでMODを作成しているため、選択肢が豊富です。
対応MOD数の多さ
2025年11月現在、CurseForgeで配布されているForge対応MODは8万個以上にのぼります。建築、工業、魔法、冒険など、あらゆるジャンルのMODが揃っています。
Forge・NeoForge・Fabricの違いと選び方
| 項目 | Forge | NeoForge | Fabric |
|---|---|---|---|
| 安定性 | 高い | 高い | 普通 |
| 対応MOD数 | 多い | 普通 | 普通 |
| 軽量性 | 普通 | 普通 | 高い |
| 対応バージョン | 全バージョン | 1.20.2以降 | 全バージョン |
| 最新版対応 | やや遅い | 早い | 早い |
| 初心者向け | ◯ | △ | △ |
バージョン別の選び方
- 1.20.1以前:Forge推奨(MOD数最多、安定性最高)
- 1.20.2以降:NeoForge推奨(Forgeの改良版、最新機能対応)
- 軽量化重視:Fabric推奨(パフォーマンス優先)
Forgeインストール前の準備
システム要件の確認
Java 21のインストール(重要)
2025年11月現在、最新のMinecraft 1.21系にはJava 21が必須です。以下の手順でJavaをインストールしてください。
- Oracle Java 21公式サイトにアクセス
- お使いのOSに対応したJDK 21をダウンロード
- インストーラーを実行してデフォルト設定でインストール
バージョン別Java要件
- Minecraft 1.21系:Java 21必須
- Minecraft 1.20系:Java 17以降推奨
- Minecraft 1.19系以前:Java 17推奨
- Minecraft 1.12.2:Java 8推奨
Minecraftの事前起動
Forgeインストール前に、導入したいバージョンのMinecraftを一度起動してプロファイルを作成しておきます。これにより、必要なゲームファイルが作成されます。
Forgeの導入手順(2025年11月最新版)
STEP1: Forge公式サイトからダウンロード
- Minecraft Forge公式サイトにアクセス
- 導入したいMinecraftバージョンを選択(初心者は1.20.1推奨)
- 「Installer」をクリックしてダウンロード(広告ページが表示されるので右上のSKIPをクリック)
2025年11月最新対応バージョン
- 最新版:1.21.10-60.0.18(2025年11月10日リリース)
- 安定推奨版:1.20.1-47.4.10(MOD対応数最多、2025年11月更新)
- 1.21.1:52.0.21(2025年10月更新)
- 1.19.2:43.4.4(長期安定版)
STEP2: Forgeインストーラーの実行
- ダウンロードした「forge-1.XX.X-installer.jar」を実行
- 「Install client」を選択(デフォルト)
- インストール先がMinecraftフォルダになっていることを確認
- 「OK」をクリックしてインストール開始
- 「Complete」と表示されたら成功
STEP3: Forgeプロファイルでゲーム起動
- Minecraftランチャーを起動
- 左下の起動構成で「forge-1.XX.X」を選択
- 「プレイ」をクリック
- タイトル画面左下に「X mods loaded」と表示されれば成功
トラブル発生時の対処法
- インストーラーが起動しない→Java 21がインストールされているか確認
- プロファイルが作成されない→Minecraftを事前に起動しているか確認
- 起動時にクラッシュ→メモリ割り当てを増やす(後述)
MODの導入方法
CurseForgeアプリを使った簡単導入(推奨)
初心者には最も安全で簡単な方法です
- CurseForge公式サイトからアプリをダウンロード
- アプリをインストールして起動
- 「Minecraft」→「Create Custom Profile」を選択
- Forgeバージョンを選択してプロファイル作成
- 「Browse Mods」からMODを検索・インストール
- 日本語設定も可能(Settings→Language→日本語を選択)
手動でのMOD導入方法
上級者向けの詳細な管理が可能な方法
- Forgeプロファイルでマイクラを起動
- タイトル画面「Mods」→「Modフォルダーを開く」をクリック
- ダウンロードしたMODファイル(.jarファイル)をmodsフォルダに配置
- ゲームを再起動してMODが読み込まれることを確認
MOD導入時の注意点
- MODとForgeのバージョンを必ず合わせる
- 前提MODが必要な場合は先にインストール
- 競合するMODは同時に使用しない
- 1.20.2以降のMODは「NeoForge版」かどうか確認
Forge導入解説動画(日本語)
2025年最新のForge導入方法を解説した日本語動画をご紹介します。
初心者向け:MODの基礎から導入まで
2025年最新:Forge・Fabric・NeoForge対応版
よくあるトラブルと対処法
インストーラーが起動しない
原因:Javaのバージョンが不適合
対処法:Java 21をインストールし、システムの環境変数PATHを確認
java -version
コマンドプロンプトで上記コマンドを実行し、Java 21が表示されることを確認してください。
ゲームがクラッシュする
原因:MOD同士の競合、メモリ不足
対処法:
- 最近導入したMODを一時的に削除
- Minecraftランチャーの「JVM Arguments」でメモリ割り当てを増加
- クラッシュログ(crash-reportsフォルダ)を確認して問題のあるMODを特定
メモリ割り当ての設定例
-Xmx4G -Xms2G
これで最大4GB、初期2GBのメモリをMinecraftに割り当てます。
MODが認識されない
原因:MODファイルの配置場所間違い、バージョン不一致
対処法:
- modsフォルダの場所が正しいか確認(.minecraft/mods/)
- MODのバージョンがForgeと一致しているか確認
- .jarファイルがZIP形式で圧縮されていないか確認
- 1.20.2以降の場合、NeoForge版MODではないか確認
2025年11月版おすすめMOD TOP10
1. Just Enough Items (JEI)
カテゴリ:レシピ表示
説明:全アイテムのレシピを簡単に確認できる必須MOD。MOD導入時は最初に入れることを推奨。
対応:1.12〜1.21.1
2. Embeddium / Sodium(軽量化)
カテゴリ:最適化
説明:ゲームパフォーマンスの大幅向上。2025年はSodiumのForge移植版Embeddiumが主流。
対応:1.20.1以降
3. Iris Shaders(影MOD)
カテゴリ:シェーダー
説明:美麗なシェーダーパックに対応。Optifineより軽量で高性能。
対応:1.16.5以降
4. Biomes O’ Plenty
カテゴリ:ワールド生成
説明:80種類以上の新バイオームを追加。探索の楽しさが大幅に向上。
対応:1.12〜1.21.1
5. Tinkers’ Construct
カテゴリ:ツール・武器
説明:カスタマイズ可能な工具・武器を追加。素材の組み合わせで無限の可能性。
対応:1.12〜1.20.1
6. Applied Energistics 2
カテゴリ:工業・ストレージ
説明:デジタルストレージシステムで大量アイテムを効率管理。工業系MODの代表格。
対応:1.12〜1.21.1
7. Create
カテゴリ:工業・機械
説明:直感的な機械システム。歯車やベルトコンベアで自動化を実現。
対応:1.16.5〜1.21.1
8. Waystones
カテゴリ:移動
説明:ワープストーンで登録地点間を瞬間移動。探索が劇的に便利に。
対応:1.12〜1.21.1
9. The Twilight Forest
カテゴリ:ディメンション
説明:幻想的な森の異世界を追加。巨大ダンジョンとボス戦が魅力。
対応:1.12〜1.21.1
10. Farmer’s Delight
カテゴリ:農業・料理
説明:新しい農作物と料理システム。食事の楽しみが大幅に拡大。
対応:1.16.5〜1.21.1
| MOD名 | 対応バージョン | ダウンロード数 | 難易度 |
|---|---|---|---|
| JEI | 1.12-1.21 | 4億+ | 初心者 |
| Embeddium | 1.20.1以降 | 5000万+ | 初心者 |
| Iris Shaders | 1.16.5以降 | 3000万+ | 初心者 |
| Biomes O’ Plenty | 1.12-1.21 | 1億+ | 初心者 |
| Tinkers’ Construct | 1.12-1.20 | 1.5億+ | 中級者 |
| Applied Energistics 2 | 1.12-1.21 | 8000万+ | 上級者 |
| Create | 1.16-1.21 | 1億+ | 中級者 |
| Waystones | 1.12-1.21 | 8000万+ | 初心者 |
| The Twilight Forest | 1.12-1.21 | 1億+ | 中級者 |
| Farmer’s Delight | 1.16-1.21 | 5000万+ | 初心者 |
マルチプレイサーバー構築
Forgeサーバーの基本構築
必要なもの
- Minecraft Forgeサーバーファイル
- Java 21環境
- 4GB以上のRAM(推奨8GB以上)
構築手順
- Forge公式サイトから「Installer」をダウンロード
- サーバー用フォルダを作成し、インストーラーを配置
- コマンドプロンプトで以下を実行:
java -jar forge-1.21.10-60.0.18-installer.jar --installServer
- eula.txtを開き「eula=false」を「eula=true」に変更
- サーバー起動用バッチファイル(run.bat)を作成
- modsフォルダにクライアントと同じMODを配置
パフォーマンス最適化設定(run.bat)
java -Xms4G -Xmx8G -XX:+UseG1GC -jar forge-1.21.10-60.0.18.jar nogui
pause
安定したマイクラサーバー運用のためのおすすめレンタルサーバー
マイクラForgeサーバーを24時間安定運用するには、専用のレンタルサーバーやVPSの利用がおすすめです。自宅サーバーと比較して、電気代の節約、高速回線、自動バックアップなどのメリットがあります。
サーバー選びで迷った際は、サーバー比較診断サイトで最適なプランを見つけることができます。
ゲーム専用サーバーの比較検討
XServer VPS for Game
XServer VPS for Gameは、マイクラサーバー運用に特化したVPSサービスです。
特徴
- マイクラ専用テンプレート搭載で即座にサーバー構築可能
- NVMe SSD搭載で高速なディスクI/O性能
- 2025年11月現在、初回利用料金12ヶ月50%OFFキャンペーン実施中
- メモリ2GB〜64GBまで幅広いプラン構成
- Forge 1.21.4に対応(2025年3月より)
料金プラン
- 2GBプラン:月額830円(36ヶ月契約時)
- 4GBプラン:月額1,700円(36ヶ月契約時)
- 8GBプラン:月額3,400円(36ヶ月契約時)
ConoHa for GAME
ConoHa for GAMEは、GMOインターネットグループが提供するゲーム特化型VPSです。
特徴
- マイクラサーバー自動構築機能搭載
- 初期費用無料、時間単位の従量課金制
- 豊富なマイクラテンプレート(Java版・統合版対応)
- SSD標準搭載でサーバー起動が高速
- Forge・Fabric・NeoForge対応
料金プラン
- 2GBプラン:月額1,065円
- 4GBプラン:月額2,033円
- 8GBプラン:月額3,969円
KAGOYA CLOUD VPS
KAGOYA CLOUD VPSは、20年以上の実績を持つカゴヤ・ジャパンのVPSサービスです。
特徴
- マイクラサーバー専用プランあり
- 日額20円からの超低価格
- 初期費用完全無料
- 国内データセンター完備で低遅延
料金プラン
- 1GBプラン:日額20円(月額上限550円)
- 2GBプラン:日額40円(月額上限979円)
- 4GBプラン:日額80円(月額上限1,958円)
さくらのVPS
さくらのVPSは、老舗ホスティング企業さくらインターネットが提供する信頼性の高いVPSサービスです。
特徴
- マイクラサーバー構築スクリプト提供
- 大容量SSD標準搭載
- 石狩データセンターによる高い安定性
- コントロールパネルが使いやすい
料金プラン
- 2GBプラン:月額1,738円
- 4GBプラン:月額3,520円
- 8GBプラン:月額7,040円
各サーバーの詳細な比較や、用途に応じた最適なプラン選択については、専門のサーバー比較サイトで詳しく確認できます。
よくある質問(FAQ)
Q1. Forgeのインストールに失敗します。どうすればいいですか?
最も多い原因はJavaのバージョン不適合です。Minecraft 1.21系にはJava 21が必須なので、Oracle公式サイトから最新のJDK 21をインストールしてください。また、インストール前に該当バージョンのMinecraftを一度起動してプロファイルを作成しておくことも重要です。
Q2. どのバージョンのForgeがおすすめですか?
初心者には1.20.1-47.4.10がおすすめです。最も多くのMODが対応しており、安定性も高いためです。最新機能を体験したい場合は1.21.10-60.0.18も選択肢ですが、対応MODはまだ限定的です。また、1.20.2以降を選ぶ場合はNeoForgeも検討してください。MODの豊富さを重視するなら1.20.1を選択してください。
Q3. MODが競合してクラッシュします。どう対処すればいいですか?
まず最近導入したMODを一時的に削除して起動テストを行います。問題が解決したら、MOD同士の競合が原因です。クラッシュログファイル(crash-reportsフォルダ内)を確認し、エラーメッセージから問題のあるMODを特定してください。代替MODを探すか、そのMODの使用を諦める必要があります。
Q4. ForgeとNeoForgeの違いは何ですか?
NeoForgeは2023年にForgeから派生した新しいMODローダーです。1.20.2以降ではForgeとの互換性がなくなっています。NeoForgeはForgeの改良版として最新機能に早く対応しますが、対応MOD数はForgeより少なめです。1.20.1以前ならForge、1.20.2以降で最新機能を使いたいならNeoForgeがおすすめです。
まとめ
マイクラForgeは、MODの世界への扉を開く重要なツールです。2025年11月現在、Java 21のインストールと公式サイトからのForgeダウンロードで簡単に導入できます。初心者は安定版の1.20.1-47.4.10から始めて、慣れてきたら最新版にチャレンジすることをおすすめします。1.20.2以降のバージョンではNeoForgeも選択肢として検討してください。CurseForgeアプリを活用すれば、MODの管理も簡単です。本格的なマルチプレイサーバーを運用する場合は、専用のVPSサービスの利用も検討してみてください。
今すぐ始めるための行動ステップ:
- Java 21をダウンロード・インストール
- Minecraft Forge公式サイトから1.20.1版をダウンロード
- インストーラーを実行してForgeを導入
- CurseForgeアプリでMOD管理を開始

