マイクラドロッパー完全攻略ガイド
使い方・作り方・回路・自動装置まで完全網羅
2025年8月最新版
ドロッパーの基本情報
ドロッパーとは?
ドロッパー(Dropper)は、レッドストーン信号を受け取ると内部のアイテムを1個ずつ排出するブロックです。自動化装置の核となる重要なアイテムで、様々な用途で活用できます。
主な特徴
- レッドストーン信号で作動
- アイテムを1個ずつ排出
- 9個のスロットを持つ
- 上下左右全方向に設置可能
主な用途
ゴミ箱システム
アイテムエレベーター
ランダム装置
ドロッパーの作り方・レシピ
必要な材料
丸石 × 7個
レッドストーンダスト × 1個
注意点
ディスペンサーとレシピが似ていますが、ディスペンサーは「弓」を使用し、ドロッパーは「レッドストーンダスト」を使用します。間違えないよう注意しましょう。

出典: DigMinecraft
クラフト手順
- 1. 作業台を開く
- 2. 中央にレッドストーンダストを配置
- 3. 周囲8マスに丸石を配置
- 4. ドロッパーの完成!
ドロッパーの基本的な使い方
基本操作
1. アイテムの投入
ドロッパーを右クリックしてインベントリを開き、アイテムを入れます。最大9個のスロットがあります。
2. レッドストーン信号の入力
ボタン、レバー、圧力板などからレッドストーン信号を送ると、アイテムが1個排出されます。
3. 向きの設定
設置時にプレイヤーの向いている方向にアイテムを排出します。上向き・下向きにも設置可能です。
設置方向について
設置可能な方向
- 上向き(天井に向けて設置)
- 下向き(床に向けて設置)
- 横向き(北・南・東・西)
設置のコツ
上向きに設置する際は、少し高い位置から下を向いてドロッパーを設置すると簡単です。シフトキーを押しながら設置すると、隣接ブロックに設置できます。
動作タイミング
ドロッパーは、レッドストーン信号を受け取ってから0.2秒(4ゲームティック)後にアイテムを排出します。この遅延は自動化装置を設計する際に重要な要素となります。
ディスペンサーとの違い
項目 | ドロッパー | ディスペンサー |
---|---|---|
レシピ | 丸石7 + レッドストーンダスト1 | 丸石7 + 弓1 + レッドストーンダスト1 |
アイテム排出 | アイテムとして排出 | 使用・発射状態で排出 |
矢の扱い | アイテムとして落とす | 矢として発射 |
水バケツ | アイテムとして落とす | 水を設置 |
主な用途 | アイテム輸送・ゴミ箱 | 自動防御・液体配置 |
ドロッパーの特徴
- アイテムをそのまま排出
- 他のコンテナに直接投入可能
- アイテム輸送に最適
- ゴミ箱システムに使用
ディスペンサーの特徴
- アイテムを使用状態で排出
- 矢や花火を発射可能
- 液体の自動配置
- 自動防御システムに使用
使い分けのポイント
アイテムの輸送や保管が目的ならドロッパー、アイテムを実際に使用したい場合はディスペンサーを選択しましょう。例えば、矢を撃ちたい場合はディスペンサー、矢をチェストに移したい場合はドロッパーが適しています。
ドロッパーを使ったゴミ箱の作り方
必要な材料
- ドロッパー × 1個
- マグマ × 1個
- レッドストーンコンパレーター × 1個
- レッドストーンリピーター × 1個
- レッドストーンダスト × 5個
動作原理
-
1
ドロッパーにアイテムが入る -
2
コンパレーターが信号を検出 -
3
クロック回路が作動開始 -
4
アイテムがマグマに落ちて消失
作成手順
ステップ 1-2
1. マグマを設置し、その上にドロッパーを配置
2. ドロッパーの横にコンパレーターを設置
ステップ 3-4
3. コンパレーターから3マス離れた場所にリピーター配置
4. レッドストーンダストでコンパレーターとリピーターを接続
ステップ 5-6
5. リピーターからドロッパーまでレッドストーンで接続
6. 動作テストを実施して完成
完成!
ドロッパーにアイテムを入れると自動的に処分されます
注意事項
- マグマによる火災に注意(周囲を不燃ブロックで囲む)
- 複数アイテムを一度に入れると動作不良の原因となる
- 貴重なアイテムを誤って処分しないよう注意
ドロッパークロック回路の作り方

出典: YouTube – ドロッパークロック回路チュートリアル
クロック回路とは
クロック回路は、一定間隔でレッドストーン信号を発生させる回路です。ドロッパーを使ったクロック回路は、コンパクトで調整可能な優秀な回路として人気があります。
メリット
- コンパクトな設計
- 速度調整が容易
- ON/OFF切り替え可能
- 安定した動作
必要な材料
- ドロッパー × 2個
- レッドストーンコンパレーター × 2個
- レッドストーンダスト × 適量
- 任意のアイテム × 1個(作動用)
設計のコツ
ドロッパー同士を向かい合わせに設置し、それぞれにコンパレーターを接続します。アイテムが2つのドロッパー間を往復することで連続した信号を生成します。
作成手順
ドロッパー配置
2つのドロッパーを1マス空けて向かい合わせに設置
コンパレーター設置
各ドロッパーの側面にコンパレーターを設置
配線・動作確認
レッドストーンで配線し、アイテムを1個投入して動作確認
速度調整方法
- リピーターで信号を遅延
- アイテム数を増やして高速化
- コンパレーターの設定変更
トラブルシューティング
- アイテムが詰まった場合は一度回路をリセット
- 停止しない場合はアイテムを取り出す
- 不安定な場合は配線を再確認
ドロッパーの詰まり対策
詰まりの主な原因
1. 信号の同期不良
レッドストーン信号とドロッパーの動作タイミングがずれることで発生する最も一般的な原因です。
2. アイテムの過剰供給
ドロッパーに処理能力を超えるアイテムが供給されると詰まりが発生します。
3. チャンクの読み込み問題
チャンクのロード・アンロード時に回路の状態が不安定になることがあります。
予防策
1. 信号延長回路
コンパレーターを複数使用して信号の持続時間を延長し、同期を改善します。
2. 流量制御機構
ホッパーやチェストを使ってアイテムの供給量を適切に調整します。
3. 透過ブロック使用
隣接ブロックを透過ブロック(ガラスなど)にして動作を安定化します。
詰まり解消の具体的手順
即座対応(応急処置)
-
1
レッドストーン信号を一度遮断 -
2
ドロッパー内のアイテムを確認 -
3
必要に応じてアイテムを手動で取り出し -
4
信号を再度入力してテスト
根本的解決
-
1
コンパレーター増設で信号延長 -
2
隣接ブロックを透過ブロックに変更 -
3
アイテム供給速度の調整 -
4
長時間テストで安定性確認
信号延長回路
コンパレーターを2個以上使用し、信号の持続時間を延ばすことで安定性が向上します。
流量制御
ホッパーのクールダウンを活用してアイテムの供給レートを調整できます。
透過ブロック
ガラスやハーフブロックなど、透過ブロックを使用することで動作が安定化します。
ドロッパーエレベーター・上向き設置
アイテムエレベーターとは
ドロッパーを縦に積み上げて作る、アイテムを上方向に輸送する装置です。地下から地上へ、または高所へのアイテム輸送に不可欠な設備です。
主な利点
- 無制限の高さまで輸送可能
- 高速なアイテム輸送
- 自動停止機能付き
- 複数種類のアイテム対応
上向き設置の方法
設置テクニック
-
1
高い位置から下を向いて設置 -
2
Shiftキーを押しながら右クリック -
3
足場ブロックを利用して順次積み上げ
建築のコツ
エレベーターを作る際は、最下段から順番に積み上げるよりも、目標地点から逆算して設計するとスムーズです。
エレベーター作成手順
基礎設置
最下段にドロッパーを上向きに設置し、アイテム投入口を作成
縦積み
目標の高さまでドロッパーを上向きに縦積みして配置
回路構築
コンパレーターとクロック回路を組み合わせた制御システム構築
動作確認
最終的な動作テストと必要に応じて調整作業
制御回路の設計
- 最下段のドロッパーにアイテム検知回路
- コンパレーターでアイテム残量監視
- 全段同期のクロック信号生成
- アイテム完了時の自動停止機能
高効率化のポイント
- 水流エレベーターとの組み合わせ
- ソウルサンドによる上昇気流活用
- リピーター調整による速度最適化
- チャンク境界を避けた設計
設計時の注意点
構造面
- チャンク境界をまたがない設計
- 高度制限(Y=319まで)の確認
- 周囲の構造物との干渉回避
動作面
- アイテム種類による動作速度差
- ラグによる信号遅延対策
- 長時間稼働での安定性確保
ドロッパーのランダム機能
ランダム機能とは
ドロッパーは、複数のアイテムが入っている場合、レッドストーン信号を受け取るたびにランダムに1個のアイテムを選んで排出します。この特性を活用することで、様々なランダム装置を作成できます。
ランダム性の仕組み
- 9個のスロットからランダム選択
- アイテム種類・個数は関係なし
- 空のスロットは選択対象外
- 真のランダム(疑似乱数使用)
活用例
1. ランダム抽選装置
異なるアイテムを入れてランダムに選択。ゲームやイベントの抽選に活用。
2. ランダムリスポーン
複数の座標を記録したアイテムでランダムなリスポーン地点を選択。
3. ランダム報酬システム
異なる価値のアイテムでガチャシステムを構築。
ランダム抽選装置の作り方
材料
- ドロッパー × 1個
- ボタンまたはレバー × 1個
- 抽選用アイテム × 複数種類
- レッドストーンダスト × 適量
手順
-
1
ドロッパーを設置 -
2
異なる抽選アイテムを投入 -
3
ボタンを設置・配線 -
4
排出口に回収システム設置
確率の調整
同じアイテムを複数スロットに入れることで、そのアイテムが選ばれる確率を上げることができます。
連続抽選
クロック回路と組み合わせることで、自動的に連続抽選を行うシステムが構築できます。
アイテム補充
ホッパーシステムを使用して自動的にアイテムを補充する仕組みを追加できます。
確率計算の例
基本的な確率
9個の異なるアイテム: 各1/9 (約11.1%)
同じアイテム5個、他4個: 5/9 (約55.6%) と 1/9 × 4
レアアイテム1個、普通8個: 1/9 (約11.1%) と 8/9 (約88.9%)
実用的な設定例
ガチャシステム: レア1個、普通5個、ハズレ3個
ランダムテレポート: 各地点のエンダーパール1個ずつ
ランダム報酬: 価値に応じてアイテム個数調整
マイクラサーバー構築におすすめのサービス
ドロッパーを使った自動化装置を友達と共有したり、大規模なレッドストーン回路を構築したりする際は、安定したサーバー環境が重要です。ここでは、マイクラサーバー構築に最適なレンタルサーバー・VPSサービスをご紹介します。
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サーバー選びのポイント
ドロッパー装置に必要な性能
- メモリ: 2GB以上(大型装置なら4GB以上)
- CPU: 複数コア推奨(レッドストーン計算用)
- ストレージ: SSD推奨(ワールドの読み書き高速化)
- ネットワーク: 安定した回線(ラグ防止)
選択の目安
- 1-4人: 1-2GBメモリで十分
- 5-10人: 4GBメモリ推奨
- 大型装置: 8GB以上のメモリ
- MOD使用: さらに高性能が必要
まとめ
ドロッパーは、マインクラフトにおける自動化の基礎となる重要なブロックです。基本的なアイテム輸送から、複雑なランダム装置まで、様々な用途で活用できる多機能なツールです。
この記事で紹介したテクニックを活用して、効率的で安定した自動化システムを構築してください。大規模な装置を作る際は、適切なサーバー環境の選択も重要な要素となります。
重要ポイント
- ディスペンサーとの違いを理解する
- クロック回路で自動化を実現
- 詰まり対策で安定稼働
- ランダム機能で創造性を発揮
応用のヒント
- 水流式エレベーターとの組み合わせ
- コンパレーターによる高度な制御
- 複数装置の連携システム
- チャンク境界を考慮した設計
※本記事は2025年8月時点の情報に基づいて執筆されています。内容の正確性には万全を期していますが、最新情報は各公式サイトをご確認ください。
ドロッパーをマスターして、より楽しいマインクラフトライフを送りましょう!