※本記事は2026年1月7日時点の情報に基づいてブラッシュアップしています。Ecoはアップデートで仕様が変わることがあります。サーバー設定や要件は、公式Wiki・公式サイト・Steamストアの表記もあわせて確認してください。


Eco Global Survival とは
Eco Global Survivalは、環境シミュレーションと建設・経済・政治(法律)要素を組み合わせた協力型サバイバルゲームです。プレイヤーは資源を採取して文明を発展させつつ、汚染や資源枯渇など「環境への影響」と折り合いを付ける必要があります。
なお、記事内で「日本語完全対応」としていた表現は、2026年1月時点の一般的な案内としては強すぎる可能性があります。サーバー参加者が多い場合は、事前にクライアント側の表示言語と翻訳の範囲を確認しておくのが安全です。
- 協力型マルチプレイ:役割分担(採取・生産・建築・研究・法律整備など)が重要
- 環境シミュレーション:汚染・生態系への影響を考えた運用が必要
- サーバー運営の肝:World Size(ワールドサイズ)とバックアップ設計
World Size設定の重要性
EcoのWorld Size(ワールドサイズ)は、資源の分布量や汚染の拡散・緊迫感、そしてサーバー負荷(主にメモリ)に直結します。人数に対して大きすぎると環境問題の「詰み圧」が弱まり、小さすぎると過密で早期に環境が壊れやすくなります。
World Sizeの「数値」はブロックではなく、10m単位のメートル換算として扱われます。たとえば72×72は720m四方(約0.52km²)です。
| World Size | 面積(目安) | 推奨人数(目安) | 推奨メモリ(目安) | ゲームバランス |
|---|---|---|---|---|
| 72×72 | 約0.52km²(720m×720m) | 1~4人 | 4GB~ | 高緊迫感 |
| 100×100 | 約1.00km²(1000m×1000m) | 5~15人 | 8GB前後 | バランス良好 |
| 140×140 | 約1.96km²(1400m×1400m) | 15~25人 | 12GB前後 | 中程度 |
| 200×200 | 約4.00km²(2000m×2000m) | 25人~ | 16GB以上推奨 | 余裕あり(汚染の緊迫感が薄れやすい) |
上の「推奨メモリ」は運用目安です。ワールドが大きいほど、また参加人数・建築量・法律(DB処理)が増えるほど余裕を見てください。
システム要件・推奨スペック
クライアント最小要件
- OS:Windows 10 64-bit 以上
- CPU:Intel i5-6500 3.2GHz または AMD Ryzen 5 1500X 3.5GHz 相当
- メモリ:8GB RAM
- GPU:GTX 970 / Radeon R9 290 相当(VRAM 4GB以上)
- ストレージ:4GB 以上
推奨要件(例):CPUはi7-9700K / Ryzen 7 3700X級、メモリ16GB、GPUはRTX 2070 / RX 5700級(VRAM 8GB)など。
サーバー要件(最低ライン)
- CPU:高クロック重視(処理は単一コア依存になりやすい)
- メモリ:4GB(72×72の最低要件の目安)
- ストレージ:1GB以上(SSD推奨:法律システムのDBアクセスが重い場合がある)
- OS:Windows / Linux いずれも運用例あり
- Windowsの場合:.NET 4.6.2以上、VC++ 2019-2022 など
サーバー構築とバックアップ設定
Ecoのサーバー設定は、サーバーGUIから変更できる項目が多く、直接設定ファイル(.eco)を編集する方法もあります。GUI編集は安全で、直接編集は上級者向けです。
基本的なサーバー設定(例:WorldGenerator.eco / Network.eco)
World Sizeを変える場合は、WorldGenerator.ecoのDimensions(寸法)を調整します。Dimensionsは同じ値のペアで、4の倍数である必要があります(そうでないと起動しない)という注意点があります。
// WorldGenerator.eco(例) { "Dimensions": { "X": 100, "Y": 100 }, "Seed": 12345 }
同時接続数は、Network.eco側で制限できます。公式・運用例では、MaxConnections が -1 の場合は無制限として扱われます。実際の快適性はサーバースペックとワールドサイズ、参加人数の行動量に依存するため、運用ポリシーとして上限を決めるのが現実的です。
// Network.eco(例) { "MaxConnections": -1, "PublicServer": true, "Password": "your_password_here", "Description": "私たちのEcoサーバー" }
セキュリティ設定
- 強力なパスワード:公開サーバーは必ず設定(簡単な文字列は避ける)
- 権限管理:管理者・ホワイトリストを最小限に
- 公開設定:公開(Public)にする場合は、説明文・Discordリンク等も整備
サーバー構築手順
- 1. 初期設定:サーバー導入 → WorldGenerator/Network等の設定 → ポート/FW設定
- 2. 運用開始:起動テスト → クライアント接続確認 → 自動バックアップ導入
関連動画(日本語・YouTube):
Eco – Multiplayer? (マルチプレイ導入の雰囲気が分かる動画)
バックアップ戦略の重要性
Ecoは長期運用が前提になりやすく、データ損失は致命的です。特にVPS移行・アップデート・MOD追加前には、必ずバックアップを取ってください。
バックアップ対象データ(必須)
- Storage:Game.db / Game.eco / backups(ワールド本体)
- Configs:各種 .eco 設定(運用方針の再現に必要)
- Mods:導入MODがある場合は必ず同梱(サーバー復旧で詰みやすい)
バックアップスケジュール(目安)
- 日次:最低1回
- 週次:完全バックアップ(世代管理)
- 更新・設定変更前:手動で即時バックアップ
自動バックアップスクリプト例(Linux)
#!/bin/bash # Eco サーバー自動バックアップ(例) # 前提:サーバー停止中に取得する(整合性のため) DATE=$(date +"%Y-%m-%d_%H-%M-%S") BACKUP_DIR="/backups/eco" SERVER_DIR="/opt/eco-server" mkdir -p "$BACKUP_DIR" # Storage / Configs / Mods を圧縮して保管 tar -czf "$BACKUP_DIR/eco_backup_$DATE.tar.gz" -C "$SERVER_DIR" Storage Configs Mods # 30日以上古いバックアップを削除 find "$BACKUP_DIR" -name "eco_backup_*.tar.gz" -mtime +30 -delete echo "バックアップ完了: eco_backup_$DATE.tar.gz"
おすすめVPSサーバー比較
ここでは、Ecoサーバー用途として「メモリ重視・SSD・安定稼働」を軸に、記事内のおすすめ3社を前提に掲載しています。料金はキャンペーン・課金方式で変動するため、最終確認は各社の公式ページで行ってください。
| サービス | 代表プラン(目安) | ポイント | リンク |
|---|---|---|---|
| KAGOYA CLOUD VPS | 4GB / 8GB(上限月額方式) | 管理しやすい料金体系。ストレージ性能と安定性を重視する運用に向く。 | 公式サイトを見る |
| ConoHa VPS | 4GB / 8GB(時間課金・まとめトク等) | スケールしやすく、キャンペーンで実質単価が動きやすい。 | 公式サイトを見る |
| Xserver VPS | 4GB / 8GB(安定性重視) | 長期運用・サポート重視。用途に合わせてプラン選定しやすい。 | 公式サイトを見る |
専用ホスティングサービス
VPSでの自己管理が不安な場合、ゲームサーバーの専用ホスティングも選択肢です。海外事業者が中心になるため、円建て課金・サポート言語・リージョン(遅延)を事前に確認してください。
G-Portal
ゲームサーバーのホスティングで知られる事業者。管理画面の機能やバックアップの扱いは、契約プランやゲームごとの仕様に依存します。
Shockbyte
各ゲームのナレッジベースが公開されており、Eco関連の運用手順が案内される場合があります。

よくある質問(FAQ)
Q: 最適なworld sizeはどれくらいですか?
A: 人数とプレイ密度次第です。少人数(1~4人)なら72×72~100×100、10~20人規模なら100×100~140×140が現実的な落としどころになりやすいです。
Q: サーバーのメモリ使用量はどの程度ですか?
A: 目安として、72×72は4GB以上、100×100以上は8GB以上、140×140以上は12GB以上を検討してください。実運用では、ワールドが大きい・参加人数が多い・建築物が増える・法律や経済が複雑化するほど余裕が必要です。
Q: バックアップの頻度はどの程度が適切ですか?
A: 最低でも日次バックアップは必須です。設定変更・MOD導入・アップデート前は手動バックアップを追加してください。保存対象はStorage(ワールドデータ)を最優先に、Configs・Modsも合わせて保管するのが安全です。
Q: MODは使用できますか?
A: はい。導入MODがある場合は、サーバー復旧・移行で詰まないように、必ずバックアップにModsも含めてください。
Q: 最大何人まで同時プレイできますか?
A: サーバー設定で同時接続数を制御できます。実際の快適性はサーバースペックとワールドサイズ、参加人数の行動量に依存するため、運用ポリシーとして上限を決めるのが現実的です。
Q: LinuxサーバーでもEcoは動作しますか?
A: はい。運用例があり、VPS上でLinux運用する構成も一般的です。
まとめ
Eco Global Survivalサーバー運営の成否は、人数に合ったWorld Sizeと、確実に復旧できるバックアップ設計で大きく決まります。World Sizeが大きいほど資源・汚染の体感が変わり、サーバー負荷(特にメモリ)も増えるため、目的に合わせて最適化しましょう。
プレイスタイル別推奨構成
- 小規模・長期運用:4~8人 / World Size 100×100 / メモリ8GB前後 → KAGOYA CLOUD VPS(上限月額方式)
- 中規模・柔軟性重視:10~20人 / World Size 140×140 / メモリ12GB前後 → ConoHa VPS(時間課金・まとめトク等)
- 大規模・安定性重視:20人以上 / World Size 200×200 / メモリ16GB以上 → Xserver VPS(安定性・サポート重視)
運営成功のポイント
- プレイヤー数に応じた適切なWorld Size設定(大きくしすぎない)
- 定期バックアップと、更新前の手動バックアップ
- メモリ不足を避ける(人数増加・建築増加を見越して余裕を確保)
- MOD導入時は「Modsも含めて」バックアップ・移行手順を固める

