【2025年12月最新】Simple Voice Chat設定完全ガイド|導入からトラブル解決まで徹底解説

Simple Voice Chatは、Minecraft(Java版)でDiscord不要のプロキシミティ(近接)ボイスチャットを実現するMOD/プラグインです。クライアントとサーバーの両方に導入し、さらにUDPポート(既定:24454)を開放することで、ゲーム内で距離に応じた自然な会話ができます。

要点

  • Minecraft Java版専用(Bedrock版単体では動作しません)
  • クライアント+サーバー双方に同じ系統の対応版を入れる(Minecraft/ローダー/SVCの対応を揃える)
  • サーバー側でUDPポート開放が必須(既定:24454/UDP)
  • グループチャット(距離無関係の通話)と近接チャット(距離依存)を使い分けできる
  • 暗号化ノイズ抑制など、快適に使うための機能が揃っている
目次

Simple Voice Chatとは

Simple Voice Chat(通称SVC)は、サーバーに参加しているプレイヤー同士がゲーム内で直接会話できるようにするMOD/プラグインです。基本は「近くにいる人ほど声が大きく、遠いほど小さくなる」仕組みで、探索・建築・PvE/PvP・ロールプレイなど、協力プレイの体験が大きく向上します。

一方で、導入時に躓きやすいポイントも明確です。特に“Minecraftのサーバーポート(25565/TCP)とは別に、ボイスチャット用のUDPポートが必要”という点が重要です。本記事では、導入からトラブル解決までを、元記事の項目に沿って丁寧に解説します。

主な特徴

  • プロキシミティ(近接)ボイス:距離に応じて音量が変化(臨場感が高い)
  • グループチャット:距離に関係なく、同じグループ内で通話
  • 音声デバイスの選択:入力(マイク)/出力(スピーカー)を切り替え可能
  • ノイズ抑制・音量調整:マイク感度やノイズ軽減を調整して聞き取りやすくできる
  • 暗号化:通信を暗号化して、第三者に傍受されにくくする仕組みがある
  • 拡張性:アドオン(追加機能)で用途を広げられる(公式Wiki/配布ページ参照)

公式Wiki | ダウンロード(CurseForge)

対応プラットフォームと最新バージョン情報

2025年12月時点の最新情報

Simple Voice Chatは、主に次の形で提供されています。

  • MOD版:Fabric/Quilt/Forge/NeoForge など(Minecraft Java版のMODローダー向け)
  • プラグイン版:Bukkit/Spigot/Paper など(いわゆるプラグインサーバー向け)

また、Minecraft本体側のアップデートに合わせて対応ビルドが分かれます。例えばMinecraft Java Edition 1.21.11は公式のリリースノートが公開されています(バージョン確認の基準になります)。

・Minecraft Java Edition 1.21.11(公式):https://www.minecraft.net/en-us/article/minecraft-java-edition-1-21-11

重要:SVCは「同じ番号のjarを入れれば必ず動く」タイプではなく、(1)Minecraftのバージョン(2)MODローダー(3)SVCの対応ビルドが噛み合う必要があります。迷ったら、配布ページの「対応バージョン(Game Version)」を必ず確認してください。

用途配布先(例)ポイント
MOD(Fabric/Quilt/Forge/NeoForge)CurseForge/ModrinthMinecraft版・ローダー別にjarが分かれる(必ず一致させる)
プラグイン(Paper/Spigot等)dev.bukkit.org/Hangar などpluginsフォルダに導入。設定ファイルの場所がMOD版と異なる

ダウンロード先

配布元は複数ありますが、まずは以下を押さえるのが安全です(ここから対応版を選んで導入してください)。

導入手順(クライアント+サーバー)

ここでは、最も一般的な導入パターン(クライアント+サーバー)を解説します。最初に“何のサーバーで遊ぶか”を確認してください。

  • MODサーバー(Fabric/Forge/NeoForge等):クライアントもサーバーもMOD導入が必要
  • プラグインサーバー(Paper/Spigot等):サーバーはプラグイン導入、クライアント側は(運用方針により)MOD導入が必要になるケースが多い

結論:迷ったら「自分が参加するサーバーと同じ方式」で揃えます。導入後、サーバー起動時に設定ファイルが生成されるので、次章のポート開放もセットで行いましょう。

クライアント側の導入(プレイヤー)

クライアント側は、基本的に「MODを導入する手順」と同じです。大きく分けて2通りあります。

方法A:ランチャー(CurseForge/Prism等)で入れる

  • MODパック・プロファイルを作成
  • Simple Voice Chatを検索して追加
  • サーバーのMinecraft版/ローダーと一致するビルドを選択

管理が簡単で、更新もしやすいので初心者におすすめです。

方法B:手動でmodsフォルダに入れる

  • Fabric/Forge/NeoForgeなど、サーバーと同じローダー環境を用意
  • 配布ページから、自分のMinecraftバージョンに合うjarをダウンロード
  • .minecraft(または起動構成のゲームディレクトリ)のmodsフォルダへjarを配置

導入後はゲームを起動し、ボイスチャット設定画面でマイク入力/出力デバイス/プッシュトゥトーク等を確認します。キー割り当ては環境や他MODで変わるため、必ずゲーム内の操作設定(Key Binds)で「Voice Chat」関連を確認してください。

サーバー側の導入

サーバー側は「MODサーバー」か「プラグインサーバー」かで置き場所が変わります。

MODサーバー(Fabric/Forge/NeoForge等)の場合

  • サーバーのmodsフォルダに、クライアントと同系統の対応jarを配置
  • サーバーを起動して、設定ファイルが生成されるのを確認
  • 生成される設定例:config/voicechat/voicechat-server.properties

プラグインサーバー(Paper/Spigot等)の場合

  • サーバーのpluginsフォルダにjarを配置
  • サーバー起動後に設定フォルダが作られる
  • 生成される設定例:plugins/voicechat/voicechat-server.properties

ここまでできたら、次は必須のポート開放です。SVCが動かない原因の多くは、ここで詰まります。

必須設定:ポート開放手順

Simple Voice Chatの通信は、Minecraft本体のサーバーポートとは別経路で行われます。多くの環境で外部からUDPの受信を許可しないと接続できません。

デフォルトポート番号

  • ポート番号:24454
  • プロトコル:UDP

公式Wiki(Server Setup)でも、既定ポートや変更方法、接続テストの考え方が説明されています。

・Server Setup(公式Wiki):https://modrepo.de/minecraft/voicechat/wiki/server_setup

ポート開放の手順

“どこでサーバーを動かしているか”で手順が変わります。以下の3パターンから自分の環境を選んでください。

1)自宅PC/自宅サーバー(ルーター配下)

  • ルーターのポート転送(ポートフォワード)で24454/UDPをサーバー機へ転送
  • サーバー機のOSファイアウォールで24454/UDPの受信を許可
  • 二重ルーター/CGNAT環境だと開放できないことがある(その場合はVPS等を検討)

2)VPS(ConoHa VPS / さくら / カゴヤ 等)

  • クラウド側のセキュリティ設定(セキュリティグループ等)で24454/UDPを許可
  • OS側ファイアウォール(UFW/firewalld等)で24454/UDPを許可
# 例:Ubuntu(UFW)で24454/UDPを許可
sudo ufw allow 24454/udp

# 例:firewalldで24454/UDPを許可
sudo firewall-cmd --permanent --add-port=24454/udp
sudo firewall-cmd --reload

3)レンタルゲームサーバー/パネル管理型

  • 管理パネルに「追加ポート」「UDPポート」「ポート管理」などの項目があるか確認
  • 許可できる場合は24454/UDPを開放(もしくは指定されたUDPポートに合わせてSVC側を変更)
  • サービス仕様で「追加のUDPポートを開けられない」場合は、SVCの近接ボイスは運用が難しいことがあります

なお、ゲーム内で接続状態を確認できる場合があります。接続アイコンが「未接続」になるときは、まずUDPポート開放設定ファイルのport値が一致しているかを確認してください。

レンタルサーバーでの設定例

レンタル/VPS系の管理画面はサービスごとにUIが違いますが、考え方は同じです。

  • 「外部からの受信(インバウンド)」で 24454/UDP を許可
  • OS側も同じく 24454/UDP を許可
  • サービス側で割り当てられたポートが固定されているなら、SVCの設定(port)を合わせる

ポート番号を変更する場合

既定の24454が使えない場合は、サーバー設定ファイルでポートを変更できます。公式Wikiでも port の変更方法が説明されています。

・Server Setup(ポート変更):https://modrepo.de/minecraft/voicechat/wiki/server_setup#changing-the-voice-chat-port

# 例:voicechat-server.properties(サーバー側)
port=24454
# もし別ポートにするなら例:port=25576 のように変更し、
# そのポート番号(UDP)を必ず開放してください。

変更後はサーバー再起動が必要です。クライアント側は通常自動で追従しますが、接続できない場合は「サーバーの設定が反映されているか」「複数の設定ファイルを編集していないか」を確認しましょう。

公式サーバーセットアップガイド


基本機能と使い方

初回セットアップ

初回は次の3点を必ず確認してください。

  • 入力デバイス(マイク):OS側の既定デバイスが意図したマイクになっているか
  • 出力デバイス(スピーカー/ヘッドホン):誤ってモニター出力などになっていないか
  • 送話方式:プッシュトゥトーク/ボイスアクティベーション(環境により名称が異なる)

特にノートPCやBluetooth機器は、OS側で「通話用デバイス」と「高音質デバイス」が別扱いになることがあります。音がこもる/途切れる場合は、OSのサウンド設定も見直してください。

GUI操作方法

ゲーム内のSVCメニューでは、主に以下を操作できます(キー割り当ては環境で変わるため、ゲーム内の操作設定で確認してください)。

  • マイク/スピーカーの切り替え、ミュート
  • 音量や感度の調整
  • グループ作成/参加、メンバー管理
  • 接続テスト(実装されている環境の場合)

アイコンの意味

画面上に表示されるSVCの状態アイコンは、トラブル判定に役立ちます。よく見る状態は次の通りです(見た目はバージョンで多少変わります)。

  • 接続OK:ボイスチャットサーバーに接続できている
  • 未接続(接続不可の表示):UDPポート未開放/ポート不一致/サーバー側未導入の可能性
  • マイク無効(Unavailable等):デバイス選択ミス、OS権限、他アプリの排他使用などが原因になりやすい

まず「未接続」ならポートとサーバー導入、「Unavailable」ならマイク設定とOS側の音声設定を疑うのが近道です。

アイコン説明
🎤緑自分が話している
🎤青自分がささやいている
👤緑他プレイヤーが話している
👤青他プレイヤーがささやいている
🎤赤線マイクミュート中
ボイスチャット無効/未接続

基本操作

基本は近距離で話すだけでOKです。加えて、グループ関連はチャットコマンドでも操作できます。

・公式コマンド一覧:https://modrepo.de/minecraft/voicechat/wiki/commands

# よく使う例(環境により権限が必要)
/voicechat help
/voicechat invite <プレイヤー名>
/voicechat join <グループ名>

コマンドが通らない場合は、サーバー側での権限設定(管理者権限が必要なコマンド)や、プラグインサーバー側の権限管理(権限プラグイン)も確認してください。

マイク感度調整

マイクの聞こえ方は、次の順で調整すると失敗しにくいです。

  • OS側の入力音量:まずOSのサウンド設定で入力レベルを適正に
  • ゲーム内(SVC側)のマイク感度:小さすぎると声が乗らず、大きすぎると環境音も拾う
  • マイクの物理配置:口元から近すぎると破裂音、遠すぎると小声になりがち

音割れや歪みが出る場合は、OS側の入力レベルを下げるか、マイクブーストを弱めてから、SVC側で微調整するのがおすすめです。

グループチャット機能の活用

グループチャットは、近接チャットとは別に「距離に関係なく通話」できる機能です。建築班・探索班で別々に作業するときや、司令塔役が全体に指示を出したいときに便利です。

グループの作成方法

グループ作成は、GUIから作成する方法と、コマンドで作成・参加する方法があります(環境により表示や名称が異なります)。まずはGUIから作るのが簡単です。

  • グループメニューを開く
  • 新規グループを作成(公開/非公開、パスワード等の設定が可能な場合あり)
  • メンバーを招待、または参加方法を共有

グループへの参加方法

参加方法は主に2つです。

  • GUIから参加:一覧に出ているグループに参加する(公開グループの場合)
  • 招待(invite)で参加:招待を受け取って参加する(非公開運用に向く)
# 招待の例
/voicechat invite <プレイヤー名>

グループの利便性

  • 距離に左右されないので、離れて作業しても連携できる
  • 近接チャットと使い分けると、ロールプレイやイベント運営がしやすい
  • VCの混線を避けられる(人数が多いサーバーほど効果が大きい)

グループ管理コマンド

管理系コマンドは環境・権限により使える範囲が変わります。まずは /voicechat help で利用可能なコマンドを確認してください。

/voicechat help
/voicechat join <グループ名>

音声距離・音量の詳細設定

SVCは「聞こえる距離」「ささやき距離」「個別音量」「3D音響」など、体験を調整できる項目が複数あります。サーバー運営者はイベント設計に、プレイヤーは聞き取りやすさの改善に活用できます。

音声が届く距離の変更

距離は、サーバー設定やアドオン、または運用ルールで調整されることがあります。距離を伸ばしすぎると「全員の声が混ざる」問題が起きやすく、逆に短すぎると探索時に連携しづらくなります。人数と用途に合わせて調整しましょう。

  • 少人数(2〜5人):やや長めでも快適
  • 中人数(6〜15人):標準〜やや短めが無難
  • 大人数(16人以上):グループチャット併用前提で距離は短め推奨

ささやき距離の設定

ささやき(Whisper)相当の機能が使える環境では、近距離だけに声を届ける用途に向きます(潜入・作戦会議・PvPの連携など)。ただし、サーバー側の設定や追加機能の有無で使い勝手が変わるため、サーバールールとして決めておくと混乱しにくいです。

個別プレイヤーの音量調整

「特定の人だけ声が大きい/小さい」問題はよく起きます。まずはそのプレイヤーがOS側の入力音量を適正化し、それでも差が出る場合に、SVC側の個別音量調整(GUI)を使うのが現実的です。

3Dサウンド設定

3Dサウンド(方向定位)は没入感が高い反面、スピーカー運用だとハウリングや聞き取りづらさが出ることがあります。基本はヘッドホン推奨です。聞き取り優先なら3D効果を弱めたり、距離設定を短めにするのも有効です。

トラブルシューティング

ここでは、発生頻度の高い症状を「原因の切り分け → 対処」の順にまとめます。まずは(1)クライアントとサーバーに導入済みか(2)UDPポートが開いているか(3)設定ファイルのportが一致しているかをチェックしてください。

音声が聞こえない場合

  • 自分/相手がミュートになっていないか(SVC側とOS側の両方)
  • 出力デバイスが意図した機器になっているか(ヘッドホン/モニターなど)
  • 近接距離の範囲内にいるか(距離設定が短いと届かない)
  • 他MODや音声アプリが音声デバイスを占有していないか

まずはOSのサウンド設定で「テスト再生」が通るか確認し、次にSVCメニューで出力先を切り替えて改善するか試してください。

接続できない場合

未接続になる場合、最優先はUDPポート開放です。

  • 24454/UDP(または設定したUDPポート)が外部から到達できるか
  • サーバー設定(voicechat-server.properties)の port が開放ポートと一致しているか
  • プロバイダ/回線がCGNATでポート開放できない状態ではないか

公式WikiのServer Setupには、接続テストや典型的なハマりどころが載っています。詰まったらここを一度読むのが早いです。

・Server Setup:https://modrepo.de/minecraft/voicechat/wiki/server_setup

音声が途切れる・遅延が大きい場合

  • サーバー側のCPU負荷/メモリ不足(TPS低下)
  • 同時接続人数に対して回線帯域が不足
  • Wi-Fiの干渉(可能なら有線LAN推奨)
  • マイク入力が不安定(USBハブ経由、Bluetooth混雑など)

まずは有線化、次にサーバースペックの見直し、それでも改善しない場合は距離設定を短くする/人数を分けてグループ通話にするなど運用で回避するのがおすすめです。

マイクが反応しない(Unavailableエラー)

Unavailable(またはそれに近い表示)が出る場合は、次を上から順に確認してください。

  • OSのマイク権限(Windowsのプライバシー設定等)でゲーム/ランチャーが許可されているか
  • 入力デバイスの選択ミス(OS既定とゲーム内選択がズレていないか)
  • 他アプリが排他的にマイクを使用していないか(会議アプリ、録音ソフト等)
  • Bluetooth機器の接続モード(通話用プロファイルに切り替わっているか)

一度ゲームを落として、OS側で入力テスト(録音レベルのメーターが動くか)を確認してから再起動すると直るケースも多いです。

シンプルボイスチャット(mod)マイクが機能しないエラーの修正/回避策

対処法

  1. 別のマイクデバイスに切り替えてテスト
  2. Windowsサウンドコントロールパネルでマイクをデフォルトデバイスに設定
  3. オーディオドライバーを最新版に更新

公式トラブルシューティングガイド


推奨マインクラフトサーバーの紹介

Simple Voice Chatを安定して運用するには、サーバーの安定性ネットワーク品質が重要です。特にUDP通信の安定性は体感に直結します。ここでは、マインクラフト向けVPS・レンタルサーバーを紹介します。

サーバー選びで迷っている方は、複数のサーバーを比較検討できるサーバー診断サイトも活用してみてください。

目次