7 Days to Die サーバー管理完全ガイド
V2.0 “Storm’s Brewing” 完全対応版
V2.0 “Storm’s Brewing” 新機能アップデート情報
2025年6月30日にリリースされたV2.0では、以下の革新的機能が実装されました:
- バイオーム進行システム: 各バイオームに独自のハザードとチャレンジ
- 動的ストームシステム: バイオーム固有の危険なストーム
- クロスプラットフォーム対応: PC/Console間での協力プレイ
- 新ゾンビ: Plague Spitter(砂漠)とFrost Claw(雪原)
- Discord統合: ネイティブボイスチャット機能
V2.0 コンソールコマンド完全攻略

出典: Game Rant
基本操作方法
コンソールを開くにはF1キーを押します。V2.0では新しいUIが実装され、より直感的な操作が可能になりました。
重要コマンド一覧
コマンド | 機能 | 使用例 | V2.0 |
---|---|---|---|
help | 全コマンドリスト表示 | help | ✓ |
giveself | アイテム付与 | giveself ammo762mmBulletHP 100 | ✓ |
teleport | 座標テレポート | tp 100 50 200 | ✓ |
weather | 天候制御(V2.0拡張) | weather storm radiation | NEW |
creativemenu | クリエイティブメニュー | cm | ✓ |
debugmenu | デバッグモード | dm | ✓ |
V2.0新機能コマンド
sgs biomeprogression true/false
# ストーム頻度設定(0-500%)
sgs stormfreq 200
# 強制ストーム発生
weather storm radiation # 放射能ストーム
weather storm sand # サンドストーム
weather storm snow # スノーストーム
weather storm ember # エンバーストーム
# フレンドスポーン許可
sgs allowspawnnearfriend true
# V2.0バイオームハザード治療
debuff frostbite # 凍傷治療
debuff heatstroke # 熱射病治療
debuff radiation # 放射能治療
debuff embers # エンバー治療
バイオーム進行システム完全解説
システム概要
V2.0の目玉機能。各バイオームに独特の環境ハザードとチャレンジを追加し、段階的な攻略を促進します。7つのチャレンジを完了すると「バイオームバッジ」を獲得できます。
バイオーム進行順序
Pine Forest
ハザードなし
開始バイオーム
Burnt Forest
高温・有毒煙
カリウム硝石豊富
Desert
極度の高温
オイルシェール豊富
Snow
極寒・風冷え
石炭豊富
Wasteland
高放射能
鉛豊富
各バイオームの7つのチャレンジ
- 装備要件: 特定防具着用または前バイオームバッジ取得
- 資源採取: バイオーム固有資源の採取
- 対策アイテム作成: ハザード軽減アイテムのクラフト
- 鉱物採掘: バイオーム固有鉱物の採掘
- 敵討伐: バイオーム固有敵の撃破
- 探索・ルート: バイオーム内でのルーティング
- 滞在時間: 指定時間のバイオーム滞在
サーバー設定
<property name=”BiomeProgression” value=”true”/>
<property name=”StormFreq” value=”100″/> <!– 0-500% –>
<property name=”AllowSpawnNearFriend” value=”true”/>
動的ストームシステム攻略
ストーム種類と危険度
ストーム | 発生バイオーム | ダメージ種類 | 対策 |
---|---|---|---|
雷雨 | 全バイオーム | なし | 特になし |
エンバーストーム | 焦土のみ | 炎ダメージ | シェルター必須 |
サンドストーム | 砂漠のみ | 窒息ダメージ | 密閉空間 |
スノーストーム | 雪原のみ | 凍傷ダメージ | 暖房設備 |
放射能ストーム | 荒廃地のみ | 放射能ダメージ | 鉛防護 |
ストーム警告システム
- 60秒前: サイレン音と「Storm Warning! Seek Shelter!」
- 最終警告: 「Seek Shelter Now!」とカウントダウン
- 発生: バフタイマー表示とダメージ開始
- 安全確認: 「You are safe from the storm」
V2.0対応 XP倍率設定ガイド
V2.0での変更点
V2.0では「General Perks」タブが新設され、各属性のパークが10個に統一。レベル6から「マスタリーパーク」が解放されるため、適切なXP設定がより重要になりました。
難易度 | XP倍率 | 特徴 | 推奨理由 |
---|---|---|---|
V2.0初心者 | 250-400% | バイオーム進行対応 | ハザード対策早期習得 |
標準 | 150-200% | バランス重視 | 適度な挑戦性 |
上級者 | 100-150% | リアリスティック | 長期楽しみ |
極限 | 50-100% | 超ハードコア | 最高難易度 |
動的XP調整コマンド
sgs xpmultiplier 300
# 設定確認
sgs
# serverconfig.xml設定
<property name=”XPMultiplier” value=”200″/>
V2.0対応 サーバー自動バックアップ
V2.0でのバックアップ重要性
V2.0では新しいセーブデータ形式とバイオーム進行データが追加されたため、より包括的なバックアップが必要です。
Windows用PowerShellスクリプト
$SourcePath = “C:\7DTD\Saves”
$ConfigPath = “C:\7DTD\serverconfig.xml”
$BackupPath = “D:\Backups\7DTD”
$Date = Get-Date -Format “yyyy-MM-dd_HH-mm”
$BackupName = “7DTD_V2.0_Backup_$Date”
# バックアップディレクトリ作成
New-Item -ItemType Directory -Path “$BackupPath\$BackupName” -Force
# セーブデータとコンフィグのコピー
Copy-Item -Path $SourcePath -Destination “$BackupPath\$BackupName\Saves” -Recurse
Copy-Item -Path $ConfigPath -Destination “$BackupPath\$BackupName\”
# 古いバックアップの削除(14日以上)
Get-ChildItem $BackupPath | Where-Object {$_.CreationTime -lt (Get-Date).AddDays(-14)} | Remove-Item -Recurse
Linux環境でのcronバックアップ
0 3 * * * /home/7dtd/backup_v2.sh
# backup_v2.sh内容
#!/bin/bash
SOURCE=”/home/7dtd/saves”
CONFIG=”/home/7dtd/serverconfig.xml”
BACKUP=”/home/7dtd/backups”
DATE=$(date +%Y%m%d_%H%M%S)
# バックアップ実行
mkdir -p $BACKUP/7dtd_v2_backup_$DATE
rsync -avz –delete $SOURCE $BACKUP/7dtd_v2_backup_$DATE/
cp $CONFIG $BACKUP/7dtd_v2_backup_$DATE/
# 古いバックアップ削除(7日以上)
find $BACKUP -type d -mtime +7 -exec rm -rf {} \;
V2.0バックアップベストプラクティス
- バイオーム進行データも含めた完全バックアップ
- serverconfig.xmlの設定も同時保存
- MODフォルダの定期バックアップ
- 災害復旧用のオフサイトバックアップ
V2.0対応 MOD管理ガイド
V2.0でのMOD対応状況
V2.0リリース直後のため、多くのMODが更新中です。特にバイオーム進行システムに関連するMODは大幅な更新が必要です。
V2.0 MOD使用時の注意点
- V2.0対応済みかを必ず確認
- バイオーム関連MODは特に注意
- コンソール版では基本的にMOD使用不可
- クロスプラットフォームプレイ時はMOD制限あり
MOD導入手順
- MODフォルダ確認:
%APPDATA%\7DaysToDie\Mods
- V2.0対応確認: MODページでバージョン互換性をチェック
- 依存関係確認: 必要な前提MODをインストール
- バックアップ作成: セーブデータとコンフィグをバックアップ
- テスト導入: シングルプレイで動作確認
推奨V2.0対応MOD
サーバー管理系
- Server Tools – 管理コマンド拡張
- Auto Backup – 自動バックアップ
- Better Chat – チャット機能強化
ゲームプレイ系
- Quality of Life – UI/UX改善
- Extended Items – アイテム追加
- Darkness Falls – 大型コンテンツMOD
V2.0対応サーバーホスティング比較
V2.0推奨スペック
プレイヤー数 | CPU | メモリ | ストレージ | 特記事項 |
---|---|---|---|---|
4人以下 | 2コア 2.5GHz | 4GB | 20GB SSD | V2.0基本構成 |
8人まで | 4コア 3.0GHz | 8GB | 40GB SSD | クロスプラットフォーム対応 |
16人以上 | 6コア 3.5GHz | 16GB | 80GB SSD | 大規模サーバー推奨 |
ゲーム特化VPS推奨
ConoHa for GAME
- V2.0テンプレート対応予定
- 時間課金制で経済的
- 国内最高クラス通信品質
- 月額1,848円から
XServer VPS for Game
- 7DTD専用テンプレート
- 自動バックアップ機能
- 24時間サポート体制
- 月額830円から
V2.0サーバー設定例
<property name=”ServerMaxPlayerCount” value=”8″/>
<property name=”ServerAllowCrossplay” value=”True”/>
<property name=”EACEnabled” value=”True”/>
<property name=”BiomeProgression” value=”true”/>
<property name=”StormFreq” value=”100″/>
<property name=”AllowSpawnNearFriend” value=”true”/>
<property name=”XPMultiplier” value=”150″/>
V2.0サーバー運用のポイント
- クロスプラットフォーム: PC/Console間の協力プレイ対応
- Discord統合: ネイティブボイスチャット利用
- バイオーム設定: 進行システムのオン/オフ選択
- ストーム調整: 頻度を0-500%で細かく設定
- フレンドスポーン: 協力プレイを促進する機能
まとめ
7 Days to Die V2.0 “Storm’s Brewing”は、バイオーム進行システムと動的ストームシステムの導入により、従来とは全く異なるゲーム体験を提供します。サーバー管理者としては、これらの新機能を理解し、適切に設定することが重要です。
V2.0の主要改善点
- 段階的なバイオーム攻略システム
- リアルな環境ハザードとストーム
- クロスプラットフォーム対応
- Discord統合によるコミュニケーション向上
- 新ゾンビと戦闘システムの改良
サーバー管理のベストプラクティス
- 定期的なバックアップの自動化
- プレイヤーレベルに応じたXP調整
- V2.0対応MODの慎重な選択
- 適切なスペックのサーバー選択
- 新機能に対応した設定の最適化
V2.0の新機能を活用して、プレイヤーにとって魅力的で挑戦的なサーバー環境を構築しましょう!
※本ガイドは2025年7月30日時点のV2.0情報に基づいています。アップデートにより仕様が変更される場合がありますので、最新情報は公式サイトをご確認ください。