現在の最新バージョン詳細

Java版1.21.8(2025年7月17日リリース)
Java版1.21.8は、特定のグラフィックス環境での重要な問題を修正するホットフィックスリリースです。
修正された主要な問題
- Gen11アーキテクチャのIntelグラフィックスでのゲーム画面フリーズ問題
- エンティティとブロックエンティティのテクスチャ破損問題
- テキスト表示用テクスチャアトラスの破損問題
- 一部のIntelデバイスでのテキスト表示エンティティによるちらつき問題
- エンティティとブロックエンティティの照明不良問題
- インベントリ内アイテムの単色表示および不可視化問題
- 一部のAMDグラフィックスでの無効なシェーダーによるクラッシュ問題
このアップデートにより、幅広いハードウェア環境でのゲーム安定性が大幅に向上しました。
統合版1.21.101(2025年8月14日リリース)
統合版1.21.101では、ゲームプレイの安定性向上に重点を置いた8つの重要なバグが修正されました。
修正された主要な問題
- ゲームプレイ中およびワールドロード時のクラッシュ問題
- トリートメントパック関連のクラッシュ問題
- 沼地とマングローブの沼地での草の色表示問題(MCPE-225267)
- ホタルの茂みのパーティクル位置表示問題(MCPE-225267)
- ホタルの茂みの生成頻度問題(MCPE-226072)
- ホッパーとバンドルを使用したアイテム増殖バグ
- PlayStation 5でのRealms・マルチプレイでの大容量パックダウンロード失敗問題
- コマンドセレクター引数「c=-1」の機能不全問題(MCPE-226102)
今後の重要な展開
Minecraft Live 2025 秋(2025年9月28日午前2時・日本時間)
公式発表によると、Minecraft Live 2025 秋では以下の内容が予定されています:
配信内容
- 新しいゲームドロップの詳細発表
- 開発者による未発表情報の先行公開
- 「銅の時代」アップデートの最新情報
- Deep Dig After Show(開発者による実演コーナー)
配信はminecraft.net、YouTube、Twitch、Instagram、TikTokで視聴可能です。
「銅の時代(The Copper Age)」アップデート(2025年後半予定)
2025年後半にリリース予定の大型アップデートでは、銅関連の要素が大幅に拡充されます。
銅ゴーレム(Copper Golem)の実装
- 2021年のMob投票で惜しくも落選した銅ゴーレムがついに正式実装
- チェスト内のアイテムを自動的に整理・仕分けする機能
- 銅ブロックの上にくり抜かれたカボチャを置いてクラフト
- 時間経過で酸化し、見た目が変化する特徴
- 拠点内をカタカタと音を立てながら歩き回り、持ち前の整理能力を発揮
銅ツール・装備の追加
- 銅の剣、斧、ツルハシ、シャベル、クワの実装
- 石ツールと同等の性能でクラフト可能
- 独特の美しい銅色と時間経過による酸化変化
- 実用性と美的価値を兼ね備えた新しい選択肢
拡張される銅関連ブロック
- 新しい銅装飾ブロック複数種類
- 建築の幅がさらに拡張
- 既存の銅ブロックとの組み合わせで豊富な表現が可能
Minecraftの進化:1.21トリッキー・トライアルの革新
試練の間(Trial Chambers) – 新しい冒険の舞台
2024年6月14日にリリースされた1.21「トリッキー・トライアル」アップデートの目玉機能である試練の間は、プレイヤーの戦闘スキルを試す革新的な構造物です。
試練の間の特徴
- 地下深くに生成される巨大な戦闘施設
- プレイヤー数に応じて難易度が動的に調整される仕組み
- 豊富な報酬が用意された宝物庫システム
- 銅系・凝灰岩系の美しい建築デザイン
試練のスポナーシステム
- プレイヤーの接近を検知して自動的にMobを召喚
- 明るさに関係なく機能する特殊なスポナー
- 参加プレイヤー数に応じてMob数が調整される公平なシステム
- 試練クリア後は30分間のクールダウンで連続チャレンジを防止
宝物庫の報酬システム
- 試練の鍵を使用して解錠可能
- プレイヤー一人につき一度だけ開錠できる個人報酬システム
- エメラルド、矢、毒の矢、鉄インゴットなどの基本報酬
- レアアイテムとしてトライデント、レコード(Precipice)、風巻く者の旗の模様
- エンチャントされた武器・防具類
メイス – 新時代の戦略的武器
1.21で追加された革新的な新武器「メイス」は、従来の戦闘概念を根本から変える特殊な仕組みを持っています。
メイスの製作方法
- ヘビーコア(Heavy Core)1個
- ブリーズロッド(Breeze Rod)1個
- 縦に並べてクラフト(配置位置は自由)
メイスの特殊能力
- 落下距離に応じた追加ダメージシステム
- 高い場所からの攻撃で驚異的なダメージを発揮
- ウィザーすら一撃で倒せる可能性を秘めた最強武器
- 戦略的な高低差を活用した新しい戦闘スタイルを実現
メイス専用エンチャント
- 4種類の排他的エンチャント
- 従来の武器とは異なる独自のエンチャント体系
- より戦略的な武器カスタマイズが可能
自動作業台(Crafter) – 自動化の新時代
1.21で追加された自動作業台は、Minecraftの自動化システムに革命をもたらす画期的な機能です。
自動作業台の基本機能
- レッドストーン信号による自動クラフト機能
- ホッパーとの連携による完全自動化システム
- 9つのスロットへの個別アイテム配置
- クラフトレシピに応じた柔軟な設定
自動作業台の製作方法
- 作業台、レッドストーンダスト、鉄インゴット、ドロッパーを使用
- 中級レベルの素材で製作可能
- コストパフォーマンスに優れた自動化ソリューション
活用例と応用
- 大量生産システムの構築
- 複雑な素材加工ラインの自動化
- 建築材料の効率的な準備
- エンチャント用アイテムの一括生成
新Mob:ブリーズとボグド
ブリーズ(Breeze)
- 試練の間に出現する風の精霊
- ウィンドチャージ攻撃でプレイヤーを翻弄
- 倒すとブリーズロッドをドロップ
- メイス製作に必要な重要な素材源
ボグド(Bogged)
- 沼地バイオームに出現する新しいスケルトン亜種
- 毒の矢を使用する危険な敵対Mob
- 既存のスケルトンとは異なる戦闘パターン
- 沼地探索の新たな脅威として登場
おすすめMinecraftサーバー構築VPS
最新アップデートに対応したマルチプレイサーバー構築には、高性能なVPSサービスが必要です。以下では、特にMinecraft向けに最適化されたサービスを中心に、複数のVPSプロバイダーを比較検討していきます。
XServer VPS for Game(エックスサーバー VPS for Game)
特徴
- Minecraft専用テンプレート提供
- 最新バージョンへの即座対応
- 自動バックアップ機能搭載
- 2GBプランで月額830円から(キャンペーン時は664円から)
推奨構成
- 4人以下:2GB RAMプラン
- 10人程度:4GB RAMプラン
- 20人以上:8GB RAMプラン以上
XServer VPS for Gameは、ゲーム専用に最適化されたVPSサービスとして、Minecraftサーバーの構築が簡単にできる点が魅力です。特に銅ゴーレムのような自動化機能が追加される「銅の時代」アップデートでは、サーバー負荷が増加する可能性があるため、安定したハードウェア性能が重要になります。
ConoHa for GAME(コノハ for GAME)
特徴
- 統合版・Java版両対応
- 自動構築機能で初心者も簡単
- 最新アップデートへの迅速対応
- 豊富なテンプレートライブラリ
ConoHa for GAMEは、ゲーム特化型のVPSサービスとして高い人気を誇ります。特に初心者にとって使いやすい管理画面と、Minecraftサーバーの自動セットアップ機能が魅力的です。「銅の時代」アップデートで追加される新機能にも素早く対応することが期待されます。
XServer VPS(エックスサーバー VPS)
特徴
- 高性能CPUとSSDを標準搭載
- 月額630円からの低価格設定
- 豊富なOS・アプリケーションテンプレート
- 24時間365日の充実サポート
XServer VPSは、ゲーム専用ではありませんが、高いコストパフォーマンスと安定性で人気のVPSサービスです。Minecraft以外の用途にも活用したい場合や、より柔軟なサーバー管理を求める上級者におすすめです。
ConoHa VPS(コノハ VPS)
特徴
- 時間単位課金システム
- 必要な時だけ利用可能
- 高性能SSDで快適動作
- 柔軟なプラン変更
ConoHa VPSは、時間課金制を採用しているため、使った分だけの支払いで済むのが大きな特徴です。試験的にMinecraftサーバーを立てたい場合や、不定期で使用する場合に特に経済的です。
シンVPS (Shin VPS)
特徴
- 月額620円から使えて初期費用も0円
- 他社と比べて同スペックなら最安値クラス
- Minecraft/Palworldマルチサーバーに最適化
- 破格のコストパフォーマンス
シンVPSは、コストパフォーマンスを重視するユーザーに特におすすめです。低価格でありながら十分な性能を提供し、Minecraftサーバーの運用に必要な機能が揃っています。
さくら VPS (Sakura VPS)
特徴
- 老舗プロバイダーの安定性
- 豊富な技術文書とコミュニティサポート
- Minecraftサーバー自動構築機能あり
- 長期契約割引でさらにお得
さくら VPSは、長年の実績と信頼性で知られるVPSサービスです。技術文書が豊富で、Minecraftサーバーの詳細な設定方法についても充実した情報が提供されています。
各サービスの比較検討ポイント
ゲーム特化型サービス(XServer VPS for Game、ConoHa for GAME)を選ぶメリット:
- Minecraft専用のテンプレートで簡単セットアップ
- ゲームに最適化されたハードウェア構成
- 最新アップデートへの迅速な対応
- ゲーム特有の問題に対する専門サポート
汎用型VPS(XServer VPS、ConoHa VPS、さくら VPS)を選ぶメリット:
- より柔軟なサーバー管理が可能
- Minecraft以外の用途にも活用できる
- 豊富なOS・ミドルウェア選択肢
- 一般的により低価格での提供
「銅の時代」アップデート対応への推奨事項
銅ゴーレムの自動仕分け機能や新しい銅関連ブロックの追加により、サーバーへの負荷が増加する可能性があります。そのため以下の点を考慮してサービスを選択することをお勧めします:
- メモリ容量:4GB以上を推奨(10人以上でのプレイを想定)
- CPU性能:高クロック数のCPUを搭載したサービス
- ストレージ:SSD搭載で高速I/O性能
- サポート体制:アップデート時の迅速な対応

よくある質問(FAQ)
Q1. 銅ゴーレムはいつ実装されますか?
2025年後半の「銅の時代」アップデートで実装予定です。現在Java版スナップショットとBedrock版ベータ・プレビュー版でテストプレイが可能な状態になっています。9月28日のMinecraft Liveで詳細なリリース時期が発表される見込みです。
Q2. メイスの性能はどの程度強力ですか?
メイスは落下距離に応じてダメージが増加する特殊な武器で、理論上はウィザーすら一撃で倒せる可能性を持っています。ただし、高い場所からの攻撃が前提となるため、戦略的な位置取りが重要になります。
Q3. 自動作業台でどんなアイテムが自動生成できますか?
自動作業台は通常のクラフトレシピに対応しているため、建築ブロック、ツール、食料、レッドストーン回路部品など、ほぼすべてのクラフト可能アイテムを自動生成できます。ホッパーとの組み合わせで大規模な自動化システムの構築が可能です。
Q4. 試練の間の報酬は何度でも入手できますか?
試練のスポナーは30分間のクールダウン後に再挑戦可能ですが、宝物庫はプレイヤー一人につき一度しか開錠できません。ただし、他のプレイヤーが開錠していても、自身が未開錠であれば報酬を獲得できます。
Q5. 銅ブロックの酸化を完全に止めることはできますか?
はい、ハニカムを使用することで銅ブロックの酸化を完全に停止できます。一度錆止め処理を行うと、時間が経過しても色が変化することはありません。また、斧を使用することで酸化を段階的に戻すことも可能です。
Q6. Java版と統合版の機能差はありますか?
基本的な新機能は両版で同等ですが、実装タイミングや細かな仕様に違いがある場合があります。Java版の方が新機能のスナップショット版を早期体験できる傾向があります。
まとめ
Minecraft は2025年も継続的な進化を続けており、Java版1.21.8と統合版1.21.101により安定性が大幅に向上しました。1.21「トリッキー・トライアル」で追加された試練の間、メイス、自動作業台は、ゲームプレイに新たな戦略性と自動化の可能性をもたらしています。
9月28日のMinecraft Live 2025 秋では、待望の「銅の時代」アップデートの詳細が発表予定で、銅ゴーレムと銅ツールの実装によりクラフト要素がさらに充実することが期待されます。
マルチプレイサーバーを検討されている方は、上記で紹介したVPSサービスを活用して、最新のMinecraft体験をお楽しみください。特に銅ゴーレムの自動仕分け機能はサーバー負荷が予想されるため、余裕を持ったスペック選択を推奨します。