【2025年11月最新】7DTDサーバーログ解析完全ガイド|output_logの場所・エラー診断・不正検知まで

目次

冒頭の直接回答

7DTD(7 Days to Die)のサーバーログは、サーバーのクラッシュ原因・ラグ・接続エラー・不正プレイの痕跡まで把握できる最重要情報源です。Windows/Linux/レンタルサーバーそれぞれでoutput_logなどのログファイルを取得し、時刻・ログレベル・モジュール別に読み解くことで、原因特定と再発防止まで一気に進められます。本記事では、ログの場所→読み方→典型エラー→不正検知→監視自動化→サーバー選びまで、実運用でそのまま使える形で解説します。

要点

  • 7DTDサーバーログの場所(Windows/Linux/各種レンタルサーバー)と取得方法を整理
  • output_logの構造と、クラッシュ/接続エラー/不正プレイヤー検知の読み方を解説
  • ログ監視の自動化と、7DTD向きレンタルサーバー&サーバー診断ツールの活用法を紹介

7DTDサーバーログ解析でできることと全体像

サーバーログ解析で何が分かるか

7DTDサーバーログを解析すると、以下のような情報を具体的に把握できます。(Scribd)

  • サーバー起動~停止までの処理状況(ロード時間・ワールド生成・セーブ処理など)
  • プレイヤーの接続/切断、使用しているバージョン、認証状況(Steam/EOS)
  • ネットワーク異常(タイムアウト・パケットロス・ポート設定ミスなど)
  • MODやワールドデータ破損によるエラー、例外、クラッシュ要因
  • EAC(Easy Anti-Cheat)やサーバー側判断によるキック/BANのログ

「サーバーが突然落ちる」「特定プレイヤーが入ると落ちる」「ワイプ後から重い」といった現象も、ログと時刻を突き合わせることで原因候補を大きく絞れます。(The Fun Pimps)

この記事で解決できる代表的な悩み

「7DTD サーバーログ 場所」「7DTD サーバーログ 見方」「7DTD output_log エラー」などで検索してきた方は、以下の章を順番に読めば一通り解決できます。

  • ログファイルの場所を知りたい → 第2章
  • output_logの読み方やレベルの意味を知りたい → 第3章
  • クラッシュ/接続エラーを潰したい → 第4章
  • 荒らし・チート対策としてログを活用したい → 第5章
  • 日常運用の監視・自動化や、向いているサーバーを知りたい → 第6章・サーバー紹介

ログファイルの場所と取得方法(Windows/Linux/レンタルサーバー)

7DTDのサーバーログは、自宅サーバーか・レンタルサーバーか/OSがWindowsかLinuxかで保存場所が変わります。まずは自分の環境のログパスを特定するところから始めましょう。

Windows版 Dedicated Server のログパス

Steam でインストールした Windows Dedicated Server では、デフォルトで次のような場所にログが生成されます。(Steam Community)

  • インストールフォルダ配下
    • 7DaysToDieServer_Data/
      • output_log__*.txt(サーバープロセスのメインログ)

確認手順(例)

  1. Steam ライブラリ →「ツール」から「7 Days to Die Dedicated Server」を右クリック
  2. 「管理」→「ローカルファイルを閲覧」でインストールフォルダを開く
  3. 7DaysToDieServer_Dataフォルダ内の output_log__ で始まるテキストファイルを探す

クラッシュ直後であれば、更新日時が最新の output_log__xxxxx.txt が解析対象です。

Linux版/Docker版 Dedicated Server のログパス

Linux版 dedicated server でも基本は同様で、ゲームフォルダ配下の 7DaysToDieServer_Dataoutput_log__*.txt が生成されます。加えて、Unityベースのログとして Player.log が configディレクトリ側に保存されるケースもあります。(Steam Community)

  • ゲームフォルダ:
    • /home/steam/7dtd/7DaysToDieServer_Data/output_log__*.txt
  • Unityログ(環境により):
    • ~/.config/unity3d/The Fun Pimps/7 Days To Die - Dedicated/Player.log

systemd でサービス化している場合は、journalctl -u サービス名 で stdout ストリームを確認できるため、output_log と合わせて見ると原因特定が早くなります。

# 直近のログを追いかける例
journalctl -u 7dtd-server.service -f

レンタルサーバーでのログ取得方法

XServer VPS for Game・ConoHa for GAME・LOLIPOP! for Gamers など、7DTDテンプレート付きのゲーム向けVPSでは、管理画面からコンソールログやテキストログをダウンロードできる仕組みが用意されています。(XSERVER VPS)

代表的なパターン:

  • コントロールパネル上の「コンソールログ」「ログ閲覧」メニュー
  • SFTP/ファイルマネージャーで 7DaysToDieServer_Data 配下の output_log__*.txt にアクセス
  • (ConoHa for GAME)7DTDイメージで作成したサーバーに SSH してログパスを確認(ConoHaドキュメントサイト)

まずは管理画面の「ログ」系メニューと、7DaysToDieServer_Data ディレクトリを確認するのが最短ルートです。


output_logの読み方と基本構造

行の基本構造:タイムスタンプ/ログレベル/モジュール/メッセージ

7DTD v2.0 系のサーバーログは、基本的に以下の4要素で構成されます。(Quicca Plus)

  1. タイムスタンプ(例:2025-11-20T12:34:56.789
  2. ゲーム内経過時間(秒)
  3. ログレベル+モジュールINF [NET] / WRN / ERR など)
  4. メッセージ本文

例として「プレイヤー接続」の行を抽象化すると、こんなイメージです(あくまで例):

2025-11-20T12:34:56.789  123.456 INF [NET] Player connected: PlayerName, SteamId=xxxxxxxx

この構造を理解しておくと、特定時刻前後の ERROR/WARN を一気に洗い出すことができます。

主なログレベルと意味

v2.0 以降は、ログレベルの整理と内部エラーコードの改善が進められており、レベル別で優先度を付けて読むのが効率的です。(7daystodie.com)

  • INF / INFO
    情報レベル。通常の起動処理・プレイヤー接続・セーブ処理・ゾンビスポーンなど。
  • WRN / WARN
    注意レベル。タイムアウト・遅延・設定の非推奨項目など、要注意だが即クラッシュではない状態。(The Fun Pimps)
  • ERR / ERROR
    明確なエラー。ファイル読み込み失敗、ネットワーク接続失敗、MODのロード失敗などが多い。(The Fun Pimps)
  • EXC / FATAL 等
    例外・致命的エラー。サーバープロセスの停止やクラッシュにつながりやすく、最優先で確認すべき行。

運用のコツ
日常確認では ERROR以上+WARN を重点的に追い、INFOは必要に応じてフィルタリングして読むのが現実的です。

プレイヤー・ネットワーク関連ログの読み方

プレイヤー周りのトラブル(接続できない/頻繁に落ちる/特定プレイヤーだけ問題が出る)を調べるときは、以下のキーワードで検索します。(Steam Community)

  • [NET] : ネットワーク処理全般(接続試行・切断・タイムアウト)
  • Player connected / Player disconnected : 接続/切断ログ
  • Authentication / Steamworks.NET / EOS : 認証関連
  • invalid password : パスワード間違い
  • Connection failed / Timed out : 接続失敗・タイムアウト

実務的な読み方の例

  1. 「接続できない」と報告があった時刻をメモ
  2. output_log をその時間帯付近までスクロール
  3. [NET]をキーワード検索し、Connection failedinvalid password の有無を確認
  4. それでも原因不明なら、ERRWRN 周りを上から順に読む

このフローに慣れると、「設定ミス」「ポート未開放」「プレイヤー側のパスワード間違い」などをかなり短時間で切り分けできます。


クラッシュ・ラグ・接続エラーをログから特定する手順

ここでは、7DTDサーバーが不安定なときに、サーバーログから原因を追う具体的な手順を紹介します。

手順1:問題発生時刻と症状をメモする

まずはプレイヤーからの報告や自分の体験ベースで、以下をメモします。

  • 発生日時(できれば秒単位)
  • 発生時のプレイ状況(人数・ブラッドムーン中・特定POI攻略中など)
  • 導入しているMODの有無/変更履歴

ログは秒単位のタイムスタンプなので、このメモがあるだけで、追うべき行が一気に絞れます。

手順2:ERROR/FATAL/WARNを時間帯で絞り込む

次に output_log を開き、問題発生時刻付近を中心に以下の順で確認します。(The Fun Pimps)

  1. FATAL / EXC など致命的エラーの行
  2. その前後数十秒の ERROR
  3. さらに広めの範囲(数分)の WARN

たとえば、以下のようなパターンがよく見られます。

  • 地域ファイルや power.dat の破損 → 特定座標に近づくと毎回クラッシュ(regionファイル削除で復旧)(The Fun Pimps)
  • Modの読み込みエラー → サーバー起動直後に例外が発生して停止
  • メモリ不足 → ガベージコレクションやアロケーション関連のログが増えた直後にクラッシュ

この時点で「どのファイルが読めずに落ちているか」まで分かれば、ワールドのバックアップ復元・問題Modの一時無効化 など具体的な対処に移れます。

手順3:ネットワーク関連エラーの読み方

接続エラーやラグの場合、ログには以下のような情報が記録されます。(The Fun Pimps)

  • Connection failed: ConnectionFailed(相手に到達できていない)
  • Received invalid password package(パスワード不一致)
  • TimeSinceLastPacket が極端に大きい(パケットロス/回線不安定)

この情報から、

  • ルーターのポート開放不足
  • VPS側ファイアウォール(セキュリティグループ)の未設定(ConoHaドキュメントサイト)
  • 単純なパスワード入力ミス

といった問題を切り分けることができます。


不正プレイヤー・荒らし対策としてのログ活用

接続ログからIP・アカウントを特定する

多くのサーバーでは、プレイヤー接続時に以下のような情報がログに残ります。(umod.org)

  • プレイヤー名
  • SteamID または EOS のアカウントID
  • 接続元IPアドレス
  • 認証結果

荒らしやチーターが疑われる場合は、以下の手順でログを追います。

  1. 問題行動があった時間帯のチャット/行動をメモ
  2. 同じ時間帯の PlayerLogin / Player connected 付近のログから、プレイヤー名とSteamIDを特定
  3. サーバー管理ツール/serveradmin.xml で、そのIDをもとにBAN・キック設定を行う(揚げポテGameSV)

このように、ゲーム内の一時的な表示より、ログの方が証拠として信頼性が高いため、荒らし対応前に必ずログを確認する習慣を付けておきましょう。

チャットログやプラグインとの連携

サードパーティの管理ツールやModを使うと、

  • チャット内容
  • コマンド実行履歴
  • プレイヤーの座標推移

などを別途ログファイルとして保存できます。(HJKW)

これらを output_log と突き合わせることで、

  • 「この座標にブロックを大量設置していた」「ワイプ直後から異常な資源を持っていた」
  • 「サーバー負荷が急増したタイミングで、特定プレイヤーが特定MODアイテムを連打していた」

といった行動パターンも可視化でき、根本的な対策(設定変更やプラグイン導入) につなげられます。


7DTDサーバーログの監視・自動化テクニック

tail・PowerShellでリアルタイム監視する

Linuxサーバーでは、tail -f コマンドで output_log をリアルタイム監視するのが定番です。(Steam Community)

cd /path/to/7dtd/7DaysToDieServer_Data
tail -f output_log__current.txt

Windows環境では、PowerShell の Get-Content -Wait や、7DTD Japan Wiki で紹介されているログ監視スクリプトを使うことで、コンソールを開かなくてもログを流し見できる環境を構築できます。(WIKIWIKI)

ログローテーションとバックアップ

長期間運用していると、output_log は非常に大きくなり、

  • エディタで開きにくい
  • 必要な箇所を検索しづらい

といった問題が出てきます。7DTD専用サーバー記事の多くでは、定期的なログローテーションとバックアップを推奨しています。(Quicca Plus)

実務的には、以下のような方針が扱いやすいです。

  • サーバー再起動のタイミングで古い output_log を日付付きファイルにリネーム
  • 7~30日程度で古いログを自動削除(障害解析用に必要な期間だけ残す)
  • 重大事故があった日だけ、ローカルPCや別ストレージに手動バックアップ

シェルスクリプトやタスクスケジューラで一度仕組み化しておくと、運用負荷が大きく下がります。

動画で流れを掴みたい人向けの参考動画(日本語)

サーバーの立て方と管理ツールの使い方は、動画で見た方がイメージしやすい人も多いはずです。例えば、以下のような日本語動画では、7DTDサーバー構築と管理ツールの使い方が解説されています。(YouTube)

  • #01 7days to die サーバーの立て方ツールの紹介と設定方法など その1(YouTube / Ais Gm)
    • 7DTD マルチプレイ用サーバー構築とツール紹介の入門編
    • 管理ツールの画面とログ出力の関係も視覚的に理解できる

リンク:https://www.youtube.com/watch?v=Ryf0QwJYQhY


比較表・料金表(ログ用途別チェックポイント)

ログ解析の視点から、用途ごとに「どのファイルを・何を見るか」を整理した表です。

用途主なログファイル注目キーワード例目的
サーバー起動エラーの原因特定output_log__*.txtERROR, EXC, FATAL, Missing, IOExceptionModやワールドデータ破損/設定ミス/ファイル不足の洗い出し
ラグ・カクつきの原因調査output_log__*.txtWRN, TimeSinceLastPacket, Spike, GC関連ネットワーク・IO・メモリ不足などボトルネックの推定
プレイヤー接続・切断の追跡output_log__*.txt[NET], Player connected, Player disconnected荒らし・チート疑い時のID特定、接続エラー時のパターン把握
認証エラー/パスワード関連のトラブルoutput_log__*.txtinvalid password, Authentication, EOS, Steamパスワード間違い・バージョン不一致・認証サーバー側問題の切り分け
長期運用時の安定性チェックローテーション済みoutput_logの履歴群ERROR/WARNの頻度、再起動頻度サーバースペック不足/設定不備を疑うきっかけを得る

7DTDサーバーログ解析と相性の良いレンタルサーバー選び

サーバーログ解析まで視野に入れると、「十分なメモリとCPU」「安定したストレージIO」「SSHやファイルアクセスのしやすさ」が特に重要になります。公式・専門サイトでは、7DTD向けに 4GB以上・できれば8GB以上のプラン が推奨されています。(ConoHaドキュメントサイト)

まずは自分に合うスペックを診断する

「何人で遊ぶか/どのくらいModを入れるか」によって最適なプランは変わります。

  • 4~6人/軽めのMod → 4GBプラン目安
  • 8~10人/中量Mod → 8GBプラン目安
  • 10人以上/大型Modパック → 12~16GB以上を検討

どれを選べばいいか迷う場合は、

レンタルサーバー比較診断サイト「QUICCA+ レンタルサーバー比較診断」
https://comparison.quicca-plus.com/

を使うと、用途や予算・プレイ人数などから候補サーバーを自動で絞り込めます。7DTDだけでなく、他ゲームやWeb用途も視野に入れて比較しやすいのがメリットです。


7DTDサーバーログ解析と相性の良いレンタルサーバー5社(詳細)

ここからは、7DTDマルチサーバー構築実績が多く、ログ解析もしやすい国内サーバー5社を、特徴と一緒に紹介します(ランキングではありません)。

XServer VPS for Game(エックスサーバー VPS for Game)

公式:https://www.quicca-plus.com/svnavi/rdrt.php?ad=5098

  • 7DTD専用テンプレートイメージが用意されており、数クリックでマルチサーバーを構築可能(XSERVER VPS)
  • 7DTD向けには 4GB以上のプラン が利用でき、公式でも8GB以上の利用が推奨
  • 専用の管理画面からコンソールログを表示でき、SSH接続も可能なため output_log 解析との相性が良い
  • 他のゲーム(Minecraft/ARK/Rust など)用テンプレートも豊富で、ゲームサーバーに慣れた運用者に向いている

こんな人向け

  • 「とにかく早く7DTDサーバーを立てて、あとでログをじっくり追いたい」
  • 「複数ゲームを1台のVPSで回しながら、ログも自分で管理したい」

XServer VPS(エックスサーバー VPS)

公式:https://www.quicca-plus.com/svnavi/rdrt.php?ad=5097

  • 一般的なVPSサービスだが、ゲーム用途でも使いやすい高コスパVPSとして評価が高い(揚げポテGameSV)
  • 「メモリ無料増設」機能により、同料金帯でも実メモリが多く、7DTDのようなメモリ食いタイトルと相性が良い
  • サーバーの中身を完全に自分で構築する前提なので、7DTD専用テンプレートは不要で細かいカスタマイズがしたい人向け
  • ログ保存・ローテーション・監視ツール導入などをLinuxサーバーとして自由に構築できるのが強み

こんな人向け

  • 「7DTD以外にも、Webサービスや別ゲームのサーバーを同居させたい」
  • 「ログ監視や自動化スクリプトをガッツリ組んで、インフラ寄りに楽しみたい」

ConoHa for GAME(コノハ for GAME)

公式:https://www.quicca-plus.com/svnavi/rdrt.php?ad=5051

  • ConoHa for GAME には 7 Days to Die ゲームテンプレートが用意されており、コントロールパネルから対象イメージを選ぶだけでマルチサーバーが完成(ConoHaサポート)
  • 7DTDテンプレート利用時の最小RAMは 4GB とされており、4GB以上のプランが推奨
  • ConoHa独自のセキュリティグループ(仮想ファイアウォール)でポート制御ができ、26900/UDPなど7DTD用ポートの開放設定がしやすい(ConoHaドキュメントサイト)
  • 管理画面からのコンソール操作とSSHの両方が使えるため、output_log 取得・解析にも向く

こんな人向け

  • 「GUI多めのコントロールパネルで、ポチポチ操作しながら7DTDサーバーを運用したい」
  • 「テンプレート+マニュアルが充実していて、初めてのVPSでも安心したい」

LOLIPOP! for Gamers(ロリポップ! for Gamers)

公式:https://www.quicca-plus.com/svnavi/rdrt.php?ad=5096

  • 「たった3ステップで7DTDサーバーを立てられる」とアピールしている、超初心者向けゲームサーバーサービス(gamers.lolipop.jp)
  • 7DTD用のサーバープランが複数用意されており、8GB以上の大きめメモリプランも選択可能(株式会社ピコラボ)
  • Webベースの管理画面でスタート/ストップ・設定変更ができ、ログも同じ管理画面から確認しやすい構成
  • 「とりあえずすぐ友達と遊びたい、細かいLinux設定は後回しにしたい」というケースに特に向く

こんな人向け

  • 「VPSは初めて/コマンド操作は最小限にしたい」
  • 「ログもブラウザ上でざっくり確認できれば十分」

さくら VPS(さくらのVPS)

公式:https://www.quicca-plus.com/svnavi/rdrt.php?ad=1236

  • 老舗の国内VPSで、安定性とネットワーク品質に定評があり、7DTD用途のおすすめとしてもよく名前が挙がる(lsv.jp)
  • 専用ゲームテンプレートはないものの、一般的なLinux VPSとして柔軟に構築可能
  • 公式ドキュメントやユーザーコミュニティが充実しており、「自力でサーバー構築するスキルを付けたい人」に向いている
  • 2週間の無料お試しが提供されており、レスポンスや操作感を実際に試してから本契約できる点も安心材料

こんな人向け

  • 「テンプレートよりも、素のLinux VPSで1から7DTD環境を作り込みたい」
  • 「安定性重視で、長期運用の7DTDサーバーを建てたい」

よくある質問(FAQ)

Q1. 7DTDサーバーログはどこを見ればクラッシュ原因が分かりますか?

結論:クラッシュ直前のoutput_log__*.txtで、タイムスタンプを頼りにERROR/FATAL/EXCレベルの行を時系列で追うのが最優先です。多くの場合、ワールドデータ破損・Modエラー・メモリ不足・ネットワーク関連のいずれかが連続して記録されており、そのエラー行に書かれているファイル名や処理名から、削除すべきファイルや見直すべき設定を特定できます。

Q2. output_log.txt が巨大化して開けないときはどうすれば良いですか?

結論:ログローテーションと部分読みを組み合わせ、必要な範囲だけ分割して読むのが現実的です。具体的には、サーバー再起動前後でファイルを日付付きでリネームして区切り、普段は tail や PowerShell で末尾だけを監視します。古いログは7~30日分だけ残して、それ以前は削除または別ストレージへ退避すると、ディスク容量と解析しやすさのバランスが取れます。

Q3. 不正プレイヤーや荒らしをログだけで見分けることはできますか?

結論:ログだけで完全に判定するのは難しいものの、プレイヤー名・SteamID/EOS ID・接続元IP・行動タイミングを照合することで、かなり高い精度で怪しいプレイヤーを絞り込めます。問題行動があった時間帯のチャットやゲーム内状況をメモし、その時間帯の PlayerLogin[NET] ログを紐づけて確認することで、「このIDのプレイヤーが何度もログインとクラッシュを繰り返している」といったパターンも見えてきます。


まとめ

7DTDサーバーログ解析は、一度慣れてしまえば「サーバーがおかしいときの最短ルート診断ツール」として強力に機能します。output_log の場所と基本構造を押さえ、ERROR/WARN 行を中心に時系列で追うだけで、クラッシュ・接続エラー・不正プレイヤーの多くを切り分けられます。また、tail や PowerShellでのリアルタイム監視とログローテーションを組み合わせれば、長期運用でもトラブルシュートが格段に楽になります。

最後に、サーバースペックそのものに不安がある場合は、レンタルサーバー比較診断(comparison.quicca-plus.com)や本記事で紹介した5社を参考に、自分のプレイ人数とMod構成に合ったVPSを選びましょう。適切なサーバーと適切なログ解析を組み合わせることで、7DTD v2.0時代のマルチプレイを、より安定かつ快適に楽しめます。


出典

  • 7 Days to Die 公式パッチノート v2.0 “Storm’s Brewing”(ゲーム仕様・サーバー技術アップデート)(7daystodie.com)
  • 7 Days to Die Japan Wiki*「7Days To Dieの概要」「マルチサーバー構築・ログ関連のトラブルシュート」(WIKIWIKI)
  • Steam コミュニティスレッド「Where to find log of server」および各種トラブルシュートスレ(ログパスとエラー解析事例)(Steam Community)
  • XServer VPS for Game・ConoHa for GAME・LOLIPOP! for Gamers・さくらVPS 各公式ドキュメント(7DTDテンプレート・推奨メモリ・ポート/セキュリティ設定)(XSERVER VPS)
  • 7DTD専用サーバー比較・運用解説記事(7DTD向けメモリ推奨値・各社VPS比較・ログ運用のベストプラクティス)(Quicca Plus)
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