【2025年11月最新版】7 Days to Die V2.0 「Storm’s Brewing」サーバー設定完全ガイド

目次

冒頭の直接回答

7 Days to Die V2.0「Storm’s Brewing」のサーバー設定では、2025年11月現在V2.4が安定版として配信され、V2.5が12月初旬に実装予定です。バイオーム進行システム、ダイナミック嵐システム、クロスプレイ機能に対応した設定項目が重要で、serverconfig.xmlで「BiomeProgression」「StormFreq」「ServerAllowCrossplay」などを適切に調整することで、最新機能を活用した快適なマルチプレイ環境を構築できます。

要点

  • V2.4安定版が配信中、V2.5は2025年12月初旬実装予定
  • バイオーム進行システムと嵐システムが継続的に改善中
  • クロスプレイ対応で最大8人まで異なるプラットフォーム間で接続可能
  • serverconfig.xmlの新設定項目を理解して適切に調整
  • Discord連携機能でボイスチャットも統合

V2.0「Storm’s Brewing」の主要新機能

バイオーム進行システム

V2.0の最大の変更点であるバイオーム進行システムは、2025年9月のV2.3アップデートで大幅に改善されました。バイオームバッジは「サバイバルギア」に変更され、クラフトで入手可能になったことで、トレーダーに会わずにバイオーム制限を解除できるようになりました。

バイオーム別の環境ハザード

  • Pine Forest(松林): 環境ハザードなし(初心者向け)
  • Burnt Forest(焼け森): 熱い灰と濃い黒い煙
  • Desert(砂漠): 極端な暑さ
  • Snow(雪原): 氷点下の気温と風による冷却
  • Wasteland(荒廃地): 高放射線汚染

2025年9月のアップデートにより、バイオームの初期滞在可能時間は全て3分に統一され、屋内や地下に避難することで滞在時間を回復できるようになりました。また、バイオームチャレンジは順番に攻略する必要がなくなり、自由な順序でプレイできるようになっています。

ダイナミック嵐システム

新しい天候システムでは、バイオーム固有の嵐が発生し、プレイヤーに直接ダメージを与えます。2025年7月以降のアップデートで嵐システムは継続的に調整され、発生頻度の減少、持続時間の短縮、警告時間の延長(90秒)などの改善が行われました。

嵐の種類(深刻度順)

  1. Thunderstorms(雷雨): 全バイオーム対象、プレイヤーにダメージなし
  2. Ember Storm(灰嵐): 焼け森限定
  3. Sand Storm(砂嵐): 砂漠限定
  4. Snow Storm(雪嵐): 雪原限定
  5. Radiation Storm(放射線嵐): 荒廃地限定

嵐が発生すると90秒の警告後、適切なシェルターに避難しないとダメージを受けます。V2.3以降、嵐の調整により、デフォルトの発生頻度は0%(発生しない)に設定されていますが、サーバー設定で自由に調整可能です。


サーバー基本設定 – serverconfig.xml編集方法

設定ファイルの場所とアクセス方法

Windows環境

[7DTD Dedicated Serverインストール先]/serverconfig.xml
例: C:\SteamCMD\steamapps\common\7 Days to Die Dedicated Server\serverconfig.xml

Linux環境

/home/steam/7dtd/serverconfig.xml

V2.4で更新された重要設定項目

<!-- バイオーム進行システムの有効/無効 -->
<property name="BiomeProgression" value="true"/>

<!-- 嵐の発生頻度(0-500%)デフォルトは0% -->
<property name="StormFreq" value="0"/>

<!-- クロスプレイの有効化 -->
<property name="ServerAllowCrossplay" value="true"/>

<!-- フレンド近くスポーンの許可 -->
<property name="AllowSpawnNearFriend" value="true"/>

<!-- EAC(Easy Anti-Cheat)の有効化 -->
<property name="EACEnabled" value="true"/>

<!-- EOS制裁の無視設定 -->
<property name="IgnoreEOSSanctions" value="false"/>

<!-- 戦利品の再スポーン日数 -->
<property name="LootRespawnDays" value="7"/>

クロスプレイ設定とプラットフォーム対応

コンソール対応のための必須設定

PS5およびXbox Series X/Sのプレイヤーを受け入れるには以下の設定が必要です。2025年10月のV2.4アップデートでEOS(Epic Online Services)1.17.1.3以上が必須となり、接続互換性のための更新が行われました。

<!-- 最大プレイヤー数(コンソール対応時は8人まで) -->
<property name="ServerMaxPlayerCount" value="8"/>

<!-- クロスプレイ有効化 -->
<property name="ServerAllowCrossplay" value="true"/>

<!-- Easy Anti-Cheat有効化 -->
<property name="EACEnabled" value="true"/>

<!-- EOS制裁無視を無効化 -->
<property name="IgnoreEOSSanctions" value="false"/>

日本語動画:クロスプレイ設定方法

対応レンタルサーバー業者

  • XServer VPS for Game
  • ConoHa for GAME
  • ロリポップ! for Gamers
  • KAGOYA CLOUD VPS
  • さくらVPS

サーバー設定項目詳細解説

基本サーバー設定

設定項目推奨値説明
ServerName“My 7DTD V2.4 Server”サーバー名(日本語対応)
ServerDescription“V2.4対応サーバー”サーバー説明文
ServerWebsiteURL“”サーバーWebサイトURL
ServerPassword“yourpassword”サーバーパスワード
ServerLoginConfirmationText“”ログイン時確認メッセージ

ゲームプレイ設定

設定項目推奨値説明
GameWorld“Navezgane”ワールドタイプ(V2.0でアップデート済み)
GameName“My Game”ゲーム名
GameMode“GameModeSurvival”ゲームモード
GameDifficulty2難易度(0-5)
BloodMoonFrequency7ブラッドムーン頻度(日)
BloodMoonRange0ブラッドムーン発生日のランダム幅

V2.4新機能設定

設定項目推奨値説明
BiomeProgressiontrueバイオーム進行システム
StormFreq0嵐発生頻度(%)デフォルトは0%
AllowSpawnNearFriendtrueフレンド近くスポーン許可
LootRespawnDays7戦利品の再スポーン日数

パフォーマンス最適化設定

CPU負荷軽減のための設定

<!-- ゾンビ最大数の調整 -->
<property name="MaxSpawnedZombies" value="60"/>

<!-- 動物最大数の調整 -->
<property name="MaxSpawnedAnimals" value="50"/>

<!-- LOD距離の調整 -->
<property name="OptionsGfxViewDistance" value="8"/>

<!-- 植生描画距離 -->
<property name="OptionsGfxVegetationDistance" value="25"/>

メモリ使用量最適化

推奨サーバースペック(V2.4対応)

  • CPU: 4コア以上(Intel i5-8400 / AMD Ryzen 5 2600以上)
  • メモリ: 8GB以上(12GB推奨)
  • ストレージ: SSD 60GB以上
  • ネットワーク: 上り下り100Mbps以上

Discord連携機能の設定

V2.0では公式にDiscord統合機能が追加されました。V2.2以降のアップデートで、ゲーム内からDiscordアカウントの連携を解除できるようになりました。

Discord機能

  • ゲーム内ボイスチャットのデフォルト化
  • フレンドリスト連携
  • リッチプレゼンス対応
  • クロスプラットフォームフレンド招待
  • ゲーム内でのアカウント連携解除機能

この機能は自動的に有効化されており、プレイヤーはゲーム内でDiscordアカウントとの連携を選択できます。


V2.5で予定されている機能

2025年12月初旬にV2.5のテスト版実装が予定されています。以下の新機能が追加される見込みです。

  • 空き瓶システムの復活(水を飲むと空き瓶が残り、空き瓶で水を汲める)
  • 匂いシステムの復活(食べ物を持っているとゾンビが寄って来る)
  • 養蜂箱の実装(蜂蜜の自動生成)
  • ストームシステムの更なる調整(独自のデバフと軽減機能の実装)
  • UIの変更(食料と水分ゲージが画面左下に移動し、見やすくなる)
  • フロストクローとプラグスピッターのモデル変更

よくある質問(FAQ)

Q1. V2.4でMODは使用できますか?

V2.4でもMODは使用可能ですが、PS5とXbox Series X/Sクライアントは専用サーバーでMODを使用できません。MODを使用する場合は、PC専用サーバーとして運用する必要があります。

Q2. バイオーム進行システムを無効にできますか?

はい、serverconfig.xmlで<property name="BiomeProgression" value="false"/>に設定することで無効化できます。無効化すると従来通りのプレイが可能になりますが、V2.0の新機能を体験できなくなります。

Q3. 嵐の頻度を調整したいのですが?

<property name="StormFreq" value="0"/>の値を変更してください。V2.3以降、デフォルトは0%(発生しない)に設定されています。100%で通常頻度、500%で5倍頻度となります。初心者には50-75%、上級者には150-200%が推奨です。

Q4. クロスプレイでエラーが発生します

EACEnabled、IgnoreEOSSanctions、ServerAllowCrossplayが正しく設定されているか確認してください。また、サーバーの最大プレイヤー数が8人以下に設定されている必要があります。V2.4以降、EOS 1.17.1.3以上が必須となっていますので、サーバーが最新版に更新されているか確認してください。

Q5. セーブデータの互換性はありますか?

V2.0以降のセーブデータは、V2.1、V2.2、V2.3、V2.4と互換性があり、継続プレイが可能です。ただし、V1.0以前のセーブデータはV2.0では使用できません。バージョン違いを起動しようとすると警告が表示されますが、V2系間でのセーブデータは基本的に継続利用可能です。


おすすめゲームサーバー比較

7 Days to Die V2.4対応のゲームサーバーを選ぶ際は、以下のポイントを重視して選択することをおすすめします。

XServer VPS for Game

特徴

  • 国内最高水準の安定性とサポート体制
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料金プラン

  • 2GB: 月額1,150円から
  • 4GB: 月額2,200円から
  • 8GB: 月額4,400円から

V2.4対応状況: 完全対応済み、クロスプレイ機能も標準サポート

XServer VPS for Game 公式サイト

ConoHa for GAME

特徴

  • GMOインターネットグループの信頼性
  • 7DTD専用のゲームテンプレート提供
  • 時間単位の柔軟な料金体系
  • 管理画面からの簡単サーバー管理

料金プラン

  • 1GB: 時間2.8円から(月額最大1,848円)
  • 2GB: 時間5.5円から(月額最大3,608円)
  • 4GB: 時間10.5円から(月額最大6,888円)

V2.4対応状況: 最新版対応済み、バイオーム進行システム完全サポート

ConoHa for GAME 公式サイト

ロリポップ! for Gamers

特徴

  • 業界最安水準の料金設定
  • 3ステップでの簡単サーバー構築
  • MOD対応とカスタマイズ性の高さ
  • 初心者向けの詳細マニュアル完備

料金プラン

  • ライト: 月額550円から
  • スタンダード: 月額1,100円から
  • ハイスピード: 月額2,200円から

V2.4対応状況: 最新バージョン対応、Discord連携機能もサポート

ロリポップ! for Gamers 公式サイト

サーバー選びで迷った場合は、サーバー比較診断サイトで、あなたのプレイスタイルに最適なサーバーを診断することをおすすめします。プレイ人数、予算、技術レベルなどの質問に答えるだけで、最適なサーバーを提案してくれます。


まとめ

7 Days to Die V2.0「Storm’s Brewing」は、2025年11月現在V2.4安定版が配信中で、バイオーム進行システムとダイナミック嵐システムが継続的に改善されています。V2.5では空き瓶システムや養蜂箱などの新機能が12月初旬に実装予定です。

適切なサーバー設定により、これらの新機能を最大限活用した快適なマルチプレイ環境を構築できます。クロスプレイ対応により異なるプラットフォームの友人とも一緒にプレイできるようになったため、今がサーバー構築を始める絶好の機会です。

設定に迷った場合は、上記で紹介したゲームサーバー業者の利用を検討し、専用サーバーでV2.4の世界を仲間と共に冒険してください。


出典

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