著者:マイクラー編集部|最終更新:2026年7月13日|対応確認:Minecraft Java Edition 26.2/Simple Voice Chat 2.6.20+26.2
本記事は、Simple Voice Chat公式Wiki、Modrinth、CurseForge、Minecraft公式リリースノートを確認し、2026年7月13日時点の内容へ更新しています。MOD/プラグインの対応状況はMinecraft本体・MODローダー・サーバー環境によって変わるため、導入前に必ず配布ページの「Game Version」「Loader」「Platform」を確認してください。
冒頭の直接回答
Simple Voice Chatは、Minecraft Java EditionでDiscordやMumbleなしにプロキシミティボイスチャット、つまり近接ボイスチャットを実現できる定番MOD/プラグインです。近くにいるプレイヤーの声が大きく聞こえ、離れるほど小さくなるため、探索・建築・PvP・ロールプレイ・イベント運営の臨場感が大きく上がります。
2026年7月13日時点では、Minecraft Java Editionの最新安定版は26.2です。Simple Voice Chatも2.6.20+26.2が26.2向けに配布されています。26.3-snapshot-3向けのビルドもありますが、Snapshotは検証版のため、本番サーバーでは基本的に26.2安定版を使うのが安全です。
要点
- Minecraft Java版専用。Bedrock版単体では動作しません
- Realmsでは使用不可。RealmsはMOD/プラグインを導入できないためです
- 使うにはサーバー側への導入が必須です
- プレイヤーが機能を使うには、クライアント側にもSimple Voice Chatを導入する必要があります
- Vanillaクライアントでもサーバー参加自体は可能な場合がありますが、ボイスチャット機能は使えません
- Fabric/Forge/NeoForge/QuiltなどのMOD版、Paper/Spigot/Bukkitなどのプラグイン版があります
- ローダー違いでもSimple Voice Chat同士は互換性がありますが、同じMinecraftバージョン・近いSVCバージョンで揃えるのが安全です
- 24454/UDPのポート開放が必要です。Minecraft本体の25565/TCPとは別です
- 近接チャットに加えて、距離に関係なく話せるグループチャットも使えます
- ノイズ抑制、音量調整、3Dサウンド、AES暗号化などの機能があります

Simple Voice Chatとは
Simple Voice Chatは、Minecraft Java Editionのサーバー上で、プレイヤー同士がゲーム内で直接会話できるようにするボイスチャットMOD/プラグインです。通称SVCとも呼ばれます。
最大の特徴は、プロキシミティボイスです。近くにいる人の声は大きく、遠くにいる人の声は小さく聞こえるため、ゲーム内の距離感に合った自然な会話ができます。村づくり、洞窟探索、拠点建築、ミニゲーム、PvP、ロールプレイサーバーなどと相性が良いMODです。
ただし、通常のMinecraft MODより導入でつまずきやすい点があります。特に重要なのが、Minecraftサーバーの通常ポートとは別に、ボイスチャット用のUDPポートを開放する必要があることです。
主な特徴
- 近接ボイスチャット:距離に応じて声の大きさが変わる
- グループチャット:距離に関係なくグループ内で通話できる
- プッシュトゥトーク:キーを押している間だけ話す設定が可能
- ボイスアクティベーション:声を検知して自動送話できる
- マイク・スピーカー選択:ゲーム内GUIから入出力デバイスを切り替え可能
- ノイズ抑制:RNNoiseによるノイズ抑制に対応
- 3Dサウンド:声の方向や距離感を表現できる
- 個別音量調整:プレイヤーごとに音量を調整できる
- 暗号化:AES暗号化に対応。ただし公式は安全性を保証するものではないとしています
- 録音対応:音声を別トラックで録音できる機能があります
- アドオン対応:Discord Bridgeなど、用途を広げる追加機能があります
最新バージョンと対応環境(2026年7月13日時点)
2026年7月13日時点では、Minecraft Java Editionの最新安定版は26.2です。Minecraft 26.3系はSnapshotが公開されていますが、検証版のため、通常のマルチサーバーでは安定版の26.2を基準にするのがおすすめです。
Simple Voice Chatは、26.2向けに2.6.20+26.2が配布されています。また、26.3-snapshot-3向けのビルドも配布されていますが、Snapshot対応版は検証用途として扱いましょう。
| 項目 | 2026年7月13日時点の目安 | 補足 |
|---|---|---|
| Minecraft Java安定版 | 26.2 | 本番サーバー運用の基準 |
| Minecraft Java Snapshot | 26.3-snapshot-3 | 検証版。ワールド破損やMOD非対応に注意 |
| Simple Voice Chat安定版向け | 2.6.20+26.2 | 26.2で使う場合の目安 |
| Simple Voice Chat Snapshot向け | 2.6.20+26.3-snapshot-3 | 検証環境向け |
| 既定のボイスチャットポート | 24454/UDP | サーバー側で開放が必要 |
対応ローダー・対応プラットフォーム
Simple Voice Chatは、MODサーバーにもプラグインサーバーにも対応しています。配布ページでは、以下のような環境向けファイルが用意されています。
| 用途 | 対応例 | 導入場所 |
|---|---|---|
| MOD版 | Fabric/Forge/NeoForge/Quilt | modsフォルダ |
| プラグイン版 | Bukkit/Spigot/Paper/Purpur/Folia | pluginsフォルダ |
| プロキシ対応 | Velocity/BungeeCord/Waterfall | プロキシ側にも専用設定が必要 |
重要:Simple Voice Chatは、FabricサーバーとForgeクライアントのように、ローダーが完全一致していなくても動作する場合があります。ただし、最も安全なのは、Minecraft本体のバージョンとSimple Voice Chatのバージョンをサーバー・クライアントで揃えることです。
ダウンロード先
- Modrinth:https://modrinth.com/plugin/simple-voice-chat/versions
- CurseForge:https://www.curseforge.com/minecraft/mc-mods/simple-voice-chat/files/all
- Bukkit Plugins版:https://dev.bukkit.org/projects/simple-voice-chat/files
- 公式Wiki:https://modrepo.de/minecraft/voicechat/wiki
- 公式FAQ:https://modrepo.de/minecraft/voicechat/faq
配布ページでは、必ずGame VersionとLoaderを確認してください。例えばMinecraft 26.2のFabricサーバーなら、26.2向けFabric版を選びます。Paperサーバーなら、Bukkit/Spigot/Paper向けのプラグイン版を選びます。
導入前に知っておくべき注意点
クライアントとサーバーの両方が必要
Simple Voice Chatの機能を使うには、基本的にサーバー側とクライアント側の両方に導入が必要です。
- サーバー側に入っていない:ボイスチャット機能は使えない
- クライアント側に入っていない:サーバーに参加できても、ボイスチャット機能は使えない
force_voice_chatを有効にしていない場合、Vanillaクライアントも参加できることがあります- Vanillaクライアントは参加できても、ボイスチャットの機能は利用できません
Bedrock版・Realmsでは使えない
Simple Voice ChatはMinecraft Java Edition専用です。Bedrock版単体では利用できません。また、RealmsはMOD/プラグインを導入できないため、Simple Voice Chatも使えません。
Geyserなどを使ってBedrockクライアントをJavaサーバーへ参加させる構成でも、Bedrock側にSimple Voice Chatのゲーム内ボイスを直接導入することはできません。代替案として、Discord Bridge系アドオンを使い、Bedrock側はDiscord経由で通話する運用があります。
- Geyser:https://geysermc.org/
- Simple Voice Chat Discord Bridge:https://modrinth.com/plugin/simple-voice-chat-discord-bridge
ngrokは非推奨
公式FAQでは、ngrokはUDPに対応していないためSimple Voice Chatでは使えないと案内されています。playit.gg、Essential、e4mc、World Host、Localtonetなどのトンネル・ワールドホスティング系サービスも、公式サポート対象外です。動く事例があっても、設定が複雑でトラブル対応が難しくなります。
導入手順(クライアント+サーバー)
Simple Voice Chatは、遊ぶサーバーの方式によって導入場所が変わります。まず、自分のサーバーがMODサーバーなのか、プラグインサーバーなのかを確認しましょう。
- Fabric/Forge/NeoForge/Quiltサーバー:MOD版を使う
- Paper/Spigot/Bukkit/Purpurサーバー:プラグイン版を使う
- Velocity/BungeeCord/Waterfall構成:プロキシ側の設定も必要
クライアント側の導入
プレイヤー側は、通常のMinecraft MOD導入と同じ流れです。CurseForge App、Modrinth App、Prism Launcherなどを使うと管理しやすくなります。
方法A:ランチャーで導入する
- CurseForge App、Modrinth App、Prism Launcherなどでプロファイルを作成
- サーバーと同じMinecraftバージョンを選ぶ
- Fabric/Forge/NeoForgeなど、必要なローダーを選ぶ
- Simple Voice Chatを検索して追加
- 起動後、ゲーム内でボイスチャットGUIが開けるか確認
初心者はランチャー導入がおすすめです。MODの更新管理やバージョン確認がしやすく、手動導入よりミスを減らせます。
方法B:手動で導入する
- 配布ページから、自分のMinecraftバージョンに合うjarをダウンロード
- 起動構成の
modsフォルダへjarを配置 - Fabric環境で必要な場合はFabric APIも確認
- ゲームを起動し、設定画面でVoice Chat関連のキーを確認
手動導入では、別バージョンのjarを入れてしまうミスが多いです。ファイル名だけで判断せず、配布ページの対応バージョンを確認しましょう。
サーバー側の導入
サーバー側は、MODサーバーかプラグインサーバーかで設置場所が変わります。
MODサーバーの場合
- Fabric/Forge/NeoForge/Quiltサーバーを用意
- サーバーの
modsフォルダにSimple Voice Chatのjarを入れる - サーバーを一度起動して設定ファイルを生成
- 設定ファイル例:
config/voicechat/voicechat-server.properties - サーバーを停止し、必要に応じてポート番号などを編集
- UDPポートを開放してから再起動
プラグインサーバーの場合
- Paper/Spigot/Bukkit/Purpurなどのサーバーを用意
- サーバーの
pluginsフォルダにSimple Voice Chatのjarを入れる - サーバーを一度起動して設定ファイルを生成
- 設定ファイル例:
plugins/voicechat/voicechat-server.properties - 必要に応じてポート番号を編集
- UDPポートを開放してから再起動
プラグイン版を入れる場合でも、プレイヤーがSimple Voice Chat機能を使うには、クライアント側にMOD版Simple Voice Chatを入れる必要があります。
必須設定:UDPポート開放
Simple Voice Chatで最も重要なのがUDPポート開放です。Minecraft本体の接続に使う25565/TCPとは別に、ボイスチャット用のUDPポートを開ける必要があります。
既定ポート
- ポート番号:24454
- プロトコル:UDP
- 開放が必要なのは:サーバー側のみ
各プレイヤーが自宅ルーターのポートを開ける必要はありません。開放するのは、Minecraftサーバーを動かしているサーバー側です。
自宅サーバーの場合
- ルーターのポート転送で
24454/UDPをサーバーPCへ転送 - サーバーPCのOSファイアウォールで
24454/UDPを許可 - 二重ルーターやCGNAT環境では開放できない場合あり
- VPNやモバイル回線ではUDP通信が制限されることがあります
自宅回線でどうしても接続できない場合は、VPSやゲームサーバーを使う方が安定することがあります。
VPSの場合
VPSでは、クラウド側の接続許可設定とOS側ファイアウォールの両方を確認します。
- 管理画面のセキュリティグループ/接続許可ポートで
24454/UDPを許可 - OS側のUFW/firewalldなどでも
24454/UDPを許可 - Minecraft本体のポートとは別に設定する
- サーバー再起動後に接続テストを行う
# Ubuntu / UFW の例
sudo ufw allow 24454/udp
# firewalld の例
sudo firewall-cmd --permanent --add-port=24454/udp
sudo firewall-cmd --reload
Docker環境の場合
DockerでMinecraftサーバーを動かしている場合は、ポートマッピングでUDPを明示してください。
# 正しい例:UDPとして公開
24454:24454/udp
# 間違いやすい例:TCP扱いになり、SVCでは動かない
24454:24454
公式トラブルシューティングでも、Dockerでは24454:24454/udpのようにUDP指定が必要と案内されています。
レンタルゲームサーバーの場合
管理パネル型のゲームサーバーでは、追加のUDPポートを開放できるかどうかが重要です。
- 「追加ポート」「UDPポート」「ポート管理」などの項目を確認
- 24454/UDPを追加できるか確認
- 別のUDPポートを割り当てられる場合は、SVC側の
port設定も同じ番号に変更 - 追加UDPポートを開けないサービスでは、Simple Voice Chatの運用が難しい場合があります
サービスによって仕様が違うため、分からない場合は「Simple Voice Chat用にUDPポートを追加で開放できますか?」とサポートに確認するのが確実です。
ポート番号を変更する場合
既定の24454が使えない場合は、サーバー設定ファイルでポートを変更できます。
# voicechat-server.properties の例
port=24454
# 別ポートにする例
port=25576
ポート番号を変更したら、設定した番号のUDPポートを開放し、サーバーを再起動してください。設定ファイルだけ変えても、サーバー側でUDPポートが開いていなければ接続できません。
ポート確認の注意点
UDPはTCPと違い、一般的なポートチェックツールでは正しく確認できないことがあります。公式Wikiでは、ゲーム内の/voicechat test <PLAYERNAME>コマンドや、専用のテストツールを使う方法が案内されています。
/voicechat test <プレイヤー名>
「ポートチェックサイトでは閉じているように見えるが、実際には動く」「開けたはずなのに未接続になる」といった混乱が起きやすいため、SVCの公式手順で確認しましょう。
基本機能と使い方
初回セットアップ
Simple Voice Chatを導入してサーバーへ参加すると、初回セットアップ画面やGUIから、マイク・スピーカー・送話方式を設定できます。
- 入力デバイス:使いたいマイクを選ぶ
- 出力デバイス:ヘッドホンやスピーカーを選ぶ
- 送話方式:プッシュトゥトークまたは音声検知
- マイクテスト:自分の声が反応しているか確認
- 音量調整:自分・相手の聞こえ方を調整
ノートPCやBluetoothイヤホンでは、OS側の既定デバイスが意図しないものになっていることがあります。音が出ない・マイクが反応しない場合は、まずOSのサウンド設定も確認してください。
GUIの開き方
標準では、VキーでSimple Voice ChatのGUIを開けます。GUIから、設定、グループチャット、ミュート、録音、アイコン表示などを操作できます。
V:ボイスチャットGUIを開く- GUI内の設定ボタン:マイク・スピーカー・音量などを調整
- グループボタン:グループチャットを作成・参加
- マイクボタン:ミュート切り替え
他MODとキーが競合する場合は、Minecraftの「操作設定」からVoice Chat関連のキーを変更してください。
アイコンの意味
画面上のアイコンは、接続状態や発話状態の確認に役立ちます。バージョンによって見た目は変わる場合がありますが、意味はおおむね次の通りです。
| 状態 | 意味 |
|---|---|
| 自分が話している | マイク入力が相手に送信されている状態 |
| 自分がささやいている | Whisper状態で送話している状態 |
| 他プレイヤーが話している | 相手の音声を受信している状態 |
| 他プレイヤーがささやいている | 相手がWhisperで話している状態 |
| マイクミュート | 自分のマイクがミュートされている状態 |
| Voice chat disabled | ボイスチャットが無効化されている状態 |
| Voice chat not connected | サーバーのボイスチャットに接続できていない状態 |
| Voice chat not installed | クライアントまたはサーバーにSVCが導入されていない可能性 |
「Voice chat not connected」が出る場合は、最優先でUDPポート開放を確認してください。「Voice chat not installed」が出る場合は、クライアント・サーバーの導入状況とバージョンを確認しましょう。
よく使うコマンド
Simple Voice Chatのコマンドは、基本的にゲーム内で実行します。サーバーコンソールからは実行できません。また、クライアント側にSimple Voice Chatが導入されている必要があります。
/voicechat help
/voicechat test <プレイヤー名>
/voicechat invite <プレイヤー名>
/voicechat join <グループ名>
グループチャット機能の活用
グループチャットは、近接チャットとは別に、距離に関係なく同じグループ内で会話できる機能です。大人数サーバーや作業分担があるサーバーでは非常に便利です。
グループチャットが便利な場面
- 探索班と建築班で離れて作業する
- PvPでチームごとに作戦会議をする
- イベント運営者だけで裏方連絡をする
- 配信者・参加者で会話範囲を分ける
- 大人数サーバーで声の混線を避ける
グループの作成・参加
グループはGUIから作成できます。グループ名を入力して作成し、必要に応じてプレイヤーを招待します。
VキーでGUIを開く- グループチャット画面を開く
- グループ名を入力して作成
- 必要に応じて招待・参加
/voicechat invite <プレイヤー名>
グループに入っていると、遠くのプレイヤーとも話せるため、「プロキシミティが効いていない」と勘違いすることがあります。遠くの声が聞こえる場合は、まずグループに入っていないか確認しましょう。
音声距離・音量・音質の調整
音声距離の考え方
近接チャットの聞こえる距離は、サーバー設定や運用方針によって調整できます。距離を長くしすぎると全員の声が混ざり、短すぎると探索時に連携しづらくなります。
- 2〜5人:標準〜やや長めでも問題なし
- 6〜15人:標準設定が無難
- 16人以上:短め+グループチャット併用がおすすめ
- ロールプレイ:近接感を重視して短め
- 協力建築:作業効率重視でやや長めもあり
マイク音量の調整
音が小さい・大きすぎる・割れる場合は、次の順で調整すると安定しやすいです。
- OS側の入力音量を確認
- マイクブーストが強すぎないか確認
- SVC側のマイク感度を調整
- プッシュトゥトークか音声検知かを選ぶ
- ヘッドホンを使ってハウリングを防ぐ
音割れする場合は、SVC側だけでなくOS側のマイク入力レベルを下げるのが有効です。声が乗らない場合は、ミュート状態や入力デバイスの選択ミスも確認してください。
Bluetoothヘッドセットの注意点
Bluetoothヘッドセットでは、通話モードに切り替わることで音質が大きく下がることがあります。公式トラブルシューティングでも、Bluetooth機器は送受信同時利用時の帯域不足で音がこもる・低品質になる場合があると案内されています。
- 音質重視なら有線ヘッドセット推奨
- Bluetoothの場合はOS側の出力デバイスを確認
- ゲーム音と通話音が極端に劣化する場合は有線化を検討
トラブルシューティング
Simple Voice Chatでトラブルが起きた場合は、まずサーバー導入、クライアント導入、UDPポート開放、バージョン一致を確認してください。
Voice chat not connected/プラグアイコンが出る
最も多い原因は、ボイスチャット用のUDPポートが正しく開いていないことです。
- 24454/UDPを開放しているか
- TCPではなくUDPで開放しているか
- サーバー設定ファイルの
portと開放ポートが一致しているか - VPSの管理画面側とOS側の両方で許可しているか
- Dockerの場合は
24454:24454/udpになっているか - プロキシ構成の場合はProxy Setupを確認しているか
- DDoS保護やホスティング側の制限でUDPが遮断されていないか
公式トラブルシューティングでは、Voice chat not connectedの主原因としてポート開放ミスが挙げられています。
相手の声が聞こえない
- 出力デバイスが正しいか確認
- 相手を個別ミュートしていないか確認
- 相手がマイクミュートになっていないか確認
- 近接距離の範囲内にいるか確認
- グループチャットと近接チャットを混同していないか確認
- SVCのスピーカーテストで出力確認
他の音は出るのにSVCだけ聞こえない場合は、SVCの設定画面で出力デバイスを選び直してください。
自分の声が相手に届かない
- マイクがミュートになっていないか確認
- OS側でマイク入力が反応しているか確認
- SVCの設定で正しいマイクを選んでいるか確認
- プッシュトゥトークのキーを押せているか確認
- 音声検知のしきい値が高すぎないか確認
- macOSではマイク権限を確認
公式トラブルシューティングでは、マイクが使えない場合に、オーディオドライバー、OSのマイク権限、管理者としてのランチャー起動なども確認項目として挙げられています。
Microphone unavailable と表示される
- オーディオドライバーを更新する
- PCを再起動する
- ランチャーを管理者として起動する
- Windowsのプライバシー設定でマイクアクセスを許可する
- 他アプリがマイクを排他利用していないか確認する
- 別のマイクデバイスに切り替えて試す
WindowsやLinuxで改善しない場合、クライアント設定のjava_microphone_implementationを試す方法もあります。ただし、すべての環境で有効とは限らないため、うまくいかなければ元に戻してください。
音声が途切れる・再接続を繰り返す
- 自分またはサーバー側の回線が不安定
- Wi-Fiの干渉がある
- VPNやモバイル回線でUDPが制限されている
- サーバー負荷が高い
- 同時接続人数が多すぎる
まずは有線LANに切り替え、VPNをオフにし、サーバーのCPU・メモリ・TPSを確認しましょう。人数が多い場合は、グループチャットを分ける、距離設定を短めにするなどの運用も有効です。
Address already in use でサーバーが起動しない
別のプログラムや別のMinecraftサーバーが同じUDPポートを使っている可能性があります。
- 他のSimple Voice Chatインスタンスが同じポートを使っていないか確認
- Geyserなど他のUDPポートを使うプラグインと競合していないか確認
- server.propertiesのquery.portと重なっていないか確認
- 別ポートに変更して再起動
推奨マインクラフトサーバーの選び方
Simple Voice Chatを安定運用するには、Minecraftサーバーとしての性能だけでなく、追加UDPポートを開けられるかが重要です。スペックが高くても、24454/UDPを開放できなければSimple Voice Chatは動きません。
サーバー選びで迷っている方は、複数のサーバーを比較検討できるサーバー診断サイトも活用してください。
サーバー選びで確認する項目
- Java版Minecraftサーバーを立てられるか
- MODサーバーまたはプラグインサーバーに対応しているか
- 追加UDPポートを開放できるか
- OS側ファイアウォールを設定できるか
- SSHやファイルマネージャーで設定ファイルを編集できるか
- バックアップ・復元が簡単か
- 人数増加時にメモリ・CPUを増やせるか
- サポートに「Simple Voice ChatのUDPポート開放」について質問できるか
XServer VPS for Game
XServer VPS for Gameは、Minecraftなどのゲームサーバー向けに提供されているVPSです。VPS型はroot権限やコンソール操作が使えるため、Simple Voice Chatのように追加UDPポートが必要な構成と相性が良い場合があります。
- 自由度の高いVPS型を選べる
- Minecraftサーバー構築向けの案内がある
- 追加ポートやOSファイアウォールの設定可否を確認したい
- 長期運用やMODサーバー運用を考える人向け
ConoHa VPS/ConoHa for GAME
ConoHaはVPSとしての情報が多く、マイクラ運用でも候補になりやすいサービスです。接続許可ポートの設定ができるため、SVC運用では管理画面側のポート許可とOS側ファイアウォールの両方を確認しましょう。
- VPSとして自由度が高い
- 管理画面で接続許可ポートを設定できる
- MOD/プラグイン構成を自分で管理したい人向け
- 料金やキャンペーンは変動するため公式サイトで確認推奨
シンVPS
シンVPSは、コストと性能のバランスを見ながら選びたい場合の候補です。Simple Voice Chatを使う場合は、UDPポート開放、OS側の設定、バックアップのしやすさを確認しましょう。
- コスパを重視したい人向け
- 自由に設定できるVPS構成か確認
- バックアップやスナップショットの有無も確認したい
さくらのVPS
さくらのVPSは、自由にサーバーを構築したい人向けの定番VPSです。Minecraftサーバーを自分で構築できる人なら、Simple Voice Chat用のUDPポート開放も含めて柔軟に設定できます。
- 手動構築に慣れている人向け
- Linuxやファイアウォール設定の知識があると使いやすい
- 必要なポートだけを開放する運用がしやすい
管理パネル型ゲームサーバーを使う場合
ブラウザだけで設定できる管理パネル型のゲームサーバーは便利ですが、追加UDPポートを開けられない場合があります。Simple Voice Chat目的なら、申し込み前に以下を確認してください。
- Simple Voice Chatに対応しているか
- 24454/UDPまたは任意のUDPポートを追加できるか
- voicechat-server.propertiesを編集できるか
- Paper/Spigot/Fabricなど必要なサーバー方式に対応しているか
「Minecraft対応」と書かれていても、Simple Voice Chatに必要なUDPポートを開けられるとは限りません。必ず事前確認しましょう。
よくある質問(FAQ)
Q1. Simple Voice ChatはBedrock版で使えますか?
A:使えません。Simple Voice ChatはMinecraft Java Edition向けです。公式FAQでも、Bedrock Editionでは技術的な制限により実装できないと案内されています。
Q2. Realmsで使えますか?
A:使えません。RealmsはMOD/プラグインを導入できないため、Simple Voice Chatも利用できません。
Q3. Discordは必要ですか?
A:必要ありません。Simple Voice Chatは単体で動作します。DiscordやMumbleを別途インストールする必要はありません。
Q4. サーバーだけに入れれば使えますか?
A:機能を使うには、サーバー側とクライアント側の両方に導入が必要です。サーバーだけに入っている場合、クライアントはサーバーに参加できることがありますが、ボイスチャット機能は使えません。
Q5. 全プレイヤーがポート開放する必要がありますか?
A:ありません。ポート開放が必要なのはサーバー側だけです。各プレイヤーが自宅ルーターを開放する必要はありません。
Q6. 無料サーバーで使えますか?
A:サービス仕様によります。Simple Voice Chatは追加UDPポートが必要なため、無料サーバーや制限の強い管理パネル型サーバーでは使えないことがあります。24454/UDPを開放できるかを確認してください。
Q7. FabricクライアントでPaperサーバーに接続しても使えますか?
A:使える場合があります。Simple Voice ChatはFabric、Forge、NeoForge、Quilt、Bukkit、Spigot、Paperなどの間で互換性があります。ただし、Minecraft本体とSVCのバージョンは揃えるのが安全です。
Q8. バージョンが少し違っても動きますか?
A:動く場合もありますが、公式FAQでは、最良の体験のためにサーバーと全クライアントで同じバージョンを使うことが推奨されています。トラブルを避けるなら、同じMinecraftバージョン・同じSVCバージョンで揃えましょう。
Q9. 26.3 Snapshotで使えますか?
A:26.3-snapshot-3向けのSimple Voice Chatビルドは配布されています。ただし、Snapshotは検証版のため、通常のサーバー運用ではおすすめしません。本番サーバーでは26.2安定版を使うのが無難です。
Q10. 近接チャットなのに遠くの声が聞こえます
A:グループチャットに参加している可能性があります。公式トラブルシューティングでも、遠くの声が聞こえる場合はグループに入っていることが原因になりやすいと案内されています。グループを抜けると近接チャットとして動作します。
Q11. Geyser経由のBedrockプレイヤーと話せますか?
A:Bedrockクライアント自体にSimple Voice Chatを入れることはできません。代替として、Discord Bridge系アドオンを使い、Java側はSVC、Bedrock側はDiscordで会話する運用があります。ただし、これはゲーム内ボイスではなくDiscord経由のボイスです。
まとめ
Simple Voice Chatは、Minecraft Java Editionのマルチプレイを大きく変える定番の近接ボイスチャットMOD/プラグインです。Discord不要で、ゲーム内の距離に応じた自然な会話ができるため、サバイバル、建築、PvP、ロールプレイ、イベント運営と非常に相性が良いです。
2026年7月13日時点では、Minecraft Javaの安定版は26.2、Simple Voice Chatは2.6.20+26.2が安定版向けの目安です。26.3-snapshot-3向けビルドもありますが、Snapshotは検証版のため、本番サーバーでは26.2を基準にするのが安全です。
導入で最も重要なのは、クライアントとサーバー双方への導入、対応バージョンの確認、そして24454/UDPのポート開放です。接続できない場合の多くは、UDPポート未開放、ポート番号の不一致、またはサーバー・クライアントの導入ミスが原因です。
サーバーを選ぶ際は、スペックや料金だけでなく、追加UDPポートを開放できるかを必ず確認してください。Simple Voice Chatを安定運用したい場合は、自由度の高いVPSや、SVC対応が明記されているゲームサーバーを選ぶのがおすすめです。
出典・参考情報
- Modrinth – Simple Voice Chat
- Modrinth – Simple Voice Chat Versions
- Modrinth – Simple Voice Chat Changelog
- CurseForge – Simple Voice Chat
- CurseForge – Simple Voice Chat Files
- Simple Voice Chat 公式Wiki
- Simple Voice Chat 公式Wiki – Server Setup
- Simple Voice Chat 公式Wiki – Troubleshooting
- Simple Voice Chat 公式Wiki – Commands
- Simple Voice Chat 公式FAQ
- Minecraft公式 – Minecraft Java Edition 26.2
- Minecraft公式 – Minecraft 26.3 Snapshot 3
- XServer VPS for Game 公式
- XServer VPS for Game – Minecraft
- ConoHa VPSサポート – 接続許可ポートを設定する
- Simple Voice Chat Discord Bridge
- GeyserMC公式

