冒頭の直接回答
7 Days to Die V2.0「Storm’s Brewing」は2025年6月30日にリリースされた大型アップデートで、バイオーム進行システム、ダイナミック嵐システム、新ゾンビタイプ、専用サーバークロスプレイ対応などの革新的機能を追加しました。2025年12月現在、最新版はV2.5 Stable「Survival Revival」(2025年12月18日リリース)となり、V2.4 B7 Stable(2025年10月22日リリース)から継続して改善が進められています。
要点
- 2025年6月30日にV2.0安定版リリース、10月22日にV2.4 B7、12月18日にV2.5 Stableが配信
- V2.3でバイオーム進行が大幅改良され、バイオームバッジからサバイバルギアに変更
- ダイナミック嵐システムは調整が続いており、設定やバランス面は今後も更新で変化する可能性がある
- 新ゾンビタイプ(V2.5でPlague Spitterが「The Rancher」に置き換え、雪原系も刷新)
- 専用サーバーでのクロスプレイ対応でマルチプレイが拡充

V2.0の主要新機能
バイオーム進行システム
V2.0最大の革新は、段階的にバイオームを攻略していく新しいプログレッションシステムです。V2.3で大幅な改良が加えられ、より柔軟で戦略的なシステムに進化しました。
V2.3以降の改良点(2025年9月実装)
- バイオームバッジからサバイバルギアへ変更:クラフトで入手可能になり、トレーダー依存が解消
- 死亡時ドロップ:サバイバルギアは死亡時にドロップするため、予備の準備が重要に
- 滞在時間の統一:全バイオームで初期滞在可能時間が3分に統一
- 避難システムの改善:屋内や地下に避難すれば滞在時間を回復可能に
- 自由な攻略順序:バイオームを任意の順序で攻略できるように変更
バイオーム別ハザード
- 砂漠:高温による脱水症状
- 雪原:低温による凍傷
- 放射能地帯:放射線による持続ダメージ
- 焼け森:高熱による火傷
ダイナミック嵐システム
各バイオームに発生する動的な気象システムが追加されました。V2.4以降は新規ゲームで嵐頻度設定がデフォルトで0%に設定されているケースがあり、設定や挙動はアップデートにより調整される可能性があります。
嵐システムの現状(主にV2.4系で確認されていた点)
- 新規ゲームでは嵐頻度がデフォルト0%に設定される場合がある
- 既存セーブデータには影響しない場合がある
- バランス調整が継続しており、アップデートで挙動が変わる可能性がある
- 嵐時の一部挙動(車両など)は過去の更新で調整対象になった
嵐システムの強化・調整(アップデートで触れられてきた方向性)
- バイオームごとのデバフや環境影響の調整
- 温度や環境要因による軽減要素(例:水場・焚き火など)
- 影響を緩和する装備・改造要素の追加や調整
- 嵐の段階的強度・報酬バランスの見直し
新ゾンビと強化されたAI
新ゾンビタイプ
V2.0では複数の新しいゾンビタイプが追加されました。V2.5では一部ゾンビの置き換え・刷新も行われています。
主要な新ゾンビ
- Demolisher(デモリッシャー):爆発物を使用する重武装ゾンビ
- Plague Spitter(プレーグスピッター):毒液攻撃と昆虫群召喚。V2.5で「The Rancher(ランチャー/牧場主)」へ置き換え・刷新
- Frostclaw(フロストクロー):雪原専用の氷結攻撃ゾンビ。V2.5で置き換え・刷新(名称やモデルが変更)
- 各種特殊ゾンビ:バイオーム固有の変異種
V2.3での出現率調整
- プラグスピッターの出現率を約50%減少
- フロストクローの出現率を約50%減少
- プラグスピッターのステルス機能を削除
AI改善点
V2.3での戦闘AI強化
- より活発な徘徊と警戒行動
- 警戒時のランダム振り返り行動と移動頻度増加
- 調査ポイント到達後の警戒時間延長
- 特定ゾンビが動物の死骸を食べる行動を追加
- 嵐発生中はゾンビの聴覚が強化
バージョン履歴と最新情報(2025年12月更新)
アップデート履歴
主要バージョンの変遷
- V2.0 Stable(2025年6月30日):Storm’s Brewing初回リリース
- V2.1 Stable(2025年7月15日):バランス調整・バグ修正
- V2.2 Stable(2025年8月8日):戦利品ステージ上限廃止・オートラン機能追加
- V2.3 Stable(2025年9月10日):バイオームシステム大幅改良
- V2.4 B5 Stable(2025年9月30日):接続性修正・EOS対応
- V2.4 B7 Stable(2025年10月22日):Unityセキュリティアップデート
- V2.5 Stable(2025年12月18日):Survival Revival(サバイバル復活)アップデート
V2.4の主要改善
2025年10月22日リリースのV2.4 B7の改善点
- Unityセキュリティ対応:Unity 2022.3.62f2ベースに更新
- 接続性向上:EOS(Epic Online Services)システムの安定化
- クロスプレイ最適化:コンソール間の接続問題を解決
- 骨折治療システム:専用サーバーでプレイヤー同士が治療可能に
V2.5の概要(2025年12月18日リリース)
2025年12月18日にV2.5 Stable「Survival Revival(サバイバル復活)」が配信されました。複数の要素が更新されており、環境・サバイバル体験の見直しが進められています。
V2.5で触れられている主な変更点(代表例)
- 水分サバイバルの改善:空き瓶(ジャー)関連の要素が復活・見直し
- ゾンビ置き換え・刷新:Plague Spitterの代わりに「The Rancher」を導入、雪原系も刷新
- 車両ストレージ改善:車両の収納や改造要素が見直し
- 三人称視点:TPS視点でのプレイに対応
クロスプレイとマルチプレイ強化
専用サーバークロスプレイ
V2.0の重要な追加機能として、専用サーバーでのクロスプレイが実装され、V2.4でさらに安定性が向上しました。
対応プラットフォーム
- PC(Steam)
- PlayStation 5
- Xbox Series X|S
サーバー要件
- Easy Anti-Cheat有効
- 最大8人プレイヤー
- V2.4対応設定(互換性チェック機能強化)
Discordボイスチャット統合
統合機能
- Discord公式ボイスチャットがデフォルト設定
- Discordアカウント連携機能
- ゲーム内でのシームレスな音声通話
- フレンドリスト統合
- ゲーム内でDiscordアカウント連携解除が可能に(V2.2)
生産・建築システムの改善
V2.3での大幅改良
サバイバルギアシステム
- クラフト可能:バイオーム専用のサバイバルギアをクラフトで入手
- 死亡時ドロップ:ギアは死亡時にドロップするため予備の準備が重要
- バイオーム対策料理:名前とアイコンを変更し、効果を調整
V2.2での利便性向上
- 戦利品ステージ上限廃止:全バイオームから上限を撤廃
- オートラン機能:ダッシュボタンで起動し自動走行
- ロック可能スロット:コンテナと車両にロック機能追加
建築システム強化
改善点
- 新しい建材形状の追加(Wedge60 Tip、Ramp Tip等)
- 「カーテンとドレープ」を装飾レシピに追加
- ガラスブロック越しの視界問題修正
- 新しい瓦礫ブロックバリエーション追加
おすすめのゲーミングサーバー
V2.5の新要素を最大限に活用するため、専用サーバーでのマルチプレイがおすすめです。
ConoHa for GAME
V2.5対応の特徴
- 7 Days to Die専用テンプレート対応
- クロスプレイ設定の簡単構築
- MOD対応でバイオーム拡張可能
- 時間課金制で無駄なコスト削減
推奨プラン
- 8GBプラン(月額上限8,083円/時間14.5円)
- クロスプレイ8人対応
- V2.5最新版対応
XServer VPS for Game
V2.5最適化の特徴
- Survival Revivalテンプレート提供
- 自動バックアップでセーブデータ保護
- バイオーム進行対応のメモリ設定
- 24時間監視でサーバー安定性確保
推奨プラン
- 8GBプラン(月額4,400円)
- 最新V2.5対応
- 大規模バイオーム生成サポート
さくら VPS
安定性重視の特徴
- 長期運用に適した信頼性
- V2.5の大容量データに対応
- 柔軟なサーバー設定カスタマイズ
- コストパフォーマンス重視
推奨プラン
- 8GBプラン(月額7,040円)
- 長期割引でコスト削減
- 安定したマルチプレイ環境
プレイのコツと攻略法
バイオーム攻略のポイント(V2.3対応)
V2.3以降の攻略戦略
- 自由な攻略順序:好きなバイオームから攻略可能に
- サバイバルギアの確保:各バイオーム用のギアをクラフトで作成
- 予備の準備:死亡時にドロップするため、予備を2-3個用意
- 避難場所の確認:屋内や地下で滞在時間を回復できる
バイオームハザード対策
V2.3での生存戦略
- 全バイオームで装備なしの初期滞在時間は3分間
- 適切なシェルターでハザード効果回復可能
- 他のバイオームに移動することでも即座に回復
- サバイバルギアは死亡時にドロップするため注意
- バイオーム対策料理で一時的な保護効果を得られる
新ゾンビ対策
戦闘のコツ
- Demolisherは遠距離からの攻撃で爆発を誘発させない
- (V2.3時点では)Plague Spitterの出現率が約50%減少。遠距離を保ち、状況に応じて立ち回る
- (V2.3時点では)Frostclawも出現率が約50%減少したが、雪原では依然として脅威
- 強化されたAIに対応するため戦略的な位置取りが重要
- 嵐発生中はゾンビの聴覚が強化されるため注意
よくある質問(FAQ)
Q1. V1.0のセーブデータはV2.0で使用できますか?
A. いいえ、V2.0以降とV1.4以前のセーブデータには互換性がありません。
V2.0は大幅な変更が加えられたため、V1.4以前のセーブデータは使用できません。V2.0の新機能を完全に体験するには、新規ワールドでの開始が必要です。ただし、V2.0以降のバージョン間(V2.0→V2.1→V2.2→V2.3→V2.4→V2.5)ではセーブデータの継続プレイが可能です。
Q2. バイオーム進行システムをオフにできますか?
A. はい、ゲーム設定でバイオーム進行システムを無効にできます。
新しいワールド作成時に「World Options」から「Biome Progression」を「Off」に設定することで、従来通りのプレイが可能です。ただし、V2.0以降の新機能の多くがこのシステムと連動しているため、新体験を逃すことになります。
Q3. 現在の最新バージョンは何ですか?
A. 2025年12月29日現在、V2.5 Stable「Survival Revival」が最新安定版です。
バージョン履歴:
- V2.0 Stable(6月30日):Storm’s Brewing初回リリース
- V2.1 Stable(7月15日):バランス調整
- V2.2 Stable(8月8日):戦利品ステージ上限廃止
- V2.3 Stable(9月10日):バイオームシステム大幅改良
- V2.4 B5 Stable(9月30日):接続性向上
- V2.4 B7 Stable(10月22日):Unityセキュリティアップデート
- V2.5 Stable(12月18日):Survival Revival(サバイバル復活)アップデート
Q4. 嵐システムが動作しない理由は?
A. V2.4以降、新規ゲームでは嵐頻度がデフォルトで0%に設定される場合があり、ゲーム設定の確認が必要です。
現在の状況:
- 新規ゲームでは嵐頻度が自動的に0%に設定される場合がある
- 既存のセーブデータには影響しない場合がある
- 嵐の挙動・バランスは更新で調整される可能性がある
Q5. サーバーでV2.5をプレイするのに必要なスペックは?
A. 8GB以上のメモリと高性能CPUが推奨されます。
V2.5推奨サーバースペック:
- メモリ:8GB以上(クロスプレイ8人の場合)
- CPU:4コア以上(AI処理とバイオーム計算のため)
- ストレージ:SSD 50GB以上
- ネットワーク:安定した帯域幅
Q6. V2.5ではどのような新機能が追加されますか?
A. V2.5では水分サバイバルの見直し(空き瓶要素)、ゾンビ刷新、車両ストレージ改善、三人称視点対応などが含まれます。
主な追加・変更点(代表例):
- Plague Spitterの代わりに「The Rancher(牧場主)」を導入
- 雪原系ゾンビの置き換え・刷新
- 空き瓶(ジャー)関連の要素が復活・見直し
- 車両ストレージ改善
- 三人称視点(TPS)の導入
まとめ
7 Days to Die V2.0「Storm’s Brewing」は、2025年6月30日のリリース以来、継続的な改良が続けられています。2025年12月のV2.5 Stable「Survival Revival」では、サバイバル体験の見直しや複数要素の刷新が進み、より快適なマルチプレイ環境を目指した改善も続いています。
V2.3でバイオーム進行システムが大幅に改良され、サバイバルギアへの変更により柔軟な攻略が可能になりました。嵐システムについては調整が続いており、設定や挙動は今後の更新で変化する可能性があります。水分サバイバルの見直し(空き瓶要素)、ゾンビ刷新、車両周りの改善、三人称視点など、V2.5ではプレイフィールに関わる更新も含まれています。
バイオーム進行システムと強化されたAIによる戦略的サバイバル体験は従来とは全く異なる新しい楽しさを提供し続けています。既存プレイヤーには新たな挑戦を、新規プレイヤーには最高のサバイバル体験を提供するV2.5を、ぜひ体験してみてください。
マルチプレイで楽しむ場合は、上記で紹介した専用サーバーサービスを活用して、最新バージョンに対応した快適なゲーム環境を構築することをおすすめします。

