マイクラ Datapack完全攻略ガイド【2025年最新】作り方・導入方法・おすすめパック紹介

【2025年7月最新】マイクラ Datapack 自作と配布完全ガイド - pack.mcmetaからfunctionsまで
目次

冒頭の直接回答

マインクラフトのデータパック(Datapack)は、Java版限定でゲーム内容を拡張できる公式機能です。バニラの範囲内でコマンド、関数、レシピ、進捗などを追加でき、MODとは異なりクライアント側の改造は不要です。pack.mcmetaファイルとフォルダ構造を正しく作成すれば、初心者でも簡単に導入・作成が可能です。

要点

  • Java版限定の公式ゲーム拡張機能(統合版では利用不可)
  • MODと違いクライアントの改造不要で安全に使用可能
  • pack format 48(1.21対応)が2025年現在の最新仕様
  • Vanilla Tweaksなど人気配布サイトで豊富なパックが入手可能
  • ワールドごとに個別導入でき、いつでも有効/無効の切り替えが可能

データパックとは何か?

基本概念

データパック(Data Pack)は、Minecraft Java Edition 1.13で導入された公式のゲーム拡張機能です。ゲームのコアファイルを変更することなく、以下の要素を追加・変更できます:

  • 関数(Functions):コマンドの集合体
  • 進捗(Advancements):カスタム実績
  • レシピ(Recipes):クラフトレシピの変更・追加
  • ルートテーブル(Loot Tables):ドロップアイテムの変更
  • 構造物(Structures):建造物の追加
  • ワールド生成設定:地形生成のカスタマイズ

MODとの違い

項目データパックMOD
対象版Java版のみJava版のみ
導入方法ワールドフォルダに配置Forge/Fabricが必要
安全性公式機能のため安全第三者製のため注意が必要
互換性バニラクライアントで動作専用クライアントが必要
制限バニラの範囲内ゲームエンジンレベルで改造可能

データパックの導入方法

STEP 1: データパックの入手

  1. 配布サイトからダウンロード
  2. ファイル形式の確認
    • ZIPファイル:そのまま使用
    • フォルダ:解凍済みの状態

STEP 2: シングルプレイでの導入

  1. マインクラフトを起動
  2. シングルプレイ → 対象ワールドを選択
  3. 「編集」ボタンをクリック
  4. 「ワールドフォルダーを開く」を選択
  5. datapacksフォルダを開く
  6. ダウンロードしたデータパックを配置
  7. ワールドに入り /reload コマンドを実行

STEP 3: マルチプレイでの導入

  1. サーバーフォルダを開く
  2. world(またはワールド名)フォルダ → datapacksフォルダを開く
  3. データパックを配置
  4. サーバーコンソールで reload コマンドを実行

データパック作成の基礎

基本フォルダ構造

my_datapack/
├── pack.mcmeta
├── pack.png(任意)
└── data/
    └── namespace/
        ├── functions/
        │   └── example.mcfunction
        ├── advancements/
        ├── recipes/
        └── loot_tables/

pack.mcmetaファイルの作成

1.21対応版(pack format 48)

Copy{
  "pack": {
    "pack_format": 48,
    "description": "私の最初のデータパック"
  }
}

マルチバージョン対応版

Copy{
  "pack": {
    "pack_format": 48,
    "description": "マルチバージョン対応パック",
    "supported_formats": {
      "min_inclusive": 41,
      "max_inclusive": 48
    }
  }
}

Pack Format一覧表

バージョンPack Formatリリース日
1.21.0482024年6月
1.20.5-1.20.6412024年4月
1.20.2-1.20.4262023年9月
1.19.4122023年3月
1.19.0-1.19.3102022年6月

関数(Functions)の基本

基本的な関数ファイル

ファイル名: data/example/functions/hello.mcfunction

# プレイヤーにメッセージを表示
tellraw @a {"text":"データパックが正常に動作しています!","color":"green"}

# サウンドを再生
playsound minecraft:entity.experience_orb.pickup master @a ~ ~ ~ 1 1

# パーティクルエフェクトを表示
particle minecraft:heart ~ ~2 ~ 0.5 0.5 0.5 0 10

関数の実行方法

  • チャットコマンド: /function example:hello
  • コマンドブロック: function example:hello
  • 他の関数から: function example:hello

常時実行の設定

load.json(初回読み込み時実行)

Copy{
  "values": [
    "example:setup"
  ]
}

tick.json(毎tick実行)

Copy{
  "values": [
    "example:main_loop"
  ]
}

おすすめデータパック紹介

1. Vanilla Tweaks

概要: バニラの雰囲気を保ちながら便利機能を追加する人気パック群

主な機能:

  • Player Head Drops:プレイヤーキルで頭をドロップ
  • More Mob Heads:全MOBの頭が入手可能
  • Wandering Trades:行商人の取引内容拡充
  • Anti Enderman Grief:エンダーマンのブロック破壊防止

導入方法:

  1. Vanilla Tweaks公式サイトにアクセス
  2. 欲しい機能をチェック
  3. 「Download Zip」でパックをダウンロード
  4. 通常の手順で導入

2. 人気の単体データパック

パック名機能対応バージョン
Timber木を一括破壊1.15+
Vein Mining鉱石を一括破壊1.15+
Graves死亡時に墓を生成1.16+
Multiplayer Sleep一部プレイヤーが寝るだけで夜をスキップ1.13+
Armor Statues防具立てのポーズ変更1.14+

3. 大型拡張パック

Incendium

  • ネザーの大幅リニューアル
  • 新構造物・新MOB・新アイテム追加
  • 冒険要素の大幅強化

Terralith

  • 100種類以上の新バイオーム
  • バニラの雰囲気を保持
  • 既存ワールドにも適用可能

トラブルシューティング

よくあるエラーと対処法

1. データパックが認識されない

  • pack.mcmetaファイルの文法エラー確認
  • pack formatがバージョンに対応しているか確認
  • フォルダ名に使えない文字が含まれていないか確認

2. 関数が実行されない

  • ファイル拡張子が.mcfunctionになっているか確認
  • 名前空間(namespace)が正しく設定されているか確認
  • /reloadコマンドが実行されているか確認

3. 複数のデータパックが競合する

  • 同じ要素を変更するパック同士は競合する可能性
  • 導入順序を変更して問題を特定
  • 必要に応じて競合するパックの一時無効化

マルチプレイサーバーでのデータパック活用

データパックを本格的に活用するなら、専用サーバーでの運用が最適です。友人との協力プレイや大規模なカスタムゲームモードの実現が可能になります。

ConoHa for GAME

ConoHa for GAMEは、マインクラフトサーバーに最適化されたVPSサービスです。

  • 特徴: データパック対応・自動バックアップ・簡単導入
  • 料金: 月額1,065円〜
  • メリット: 初期費用0円・24時間稼働・管理画面が分かりやすい

ConoHa for GAME 公式サイト

XServer VPS for Game

エックスサーバーが提供するゲーム専用VPSサービスです。

  • 特徴: 高性能CPU・SSD標準・充実サポート
  • 料金: 月額1,150円〜
  • 対応: Java版完全対応・データパック・プラグイン両対応

XServer VPS for Game 公式サイト

LOLIPOP! for Gamers

ロリポップのゲーマー向けVPSサービスで、マイクラサーバー構築に特化しています。

  • 特徴: ワンクリック構築・日本語サポート・データパック対応
  • 料金: 月額1,500円〜
  • 利点: 初心者にも優しい管理画面・充実したドキュメント

LOLIPOP! for Gamers 公式サイト


よくある質問(FAQ)

Q1. データパックは統合版(BE)でも使えますか?

いいえ、データパックはJava版(JE)専用の機能です。 統合版では「ビヘイビアーパック」という類似機能がありますが、仕様が異なります。統合版でカスタマイズを行いたい場合は、マーケットプレイスのアドオンやMODを利用してください。

Q2. 既存のワールドにデータパックを後から追加できますか?

はい、既存のワールドにもいつでもデータパックを追加できます。 ワールドのdatapacksフォルダにファイルを配置し、ゲーム内で/reloadコマンドを実行するだけです。また、不要になったデータパックはファイルを削除して/reloadすることで無効化できます。

Q3. データパックを自作する際の注意点は?

pack.mcmetaファイルの文法とpack formatの指定が最重要です。 JSON形式で記述し、使用するマインクラフトのバージョンに対応したpack formatを指定してください。1.21では48、1.20.5-1.20.6では41です。また、関数ファイルは拡張子を.mcfunctionにし、名前空間を適切に設定することが必要です。

Q4. 複数のデータパックを同時に使用できますか?

基本的には可能ですが、競合に注意が必要です。 同じ要素(レシピ、ルートテーブルなど)を変更する複数のデータパックは競合する可能性があります。競合が発生した場合は、データパックの読み込み順序を変更するか、競合する機能の一部を無効化して対処してください。

Q5. サーバーにデータパックを導入する方法は?

サーバーのワールドフォルダ内のdatapacksフォルダに配置します。 具体的には、サーバーフォルダ内の「world」(またはワールド名)フォルダ → 「datapacks」フォルダにデータパックを置き、サーバーコンソールでreloadコマンドを実行してください。プレイヤー側での特別な設定は不要です。


まとめ

マインクラフトのデータパックは、バニラの範囲内でゲームを大幅に拡張できる優秀な公式機能です。MODとは異なり安全性が高く、導入も簡単で、Java版であれば誰でも手軽に利用できます。

基本的な導入方法をマスターし、Vanilla Tweaksなどの人気パックから始めて、最終的には自分だけのオリジナルデータパックを作成してみましょう。pack.mcmetaファイルの作成から関数の記述まで、一歩ずつ学習を進めることで、マインクラフトの可能性を大幅に広げることができます。

今すぐVanilla Tweaks公式サイトでお気に入りのデータパックを見つけて、新しいマインクラフト体験を始めてみてください。

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